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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和元年東京外郭環状道路調査対策特別委員会) > 2019/12/13 令和元年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文
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2019/12/13 令和元年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(伊藤俊明君)  おはようございます。ただいまから東京外郭環状道路調査対策特別委員会を開きます。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時28分 休憩


                  午前9時28分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  それでは委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、おはようございます。委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市再生部長(田口久男君)  おはようございます。本日、行政報告については2件でございます。外環事業に係る取り組み状況について、2点目につきましては、東京外郭環状道路中央ジャンクションJCTランプ橋下部工に係る説明会の開催結果についてでございます。どうぞよろしくお願いいたします。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  それでは、私のほうから資料1、資料2を御説明いたします。まず資料1をごらんください。外環事業に係る取り組み状況についてになります。1、現在行われている工事の状況について(令和元年11月下旬時点)を御説明いたします。
 2ページをごらんください。現在、中央ジャンクション地域では9つの工事を行っています。図面左上、黄色の枠、まる1、中央ジャンクション南側Bランプシールドトンネル工事及びまる2、中央ジャンクション南側Fランプシールドトンネル工事です。11月の本委員会視察でシールドマシンをごらんになっていただいた区域になりますが、現在準備工事として防音設備工事及びシールドに係る附帯設備工事等を施工中です。
 左中ほど、紫の枠、まる3、東京外郭環状道路中央ジャンクション南工事です。連結路、換気所地下部等を構築するもので、現在土どめ工事、掘削工事等を施工中です。
 左下、緑の枠、まる4、中央ジャンクションAランプ橋ほか2橋(下部工)工事です。こちらは中央ジャンクションの連絡路において橋脚の構築等を行うものであり、9月20日、21日で説明会が開催されました。現在、準備工事及び基礎ぐい施工に着手しております。なお、説明会の内容については後ほど御報告させていただきます。
 中ほど下、青の枠、まる5、東京外環中央ジャンクション北側ランプ工事及びまる6、東京外環中央ジャンクション北側ランプ函渠工事です。こちらは、視察の際に階段で地下部におりていただいた箇所になりますが、現在、ランプ部地下躯体構築工事等を施工中です。
 中ほど上、オレンジの枠、まる7、東京外環中央ジャンクション北側ランプ改良工事です。ランプシールドトンネル立て坑構築及びランプ部地下躯体構築等を行うもので、現在、開削部において躯体構築工事を施工中です。
 右側、赤の枠、まる8、東京外環中央ジャンクション北側Aランプシールド(その2)工事及びまる9、東京外環中央ジャンクション北側Hランプシールド(その2)工事です。シールドトンネル工で現在、準備工事としてシールド附帯設備工事等を施工中です。
 1ページにお戻りください。次に、2、その他といたしまして、大泉ジャンクション周辺の白子川における漏気の調査結果・本線トンネル掘進状況等の公表についてです。9月の本委員会において、大泉ジャンクション工事ヤード内の白子川水面に見られた漏気について御報告したところですが、その後、事業者は、いずれもホームページになりますが、9月25日に河川内の水質調査等の結果、10月17日に大泉側本線トンネルの掘進状況、また11月8日に新たに既存ボーリング孔において微小な漏気が見られることを掲載いたしました。
 内容としては、河川内の水質調査等は環境基準等を満たしていること、モニタリングを行いながら掘進を進めること、新たに既存ボーリング孔において見られた漏気については、調査結果を取りまとめた後に改めてお知らせするということとしております。詳しい内容につきましては、参考資料1として添付しておりますので、後ほどごらんください。
 なお、東名側の本線シールド工事ですけれども、ホームページを確認したところ、現在、小田急線を越えた世田谷区成城四丁目付近、東名ジャンクションから約2,400メートルの位置と、約2,200メートルの位置を掘進している状況です。
 次に、資料2の1ページをごらんください。東京外郭環状道路中央ジャンクションランプ橋下部工に係る説明会の開催結果についてです。(1)、説明会の開催です。事業者である中日本高速道路株式会社は、中央ジャンクション(仮称)区域内のランプ橋脚に係る工事内容について、施工箇所周辺住民を対象として工事の概要や工事における安全対策等を説明いたしました。今回配布された資料は参考資料2として添付しております。参考資料2につきましては後ほど御確認ください。
 (2)、対象工事になります。東京外郭環状道路中央ジャンクションAランプ橋ほか2橋(下部工)工事です。
 (3)、開催日時等です。開催日時は9月20日(金)と21日(土)で、両日とも午後7時から8時半、参加者は両日とも約20名、開催場所は北野三丁目常設会場で行っております。
 (4)、対象者への周知です。事業者は施工範囲約100メートルの住民を対象にポスティングを行っており、市は「広報みたか」、ホームページにこの内容を掲載いたしました。
 (5)、主な質問・意見です。くい等の施工方法、構造物の寸法等について、周辺住環境(騒音・振動)への影響についてなどがありました。
 説明は以上になります。


◯委員長(伊藤俊明君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質問ある方、挙手をお願いいたします。


◯委員(池田有也君)  説明ありがとうございました。先ほどの説明の中にも出てきた話なんですけれども、シールドマシンの進みぐあいについて、たしか東京外環プロジェクトのホームページのほうで随時更新されているのを、私も確認させていただいたところなんですけれども、この進みぐあい、結構気になっている方もいらっしゃると思いますので、三鷹市の外郭環状道路の関係のホームページに何かリンクをつけたりとかするのも1つの手かなと思いまして。なかなかこの進捗状況を確認するに当たって、東京外環プロジェクトさんはわかりやすいホームページをつくっていらっしゃるので、1つ、工夫する策として、そういうのもありなのかなと思いますけれども、その辺の御検討について御所見をお伺いしたいというところが、まず第1点でございます。
 あと、もう一つなんですけれども、資料2のほうになりますが、参考資料2のページで言うと9ページの上のほうなんですが、作業日と作業時間のところで、児童の通学時間の7時半から8時半は工事車両の出入りを行いませんというふうに注意書きがあるんですけれども、下校時間のほうはどうなのかなというのが。1年生と6年生だと結構幅が広いので、この時間とめると工事もなかなか進まなくなっちゃうのはわかるんですが、その辺の検討などは配慮されているのかどうかというのが、2点目です。
 この2点について質問させてください。お願いします。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  まず、外環の本線シールドの掘進状況について、外環のホームページ上ではよくわかるところですけど、三鷹市のホームページ上ではどういうふうなことができるかということの御質問ですけれども、三鷹市のホームページにおいても、一応リンク先としてそちらのほうに飛ぶようにはなっているんですけれども、おっしゃるとおり、わかりづらいというところもありますので、見せ方というか、そちらについては検討していきたいというふうに考えております。
 あと、2点目です。下部工工事の通学路の時間と下校時間の工事の状況と、どういうふうに対応するかということなんですけれども、この資料にあるとおり、朝の登校時間というのは、学校の始まる時間が決まっておりますので、その時間は工事車両の出入りは行わないという形になっております。
 下校時間についてなんですけれども、生徒さんによって、やっぱり帰る時間って多少違ってくるというところもあって、何時から何時まで工事をとめるっていうことはなかなか難しいのかなというふうに考えております。ただ、その中で、一応この説明会でも話していたところですけれども、実際に現道の部分を通るというのが一部の区間であると聞いております。そちらについては、誘導員を確実につけて歩行者を優先して対応するということは聞いております。
 以上です。


◯委員(池田有也君)  ありがとうございます。済みません、多分見せ方の問題だったと思うので、リンク先、わかりやすい感じでしていただけると、非常にありがたいなと思います。
 下校時間の件、わかりました。確かに幅があることですので、ぜひ誘導員さんをつけていただいて、配慮していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
 私は以上です。


◯委員長(伊藤俊明君)  他にございますか。


◯委員(谷口敏也君)  確認なんですけど、毎回、報告でこの地図と工事の進捗状況を御説明いただいている中で、1つ、まる6の工事のところで、前回は令和元年11月29日で終了予定だったんですけど、今度は令和2年3月31日、ここのところだけが工事が延びているんですけど、何かその理由とかって聞いていますか。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  実際にその工事が、なぜ延びているかっていうところまでは聞いていないところですけど、視察でごらんになっていただいたとおり、まだ地下を掘って構築しているというような状況ということで、進捗率自体もそこまで進んでいないということから、今回、令和2年3月31日まで延ばしたというような形で考えております。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。全体的なことで、これってほとんどが3月31日だから今年度──2番のほうで5月31日というのがあって、あと緑の4番のところで11月17日っていうのがありますけど、このジャンクションのところの工事って、基本的なものはこれである程度終わって、本線が来てそこをつなぐのを待つ状況なのか、それとも──要は三鷹市として、このふたかけの部分を今度いろいろとつくっていくわけじゃないですか。それをスムーズに行うには、ある程度ここがどれぐらいに終わって、じゃあ、三鷹市として北野の里をどうつくっていこうか、いつつくっていこうかというのが決まると思うんですけど、その辺の目安っていうのはある程度できているのかどうか、お伺いしたいんですけど。


◯都市再生部長(田口久男君)  中央ジャンクションの全体の工事スケジュールということでございますが、事業者のほうも、今後発注の工事の予定は、まだなかなか明らかにできないというようなことで、示されない部分があります。中央ジャンクションの工事、ランプを本線につなげるというのが主な工事で、今発注しているものが主要な工事だというふうに確認しております。
 しかしながら、先ほど申し上げましたように、今後発注される工事、今やっている工事についても、金額に対しての割合とか、そういったものは一定程度教えてはもらえますが、全体のスケジュールの中の進捗っていうものは、余り具体的には示されていない部分がありますので、三鷹市としても今後いろいろまちづくりを進める中で、そういったことをしっかり確認した上で進めていくということが重要となりますので、さらにヒアリング等を通じながら聞き出せるところを求めていきたいと思います。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。このエリアの中にスポーツ施設とかがあったじゃないですか、暫定広場とか、スポーツ施設とか、ゲートボールをやっているところとか、そういうところを使っていた方々にとっては、一日も早くそういう施設がまた再開できるようにということを望んでいらっしゃると思うので、間があかないような形で進めていただきたいんですよね。
 だから、それにはやはり事業者側との連絡を密にしてもらって、今後発注する工事っていうのが具体的にどういうのがあるのかわからないですけど、そういうことを含めて、ある程度目安ができた場合には、こっちとしても計画を前倒しできるなら前倒しするなりして、固める時期っていうのをある程度早く決めていってほしいなと思いますので、その辺のところはよろしくお願いいたします。
 終わります。


◯委員長(伊藤俊明君)  他にございますか。


◯委員(栗原けんじ君)  それでは、現在行われている工事の状況についてということで、この黄色の枠の1の中央ジャンクション南側Bランプシールドトンネル工事の工期、ここに示されている工期の中では一番短い状況なんですが、来年2月7日ということで、これは、この工事自体を完了するっていうことなんでしょうか。さきの委員からも質疑があったんですが、前回の委員会でも質疑したと思うんですけれども、全体に対する進捗状況がどうなのかということをお尋ねしたときには、今も答弁でありましたが、具体的な全体に対する進捗状況の割合は示されないということで、今の工事の現状っていうのをどういうふうに把握するのかっていうことは、一番関心がある、重要なことだと思うんですけれども、この間、話をしている中で、情報は示されないのか。
 今、北野の里の計画というのは進めていると思うんです。その計画に取り組むことができる段階を100とした場合の進捗状況というのをお尋ねするっていうことはできないんでしょうか。


◯都市再生部長(田口久男君)  工期の関係の質問をいただきました。今、例示されました、まる1番の中央ジャンクション南側Bランプシールドトンネル工事、ここに記載しています令和2年2月7日っていうのはかなり迫ってきていますので、今の状況を見ると──先日、視察していただいて確認していただいたと思いますが、マシンのほうは組み立てて発進準備はされているということで、これから発進するというような工事も残っていますので、当然まだこの工期では終わらないのかなというふうに考えています。
 こちらについても、延伸については国交省のほうに、我々からもそういうお尋ねはしていますが、まだ明確には答えが出ていないということでございますが、恐らく全体の再評価をして、事業の延伸をするという取り組みはされるものかというふうに想定をしております。この中で全体の残りの工事、先ほどの委員さんの御質問の中でもお答えしましたように、例えば換気所の工事とか、そういったものをまだ発注されていませんので、そういったことも含めると、まだそういった部分が上の部分でかなり残っているのかなと思いますので、何割っていうことを確認はしたいんですが、そこの部分、発注していないものについての明確な説明がなかなかできないというようなところで、全体の工事の何割というところが確認できていないのが事実でございます。


◯委員(栗原けんじ君)  このふたかけ部分に取りかかることを100にした場合の進捗状況というのは、聞くことは難しいということでよろしいんですか。聞いても、示されないっていうことでよろしいんですか。


◯都市再生部長(田口久男君)  我々のほうもそういう質問もしておりますが、そういう答えが返らないということでございます。


◯委員(栗原けんじ君)  周辺住民にとってはこの工期がいつまでかかるのかっていうことが、わかるだけでも落ちつくというか、展望が持てるっていうこともあるので、その点は引き続き確認の努力を重ねていただきたいというふうに思います。
 ランプシールドトンネルの準備工で掘られて、シールドマシンが組み立てられている状況を視察で見させていただいたんですけれども、このランプシールドトンネルの稼働、掘削、掘進というのは現時点ではどのような状況となっているのか、報告を受けているのか、確認したいというふうに思います。
 先ほどの宇奈根からの進捗状況、どのあたりかっていうふうに示したもの、もう一回、この到達地点、現状三鷹市が把握している──きょうの時点もわかるんでしょうか、教えていただければ。図上に何メートルっていうふうに示されるとわかりやすいので、この委員会の中にもどのあたりに来ているのかっていうのを資料として出していただけないかということは、委員長に委員会としてもちょっとお願いできたらというふうに。具体的にその場所が、地図上でどのあたりだっていうことが示されるとイメージが湧くので、その点、お願いできたらと思うんですが、確認したいと思います。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  シールドマシンの掘進をいつするのかというような形ですけれども、今聞いているところでは、まだ施工条件が整わないということで、いつ掘進をスタートするのかというのは、明確にいつということは聞いていない状況です。
 それと、もう一点、現在の本線シールドトンネル、東名側から出ているものと、大泉ジャンクション側からと2機ずつ出ておりますけれども、本日時点で、まず東名側から出ております本線シールドマシンですけれども、先ほどちょっと申し上げましたけれども、小田急線を越えて、現在2機出ておりますけれども、1機のほうがジャンクションを出てから2,385メートルです。こちら、南行きの「みどりんぐ」というマシンになりますけれども、2,385メートル。もう一機の「がるるん」という北行きになりますけれども、こちらが東名ジャンクションから2,179メートルというような形になります。
 それと、大泉ジャンクション側のほうからのマシンになりますけれども、まだ工事ヤード内での施工になりますけれども、グリルドという機械が大泉ジャンクションのところから427メートル、もう一台がカラッキィーというものになりますけれども、こちらが277メートルというような状況になります。


◯都市再生部長(田口久男君)  そういった進捗状況を委員会のほうに提示ということでございますが、国交省のほうのホームページのものを示すことは可能ですので、また委員長、副委員長等に御相談した上で、対応のほうは検討していきたいと思います。


◯委員長(伊藤俊明君)  そのようにお願いいたします。


◯委員(栗原けんじ君)  よろしくお願いします。委員長、取り計らいをお願いしたいと思います。
 今のシールドマシンの進捗状況なんですけども、この東名側の2,385メートル、宇奈根からだと思うんですが、これ住所でいうと、今どの地点ということは示すことはできますか。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  住居表示の世田谷区の区域、成城四丁目付近というところまではわかりますけど、その先の例えば番地とか、そこまでは把握していない状況です。


◯委員(栗原けんじ君)  成城四丁目付近ということで図示すればいいっていうことでしょうか。この2,385メートル、現時点、日にちでいうと何日になるんですか。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  12月12日時点、きのうの時点になります。


◯委員(栗原けんじ君)  そうしたら、この進捗状況なんですけども、日々動いているかと思うんですが、1日どのくらいのペースで着実に進んでいるのか、平均的なことで確認できたらと思います。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  一概に1日何メートルって毎日決まっているものではないんですけれども、平均して見ているところでは、約10メートルぐらいというような形で見ております。


◯委員(栗原けんじ君)  わかりました。遠からず三鷹の市域に入ってくる段階が予測され、逆算していくと見ることができると思うんですけども、この計算でいえば、いつごろこの三鷹市域に入ってくるというふうに考えられるのか、住民に対しての周知、報告、いつごろ入りそうだ、そういうことをお伝えすることっていうのは市民にとっても有用な情報だと思うんですが、そういう考えはありますか。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  図上で見ますと、三鷹市まで約2.5キロメートルというような形で、図上で見たところで我々も把握しているところで、国のほうからは約1年程度というようなことで聞いているところです。


◯委員(栗原けんじ君)  1年365日ということで計算されているのかと思うんですが、そうすると、来年のちょうど年末ごろに三鷹市域に入ってくるということで言われていると。今、シールドマシンが三鷹市域に到達するということで、大深度地下トンネルは、地権者の同意は要らないわけですけども、三鷹市域に入ってくるということの、市民に対してのお知らせっていうことは、市としては考えていないんでしょうか。


◯都市再生部長(田口久男君)  今後、三鷹市域に本線シールドマシンが入ってくることについての、市民への周知についてでございますが、国のほうでは従前、発進した平成29年1月以降に説明会は各地域でやっていたんですが、かなり時間もたっておりますし、市としては再度、入る前にもう一度、説明会等をしっかりやってほしいということは伝えてあります。
 また、実際に今、世田谷区とかに本線が通っている際に、事前に、到達する前に沿線の住民の方にはチラシを配ってお知らせを事業者のほうでしているということで、そういった取り組みをしっかり行うように、三鷹市のほうからも伝えていきたいというふうに考えております。


◯委員(栗原けんじ君)  今、宇奈根側でも、大泉側でも、大深度シールドマシンの影響で漏気の問題が出ているので、この三鷹の市域に入る前に注意喚起をするという観点からも、市として説明会をしっかりと行うことで事業者側に求めていただきたいと思うんですが。実際に入る直前での申し入れ、申請していただきたいということはお伝えできるでしょうか。


◯都市再生部長(田口久男君)  先ほど御答弁したように、既にそういう話もさせていただいておりますが、実際にだんだんと近づいてくる中で、そういったところをより深くというか、強く伝えていきたいと思います。


◯委員(栗原けんじ君)  よろしくお願いします。この中央ジャンクション部分からのランプシールドトンネルの工事もありますので、適切に工事前に十分な住民説明をしていただきたいというふうに思います。
 それと、工事の影響ということで、この間も全体の施設をさせていただいた中で、周辺部にどのような影響が出ているのかというのがとても心配になりました。北野に住んでいる方から、世田谷の区域ですけれども、高源院──北野からはすぐ近くなんですが、烏山の鴨池っていうのがあるんですけれども、湧き水に影響が出ているようだっていう住民の声が寄せられているという声を聞きました。実際にかなり大規模な開削、掘削が行われている中で、地下水への影響というのに対しては、三鷹市域側で事業者の調査をされていると思うんですけれども、確認をどのようにされているのか、現時点での変化ということでは異常がないということを確認されているのか、お伺いしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  工事現場内に地下水の観測井戸を事業者のほうで設けておりまして、そちらのほうの観測井戸で、事業者が観測している内容を聞いている範囲では、特に影響はないというような形で聞いているところです。
 以上です。


◯委員(栗原けんじ君)  観測井戸の調査の状況は影響がないっていうことであったと思うんですが、一番変化を感じるのはそういう湧き水ですとか、井戸で、その点、地盤沈下なども、住んでいる方が一番初めに気がつくことになるというふうに思います。この点では、ささいな変化も酌み取るような、市民からの情報を提供するようなことを呼びかける。何か変化があったときに、市として情報をつかむという取り組みを、今後の事業の進展から考えても、また工事が今ここまで大規模に実際に行われているという観点からも、住民の声、情報を集める。観測井戸だけに頼らずに、実際に住んでいる方の情報を集めるっていう取り組みはできないでしょうか。


◯都市再生部長(田口久男君)  外環工事にかかわる環境面への影響についてでございますが、第一義的には、当然事業者である国、NEXCO等、そういった事業者がしっかり環境変化を確認する必要があると考えております。これだけの大規模な工事が行われておりますので、三鷹市としても、そういったところをしっかり国に、さらに地域の方に声を確認するとか、そういったことを求めて取り組んでいきたいというふうに考えております。


◯委員(栗原けんじ君)  この間も見させていただいて、かなり大規模な掘削がされていて、当初は山側のほうでは、地下水がせきとめられれば、地盤の隆起につながる可能性もあるし、下流部、海側のほうでいえば、湧き水がせきとめられることによって地盤が沈下する可能性もあると。それは、工事の直後に出るんではなくて、一定、重ねる中で少しずつ出てくるものだと。変化があったときに、住民の声を事業者に伝えるのは当然だと思うんですけれども、市としての窓口を明確に開くことによって、ちょっとした変化も酌み取ることができると思います。
 変化しているか、していないかっていう中で、確認することというのは、市民にとってはなかなか大変な部分もあるので、広くそういうことをしているんだということを知らせることで、変化を早く酌み取ることができるというふうに思います。それができれば、もし変化が起こったときには、適切な対応を求めることにもつながるので、ぜひ事業者に対してはそういうことで求めていくということですけれども、市としての取り組みも、事業者につなげる立場で取り組めないかと。広報という観点で、市としての取り組みも考えられないかと思うんですが、いかがでしょうか。


◯都市再生部長(田口久男君)  そういった地域の環境変化に対する市の取り組みでございますが、先ほど申し上げましたように、第一義的には国というか、事業者のほうの役割になると考えておりますが、市としても都市再生部のほうにも外環担当ということで、そういった窓口にも当然なりますし、生活環境部の環境政策課等と連携しながら、そういったものはしっかり確認していくように進めていきたいと思います。


◯委員(栗原けんじ君)  事業者に対して知らせるっていうことは当然ですけれども、地域の住民の方にも、市として情報を募っているということを広く知らせることをぜひ検討していただきたいと思います。事業者につなげることができる取り組みになると思いますので、お願いしたいというふうに思います。検討してください。
 検討を求めて質問を終わります。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、質問を幾つかさせていただきたいと思います。1つ、まず最初に、この中央ジャンクション工事の状況ですけれども、実際に先ほど委員から指摘がありましたけど、徐々に延伸がされていくっていう状況がありますよね。もう一つ、今の説明の中で全体像、地上部も含めて、これからの全体のまだ未発注な工事については明らかにされていないという話がありました。市として、それは予測を立てていないのか。
 つまり、先ほど言ったように、換気所はまだ地下部だけだから、当然地上部があるだろうって推測はできる。ランプ橋は今下部だから、上は必要だってわかるというふうに、当然全体像から考えたら、これくらいの工事が必要だろうというふうなことは、当然推測していると思うんです。そういうことについて、あとどれくらい工事が──どれくらい分割するかはわかりませんよ、だけど、どれくらいのボリュームの工事があるっていうふうに見込んでいるのかっていうのは当然あると思うんですよ。北野の里、いつ整備するのか、しないのかっていうのはありますけども、それも含めてまち全体の今後の成り行きって、市として予測を立てていると思うんですが、その辺についてどのように考えているのか、教えてください。


◯都市再生部長(田口久男君)  中央ジャンクションの全体の工程、スケジュールということでございますが、今質問委員さんのほうから御指摘がありましたように、まだ発注されていない工事、当然、今下部工をやって上部とか、先ほどの換気所の工事とか、そういったものはありますので、まだまだ多くの工事は残っていると。
 そういった中でおおむねの想定はできるのかなとは思いますが、一番難しいところが、地中拡幅部と本線の接続にこれからどのぐらいかかるのかというのは、我々としてはちょっと推測はできないところでありますので、そういうところを含むと、全体の工程っていうのがなかなか明確には出てこないのかなというのが、今の実態でございます。


◯委員(野村羊子さん)  現実には、地上からトンネルが行って本線につながる、そこが地中拡幅部だから、そこができなければ、最終的にこの中央ジャンクションの工事も終わらない、そういう理解でいいですか。


◯都市再生部長(田口久男君)  今発注されている工事も含めて、今後発注される工事も含めてですが、それぞれの工事がどういうふうに完成して、組み合わされるのかという部分がなかなか我々にはまだ伝えられていないという部分で、要するに上部まで全て完成するというところを推測するのは難しいところなのかなと考えております。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。地中拡幅部に関してはまだ設計段階ですよね。それから、実際に工事契約をする。設計段階で、その次に工事契約をして、実際に工事の発注、いろんなもの、機材の発注等がかかるっていうふうな話ですよね。だから、実際にはその契約金額すらまだわからないという実態ですよね。この前、広島高速道路ですごい騒動があって、材料費を入れずに工事契約をしたみたいな、わけのわからない話がありましたけども、そういうことで本当にこれからどう契約をしていくのか、金額的にもどうなるか。国の予算ではあっても、私たちの税金ですから、どうなっていくのかっていうのもまだ本当にわからないっていう中で進めているっていう感覚ですよね。
 1兆6,000億円って言われていますけど、全体の中でも実際ひょっとしたらさらに膨らむかもしれないみたいなこともわからないっていう理解でいいですか。


◯都市再生部長(田口久男君)  当然、詳細等についてはわからないというお答えになりますが、市としましては、とにかく安全に、確実に工事を、できるだけ時間をかけないで進めていただくっていうことは必要かなと思っていますので、必要な段階で事業者のほうからきちっと説明をしてもらいながら、確認しながら、それを市民に伝えていくような形で取り組んでいきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  工事説明会がありますけども、本当に工事だけの説明で、先日行われたのは下部橋、橋の下部の基礎打ちをしますよ、足をつくりますよという工事の説明があった。でも、それだけで、じゃあ、これが全体像の中のどうなって、どうなるのかっていうことを毎回言っているんですけど、全然それを示してもらえないんですよね。つまり、部分的な工事の受注会社が説明会をして、全体の事業についてNEXCOなり、国交省なりがちゃんとそのことを示してくれないという、いつもそれが問題だと思っているんです。
 今回も、実際具体的に何をやるか、とりあえずは図を示して、くいをたくさん打ち込んで、だから、これはきっと結構振動が起こるんだよねとかいうふうなことはわかりますけども、それが全体の中で、この図を見ても、本当に全体の工事の中でどうなるのかっていうのがわからない。これから全体の工事がどう動いていくのかっていうのもわからないというふうなことで、やはり、これからもまだ発注する工事があるわけだから、工事説明会っていうのがあるわけで、そのたびに、できれば全体の工事監督をしている国交省なり、NEXCOが、これは全体のこの部分ですよくらいの、そういう説明くらいちゃんと入れてほしいと思うんですが、その辺の要望なり、あるいは市がやってくれてもいいんだけど、10分時間をくれと言って、市が把握しているのは、きょうはこれでしたみたいな、くらいしてもらっても私はいいと思うんですが、その辺の要望、要求、できませんでしょうか。


◯都市再生部長(田口久男君)  今質問委員さんがおっしゃったこと、我々も同じように考えております。そういったどこの部分の工事をするかっていうことは、やはり説明の中でも、それを踏まえて皆さん、聞いていただいたほうが理解しやすいと思いますので、そういったことはこれまでも求めておりますが、さらに求めていきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  なかなか要望にお答えいただけないというのは非常に歯がゆいと思いますけども。
 それで、参考資料2につけていただいた、この工事の説明というのは、これはネット上に公開されているでしょうかね。要するに行けなかったり、後から、ああ、こんな工事が始まっていると気づいた人が、何の工事かわかるような形で示されているのかどうかというのを確認したいと思います。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  参考資料2の部分については、説明会当日に配ったもので、ホームページ上には公表されていないということを確認しております。


◯委員(野村羊子さん)  これを市のほうで、こういう説明会がありましたっていう形で市のホームページに掲載するということはできないでしょうか。


◯都市再生部長(田口久男君)  物理的にはできるんですが、ただ、事業の役割として、市としてこれを載せるっていうことにはならないというふうに考えております。


◯委員(野村羊子さん)  もうちょっと市が主体的に、責任持ってやってくださると、ありがたいんですけどね。本当に市民にとっては、何これというふうなことが、この間もずっと説明会がありましたけど、この説明会、ごく限られた日程で決まっていてね。しかも、これ周知がされたのは、周知期間が非常に短くて、ごく狭いですね。
 そこをもう一回確認しますけど、この説明会、中央ジャンクションランプ橋下部工に係る説明会についての周知、告知が行われたのがいつで、チラシを周辺に配布したポスティングというのは──「広報みたか」は直前の広報に出たと思いますけども、どれくらいの範囲にポスティング、何枚程度、何軒ぐらいにポスティングされたのかっていうのを把握しているでしょうか。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  ポスティングの範囲ですけれども、ちょうど工事の範囲から100メートルの範囲でやって、ポスティングの軒数としては800軒、ポスティングの日にちとしては9月10日というふうに聞いております。三鷹市のホームページと「広報みたか」のほうの掲載については9月15日に行っているところです。


◯委員(野村羊子さん)  気がつかなかったとか、本当にチラシ1枚入っていてもわからないということがよくあるので、本当に資料を後から確認できるようにしていただきたいと思います。
 それで、ちょっと戻ります。白子川の漏気の話ですけども、水があるところで泡が出るからわかるとしたら、この先、大泉の進捗上、例えばびくに公園とか、その辺は八の釜があって、湧き水が湧いていたところの下を掘っていくことになりますが、この辺で漏気を確認できるような場所があるのかどうかっていうのを把握しているでしょうか。
 そして、東名の側もそうですけど、今、野川から離れてきているので漏気が確認され得ない状況だと思いますが、観測井戸で近いところにあるとかっていうところでちゃんと確認できるような、そういう場所があるのかどうかっていうのは把握しているでしょうか。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  実際にわかりやすい川みたいなところは、多分なかなかないというのが現状ですけれども、この外環道の沿線に、事前に観測井戸というのを設けておりますので、おおむねこの本線シールドトンネルが通る区域の約160メートルに1カ所、そういった観測井戸を設けているというように聞いております。そちらのほうで漏気のほうの状況は確認していくということを聞いているところです。


◯委員(野村羊子さん)  観測井戸って全体でたくさんあるのは知っていますが、なかなかすぐそばにないっていうこともありますので、きちっと確認していただきたい。三鷹市内で、じゃあ、それを確認できるような場所っていうのを把握しているでしょうか。それについて、事業者がちゃんと確認するっていう。あるいは、市がそれを確認に行くことはできないのか。市が確認できるような、水で泡が立つかどうかを見れるような場所っていうのはないのか。


◯都市再生部長(田口久男君)  先ほど担当課長が答えましたように、観測井戸が、おおむね160メートルピッチであるということで、三鷹市内にもそういったピッチであるということで、事業者のほうはそういったところで確認をするという考えだというふうに聞いております。
 市としてそこを観測するっていうのは、24時間、そこに張りつくような形になりますし、当然これは事業者の役割としてやるべきものかなというふうに考えておりますので、そこは事業者にしっかりやっていただくように求めていきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  カメラくらいつけようよ、みたいな気になりますが。やはり、気泡シールド工法を採用してやるって言っていますから、絶対出てくる。水だけでなくて、空気もね。いろんな意味で空気が押し出されるっていうこともあるだろうと思いますし、いろんなことがあり得るだろうと。やっぱりそこは非常に慎重に確認をしていっていただきたい。
 実際にどのような形で被害になるのか。それが、また因果関係を認めてくれるかどうかっていうのは、非常に危ういというふうに私は心配していますので、そこはちゃんと確認をしていただきたいと思います。
 進捗状況、先ほどの東名ジャンクションから来ているシールドマシンですけれども、三鷹まであと2.5キロメートルっていう話でしたが、今、世田谷区成城ですよね。狛江市域はもう通過したのか。世田谷、狛江がちょっと入り込んで、それで調布、三鷹って、南から市域が並んでいたと思うんですけども。だから、調布市域に入る前にちゃんと説明会をやるのかっていうのが、調布市民に対しての1つの試金石だと私は思っているんですが、それについてはどうでしょうか。


◯都市再生部長(田口久男君)  今、本線ジャンクションの東名からの進捗状況ですが、今確認している中では、まだ狛江のほうには入っていなく、これから入っていく。狛江を通過してから調布市に入ると、そういった流れになるかなというふうに思っています。調布市のほうも、事務的な確認の中では説明会を求めているというふうに聞いておりますので、我々三鷹市としても、先ほどほかの委員さんの御質問に答えましたように、そういったことを求めていますので、そこはしっかり確認していきたいと思っています。


◯委員(野村羊子さん)  しっかりした対応、それこそ首長会議でもやって、事業者にしっかり求めていく。いろんな意味で、大深度地下だから影響はないと言っていたけど、影響は出ている。実際の個人の財産の被害っていうのはまだ未確認ですけれども、やっぱりいろんな意味で被害は出ているわけだから、影響がないと言っていたのが、実際あるじゃないかというところも前提にしながら、ちゃんと住民の安全安心を図るためのことをしていただきたいと思いますが、何らかの連携をしてしっかりと要望するとかっていうふうなことはできないでしょうか。


◯都市再生部長(田口久男君)  今のところ、沿線区市でそういった連携というところまでの話等はしていないんですが、情報交換をしながら、そういったところをきちっと対応していきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。基本的に本当に影響はないと言いながら、本線の方たちにも、お宅の地下のどこを通りますよみたいなことをしっかり言わないまま、今工事が進捗しているという実態があります。世田谷のほうを聞くと、おうちによって結構離れたところでも振動があったりとか、野川の遊歩道のところの手すりから、かんかんと音が聞こえるっていうふうな、シールドマシンの音でしょうと思うしかないような現象があったりということも、さまざま聞きます。
 そういう実態があるわけだから、それをしっかり把握して、三鷹市として何が起こりかねないのかっていうことを検証しながら、対応、対策していただきたいと思います。ありがとうございます。


◯委員長(伊藤俊明君)  他の委員はございますか。


◯委員(谷口敏也君)  栗原委員と野村副委員長の質問を聞いていて思ったんですけど、本線のシールドは確かにまだ来ないですけど、この前見に行ったところで、この1、2とかは見たじゃないですか。シールドマシンが入っていく準備、あそこのほうが浅いから影響は大きいと思うんですけど、あれがスタートする前の説明会とかって、やってもらえるんですか。


◯まちづくり推進課長(山中俊介君)  先ほどの本線シールドマシンの説明会の話ですけど、ランプシールドトンネルの発進については、新たに三鷹市域から発進ということになりますので、こちらについては説明会をやるというような話は聞いております。ただ、発進時期はまだ決まっておりませんので、いつやるということは、まだ明確には聞いていないところです。


◯委員(谷口敏也君)  この前見に行ったときには、いつでもスタートできそうな位置にありましたけど、何でスタートできないんですか。


◯都市再生部長(田口久男君)  事業者のほうの説明としましては、段取りとか、そういったことがまだ準備できていないということでございますが、実際には、地中拡幅部のところに接続していくことになりますので、今そこの設計をやっているところで、そういった工法等が恐らく決まらないと──位置は決まっておりますが、工法が今提案型のもので検討しているということですので、そういったことが要因ではないかと思われます。


◯委員(栗原けんじ君)  私もさっき聞きそびれたというか、今谷口委員に説明したように、施工条件が整っていないというのは、そういう意味でいいんですか。さっき施工条件が整っていないので、掘進が始まらないという話をされたと思うんですけれども。今、地中拡幅部の問題、条件が決まっていないからという、予測だっていうことだと思うんですけども、施工条件ということの確認をもう一度。


◯都市再生部長(田口久男君)  その施工条件については、明確な説明はいただけていないということでございます。


◯委員(栗原けんじ君)  工事の件もあるかと思うんですが、区分地上権の確認もあるかと思いますが、その点もあるということの認識ですか。


◯都市再生部長(田口久男君)  その区分地上権についてが、その条件になるという説明もないんですが、推測の中では、そういったことも影響するのかなというふうに、我々としては考えているところです。


◯委員(栗原けんじ君)  わかりました。


◯委員長(伊藤俊明君)  以上で行政報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時32分 休憩


                  午前10時37分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  では、再開いたします。
 栗原委員から申し出があったシールドマシンの進捗状況を示す位置の資料を、本委員会として資料請求することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 また、その際、進捗の時点は、正副委員長の打ち合わせの時点での進捗状況ということで御了解をいただいてよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 続きまして、議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 東京外郭環状道路建設問題について調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午前10時38分 散会