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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和元年東京外郭環状道路調査対策特別委員会) > 2019/06/24 令和元年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文
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2019/06/24 令和元年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(伊藤俊明君)  ただいまから、東京外郭環状道路調査対策特別委員会を開きます。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時30分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩


                  午前9時33分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。報告事項の1番目、アの外環整備に伴う安全・安心のまちづくり連絡協議会(令和元年度第1回)について、資料1のほうで御説明いたします。
 資料1の1ページをごらんください。次第です。令和元年度第1回連絡協議会を5月29日に開催し、中央ジャンクションで行われている工事の視察を行いました。
 2ページをごらんください。当日の視察ルート図となります。地元関係団体から構成される連絡協議会の会員に工事内容を周知し、理解を得る必要があることから連絡協議会を開催し、中央ジャンクション部で行われている工事の視察を行っております。昨年12月の本委員会で、平成30年度第2回連絡協議会が10月9日に開催し、中央道の北側で行われているジャンクション工事の視察を行った旨の御報告をいたしました。今回は、中央道の南側で行われているジャンクション工事の視察を行いましたので、その内容を御報告するものです。
 参考資料1の1ページをごらんください。連絡協議会でございますけど、外環整備によりつけかえられた市道・都道と工事用道路の交差点箇所及び工事区域内通学路等における小・中学校の児童・生徒を中心とした地元住民の交通安全の確保及び防犯について、関係者間で情報共有を図り、相互協力により地域の安全安心を確保することを目的に設立されました。構成員は地元関係団体21人と三鷹市1人、合計22人で構成されます。括弧内は構成員の人数を記載したものになります。
 お手数ですが、資料1の2ページにお戻りください。当日は、オープンハウスを出発した後、まる1においてジャンクションランプ橋(下部工)工事について、橋脚下部の躯体工事を視察いたしました。続いて、まる2に移動し、東京外郭環状道路中央ジャンクション南工事について、土どめ工事及び掘削工事を視察しました。続いて、まる3及びまる4に移動し、シールドマシンの組み立て状況及び防音設備工事の状況などを視察し、オープンハウスへ戻りました。
 続きまして、3ページをごらんください。こちらは議事要旨となります。開催日時、開催場所、出席者数は記載のとおりです。5の会議内容をごらんください。(1)、外環工事現場視察等についてです。ア、説明概要です。先ほど御説明いたしました視察順路と概要について、出発前に市から説明するとともに、前回の連絡協議会でいただいた御意見への対応を説明いたしました。中央道と交差する道路全般について、高架下は暗いため対応してほしいとの御意見や防犯カメラの設置看板を大きくしてほしいとの御意見がありました。市と事業者で現場を確認し、4カ所の照明について移設して改善を図りました。また、防犯カメラの設置看板については、既存の表示板──こちらはB5程度の大きさでございましたけど、それに加えまして、大きな表示板、A3程度のものを12枚追加した旨を説明し、改善に向けた対応について了解していただきました。
 イ、意見・要望です。視察後にオープンハウスで質疑、意見交換が行われました。主な意見・要望としては、外環道路や周辺都市計画道路の完成時期に係る質問や北野中央通り東側代替道路と市道との交差点部における安全対策についての御意見などがありました。
 4ページをごらんください。(2)、その他についてです。市より、東八道路付近における施工ヤード整備に伴うつけかえ道路の工事が予定されている旨の説明を行いました。また、その他の意見として、北野地区公会堂の南側にあった北野四丁目暫定広場がなくなったが、代替施設があるのかなどの御意見がありました。環境センター跡地にボール遊びができる新川暫定広場を整備したため、活用していただきたいと市から情報提供をいたしました。
 続きまして、報告事項の2番目、イの中央ジャンクション(仮称)地域において現在行われている工事の状況について、資料2のほうで御説明いたします。資料2の1ページをごらんください。中央ジャンクションにおいて、大きく6カ所で工事が行われております。令和元年5月末時点での状況について御説明いたします。南側、こちら図面の左側より、黄色の塗り潰し箇所では東日本高速道路株式会社が担当する、まる1、中央ジャンクション南側Bランプシールドトンネル工事及び中日本高速道路株式会社が担当する、まる2、中央ジャンクション南側Fランプシールドトンネル工事が行われております。現在、防音設備工事等の準備工事及びシールドマシンの附帯設備工事等を行っています。
 また、その北側の紫色の塗り潰し箇所では、中日本高速道路株式会社が担当する、まる3、東京外郭環状道路中央ジャンクション南工事が行われております。連結路及び換気所地下部等の工事を行うもので、土どめ工事、掘削工事等を行っております。中央道と接続する緑色の塗り潰し箇所では、まる4、中央ジャンクションランプ橋(下部工)工事が行われております。中日本高速道路株式会社が担当する、中央道と接続するためのランプ橋の橋脚工事です。現在、東西エリアにおいて36基の躯体工事を行っております。こちらの工事は7月24日で完了する予定です。
 その北側、水色の塗り潰し箇所では、国土交通省が担当する、まる5、東京外環中央ジャンクション北側ランプ工事、まる6、東京外環中央ジャンクション北側ランプ函渠工事が行われております。まる5、まる6の工事は、ともにランプ部地下躯体構築等を行う工事で、深さ約15メートルから20メートルの掘削工事等を行っております。まる5の工事については、工期の延伸を行う予定と聞いております。
 オレンジ色の塗り潰し箇所では、国土交通省が担当する、まる7、東京外環中央ジャンクション北側ランプ改良工事が行われております。立て坑及び開削部の掘削工事が完了し、深さ10メートルから15メートルの躯体構築工事を行っております。まる7の工事については、工期の延伸を行う予定と聞いております。
 赤の塗り潰し箇所では、国土交通省が担当する、まる8、東京外環中央ジャンクション北側Aランプシールド工事、まる9、東京外環中央ジャンクション北側Hランプシールド工事が行われております。Aランプシールド工事及びHランプシールド工事においては、シールドマシン組み立て作業が完了し、シールドの附帯設備工事等の準備工事を行っております。
 続きまして、報告事項の3番目、ウの三鷹都市計画道路3・4・3号線事業概要及び測量説明会の開催結果について、資料3のほうで御説明いたします。資料3の1ページをごらんください。1、説明会の開催についてです。東京都は都市計画道路3・4・3号線の世田谷区境から北野一丁目の約270メートルを事業化するため、事業概要及び測量説明会を開催いたしました。
 (1)、開催日時、開催場所、来場者数は記載のとおりです。(2)、説明内容は、アの事業概要及びイの測量作業等についてです。配付資料は参考資料2となります。当日は参考資料2の内容について、スライドを用いて説明いたしました。参考資料2の3ページをごらんください。上段右側、路線の概要(位置図)のとおり、本路線は世田谷区内の都市計画道路、補助第219号線、延長約560メートル、こちらの道路と道路ネットワークを形成するために同時期に事業化していきたいという説明がありました。
 資料3の1ページにお戻りください。(3)、説明会における主な質問・意見です。アの用地買収についての質問で、対象件数の質問がありました。東京都からは、現況測量後に対象件数が明確になるため、現時点でははっきりわからないとのことでした。おおむねの件数として100件未満であるという回答はございました。
 イのスケジュールについての質問がありました。東京都からは、令和2年度内に事業認可を取得して、事業化していきたいとの回答がありました。
 ウの補償についての御質問で、都市計画道路がかかっていない部分の買収についての御質問がありました。東京都からは、都市計画線内を買収させていただくのが基本であるとの回答がありました。
 説明は以上です。


◯委員長(伊藤俊明君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(谷口敏也君)  この委員会も何年ぶりか、10年ぶりかと思うので、ちょっと基本的なところから質問させていただきたいんですけど、私もこの辺を通ることがあって、道路が大分変わってきているなというのはわかるんですけど、資料1のこの地図でちょっと説明いただきたいんですが、これだと3・4・3号線も入っていますね。
 まず、このジャンクションとインターチェンジができることによって、一番端の黒い線というのは全部道路になるのかどうか。現在、この辺とか、なっていますね。こういうところとか、こういうところとかいうのは、側道になるのかどうかっていうことを、まずお伺いしたいんですけど。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  外周部につきましては、機能補償道路と言いまして、ジャンクションの中で道路が廃止されて、その機能がなくなりますので、それを確保するために、外周に車道と歩道を設置するような機能補償道路というものを計画しております。まだ何メートルでどういう形というのは、案の段階まで市民の方に説明しているところですけれども、決定したものではありませんが、外周に、例えば北野中央通りの機能を担う部分であったり、中央道の側道、これを担う部分の道路であったり、全部均一な幅員の道路ではないんですけれども、そういった今のバスルートを担う部分については、幅員とか、そういったものを案にして、オープンハウス等で市民の皆様に提示して、御意見を聞いている、そういった段階です。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。この辺とか、まだ全然道路が見えていない部分とかもあると思うんですけど、それはやっぱり、最終的にはジャンクション内の側道なりということになるという理解でよろしいわけですね。ありがとうございます。
 そこで、当初というか、変わっていないのかもしれないですけど、私の勘違いなのかもしれないですけど、吉祥寺通りって、ちょうどこのジャンクションの下になる部分を迂回するような道路だったような気がするんですけど、この吉祥寺通りっていうのは変形なしで──今現在使われていますけど、そのまま使えるような状態になるんでしたっけ。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  吉祥寺通りにつきましては、中央ジャンクションの中で分断されてしまいますので、その機能を確保するために都市計画道路3・4・11号線、こちらのちょうど、先ほどの図面でいうと、まる2とか、まる3というところに書いてあるところに、白抜きで幅員16メートルの線が入っているんですが、この道路と、そのまたジャンクションの外周部に、これと今の吉祥寺通りを結ぶ路線を機能補償道路として結ぶことによって、今の都市計画道路3・4・11号線と機能補償道路を介して吉祥寺通りへ接続する。そういうことで進めておりますが。紫色で囲まれている線の一番東側のところに機能補償道路を回すことによって、3・4・11号線と吉祥寺通りを結ぶ、そういう計画です。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。やっぱりそうなんですね。私もそういう認識だったんですけど、この図を見ていくと、側道になるのか、それとも、これ、調布3・4・17号線というのが、吉祥寺通りの延伸で太くなっていきますけど、それしか見えなかったので質問させていただいたんですが。部長の説明だと、こう行くということですね、この紫の、これは計画道路じゃないんですか。あくまでジャンクション内の補助道路みたいな形で、都市計画道路ではないということで。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  今委員おっしゃるように、こちらについては都市計画として定める道路ではなくて、あくまでも吉祥寺通りの機能補償を確保していく、そういった趣旨の機能補償道路として道路の位置づけをしていこうということで、今進めています。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。そうであれば、こういった資料上でも、その道路を示していただいたほうが、いろいろと市民の方にもわかりやすいと思うんですけど、その辺はうちで勝手にやることはできないんですかね。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  実際、機能補償道路の案という形で、今オープンハウスや何かでどういう形で道路を入れていくのか、こういったものを御説明していますし、また、この道路については小学校・中学校、また町会、それぞれ昨年度も市と国のほうと一緒に説明をして、今皆さんに御意見をいただいているところでございます。きょう、直接これは最終的にどういう形になるという機能補償道路の絵については、まだ道路ができていない。今は工事用の道路でありますものですから、図面のほうには落ちていないんですけれども、今後、広く、また市民の方に説明していくように、国のほうにもしっかり伝えてまいります。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。
 それと、3・4・3号線ということでの説明もありましたけど、一方で、先ほど言った調布3・4・17号線というのは同時期ぐらいに工事が始まるとかなんですか。三鷹市のほうには、三鷹が直接入る部分は少ないかもしれないですけど、進捗状況っていうのはどういった形なんでしょうか。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  ちょっと外環周辺の都市計画道路の進捗状況等について御質問をいただきましたので、参考資料2の1ページをごらんいただければと思います。こちらに全体計画図というのがございまして、ブルーの線で着色している部分が現在事業化している部分でございます。三鷹3・4・12号線の東八道路から天神山通りの区間、こちらが東京都のほうが今事業を行っておりまして、用地買収がおおむね9割終わっているところです。
 また、三鷹3・4・11号線から調布3・4・17号線という路線は、ちょうど吉祥寺通りのところから甲州街道までを結ぶ路線でございます。こちらについては、東京都が既に事業の説明会をやっておりまして、用地買収等を行っているところであります。こちらについては、まだ用地の取得率が10%未満というふうに聞いております。
 また、今事業化しているもう一路線、3・4・3号線のうち、ちょうど3・4・12号線から、外環中央ジャンクションの東側のへりの部分まで、この部分は既に事業化しておりまして、こちらについても用地の取得率は90%行っているというふうに聞いております。用地の取得が大分進んできましたので、東京都も今年度から事業に向けて準備をしているという段階と聞いておりまして、3・4・12号線もまず整備する方向で、いろんな準備を今進めているというふうに聞いております。まだ具体的には、いつからやるということで示されておりませんが、また定まった段階で説明会等を開催していく予定だというふうに考えています。
 以上です。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。いずれにしても、この3・4・3号線というところも実際道がないところがほとんどで、対象のところの住宅が今100軒ぐらい、立ち退きしてもらわなければならないので、丁寧に説明して進めていただければと思います。
 あと1点、もう一つ、ここのくねくねとした太い2本の線で囲まれているっていうのは、何か意味があるんですか。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  1本は、東側のほうは、世田谷区との行政境を示したものです。その西側に入っている線は、これは河川というか、都市計画の中川遊歩道、こちらの下にはボックスカルバートが埋設されておりますけれども、こちらの位置を示しているものになります。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。これといって意味があるわけではないと。何で中川遊歩道を太くしてあるんですか。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  中川遊歩道につきましては、都市計画道路の位置づけがしてございますので、歩道ではありますけれども、都市計画道路8・7・1号という路線になっているので、黒く記載しております。


◯委員(谷口敏也君)  都市計画道路、特に別に拡幅計画があるとかではないんですよね。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  拡幅等の計画はないんですけれども、中央ジャンクションの部分で分断されてしまうところもございますので、ここの遊歩道のあり方とか、市民の方にも説明したりしてきていましたので、ちょっと色が濃い目になっておりますけれども、特別拡幅してどうするということではございませんが、そういう記載になっています。


◯委員(谷口敏也君)  先ほども申しましたように、この辺とか、計画線が入っているところは、新築で買うにしろ、建て直すにしろ、いろいろと制限が入って、その辺は住んでいる方も、地主さんもわかっていると思うんですけど、やはり今までずっと工事していなかったところをこれから始めるということで、何で今さらという話も出るでしょうし、中には、やっぱり反対で残りたいという人もいるでしょうから、東京都の事業でしょうけど、三鷹市としても住民の方に寄り添った市役所というふうに言っていますから、そういった形で寄り添いながら進めていただければと思います。
 以上です。


◯委員(寺井 均君)  それでは、済みません、1点だけお願いします。3・4・3号線の事業の中で、先ほど買収予定が100軒未満ということであったと思うんですけども、先ほど言った外環の東側のへりから三鷹市の市境までって、そんなに軒数はないかと思うんですけど、その軒数、どのぐらいか、ちょっと教えていただけますか。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  現況の測量をしないと、明確にははっきり何軒ということは東京都のほうも伝えていないんですが、私ども職員のほうで目安として住宅地図に線を落としてみると、20軒程度ぐらいかなというふうな感触は持っています。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。大体そのぐらいかなと思っていて、さっき100軒って、えっ、そんなにはないだろうと思っていたので、済みません、確認をさせていただきました。
 済みません、逆に西側のへりから3・4・12号線のところの接続までで今、90%終わっているということで、その90%というのは何軒ぐらいだったのか、ちょっと教えていただけますか。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  ちょっと今、具体的に路線ごとの対象軒数、すぐ手元に出てございませんので、調べて、またお答えさせていただきたいと思います。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。軒数は、たしか10軒程度ぐらいかなと思っていたので、三鷹市の3・4・3号線に関する買収、移転していただく方というのはそんなになかったのかなというような思いがあったものですから、ちょっと確認をさせていただきました。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  棟数は約10軒ということでございまして、委員おっしゃったとおりでございます。


◯委員(池田有也君)  私からは、資料1の3ページの議事要旨のところで2つほど質問をさせていただきたいと思うんですけれども。まず、意見・要望のところで、外環道、また周辺の都市計画道路がいつできるのかっていう質問があったんですけれども、やはり私も結構そういった質問をよく受けるんですが、ホームページとか、三鷹でも外環の情報を載せているのは確認しているんですけれども、例えば世田谷区さんなどだと、今の最新の動きが上から順に出ているんですけれども、そういう新しい動きが確認しやすいようにしてほしいとか、そういった話が来ていたりとか、また市のほうで検討していたりとかっていうことはございますでしょうか。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  実際にいつ工事が進んでいくのかっていうことについては、まだ事業者のほうもはっきり定まっていませんので、なかなか御説明できないタイミングではあるんですが、私どものほうでもできるだけホームページをわかりやすく、今委員がおっしゃったようなことも含めて、していきたいというふうに考えていまして、これまでの取り組み経過、都市計画変更をしてからこれまでの取り組んでいる内容とか、そういったことをホームページにできるだけ情報として載せたり、あと、国の事業者のホームページのリンクを張るようなことで、できるだけわかりやすくということは心がけているんですけど、ちょっと情報量が多いものですから、そこの構築も担当者間でもう少しわかりやすくしていこうというふうに、今取り組んでいる最中でございます。


◯委員(池田有也君)  どうもありがとうございます。やはり途中経過も含めて、最新の動きが知りたいという方も多いと思いますので、私もそういった質問をさせていただきました。
 また、同じくこの資料1の3ページの議事要旨の中なんですけれども、北野中央通り東側代替道路と武蔵グランドゴルフに抜ける道のところで、一時停止を守らずに進入してくる車両が多いという質問が出ていたんですけども、これについての対応は既に始まっていたり、また、始まっていたら、具体的にどういったことをしているのか教えていただきたいと思うんですが、お願いいたします。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  現状として、東側の機能補償道路のほうが、とまれという停止の規制がかかっていまして、グランドゴルフに抜ける南北の道路のほうが優先道路になっているんですけれども、現状、東側の機能補償道路のほうの通過車両のほうが、その規制を見落としているのか、守りが十分できていない状況があるという、そういった御指摘がありましたので、現在、現場の確認を事業者のほうとしております。
 とまれの標識は設置してあるんですけれども、本当は現場の周知が標識で十分できるはずなのが、できていない現状がありますので、今、人的に事業者のほうで現場作業員がいる間の中では、対応して、とまっていなければ、とまるような、しっかりとその辺の周知を行っている状況でございます。


◯委員(池田有也君)  ありがとうございます。私もあの辺の道路だと、やはり子どもも通ったり、生活道路だと思いますので、その辺の周知が徹底されるようにしていただけたらと思っております。
 私は質問、以上です。


◯委員長(伊藤俊明君)  他の委員。


◯委員(成田ちひろさん)  よろしくお願いします。では、選挙後の初めての東京外環委員会ということで、これまでの流れなどを教えていただく資料をつけていただいて、どうもありがとうございました。まだちゃんとした理解までは不十分とは思うんですけれども、私は1つだけ、ちょっとお伺いしたいことがございます。
 地図のことなんですけれども、つけていただいている資料の地図がなぜ北が上ではなく、右側に向いているのかっていうことだけ、質問させていただきたいと思います。東京都の資料、参考資料につけていただいている資料は全体計画では北は上を向いているのに、この資料はどうして右を向いているんでしょうかということで。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  本来は北を上にして図面を表示するのが一番望ましい形だとは思っているんですけれども、ジャンクションが南北に長いものですから、一番大きな部面でA3の中に載せるとすると、北を右側に持ってきて、今の記載の形で描くのが一番情報量としてたくさんの情報を載せられるなという、我々事務局の判断でさせていただいたものです。北を上に持ってくる形でもできるんですけれども、そうすると、どうしても南北の距離が長いものですからジャンクションの図面が小さくなってしまいますので、ちょっとわかりにくくなる部分もあるかなと思いまして、できるだけジャンクションを大きく表示するために、A3の紙の中でおさめることを考えて、今北側を右側のほうに持ってきて。そのかわり、北の表示を資料2の下のほうにさせていただいて、今回の資料として出させていただいたものでございます。


◯委員(成田ちひろさん)  ありがとうございました。初めの理解がちょっと苦しむので、何か意図があったのかなということでお伺いいたしました。どうもありがとうございました。


◯委員(栗原けんじ君)  それでは、初めに現状の2番目の中央ジャンクション地域における現在行われている工事の状況について、確認したいと思います。資料2の黄色に囲われた部分で、シールドマシンの組み立てがここの現状は今どうなっているのか。いつ完成するのか、組み立てが終わるのか。赤のところ、北側になる部分ではシールドマシンの組み立てを完了したっていうことですけれども、これから掘削に入る時期っていうのは、南北、現状どのように計画がなっているのか、予定が立っているのか、市側に報告があるのか、確認したいというふうに思います。
 また、このシールドマシンの掘進が始まるのであれば、住宅の下に入っていくわけですから、その住民に対する説明が当然されるべきだと思いますが、その点での現状の取り組みをどのような打ち合わせになっているのか確認したいと思います。よろしくお願いします。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  ランプシールドにつきましては、施工する前に住民の方に説明してからシールド工事に着手していくということは、前々から事業者のほうも言っておりますので、まだ準備が整っていないもので、赤く書いてある部分も、黄色く書いてある部分も、南北の両シールドもランプシールドマシンが発進できていないという状況だというふうに理解しています。
 また、このランプシールドマシンが発進するためには、区分地上権の設定が全部終わっているということも必要になってきますので、赤い部分の北側のほうの区分地上権は設定のほうをさせていただいたというふうに聞いておりますけれども、黄色のほうの部分については、まだ今取り組んでいる最中ということも聞いております。いろいろな工事の兼ね合いがありまして、準備が整いましたら、黄色のほうのランプシールド、Bランプシールド、Fランプシールドについては、シールドマシンの附帯設備がまだできていない段階ですので、発進まで少し時間がかかるのかなというふうに考えています。


◯委員(栗原けんじ君)  もう少し詳しくわかれば。北側のほうは、もう発進できる状況にあるのでしょうか。黄色の右側のほうは、まだマシン自体が組み立て中ということでいいのでしょうか。
 それと、北側の部分では、区分地上権の関係があると。それと、この計画図で言うと、地図では切れている牟礼とか、井の頭の部分の区分地上権のことを言っているのでしょうか。区分地上権が確保されていないと出発できないんじゃないかというお話でしたけども、どこの地域の区分地上権が確認とれているんでしょうか。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  区分地上権につきましては、どの部分がというのは個人情報のこともございますので、なかなか明確にお伝えすることは差し控えたいと思いますが、具体的には、この南側については地中拡幅部分のところがまだ難しい、取得できていないというふうに聞いています。
 あと、シールドマシンの状況ですけれども、赤い8番、9番のシールドマシンについては、早い段階から組み立てをしていまして、一定、組み立ては終わっていると。後続の設備については、ずっと引き続きやっているのかどうか、まだわからないんですけれども、終わっていない部分があるということは聞いています。具体的に、これから説明会をして、ランプシールドの工事のことをどういうふうに進めていくのかっていうことが、市民の皆さんにお伝えする時期が今後来ると思いますが、今の段階でその時期がいつなのかということは、私どももまだ説明を受けていませんので、わかり次第、委員の皆さんにもお伝えしていきたいというふうに考えています。


◯委員(栗原けんじ君)  シールドマシンの組み立て状況と、それに基づく附帯設備が整わなければ、掘進のスタートができないということだと思いますが、掘進が始まる前には住民説明会をしっかりと行って、市民の不安を最低限解消することは事業者としての最低限の責務ですので、しっかりと求めていただきたいというふうに思います。
 この南側の部分なんですが、仙川の下を通ります。今外環の東名高速からの本道の工事では、シールドトンネル施設外に影響を及ぼしている、酸欠空気が川に気泡として出ているということはこの間も報告されていると思うんですけれども、仙川でどのように影響が出るのか、しっかりと確認できる体制をとっていくことが工事を安全に進めていく上で重要かと思いますが、この点、市として取り組むこととして考えていることがあるのか。もしくは、当然、事業者としても影響が出る可能性がある、川は水が流れているわけで、空気が出るということでいうと、感知しやすい場所でもありますし、また漏気しやすい、地域的な特性もある川の下を通るわけですから、ここの対策をどのようにとるのか、明確にさせていくことが必要だと思いますが、市としてどういうふうに対応しているのか、確認したいと思います。


◯都市整備部長(田口久男君)  ランプシールドの掘進に当たりまして、従前本線で起きたような空気の漏出、そういった心配についての御質問でございます。安全性の認識につきましては、先ほど担当部長が申し上げたように、このランプシールドの説明はこれからになります。当然、市としても本線以上に土かぶりが少ないところ、御指摘のように上に河川があったりとか、そういった部分でございますので、安全性については本線と同様に進めていただく必要があるのかなというふうに考えています。
 本線については、地質の状況等に応じて掘進時の添加材や圧力を調整して、各種モニタリングを行いながら、安全を確認しながら進めると。同様な取り組みは必要だと考えておりますので、そういったことをまずはしっかり情報提供していただいて、確認した上で安全性をしっかり担保できるように求めていきたいと考えております。


◯委員(栗原けんじ君)  安全性の確保は重要なので、特にこの河川の下を通るときは、外界への影響が察知、探知しやすい場所ですので、ここでの対策というか、トンネル内の気圧を下げることによって実際に外環に影響を及ぼさなくしているという対策をとっているということで、本当にその対策になっているのかということを検証させることが必要だというふうに思います。これ、仙川は東京都の所管になりますよね。だから、東京都の所管の仙川の、この外環が下を通るところにおける調査をしっかりととるように対応していただきたい。そのことを申し入れていただきたいというふうに思います。
 あと、まちづくり連絡協議会の件で確認したいと思います。今回は南の地域を回ってということだと思うんですが、先ほども委員から質問が出て、今、機能補償道路が整備されていて、この地図の資料で言うと、2枚目、資料1の2ページ目の地図で言うと、東側になるんですが、3・4・3号線という字が書いてあるところの黒い線、必ずしもこれ、今の機能補償道路が載っているということではないかと思いますが、見通しがいいということで、やはり車がスピードを上げて通行していると。
 車の台数というのは必ずしも多くないように聞きますが、時間帯にもよると思います。この3・4・3号線のところが、今機能補償道路となっていて、将来この都市計画道路としての機能を整備していくということですけれども、この道路は将来的に言うとどのくらいの交通量を見込んでいるのか。説明では、安全対策、3・4・3号線がつながっていく調布の地域の道路ですけれども、どのくらいの交通量を将来的に見込んでいるのか、説明会の中で交通安全対策と防災に向けた取り組みですとか、質の高い生活に向けた課題ですとか、説明がされているわけですけれども、確認をしておきたいと思います。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  将来の交通量についてなんですけれども、今回の説明会の中で何台だという説明があったということは聞いていないんですが、もう既に事業化しておりますので、平成25年のときに東京都のほうの説明があったものは、3・4・3号線として大体1万台ぐらいの交通を担うと。今の吉祥寺通りと同じくらいの交通量だという説明がございました。


◯委員(栗原けんじ君)  将来の予測ってすごく難しいんですけれども、東八道路があり、放射5号線とつながり、この間も通ってきましたけれども、20号に連結される部分というのはかなり整備された。吉祥寺通りも20号に通る道で、今回、調布3・4・17号線につながる三鷹の3・4・11号線というのが整備されるっていうことですけど、この先、調布の部分はこれからなかなか課題もあるということは予測できます。吉祥寺通りにこの三鷹の3・4・11号線をつなげるとすると、側道というのはかなり安全対策上、重要な手だてが必要だというふうに思います。
 将来の機能補償道路について、将来の周りの道路の環境については、案が示されているということですけれども、具体的に全体を改善していくということはこれからも可能だっていうことでよろしいんでしょうか。具体的に詰めていく時期っていうのはどういう時期なのか、確認しておきたいと思います。周辺の道路ということで言うと、東八道路からの外環に入る入り口の部分で、なかなか複雑な構造になるかと思います。騒音対策などもしっかりととってほしいという声が寄せられています。この点での住民の意見の反映というのはどの時期にされるのか、これからの課題として具体的にあるのか、確認しておきたいと思います。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  機能補償道路につきましては、地域の皆さんがお使いいただく道路として、皆さんの声をお聞きしながら進めております。三鷹市でのこれまでの経過でございますけど、平成25年に国のほうが機能補償道路の説明会をオープンハウスで開催いたしまして、意見を聴取しております。2月の段階ですが、このとき3日間開催して、300人ほどの方にいらしていただいて意見を聞いております。
 そのほかに、オープンハウスが開催されるときには必ずパネルでコーナーを設けて、説明しながら来ておりますし、また、三鷹市としても、先ほどもちょっとお話ししましたけれども、個別に学校関係者とか、小学校・中学校、また町会、そういった方々にお時間をとっていただいて、今こういう計画になっていますということを説明させていただいて、御意見をいただきながら進めているところです。決定するのはこれからになりますけれども、国と市のほうでは、今示されている計画をベースに進めている、そういったところでございます。


◯委員(栗原けんじ君)  タイム的なスケジュールはちょっとわからないので、工事の進捗状況があると思いますけれども、地域で今おおよそ外環の概要が感じられるようになっている中で、より道路、ジャンクションの整備が進んでいくと、要求が出てくると思います。適宜、図面だけではわからない、そのときに声が出なかった中身も、これから具体的に出てくることが感じられますので、地域の方の道路に対する要望を聞き取って、将来の形をぜひ安全の対策をしっかりと反映できるような取り組みをしていただきたいというふうに思います。
 今明確に、具体的に新しくでき上がったときの機能補償道路の構造というのは、まだ市民の意見が反映される余地があるということで認識していいですか。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  委員おっしゃるとおりでございます。まだ確定しているわけではございませんので、意見を聞きながら、これまで一定程度意見を反映させて取り組んできましたけれども、最終的に確定させるに当たって、皆さんの意見を聞いて定めていくということで、国のほうとも話をしているところです。


◯委員(栗原けんじ君)  時期があると思いますけれども、具体的な中身については情報提供がされていると思いますけど、そこをしっかりとベースにして、最新の住民の要求を反映させることが必要だと、その反映に努めていただきたいというふうに思います。
 最後に、資料2の1ページ目、紫の場所は換気所の近くの工事が始まっているということで、「対応の方針」でも最新の換気脱硝装置をつけていくっていうことを検討するというふうになっています。具体的に最新のものを入れていく取り組みが市としても求められていると思います。そういう約束をしてきた、それを求めていくという姿勢ですけども、もう一度この点を確認しておきたいと思います。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  換気所につきましては、最新の知見でということが「対応の方針」に示されていますので、私どもも、それをしっかりとやっていただくように、あらゆる機会で常にお話ししているところです。ただ、今、車の性能も上がってきてはいますけれども、そういう中で一番環境に負荷がかからないような工法をしっかりとやってもらうように、引き続き事業者のほうには求めていきたいと思っています。


◯委員(栗原けんじ君)  2カ所、この中央道を挟んで換気所ができるこの北野の地域に、排気ガスが出される場合には、本当に最善の対策をとってしなければならないということでは、しっかりと取り組む必要があるということを指摘しておきたいと思います。
 それで、最後、5、6、ジャンクションの北側ランプ工事、ブルーの部分とオレンジの部分の工期が延長されたと。これは6月28日で終わらないということで、さらに延長するということですよね。これ、いつまで延長するのか。実際に工事の進捗状況というのは想定内で進んでいて、今回の事態になっているのか、おくれたために工期が延期するということになるのか。いつまでに完成するということで、工期が定められるのかという点を確認しておきたいと思います。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  工期につきましては、契約の内容になりますので、具体的にいつまでっていうのは、事前に我々のほうには知り得ていないところではあるんですけれども、何が原因で工事が終わらなかったのか。当初の計画の見込みが甘かったのか、それとも途中で何かあったのかと、そういういろいろな要因があるとは思いますが。今回の北側ランプ改良工事については、これまでも予定どおり進めてきている中で工期が伸びますので、これについてもう一回我々のほうでも、何でこういう形になったのか、よく確認しておきたいというふうに考えています。
 いつまでなのかというのは、契約の内容になりますのでこれから広く示されると思いますけれども、まだ期日前の段階では、私どものほうでも情報提供を受けていないところなので、わかり次第、また皆さんのほうにお知らせいたします。


◯委員(栗原けんじ君)  わかり次第教えていただきたいんですけれども。そもそもこの中央ジャンクション北側ランプ工事っていうのがどこまでを指すのか。地下の躯体の工事を終えて、埋め戻して、上が更地になる。埋め返す、上部利用ができるような状況になるまでのことを工期として位置づけているのか。そこら辺の明確な認識は市として持っているのか、実際に順調に進んでいないっていうことなのか、どうなのかという点は、ちゃんと順調に進んでいるけども、期間ではおさまらなくて工期を延長するっていうことになるのか、市としては報告を受けているってことでいいんですか。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  この北側ランプ改良工事ですけれども、かなりの量の土の搬出を行いながら、また、構造物をつくるにもかなりの量のコンクリートが必要になってくる。そういった工事でございます。恐らく土の搬出についても、もっと大量に出せば、もう少し工期のほうは短くなる部分もあるのかもしれませんし、コンクリートについても、一般道を使わないで極力中央道から搬入するっていう形になっていますので、日中のコンクリート打設の状況、地域に与える影響とか、コンクリートは高速だけではなかなか難しい面もあるっていうふうに聞いていますので、そういった兼ね合いから工期が少し前後しているのかとは思いますけれども。
 でも、おおむね全体の9割程度の工事は進捗しているっていうふうに聞いていますので、全体で令和元年5月末時点で89%は終わっているものというふうに聞いておりますので、躯体の構築は、まだ10メートルから15メートルの深さのところをやっていますから、地上までもう少しあります。そういった残っている工事を安全に、地元への影響がないような形で、市のほうからは進めるように、事業者のほうには伝えていきたいというふうに考えています。


◯委員(栗原けんじ君)  済みません、わかればと思って確認したいんですが、89%できているところっていうのは北側ランプ工事っていうことですか。そうすると、あと10%ぐらいで完成するっていうことになるんでしょうか。そうすると、完成する状態になったときには、この工事っていうのは、終わったときには、上部の利用に対する取り組みができるようになるんでしょうか。工事の完成、中身っていうのは、上部が利用できるようになる状況まで含めてっていうことでよろしいんですか。


◯都市整備部長(田口久男君)  工事の進捗についてでございますが、今、担当部長のほうから、北側ランプ改良工事は全体の約9割が終了しているということで、これは工事のボリュームに対しての割合というふうに考えていただければと思います。北側ランプ改良工事は、A立て坑、H立て坑、H1ケーソンということで、この関連する、まる8と、まる9のランプシールドの立て坑になるわけですね。ですから、それとの関連で、ランプシールドのほうの準備の関係もあるんですが、そことの兼ね合いがあるので、全体のボリュームとしては9割進んでも、その関連でなかなか進まない部分があるのかなというふうに思っています。
 これは同じく、北側ランプ工事、北側の函渠工事等も接続する部分もありますので、そういったところの工事が全部終わらないと、恐らく100%にはならないと考えていますので、9割進んだからって、残り10%をすぐにできるということではないのかなとは思っています。我々も、ちょっとその辺の説明を深く確認していないので、今後は確認しながら、情報提供できる部分は、市民の方にも早く説明していきたいと思います。


◯委員(栗原けんじ君)  本当に、北野の全域にわたる巨大な工事になっているので、その負担というのは市民生活にも影響を及ぼしているというふうに感じています。工事が終わることで負担が軽減される部分もありますので、この点では見通しをできるだけ正確にお知らせすることが重要だと思いますので、お知らせいただきたいということを要望して終わります。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、少し確認をさせていただきたいと思います。安全・安心のまちづくり連絡協議会ですけども、構成委員は22人中21人ということで、これはいわゆる充て職で、皆さん、割り当てられていらっしゃる。つまり、このときは5月ですから、新年度になって役員さんがかわったりとかいうふうな、メンバーがかわったりっていうことがあったのかどうか。それに対する説明、事前のレクチャーみたいなことがあったのか。それとも、地域の人たちだからわかっているでしょうということで、とんとんと進んだのか、まずそこを確認させてください。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  PTAの方とか、役員の変更はございました。また、北野小の学童の関連では名称の変更等もありまして、そういったことを今回も令和元年1回目の協議会でございますので、そういった中で話のほうは冒頭にございました。
 また、新しい方につきましては、市のほうでも事前に連絡させていただいて、会の趣旨とか、何か御不明な点がありましたら、その都度個別にお話のほうはさせていただいているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  地元に住んでいらしても、最近新しいおうちも多いので、特に小・中学校の方々などは、今までの経緯を知らないで担当する方もいらっしゃると思うので、その辺は、それこそ事前に見ないで、資料だけ渡されても何を聞いていいかわからないという事態にもなると思うのでね、その辺は丁寧に対応していただきたいと思います。
 中で、どこまで引き継ぎされているかというのも非常に難しいところだと思いますし、あるいは、ここで視察してわかった情報をどれだけ自分の団体に提供しているのかっていうのも、そこもそのときどきのあれで、さまざまばらつきが出てくるんじゃないかと思っています。その辺なんかも含めて、周辺に住んでいる住民、近隣の人たちで、例えば子どもが学校に通っていない人たちについては、情報がなかなか行かないという可能性もあるというふうなこともあるので、単にこの協議会をやっているというだけではなくて、ここで出された話なども含めて、どうやって情報提供するのかということはきちっと考えていただきたいと思うんですが。
 確認ですが、これは中身、今ここに配付された資料のようなものは、三鷹市のホームページで確認できるんでしょうか。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  安全・安心のまちづくり連絡協議会につきましては、開催結果も含めまして、市のホームページで皆様のほうにお知らせしております。


◯委員(野村羊子さん)  なかなかたどりにくい市のホームページなので、そこは全てのところでそういうことを言い続けなくちゃいけない事態になっていますが、それは、だから、むしろ都市整備部じゃなくて全体のほうの話だと思うのですが、もうちょっとわかりやすく。
 先ほどの話もあったけど、新しい情報から上になるようにならないかというのもあったし、日付が入っていないと、これ、いつの話かわからないみたいなことも、表にして見えないとわかりにくいというようなことが結構ありますので、それこそ国なんかは割と日付がびしっと並んでくるので、日付で、ああ、いつあったみたいなことがわかるようなこともありますので、ぜひそこは検討いただければと思います。
 じゃあ、今の工事の現状についてですが、工期の延伸ということですけども、この手続ってどれくらいの期間か。つまり、6月28日までですよね。ということは、もう既に手続に入っていなくちゃいけないのか。つまり、この手続って1カ月、1週間とか、そういうような手続に要する時間ってどれぐらいのもので、どれぐらい前から話をしているのか。今、契約の話だって言ったので、中身的には、こちらには契約更新したらわかるっていうことなんだっていうふうには理解しましたが、手続上、具体的にこういうものの工事の延伸の手続っていうのはどれくらい前から始めるものなのか、一般的なことでもいいので、お願いします。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  契約の関係になりますので、なかなか申し上げにくいところではあるんですけれども、私どもで、工期が近づいている工事について、この工事は今の進捗はどうなっているのか、終わるのかっていうことを、もう近づいてきている段階で、委員会の資料とか、こういう資料を作成する段階も含めまして、いろんな段階で確認しています。
 その中で、この工事は終わる見込みですとか、この工事はちょっと終わりそうもありませんという状況は確認しながらやっていますけれども、なかなか相手との契約の工期になりますので、その時期がいつなのかとか、事業者のほうもそこは私どものほうに伝えることが、今なかなか行われていない状況です。
 正式にそこら辺を聞いていない状況ではありますので、契約が更新された段階で、今、いつになりますということをお伝えさせていただく状況に今あります。市の工事などでは、一般に工期が来る前の段階で、請負業者と協議しながら工期の設定をしたりしておりますので、恐らく工期を延伸するのに関しましても、事業者と請負業者のほうで協議しながら、この工期でっていうことを多分やられているはずなので、そこの期間につきましては、ちょっとお答えできないということは御了解いただきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  工事のケース・バイ・ケースなんだろうと。事業者と請負業者との関係性を含めたことなんだろうということは、理解はしますけれども。実際、今までも気がつくと、と言うと変な言い方ですけど、あれっと言って前の資料をめくると、日にちがいつの間にか延びているみたいなことが過去あったと思うんです。多分、今こういうのをやっています、こういうのをやっていますって、毎回3カ月に一遍こうやって出していただいている中で、あれって思ったら、そういうことが過去あって、別に無理に一々言わなくてもいいですけど、でも、そうやって工期は勝手に延伸されていくんだなっていうふうに、私ども、そういうような理解をしていたので。
 今、市のほうでは、先ほど89%という話もありましたけど、一応ちゃんと進捗状況を確認しながらっていうことは、どうなるんだっていうことをチェックしているんだっていうことはわかりました。ただ、こちらでそうやってチェックしていかないと、事業者のほうは国とか、NEXCOとか、丁寧にお知らせ、お伝えはしてくれないんだろうなとは思っています。
 幾つもの工事が同時進行していて、しかもいろんな状況の中にある。今、例えば7番の開削部の躯体構築、開削して掘り下げたところにコンクリートで躯体をつくっていく。だから、これは下から立ち上げていって、今深さ10メートルから15メートル、全体の深さ、場所によっては30メートルとか掘ったと思うんですけれども、そういう状況の中で今、この深さ10メートル、15メートルくらいのコンクリートの躯体が立ち上がっていますよと。
 というのと、一方で、3番だと掘削。掘削は、だから深さ5メートルのところにいますけど、これ換気所の地下工事であれば、地下40メートルまで掘り下げるっていうことが前提ですよね。そうすると、まだ始まって早々ですねと。知識があれば、今までの経緯を知っていれば、大体そういうふうに見ながら、変な言い方ですけど、はいはいという感じでわかりますけども。本当にその辺が、今、全体目指している。本当に市民の説明も工事に入る前に1回やるだけで、何年にもわたる工事について一度に説明しちゃうので、今この工事をやっているといっても、この工事は全体、完成形はどうで、今どこにいるっていうふうなことがわからないことが多いんですね。
 その辺については、オープンハウスに行っても全然説明してもらえないというか、わからないというか、むしろ市が作成したこれのほうが今の状況をわかったりするので、その辺はもう少し工事ごとに、例えば最終形はこれを目指していますが、今この部分をやっていますみたいな、そういうような資料って事業者のほうでつくってもらったりとか、情報提供をちゃんとしてもらったりとかいうのはできないんでしょうか。


◯都市整備部長(田口久男君)  ジャンクション部分の全体の工事の進捗の御質問ですが、今委員さんおっしゃられたように、市民の方、周辺の方を含めてかなり長い期間、周りはこの工事を見守っているような状況です。委員御指摘のとおり、やはり情報をもうちょっとわかりやすく伝える必要があるのかなということで、市も同様に考えております。ただ、いろいろな工事の発注の中で、なかなか事業者のほうから情報提供がないので、今後の工事の予定というのを示されないと。
 それは、ここの入札の情報だからというような説明の仕方なんですが、詳細よりも、今どのぐらい進んでいるんだということは、やはり周りの方にしっかり情報を伝えて、その中で一定の安心をしていただくとか、協力していただくとか、それは必要だと思いますので、その示し方等を国のほうにも、どういう形ならできるかというのを働きかけていきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  南側、この春に聞いた話では、くい打ちでがんがんといったのがなくなったと。それまでは振動が大変だったんだけど、今ようやくほっとしました、みたいなね。これがいつまで続くんだろうと。ずっとこれで終わっちゃったのかというのも、情報をちゃんと入手できていないような感じだったので、その辺、特に周辺の直接被害が──やっぱり被害ですよ、振動していた。地震のニュースがあっても、うちはずっと揺れているからわからなかったみたいなことを言われて、ああ、そんな大変な日々もあったんだみたいなね。
 そういうような事態もあるわけだから、そういうことも含め、どういうふうな情報提供をして、ある程度予測が立つと、シールドマシンでも、うちの真下に来るときは逃げていたり、そこにいたくないという方もいるくらい、ちゃんと進捗状況をわかりたいというふうなお声もあるわけだから、そういうふうなこともきちっと。この周りでも、やっぱり予測が立つって大事だと思うので、ぜひきちっとやっていただきたいと思います。
 それと、先ほどのランプシールドのシールドマシンの話ですけど、区分地上権が行かなければっていうことですけども、北側はほぼ区分地上権の設定が終わって、北側について、やろうと思えば、工事現場から出て区分地上権の下を通って大深度へっていうランプトンネルを掘ることは可能なのか。北側について、区分地上権の設定が終わったんだから。ただ一方で、地中拡幅部の入札をしていますよね。その先ですね。区分地上権の先になるのか、重なる部分があるのかですけど、そこでどうやって本線とつなぐのかっていうことの今設計を始めたところですね、たしか入札が終わって、予定より談合疑惑で大分おくれましたけど。
 そうすると、例えばそれによって進む角度が変わっていくとかいうふうなことがあるのか。ここは立体都市計画でかっちり、どの角度で入っていくっていうところまで決まっていましたっけ。ただ、上から都市計画の線、ラインが決まっているだけで、角度、深さは多少こちらの考え方、つくり方によって変えられるような、そんな状況でしたっけねというの。どういうふうになっていくのかっていうのが、ちょっと心配なので、そういうことが決まらないから発進できないでいるのかみたいなところも含めて。
 だとしたら、地中拡幅部の設計が終わるまでこれは発進しないというふうな見通しを持つのかっていうことも含め、今の状況とどういうふうになるのかっていうふうなことがわかればと思って、お願いいたします。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  すごく難しい問題で、私どもも国のほうから、そこは説明を受けていないんです。いないので、はっきりと、こうだから発進できないんだとか、そういうことは申し上げることはできないんですけれども、先ほど地中拡幅部の件でありますと、ことしの2月と3月に、北側のほうは南行きと北行きの両方とも、設計のほうは入っています。
 ただ、南側のほうはまだこれから契約して、設計に入りますので、設計期間だけで450日かかりますので、それから工事に入るということで、地中拡幅部はかなり時間がかかります。その間、待つのかどうなのかというところはわかりません。ただ、そこに接続するわけですから、必ず何かしらの絡みはあるんじゃないかなっていうことは想定できますけれども、地中拡幅部が決まらないとランプシールドが発進しないのかとか、本線トンネルはいつ来るのかとか、いろいろとそこら辺のことは、我々も国のほうに確認していますので、わかりましたら、皆さんに御説明させていただきます。


◯委員(野村羊子さん)  国のほうがなかなかちゃんと連絡してこないというのが、いつも、オープンハウスへ行っても、そのために怒ったりなんかするんだけど。本線で、先ほど言ったようにいろいろ異変が起こっていて、それについてどう対処するのかというふうな話をしていますが、外環トンネル施工等検討委員会がついこの間あったんですよね。6月13日にあったというのを、金曜日にホームページへアップされたのかな。それについては、今回、多分間に合っていないからだと思いますが、市のほうには、いつトンネル施工等検討委員会のことについての説明があったのか、あるいは連絡があったのかということを、ちょっと確認したいと思います。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  6月21日の夕方にホームページで公表されたわけでございますけど、その同日に、東京外環トンネル施工等検討委員会が開催されて、議事の概要が本日公表されますと、その当日に市のほうに連絡がございました。


◯委員(野村羊子さん)  6月13日にやることぐらい連絡してほしいですよねって、私も思いますが、終わった後に、要するに公開しますっていう、そのタイミングで連絡が来るっていうことで、それだと本当にいつもおくれる。そういう状態だと、ほかのことも同じように、やっちゃってから来るみたいなことになるので、やっぱり遅いと思うんです。
 いろいろ異変が起こって、掘り方をどうするんだっていうふうな実験をしてみたいなことを、今回の議事概要だけ私はプリントアウトしてきたけど。そういうような話をしているので、ちゃんとそこのところについては、どんな話がされて、それこそ三鷹へ来るまでの間どういうふうに──世田谷区はこういう地層だからこうなったんだけど、こっち側はその北側はそうじゃないから、これでいいんだとかっていう議論をしているわけで、そういうことが本当に大丈夫なのかっていうことも含め、どういう議論があったのかということは、ちゃんと。
 いつも委員会のタイミングでは情報提供していただいていますけど、これ、ぜひどういうことが話し合われたのかっていう資料を委員会にも提供していただきたいんですけれども、委員長、資料提供をお願いするっていうことで諮っていただきたいんですが。


◯委員長(伊藤俊明君)  どうでしょうか、資料のほうは。どの段階かですが。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  トンネル施工等検討委員会の議事概要は公表されましたので、私どもとしては内容について次の委員会の中で御説明させていただこうとは考えていましたけれども、情報提供させていただくことも、それはできないことではございませんが、対応について、我々自身がまだ説明を受けていないものですから、資料提供だけはできますけれども、その内容はこれから説明を受けて、次回の委員会の中で報告させていただきたいというふうに考えています。


◯委員長(伊藤俊明君)  どうですか、そのような状況で。では、それでいいですか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 資料提供だけでき次第用意していただいて、質疑のほうは次回の委員会のほうでさせていただくというような、そのような形でお願いします。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。最後に、この3・4・3号線の説明会のことでちょっと確認をしたいんですね。補助第219号線、これ23区内だから名前のつけ方が違ってくるということだと思うんですけども、一体の道路ですよね。先ほど説明会で100軒という話があって、三鷹市域は20軒だと言えば、残り80軒が世田谷区域。世田谷の烏山通りにつながる、つまりそっちがちゃんとできなければ道路として機能し得ないっていう状態になるんだと思うんですね。烏山通りは今放射5号ができた交差点のところでぶつかるような道路で、それなりに交通量があるというふうに思っています。
 この3・4・3号線、プラス補助219号線ができることによって、烏山通りから今東八道路の手前でぶつかっている交通量がこちらへ流れてくるというふうなことを想定しているのか。つまり、外環と放射5号、そして東八道路のこの交差点のあたりがちょっと大変な状態になるのかなと、不安には思っているんですけども、それを逃がすためにあるっていうふうな位置づけとして捉えていいのかっていうことを、まず確認します。


◯都市整備部長(田口久男君)  三鷹3・4・3号線と補助第219号線の整備の効果等に関する御質問かと思いますが、東西方向は御存じのとおり東八道路と、その南側に甲州街道、大きな幹線道路があります。その幹線道路をつなぐネットワークの1つになる部分、3・4・12号線とか、3・4・11号線、これが南北のネットワークになる。その横にさらにつないでいくのが今回の路線ということで、全体として交通集散機能をある程度分散化して、それぞれがその役割を果たすのと、当然都市計画道路の機能として街区形成、要は防災ブロック等を形成する役割もありますので、そういった機能の役割を果たすのと。
 あと、外環の中央ジャンクションの部分、先ほど機能補償道路の説明をさせていただきましたが、そういった生活道路に流入しないように分散するということで、なおかつ都市計画道路として整備した場合には、歩道・車道を分離したような形で安全性も確保できるというようなことで、そういった総合的な整備効果があるというふうに考えているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  問題なのは、だから、世田谷のほうで、ある意味で560メートルに80軒、いろいろ施設もあったりするんですよね。つまり、三鷹は20軒だし、ぱんと進んで、そこだけ整備されて、行きどまりの道だけそこにあってみたいな形でなってしまうと、余計混乱が生じるんじゃないかって心配なんですけど。だからって、世田谷区の人たちに早く立ち退けっていうのも、その人たちの思いとか、生活とかがあるので、私としては言いがたいですが。
 ちょっとその辺の整備の進め方も含め、慎重にやらないと難しいんじゃないのかなっていうふうに思っているんです。可能性として三鷹市域だけ用地買収が終わって、先にそこだけ道路整備だけしちゃうみたいな、あるいは、くしの歯の抜けたような空き地だけつながるっていうか、道路用地としてゴムシートを敷いた土地が並ぶみたいな、そんな事態になるのかね。東京都の工事なので、東京都がどういう方向性でこれを進めるのかというときに当たって、三鷹市として、これ、どう要望していくのかっていうことも、両方あると思うんです。
 都の進め方をどのように聞いているのかっていうのと、三鷹市としてこれをどう要望し、整備を進めてもらうのか、両方についてお願いします。


◯都市整備部長(田口久男君)  この路線についての進め方でございますが、「対応の方針」を策定したときには、三鷹市域分だけの道路をつくっていくというような方向性が示されたんですが、その先の補助第219号線は、明確には「対応の方針」の中では示されなかったんですが、市としては、その時点でも、これは行きどまりになると、生活道路への通過交通とか、そういうものは防げなくなりますので、それは当然伸ばしてほしいということで、「対応の方針」策定時点からそういう要望を国・都にしてきたところでございます。
 当然、都市計画道路事業、用地買収させていただくには、そこに地権者の方が多くおりますので、そういった地権者の各事情はしっかり丁寧にお聞きした上で、早く進むことは必要だとは思うんですが、そのあたりは相手側の事情をきちっと聞きながら丁寧に進める必要がある。これは、三鷹市域であっても、世田谷区域でも同じなのかなというふうに考えているところでございます。
 ですから、東京都に対しましては、そういった丁寧な対応をしっかり求めながら、きちっとしたネットワークをつくっていただくよう話していきたいと思います。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  軒数のことなんですけれども、100軒未満ということを東京都が申したのは、三鷹3・4・3号線の説明会の中で、現況測量しないとわからないという中で、でも、実際何軒なんですかという御質問で、100軒未満ですという、そういう答えを東京都はしたんですけれども、私どものほうで100軒もないんだろうなということで調べて、数えたら20軒ぐらいだったので、残りの軒数は世田谷の軒数というわけではなくて、世田谷は世田谷の説明会の中で軒数が何軒か承知してございませんが、多分ありますので、全体の軒数の中ではそういうふうに捉えていただければと思います。


◯委員(野村羊子さん)  世田谷区でも当然説明会がされていますよね。北野の前にやっているのかな。やったということだけ、私も聞いていますけども。それについて、市のほうが情報収集に行っているということはないんですか。職員が、世田谷区のほうの、要するに219号線の説明会に行っているっていうことはないのか、東京都からその中身についての情報提供はないのか。


◯都市整備部外郭環状道路等広域まちづくり担当部長(小出雅則君)  世田谷区のほうの説明会は6月5日の水曜日に開催されております。こちらについては、3・4・3号線と接続する都市計画道路でありますので、市のほうもオブザーバーと言いますか、説明会を聞きに行かせていただいて確認はしております。


◯委員(野村羊子さん)  そういう意味では、世田谷区ともよく連絡していただいて、強制的に立ち退かせるみたいなことは絶対やめてほしいんですけども、でも、道路としては本当に行きどまり道路は困るよなというところは、特に地元の皆さんたちの思いもあるので、それはそれで慎重に進めていただきたいと思います。とりあえずいいかな。
 ありがとうございます。


◯委員長(伊藤俊明君)  他の委員の方、大丈夫ですか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 以上で行政報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時16分 休憩


                  午前11時18分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 東京外郭環状道路建設問題について調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ありますか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。
                  午前11時18分 散会