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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和元年文教委員会) > 2019/08/06 令和元年文教委員会本文
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2019/08/06 令和元年文教委員会本文

                  午後1時27分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから、文教委員会を開きます。
 まず、谷口敏也委員より、本日の委員会を欠席する旨の届け出がございましたので、御報告いたします。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午後1時28分 休憩


                  午後1時29分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、管外視察について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 教育委員会が入室するまで休憩いたします。
                  午後1時30分 休憩


                  午後1時32分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 教育委員会報告、本件を議題といたします。本件に対する教育委員会の説明を求めます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  こんにちは。それでは、教育委員会報告をさせていただきます。2件ございますので、続けて行いますけれども、まず1件目が、令和元年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(平成30年度分)報告書について、これを私のほうから。あと、2件目の平成30年度に発生した三鷹市立小・中学校における体罰等の実態について、こちらのほうを指導課長の方から続けて報告させていただきます。
 それでは、まず1件目でございます。教育委員会報告、令和元年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(平成30年度分)報告書について、御説明いたします。資料1をごらんいただきたいと思います。まず2ページをおあけください。参考法令というのが出ております。教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の実施、いわゆる点検・評価につきましては、地教行法第26条の規定に基づきまして、教育委員会みずからがその権限に属する事務の執行について点検・評価を行うものでございます。
 目的としましては、主要な事務事業について、毎年度点検・評価を行うことにより、その課題や取り組みの方向を明らかにし、効果的な教育行政の一層の推進を図るもので、報告書を作成する際には学識経験者の知見を活用することとされております。また、市議会の提出と市の広報等を活用した公表により、市民の皆様に対する説明責任を果たすものでございます。
 3ページに第1とありますけれども、教育委員会の活動の概要につきましては、3ページから6ページについて記載のとおりでございますので、後ほどお目通しをいただきたいと思います。
 第2の主要な事務事業の点検・評価ですが、令和元年度の点検・評価対象事業(平成30年度分)につきましては、7ページに記載のとおり16事業としております。この対象事業につきましては、基本方針と事業計画の中で明確にしまして、主要な取り組みについては、教育委員会において適時に取り組み状況の報告をさせていただき、御意見を反映して取り組みを進めたものでございます。
 8ページに点検・評価表の見方が出ておりますので、参照してください。一番上が事業の背景・目的というのが入っております。次に平成30年度の取り組みの中で、上から順に目標、指標、取り組み状況、そして事業評価、そして進捗の状況に対する評価をAからCで、成果に対する評価をSからCで評価いたしました。また、事業評価で各評価項目がA評価以外の場合につきましては、その理由をこの欄の中で説明させていただいております。その下、今後の取り組み・課題では、翌年度以降継続する事業についての取り組みの方向性や実施に当たっての課題を説明させていただいております。
 次に、第3、学識経験者の知見の活用というのは、その後に、39ページ以降についております。今回は、昨年度に引き続き、帝京大学教育学部長・教授の和田 孝先生と、もう一人は、ことしから新たに嘉悦大学ビジネス創造学部長・教授の木幡敬史先生のお二人にお願いをし、5月27日に懇談会を開催して意見交換を行って、点検・評価に関する御意見をいただいております。全体としては、おおむね順調に事務事業が行われたとの評価をいただいておりますが、改善等で御指摘をいただいた点については、後ほど御説明をさせていただきます各事業の後でお話をいたします。
 それでは、それぞれの事業の取り組み状況、評価を順次、特徴点にポイントを絞って御説明をさせていただきます。9ページをごらんください。ナンバー1、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展でございます。取り組み状況でございますが、法制度改正を生かした学園単位の学校運営協議会としてのコミュニティ・スクール委員会への一本化や、学園長の権限の明確化による一体感のある学園運営の充実について、リーフレットの改訂やCSガイドの更新によって保護者、地域へ周知をしました。
 また、経営学的な評価・検証のPDCAサイクルによる自律的な学園・学校運営、また、学園長会議、CS会長・副会長連絡会等を通した横連携、また、ネットワーク大学と連携した学校支援者養成講座での研修機能の充実、企画提案型予算による特色ある学園の取り組み支援、小・中一貫教育実践事例集の作成による好事例の共有、コミュニティ・スクール推進員を3学園配置したことによる事務局機能の強化と学校支援活動等のさらなる充実、学園の開園10周年記念事業や記念誌作成、記念式典、記念講演を通した全市的なこれまでの成果の振り返りと展望の共有などに取り組みました。
 評価といたしましては、11月に行いました3学園の10周年記念式典を実施したところ、500人を超える参加の中で成果と展望の共有ができたこと、コミュニティ・スクール推進員が中心となって学校支援ボランティアの調整の充実を図ったこと、その他、学校支援者養成講座の開催等、広報、人材確保・育成に取り組んだ結果、学校支援ボランティアの延べ参加者数が2万5,819人と、昨年度に比べて4,693人増となりました。また、市内公立中学校への進学者割合がおおむね8割を維持しているということから、進捗状況、成果ともAとしております。
 続きまして12ページ、ナンバー2、三鷹市立小・中一貫教育校小・中一貫カリキュラムの実践と仕上げです。取り組み状況ですが、教員悉皆研修を実施し、全教員で共通理解を図った上で活用と改訂作業に取り組み、昨年同様、13部会100人以上のかかわりにより改訂を行いました。小・中一貫カリキュラムの活用によるつまずきを修復するための連続性と系統性に基づく指導の充実や、学園版カリキュラムの作成計画の策定、周知などの充実した取り組みから、評価としましては、進捗、成果ともAといたしております。
 続きまして、14ページ、ナンバー3、知・徳・体の調和のとれた三鷹の子どもを育てる教育内容の充実でございます。取り組み状況ですが、知のところにおきましては、小・中一貫カリキュラム、三鷹「学び」のスタンダード(学校版)を活用した授業改善、小学校外国語研修の実施、みたか地域未来塾事業の拡充による地域人材と連携した学力向上など。徳におきましては、中学校道徳科の適正な教科書採択や、道徳教育推進拠点校発表会及び道徳教育推進委員会の実施、また、体のところにおきましては、実践事例集による全校での実践例の共有によるオリンピック・パラリンピック教育の多様な場面での実施。
 以上、教員の授業改善など、新学習指導要領への対応を推進したことにより、知・徳・体の調和のとれた子どもを育てる教育内容の充実を図ることができたことを総合的に評価いたしまして、進捗状況、成果ともAとしております。
 続きまして、17ページ、ナンバー4、いじめの未然防止・早期発見に向けた対策の推進です。取り組み状況ですが、学校いじめ防止基本方針の見直しについて、全小・中学校においてホームページでの公表や保護者会での説明の実施、学校いじめ対策委員会による組織的な対応を年間計画に位置づけて実施、いじめ問題対策協議会を年3回実施し、重大事態発生に係る基本的な流れ案の検討などを行いました。その結果、いじめの解消率も東京都の平均を上回ることなどから、評価といたしまして、進捗状況、成果ともAとしております。
 続きまして、19ページ、ナンバー5、教育支援の充実と校内通級教室の全市展開です。取り組み状況ですが、小学校では平成30年4月から全市展開をし、的確な通級指導を実施したところ、校内通級教室実施以降3年間で対象児童数が倍増しております。また、年間11回の通級支援委員会において、適正に通級指導の開始・終了を審議しました。中学校における校内通級教室のあり方についても、検討グループによる検討を行いまして、教育委員会での審議を経て、三鷹市立小・中学校校内通級教室実施方策を改定しました。さらに、スクールソーシャルワーカー機能を担うスクールカウンセラーを中学校にも配置拡充し、同一学園内での小・中一貫したきめ細かな相談・支援による効果を上げております。
 以上、きめ細かい校内通級教室の運用や相談支援が行われた結果、対象児童数や訪問回数が増加したことから、評価としては進捗状況、成果ともAとしております。
 続きまして、21ページ、ナンバー6、学校における働き方改革の推進です。取り組み状況ですが、平成30年3月の三鷹市立学校における働き方改革プランを策定したということにつきまして、プランに基づき4月から副校長補佐を3校、スクール・サポート・スタッフを5校配置し、スクールソーシャルワーカー機能を担う市配置のスクールカウンセラーの派遣を中学校に拡充しました。8月からは、三鷹市立中学校における運動部活動の方針に基づいて、部活動指導員を全中学校に配置するなど、新たな専門スタッフを配置・拡充しました。また、東京都の補助金を活用して、市立学校全22校に留守番電話を設置するなど、教員の業務軽減に向けた取り組みを実施しました。さらに年2回、在校時間調査を実施した結果、専門スタッフを配置した学校については、未配置校と比べ、在校時間の短縮が図られていることが確認できました。
 以上、3つの柱の着実な推進から、評価としまして、進捗状況、成果ともAとしております。
 続きまして、23ページ、ナンバー7、児童・生徒の安全を見守る体制の充実です。取り組み状況としましては、都の補助制度を活用し、平成30年度は小学校3校の通学路に各5台の防犯カメラを設置しました。設置場所については、各校において通学路防犯カメラ設置場所検討協議会を設置し、学校を初めPTAや交通安全対策地区委員会、青少年対策地区委員会等の地域関係者と検討・協議を行ったことにより、地域の実情に応じた設置場所を選定することができました。
 平成30年度の事業完了をもって、全市立小学校通学路への防犯カメラの設置が完了しました。これにより犯罪の抑止力が向上するとともに、地域の見守り活動が充実するなど、児童の安全確保に係る環境整備が推進されました。
 以上、地区の関係者や保護者、地域の理解を得ながら丁寧に進めているということから、評価は進捗、成果ともAとしております。
 続きまして、24ページ、ナンバー8、学校給食の充実と効率的運営及び市内産野菜の活用です。取り組み状況ですが、第七小学校の給食調理業務委託を平成30年4月から開始しました。また、平成31年度から委託を開始する第四中学校、委託から5年目の更新を迎える3校の事業者をプロポーザル方式により決定しました。委託校におきましては、保護者、学校、委託事業者、教育委員会事務局で構成する学校給食運営協議会を開催し、各校における良好な運営を確認しております。学校給食における市内産野菜の利用率向上の取り組みについては、JA東京むさしと連携し、全小・中学校において三鷹産野菜の日を実施することにより、児童・生徒や保護者に向けて学校給食における地産地消の取り組みの周知を図りました。
 以上、計画どおり委託化に向けた業者を選定し、契約を締結するとともに、市内産野菜の使用率向上に向けて三鷹産野菜の日を実施したことから、評価としまして進捗状況、成果ともAとしております。
 続きまして、26ページ、ナンバー9、学校施設長寿命化改修工事の計画的な実施でございます。取り組み状況ですが、第二小学校及び第一中学校の長寿命化改修工事のI期工事を完了いたしました。また、今後の改修を計画的かつ効果的に進めていくため、学校施設長寿命化計画(仮称)策定に向けて、全ての市立小・中学校を対象に、施設の健全性、劣化状況等の老朽化対策調査を実施しました。整備方針に基づいた計画的な改修について、評価は進捗、成果ともAとしております。
 続きまして、27ページ、ナンバー10、快適な学校環境の整備です。取り組み状況ですが、3校のトイレ改修について、国庫補助金及び都補助金を活用しながら、設計内容どおりに各工事を完了することで、安全で快適な学校環境の整備を推進することができました。空調設備の改修についても、第三中学校における平成31年度からの2カ年にわたる工事に向けて、現場調査と学校との協議を重ねながら設計業務を完了しました。こちらも整備方針に基づいた計画的な改修を実施したことから、評価は進捗、成果ともAとしております。
 続きまして、29ページ、ナンバー11、学校施設のブロック塀等の緊急点検の実施です。これは、一番上の平成30年度事業計画というところの欄に四角で特という表示になっております。これは年度途中の特殊要因で発生した新規事業で、点検・評価が必要なものとして取り上げました。平成30年6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震により、小学校や住宅の塀が倒壊し、重大な事故が発生したことを受けて、市立小・中学校に設置されているブロック塀等について点検、調査を実施し、安全性の確認を行い、点検の結果に基づき必要な改修工事を実施するというものであります。
 取り組み状況ですが、外観目視による緊急点検では、全ての小・中学校においてブロック塀等の外観に関する建築基準法施行令の規定への適合性と損傷・劣化状況を確認しました。また、内部調査ではブロック塀等を保有する小・中学校について、非破壊の鉄筋探査による鉄筋の有無及び配置を確認するとともに、塀の一部をはつり取り、鉄筋の径及び基礎コンクリートとの接合部分の定着状況を確認しました。なお、外観目視の点検結果から現行の法令に不適合であったなど、改修が必要と判明した塀については、予備費充当による予算措置を行い、国庫補助金及び都補助金を活用しながら全ての箇所について年度内に改修工事を完了し、安全性を確保しました。
 また、内部の詳細調査の結果から改修を要するとされた塀については、国庫補助金を確実に確保するため3月補正予算に計上し、令和元年度に実施することとしました。こういった迅速で適切な対応により、児童・生徒の安全を確保したことにより、評価は進捗、成果ともAとしております。
 続きまして30ページ、ナンバー12、ICTを活用した教育内容の充実と教育ネットワーク・校務支援システムの適切な更新です。取り組み状況としましては、教育ネットワークシステムの更新については、校務系システムと学習系システムを分離するなど、セキュリティー対策の強化を図るとともに、パソコン教室端末のタブレット化を実施し、新学習指導要領の推進に向けて児童・生徒が普通教室でタブレット端末を利用できる環境整備を行いました。
 また、ICT活用推進モデル校における短焦点プロジェクター等の整備と実践により、教員研修や授業研究を推進し、教育内容の授業を図りました。校務支援システムについては、設計に基づいた構築を進め、職層、校務分掌、学校単位など、さまざまな操作研修を実施して、円滑な運用開始に向けた取り組みを行いました。今年度4月からは出退勤管理など、新たな機能を整備して利用を開始し、校務事務の効率化を図っております。
 評価は、教育ネットワークシステムの更新、短焦点プロジェクターの整備については、当初の予定どおり2学期から利用を開始し、校務支援システムについては、全小・中学校への訪問研修、個別研修により、操作方法の習熟度の強化を図ることができたことから、進捗、成果ともAとしております。
 続きまして、32ページ、ナンバー13、児童・生徒数の増減への適切な対応です。取り組み状況ですが、児童・生徒数及び学級数の将来推計については、住宅の開発状況等さまざまな要素を勘案した更新を行い、庁内プロジェクトチームにおいて適切な対応の検討と情報共有を図りました。下連雀五丁目第二地区開発事業への対応方針に基づく通学区域の変更については、春と秋の2回にわたり関係する学校の保護者や地域住民等への説明会等を実施しました。各説明会での配付資料や議事録等について、ホームページにその内容を掲載するなど、広く周知を図った後に通学区域の変更に関する規則改正を行いました。また、通学区域の変更に伴い、新たな通学路の指定が必要になるため、市長部局と連携しながら安全対策の検討を進めました。
 評価については、児童、保護者、地域住民に対して見通しを持った取り組みを実施したことから、進捗、成果ともAということになっております。
 続きまして、34ページ、ナンバー14、教育センターの耐震補強等工事の実施です。取り組み状況ですが、教育センターの耐震補強等工事は、平成29年度からの複数年の工事期間において安全に作業を完了し、建物の耐震性の確保とともに、全ての階での多目的トイレの設置、照明機器のLED化など、バリアフリーや省エネルギー化に配慮した改修や、3階会議室の拡張、文化財の保存・展示スペースの確保を行うなど、施設の執務、利用環境の整備もあわせて行いました。
 評価については、教育センターの耐震補強等工事を安全に予定どおり完了し、再移転に向けての準備及び教育センター暫定施設の解体工事の実施に向けた設計業務を完了したことから、進捗、成果ともAでございます。
 学校教育分野については以上の取り組みでございますが、次に図書館に参ります。35ページ、ナンバー15、三鷹市立図書館の基本的運営方針の推進でございます。取り組み状況ですが、方針に掲げる数値目標に達する達成状況は、東部図書館の改修工事に伴う長期休館もあって、図書館の資料数以外の数値目標は前年度を下回っておりますが、代替サービスにより減少幅を縮減できました。目指すべき図書館像の実現に向け、4つの柱を軸とした事業の取り組みについて、滞在・交流型施設へのリニューアル、三鷹市ゆかりの文学者や天文関連の展示、神沢利子展、テーマ図書、図書館サポーターとの協働、井の頭コミュニティ・センター図書室との連携等により、図書館活動を推進しました。
 評価につきましては、進捗はA、成果は数値目標に対する達成状況が減となっている点を勘案して、Bといたしました。なお、図書館の設置及び運営上の望ましい基準という国の基準に基づきまして、基本的運営方針の目標及び事業計画の達成状況を公表することが努力義務となっておりまして、参考までに巻末に平成30年度三鷹市立図書館の基本的運営方針に基づく点検・評価というのを参考資料としておつけしておりますので、お目通しをいただきたいと思います。
 続きまして、37ページ、ナンバー16、東部図書館リニューアルに向けた取り組みでございます。取り組み状況ですが、東部図書館の施設・設備の長寿命化を図るとともに、サポーター懇談会による意見を反映した滞在・交流型図書館へのリニューアルが実現しております。具体的には、レイアウト変更、学習席の新設、読書・飲食・談話のできるテラスの設置により、乳幼児から高齢者まで全ての人が快適に利用することができ、利用者の学びの場、人が集う場としての図書館が実現しております。東部図書館サポーターを設立し、東部図書館フェスタ、開館準備作業、リニューアルオープンセレモニーなど、協働で取り組むことができました。また、移動図書館ひまわり号の巡回による代替サービスでは、50日の巡回で貸出者数5,717人、貸出点数1万9,649点の利用実績となり、一定程度サービスを補完することができました。
 評価としましては、滞在・交流型施設へのリニューアルを行う間、移動図書館の巡回による代替サービスを実施し、サポーター設立を実施して、フェスタに関連する作業や開館作業を協働で行ったことから、進捗、成果ともAとしております。
 以上が個別事業の評価についてでございます。
 最後に、39ページ以降の第3、学識経験者の知見の活用についてです。まず41ページ以降、和田先生からにつきましては、目標指標等の設定に一定の課題があるものの、本年度についても引き続き各事業の充実・発展、完了に向けた取り組みが着実に推進されている。新学習指導要領に対応した小・中一貫カリキュラムが教員の研修に十分生かされていることによる、知・徳・体の調和のとれた教育内容の充実に向けた諸事業や教員の育成が計画的に展開されている。学校施設・環境の整備や安全性の確保については、現状における施設・設備の整備等が計画どおり順調に進められていることにより、児童・生徒の教育活動が安全に快適に行われている。基本的運営方針をもとに展開された4つの柱となる事業が、図書館において着実に具体化されて実施されている。
 以上、進捗状況に対する評価の全てがA、成果に対する評価が──三鷹市立図書館の基本的運営方針の推進のみが数値目標達成状況の減を勘案してBで、その他はAという自己評価については、事業目標、指標に基づいた妥当な評価であるというふうに評価をいただいております。
 一方、47ページからの木幡先生からは、個別事業に対する評価を総評して、49ページをごらんいただきますと、点検・評価が適切に実施されていると判断できるという評価をいただいた上で、特に三鷹市のコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育も10年が経過し、制度が確立した一方で、支える担い手もかわっていくことから、新たな担い手と熟議を継続することで、よりよい教育が実現できるというような御意見をいただいているところでございます。
 点検・評価については以上でございます。
 引き続きまして、指導課長から説明いたします。


◯指導課長(松永 透君)  私のほうからは、資料2に基づきまして、平成30年度に発生した三鷹市立小・中学校における体罰等の実態について、御報告をいたします。この体罰等の実態の調査なんですけれども、こちらは大阪市立高等学校での部活動の顧問による体罰から、高校生がみずから命を絶つという痛ましい事件を受けて、平成24年度から実施しているものでございます。
 児童・生徒のアンケート調査及び管理職による子どもたちへの直接の聞き取り、それから、校長による教職員の面談を実施し、疑わしいケースを含めて全数調査をし、その結果を三鷹市教育委員会及び東京都教育委員会で精査をし、毎年報告をしております。昨年度、平成30年度につきましては、三鷹市立小・中学校では体罰と認定される服務事故は発生はしておりません。
 資料2、こちらを見ていただければと思いますけれども、1、本市における体罰等の状況というところ、こちらを見ていただければと思います。平成30年度につきましては、4件の事案を東京都教育委員会のほうにも報告をいたしました。その内訳ですが、体罰行為はゼロ件、不適切な行為は中学校で2件、指導の範囲内のことが小学校で2件ということでございました。
 資料の2枚目をごらんください。上のほうに不適切な行為(不適切な指導)ということで、第三中学校で2件ございました。これらは同じ教員によるものです。上の段の事案は、平成30年6月4日の授業中の事案ですが、行為者は、校庭で、第2学年男子生徒Aさんに対して、保健体育科の授業における係の仕事をきちんとしていないことに対して指導した際、同生徒の体を押したということ。中学校2年生ですね。下の段の案件は、平成30年6月19日、教室での授業中ですが、行為者は、教室において、同校第2学年男子生徒BさんとCさんに対し、保健体育科保健分野の授業中の態度を叱責した際に、両生徒の体を押したということです。いずれも指示に従わない、態度が悪いことに起因して感情的な行動をしてしまったことになります。
 資料2枚目の下のほうの部分をごらんください。こちらは、平成26年1月に示された東京都教育委員会、体罰関連行為のガイドライン、こちらで示されました体罰分類基準に基づいて、今回の報告の件も判断をしているところでございます。この2件、いずれも不適切な行為のうち、不適切な指導に分類されるものでございます。これは、児童・生徒の身体に、肉体的負担を与える程度の、軽微な有形力の行使ということで、具体的には手をはたく、おでこをはじく、尻を軽くたたく、げんこつで押す、胸ぐらをつかんで説教する、襟首をつかんで連れ出すなどの行為を指します。今回の行為はこれに該当すると判断されました。
 また1枚目に戻りますけれども、先ほどの三鷹市の下のところに東京都の平成30年度のデータがございますけれども、東京都全体では体罰というふうに認定されるケースが23件あり、昨年度比で1件の増加となっています。各学校でも年に3回の体罰防止の研修を教職員に対して実施しております。体罰に関する認識が強く教員に浸透してきているとは考えておりますけれども、三鷹市でも不適切な行為を含めても減少傾向にはありますが、感情を抑えられずにこういった行為につながることが圧倒的に多いことから、教員に対しては怒りの感情をコントロールすること、いわゆるアンガーマネジメント、これが重要であるというふうに指導をしているところでございます。引き続き、教職員への指導を強化していきたいと考えているところです。
 以上でございます。


◯委員長(伊東光則君)  教育委員会の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある委員、挙手をお願いします。


◯委員(山田さとみさん)  よろしくお願いいたします。評価報告書の意義について、お伺いしたいと思います。この報告書では、教育に関する三鷹市の主要な事務事業の点検・評価がまとめられています。7ページに評価の対象となった16事業について、進捗状況と成果の事業評価が記載されていますが、15番、三鷹市立図書館の基本的運営方針の推進の成果がBとされている以外、全てがA評価です。事前に計画、予定された事業がしっかり進んでいるかどうかを検証すること自体の重要性は否定しません。行政としてやるべきだと思っております。ですが、これで本当に、1ページに点検・評価の目的として記載されている課題や取り組みの方向性を明らかにするという目的を達成できているのでしょうか。私自身の認識では、教育用コンピューター1台当たりの児童・生徒数、小・中学校のトイレ洋式化率など、他の自治体と比較した場合におくれをとっていると言わざるを得ない点が幾つかあると考えています。
 もちろん、限られた予算の中で教育以外の分野とも優先順位を検討していく必要があることは十分承知しております。ですが、本当にICTを活用した教育内容の充実や快適な学校環境の整備がA評価と言ってよいのでしょうか。他市とおくれている、教育格差が生じてしまうことが懸念されると感じております。そもそもの目標設定がA評価をとることが目的化した低いハードルのものとなってしまっていないか、目標設定自体の妥当性を改めて検討すべきと考えますが、見解をお伺いいたします。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  ただいまの御質問にお答えしますけれども、目標設定が妥当かどうかというようなことだと思います。今の御質問の中にもありましたが、自治体の置かれた財政的な状況だとか、他の主要施策との優先順位でありますとか、いろいろなところを総体的に勘案をして予算化し、目標設定をしているわけですけども、その中でこういった文教委員会さんにもしっかり情報を提供しながら、目標も設定させていただいて、進捗についても報告をさせていただきながら事業推進をさせていただいているというところでございます。
 できる限り、御意見をいただいたものについて改善をしていくというようなところで、こういった点検・評価をしているということでございます。目標設定につきましては、それぞれ毎年、基本方針と事業計画ということでお示しをして、文教委員会さんにも御報告をさせていただいて、その年の事業計画、目標を報告した上で進めているということでございますので、その際にまた御意見をいただくこともあろうかと思いますけれども、妥当な目標設定に向けて進んでいきたいと思っております。
 以上でございます。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。そのとおりだと思うんですけれども、同じ目標だとは思っているのですが、ぜひとも進めていきたいところは進めていただきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
 次は、いじめについてお伺いいたします。三鷹市では、いじめの認知件数について、小学校において、平成27年度は84件、平成28年度は53件、平成29年度は82件とされています。また、中学校については、平成27年度は54件、平成28年度は52件、平成29年度は53件です。いずれも、ここ数年で大きな変化は見られません。
 一方、都内の全体の傾向としては、いじめの認知件数は小学校・中学校ともに増加傾向です。都内全体では、いじめの認知件数は大幅に増加しており、平成27年度は6,311件、平成28年度は1万8,156件、平成29年度は3万1,049件です。特に小学校において、平成27年度は3,557件、平成28年度は1万3,948件、平成29年度は2万5,837件と、大きな伸びが見られ、平成27年度と平成29年度では、いじめの認知件数は実に7倍以上に増加しています。これについて、いじめの定義が平成25年度から広くなったことや、都のほうでも見逃しがちな軽微ないじめの具体例や重大性の段階に応じた対応などに加え、いじめの件数が多いことをもって、その学校や学級に課題があるという捉え方をしないということについて、周知徹底が図られてきたことがその理由と考えております。
 さらに、平成29年3月に文科省がいじめの防止等のための基本的な方針を改定し、けんかやふざけ合いでも、生徒が被害を感じている場合にはいじめとするよう求めたことも影響していると考えられます。このように、いじめ対策において軽微な事案であっても積極的にいじめとする姿勢が求められておりますが、質問いたします。三鷹市における見逃しがちな軽微ないじめを発見するための具体的な取り組みについて、お伺いします。


◯指導課長(松永 透君)  御質問ありがとうございます。いじめに関しては、今おっしゃられた平成29年3月にまさに三鷹市も方針をきちっと制定しながら、国と時を同じくして進めてきたところでございます。もっと言ってしまうと、三鷹のこの件数自体、変わっていないのは、最初からちゃんとやっていたからです。見逃さないと言ったことを徹底しながら、三鷹の先生方にとっては基本的にいじめがあるということがいけないことということではなくて、いじめられたと感じている子どもたちを一人でもなくして、解消していってあげようといったことが一番大切なんだといったことを意識しながら進めてきたということが、数字的に他市がばあんとふえたところでも、うちは変わっていないといったところは、そういったところが一番の大きな原因なのかなというふうに思っています。
 見逃しがちな、具体的な取り組みということですけれども、基本的には、私も教員なのでよくわかるんですけど、教室にいれば、子どもたちの顔を見ていれば、大体何が起きているのかというのは見えます。そういった感覚というか、先生方にとってのいわゆるアンテナをどういうふうな形で機能させてあげられるのかなといったところが一番大切なのかなと思います。そういう意味では、子どもたちと触れ合う時間を確保しながらやっていくといったことを意識しながら、先生方にはお願いをしているところです。
 また、子どもたちのほうからも──三鷹の特徴としては、本人からの訴えを、どちらかというと先生方が発見するというケースがすごく多いんですね。そういう部分で、先生方のアンテナは機能しているなというふうには考えていますが、なかなかそれが自分で言えない子どもたちもいますので、定期的な形でアンケートをとりながら、何かちょっとでも不安があるような子どもには、教員のほうからも積極的に声かけをしていきましょうといったことで進めているところです。
 一番恐いのは、やはり一番見えない、SNS等でのさまざまな、子どもにとって嫌な思いをしているようなことがあるか、ないかといったところです。これについては、なかなか具体的に見えるものではないので、学校としても対応に苦しいところはあるんですけれども、でも、三鷹の子どもたち、すごく正義感があふれていて、こういうことがありましたって、ちゃんと先生に伝えてくれる子どもたちも、かなり中学生でも多いんです。
 そういうようなところから、一人でもそういう悲しい思いをしないで済むようにということで、解消に向けた取り組みを学校では進めていきます。
 以上です。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。三鷹市では早い段階から取り組まれていたということで、数字の差がないということをお話しいただきましたけれども、これからもそういった取り組みを進めていっていただきたいのと、あと教員もかわっていきますので、ずっと三鷹市にいるわけではないと思いますので、そういった軽微なこと、相手のお子さんが嫌だなと思ったことがしっかりと教員の方がキャッチできるように、言い続けていっていただきたいんですね。しっかりと教育委員会のほうでも感知して、解決に向かうようにしっかりとサポートをしていっていただけるといいかなと思っております。これまで以上に積極的に取り組んでいただきたいと思います。
 もう1つ、いいですか。評価したい点について、ちょっと私から、済みません、今回の報告書の中で高く評価できる点について、ちょっと言及したいと思います。学校の働き方改革の一環として、スクール・サポート・スタッフの配置拡大、あとブロック塀、児童・生徒の安全を守るための通学路の防犯カメラの設置拡大など、東京都とも連携したさまざまな取り組みは重要です。今後も一層の取り組みを期待します。
 また、今回、三鷹市立図書館の基本的運営方針に基づく点検・評価も参考資料とされています。そこでは移動図書館の取り組みについても言及されています。井の頭一丁目町会さんは、移動図書館が来るタイミングを利用して、みんなのブックカフェを実施し、午前中は赤ちゃんとママの会、午後は多世代交流の場とする、大変意欲的な取り組みを実施されています。図書館を起点に地域のコミュニティの強化につながる、そういった取り組みについても積極的な検討を求めまして、私からの質疑を終わります。


◯委員(紫野あすかさん)  少しだけ質問をさせていただきたいと思います。資料1の4番、いじめの問題、今山田委員からもちょっと質問されておりましたが、取り組み状況の中の小・中一貫カリキュラムに、小・中学校9年間を通した情報モラル教育──この情報モラル教育というものの中身をちょっと具体的に教えていただければと思います。


◯指導課長(松永 透君)  御質問ありがとうございます。ICT教育の分野の中で、実際に子どもたちがICTを活用するといったことで進めてはいるんですけれども、その中にインターネット等を活用するに当たっては、子どもたちにとっても、自分の身も危険にさらさない、それから人も嫌な思いをさせないという形の使い方が必要であるということを前提にしながら、情報モラル教育ということで、小学校1年生から中学校3年生まで、さまざまな場面を通してやっています。
 インターネットの適切な活用に関する技能のこととか、あるいは情報セキュリティーに関して、自分の情報が流れないとか、そういうことも含めたところ、それから、情報社会の危険から身を守るとともに、不適切な情報に対応する力ということで、正しい情報をきちんと自分で判断しながらできるような、そういう力を身につけさせたいということ。それから、いわゆるネット依存とか、そういったことも1つ、危険なことだと思っておりまして、いわゆる健康を害するような行動、それを自制しようとする、そういう力をつけたいとか。
 一番は、やはりマナーに基づいて安全に、有効に活用していくためには、そういった危険なことに近寄らないし、危ないこと、自分から相手に発信するといったときに、どういうことに配慮しながらしていくのかということについて、総合的な学習の時間等を主に使いながら、子どもたちに指導しているところでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございました。よくわかりました。いじめの問題、平成29年度、解消率は小学校で88%、中学校では100%というふうになっているんですけれども、これは何をもっていじめはなくなった、解消したというのは、子どもたちが、もう大丈夫、安心して学校に行けるということなのか、どういうふうに解消したというふうに決める基準というのは何かあるんでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  いじめの解消の判断といったところは非常に難しいところもあって、これは教員の側が勝手に決めていいものでもないし、子どもたちが、もう大丈夫と言っても、でも見守りをもっと続けるとか、いろんなことが出てくるかなというふうに思っています。基本的にはこういう定義です。いじめを受けた児童・生徒といじめをした児童・生徒を初めとする他の児童・生徒との関係の修復を経て、双方の当事者や周りの者全員を含む集団が好ましい集団活動を取り戻し、新たな活動に踏み出したことを、複数の教職員が一定期間以上にわたって行った観察により把握した具体的かつ客観的な事実に基づき、学校いじめ対策委員会というのを設置しているんですけれども、そこの教員、カウンセラー等を含めた集団ですが、そこで解決の判断を行うということになっています。
 三鷹市の場合、この一定の期間というのをどのぐらいにとっているかというと、子どもたちの中での関係修復をしたところから3カ月間はきちっと見守りましょうということでやっています。ですから、解消に至ったのは、1月に起こった事案ではなかなか解消は年度を超しちゃうことになるんですけれども、2学期の途中ぐらいまでに行ったものについては、解消と年度内に判断できるものも出てくるということになります。


◯委員(紫野あすかさん)  大人でも、人間関係というのは後まで引きずったりするので、なかなか目に見えて、ああ、これでうまく、これからは一丸となってやっていけるねって確信を持つのは、難しいなと思うんですけれども、この中学校の場合、解決したのが100%であったと。これ、すごいと思うんですけれども、なぜ100%にまでできたのか、何か努力があったとか、そういうことはあるんですか。


◯指導課長(松永 透君)  100%は目指すところで、必ず達成するんだというつもりで、先生方も、また、関係する子どもたちもそういう思いの中でやっています。1つは、子どもたちの中で、いじめってだめだよねとか、いじめをしないでいるってどういうことなんだろうといったことについては、さまざまな機会で──道徳の授業もそうなんですけれども、熟議等をしながら、子どもたちの意識が高まってきている。だから、そういった中で、ほかの子どもたちが一緒に活動してくれるということ自体が、いじめられた子にとっても安心な場でいられるんだといったところになってくるのかなと思います。
 そういった、いわゆる自分が安心して過ごせる集団といったところをつくっていくということが一番大切なことだし、解消に直結してくることかなというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。ぜひ子どもたちが健やかに学校生活が送れるように、今後もしていただきたいと思います。
 次に、体罰の実態について、資料2に基づいてちょっと質問させていただきます。本市では、第三中学校の体育の時間に生徒に対する不適切な行為(不適切な指導)が行われたというふうに報告がありました。この調査は、本人からの聞き取りという記述があるんですけれども、これはどのような経緯で、先生からこの調査をされた、また体罰が分かったかというのを、ちょっとお伺いしたいと思います。


◯指導課長(松永 透君)  体罰等ということで、体罰ということでくくられると、非常に先生としても厳しい部分があるんですけれども、確かにいいことではないんですけれども、体罰等ということでやってきました。具体的には、1つは、やっぱり御本人から校長先生のほうに、きょうは授業中にこういうことをしてしまいましたということで報告があるケース、また、今回のケース、もう1件のほうは、子どものほうから担任の先生に、きょう、こうだったんですということがあって、校長先生に伝わったということで、1件1件別々、そういうことで今回はありました。
 聞き取りについては、まずは学校のほうで、一体何がどういう状況でどうなったのかといったことについては、校長先生のほうで御本人からの聞き取り、それから関係生徒からの聞き取り等を行いながら、皆さんが言っている状況がぴたっと合っているのかどうかといったことを合わせた形での報告書等を上げていただき、その事後になりますけれども、そのケースが大体こういうことだということが見えた段階──ここでは7月4日というふうに右側に書かせていただいておりますけれども、行為者及び校長に市教委より指導ということが書かれていますが、これは私のほうでも、具体的に先生と面談をしながら、なぜそうなったんだろうかといったことも含めて、再発の防止及び今回のことについての先生の今の考えていることというのを、具体的にお聞きしました。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございました。体罰と言っちゃうと、すごくええっと思うんですけれども、このガイドラインにもあるようにさまざまな区切りがあって、例えば児童・生徒を正座させて両肩を抑えながら話をした、立ち歩く生徒の腕をつかんで教室の外に連れ出したというのは指導の範囲内とか、チャイムが鳴っても教室に戻らず遊んでいた生徒の襟首をつかんで教室に連れて行ったというのが不適切な指導というふうな線引きが、すごく難しいなというふうに感じたんですけれども。
 例えば肉体的に苦痛や負担を伴わない特徴としてあるのが、正座させることに指導の範囲内というのがあって、適切な指導というのに教室の後ろに立たせるというのが入っていたり。それは、生徒がどういうふうに感じたかによって、それも内容とかが変わってくるかなとは思うんですけれども。これはすごく難しいなって──言い方にもよると思うんですね。優しく言った場合と、ばあっと言っちゃった場合とか、すごくデリケートだなと思うんですけども。
 やはり、児童や生徒たちがどう感じたかっていうことを大切にしていただいて、心も体も傷つくことがないような学校環境を望みまして、私は質問を終わりたいと思います。ありがとうございます。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いをいたします。私は、第1のほうの三鷹市教育委員会の活動の概要という中で、これ1年間を通して見せていただいたんですけど、その中で学校訪問という文言についてなんですけれども、年間を通して9校なんですね。毎月言っているかというと、毎月でもないし、どんなルールがあって、どんな方法で、何か事件があったときに行くのか、あるいはこちらから何かを指導しなきゃいけないような状況があったときに学校へ行くのか、そのルール的なもの。
 それから、これは例えば今回、9校なんですけど、22校ある中で、それを例えば1年に1回は行こうとするのか、あるいは何年かに1回行くように決めて訪問しているのか、その辺のことをお知らせいただきたいと思います。


◯総務課長(高松真也君)  教育委員会、教育委員の学校訪問ということで御質問をいただきました。教育長及び教育委員の学校訪問につきましては、今お話ございましたけれども、22校について3年程度で全体を回れるようなというイメージで計画をしているところでございます。基本的には、その年度に異動のあったような校長先生、新任、転任のあった校長先生のいらっしゃる学校を基本としながら、大体3分の1程度の学校について、当該年度にスケジュールを立てて訪問をするという形でございます。


◯委員(吉沼徳人君)  ありがとうございます。そうすると、3年に1度は必ずどこかの学校には、教育委員会のほうで足を運んで、いろいろ御指導等があるんだと思うんですけれども。そうすると、行ったときに学校側と話す内容というのは、例えばこういうことは必ず話さなければいけないんだとか、あるいは、何かその学校の特徴的なところだけを学校側とお話しするのか、その辺のことはどうなんでしょうか。


◯総務課長(高松真也君)  学校訪問としては、大体同じような内容で行うわけですけれども、まず学校のほうで校長先生の当該年度の学校の目標ですとか、経営方針について御説明をいただきます。その上で、3時間目、4時間目の授業の参観を行います。その後、給食の試食も経て、また見せていただいた後の懇談をしながら、最終的に教育長及び教育委員のほうから講評を行いまして、校長のほうからまたお話をいただいて終了と、そのような流れが通常でございます。


◯委員(吉沼徳人君)  わかりました。どこの学校でも大体基本的なところは同じようなお話をしていただいているということでね。
 それと、次は評価のほうの関係なんですけども、学識経験者の先生お二人から御意見をいただいておりまして、話し合いの懇談会をしたのはことしの5月ということですので、まだ結果的にそれをどうしようということはできていないのかと思うんですけども、例えば先生方からいろいろ御要望があったり何かすることの中で、年度内にもできるような話も入っていますし、また、年度途中でやることは難しいかなと思うようなことも入っています。そういった年度内にできそうなことというのは、この年度内に、例えば手をつけてやっていただけるのか。
 それと、木幡先生のほうでは、大分内容的に人員、例えば2のほうのところでも各学園のコミュニティ・スクール委員会が中心となって、カリキュラムの構築と実践、その実現のための授業時間の設定や人的支援のあり方、そういった人的、あと学校事務員の充実ですとか、そういったことが何カ所か書かれているんですけども、そういった人材については、今どのようにお考えになって、今年度にやるのか、あるいは来年度まで待たなければいけないのか、その辺のところをお聞かせいただきたいと思います。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  ただいまの御質問で、御指摘のあった点の改善については、できるところはその年度から、やれるところはやっていきたいというふうに考えていて、実際に予算の範囲内で対応できるところはしっかりやっていっているというのが現状でございます。
 あと、人的な改善要望でありますとか、御意見については、例えば働き方改革の視点で、もともと教員の人員体制については国にもいろいろな意見も出しているところでございますので、直ちに改善できるというのはなかなか考えられない部分もあるんですけれども、いろいろな機会を通して、議会のいろんな御意見もいただきながら、しっかり国や都にも意見を出していきたいというふうに考えています。


◯委員(吉沼徳人君)  そうですね、やっぱり今働き方改革というのが問題になっていますので、やっぱり国、あるいは東京都に人員配置等も要求していただくこと。また、市独自で、やっぱり予算をとってでも、子どもたちの安全や何かのことを考えたときには、やっぱり必要かと思いますので、その辺のところはよろしくお願いをしたいと思います。
 それと、不適切な行為についてなんですけど、先ほど報告で、第三中学校、これ本当、半月ぐらいの中で2回起こっているんですね。同じ先生なのでしょうか。受けたほうの生徒というのは同じ生徒なんでしょうか、ちょっとその辺をお願いします。


◯指導課長(松永 透君)  この今回の平成30年度の案件につきましては、2件とも同一の先生によるものでございました。同じ学年の生徒ではありますけれども、ここで被害に遭った子どもたちは別々の子どもたちです。


◯委員(吉沼徳人君)  ちょっと私、心配したのは、同じ先生が同じ生徒にというと、何かほかの要因があるのではないかと思って、そのことを心配したので、今ちょっとその辺をお伺いいたしました。結構です。ありがとうございました。


◯委員(大倉あき子さん)  よろしくお願いいたします。資料1の点検と評価の報告書の中の、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展のところなんですけれども、開園から10周年がたちまして、日本の先進事例として、全国からも、三鷹市に視察に来られているということで、今回もさまざまな目標があり、結果としてもAということで、本当に国の法改正もあり、さらに充実して取り組まれているなということを実感したところなんですけれども。
 市長のほうから、6月議会で、これからさらなる発展ということで、コミュニティ・スクールからスクール・コミュニティにというお話があったかと思うんですけれども、コミュニティ・スクールが地域とともにある学校、スクール・コミュニティが学校を核とした人々の結びつきということなんですが、今後どのように展開をしていくと考えられているかを教えていただきたいと思います。
 また、同じところで、目標の5のところなんですけれども、各学園の主体的で特色ある取り組みを一層推進するため、学園から企画提案を募り、企画提案に基づく事業を計画するということで、これは本当に非常にいい取り組みだなということを感じたんですけれども、この取り組み状況の中で、各学園からの企画提案を受けて、その中から三鷹中央学園と鷹南学園の実施を行ったということなんですが、これは全学園からこの企画提案があって、その中で選ばれたというふうな認識でいいのか、教えていただきたいと思います。
 また、取り組み状況の今度は9のところで、市立中学校への進学者数の割合77.4%ということで、継続的におおむね8割を維持しているということで、ここが指標に上がっているんですけれども、学識経験者の先生、お二人の中で、多様な価値観により教育が選択されている今日において、適切な指標なのかどうかとか、また、三鷹市の公立小に行ったということが本人にとって成長に結びついているのかどうか、そこをよく検証すべきというお話があったんですが、私もこの指標、どうなのかなということをちょっと以前から思っていたこともあったので、この点についてお伺いをしたいと思います。
 また、その次の学校支援ボランティアの件なんですけれども、登録者数が2,007人となったけれども、815人の登録者数としての減になったということで、ここの原因としてどのようなことを考えられているのかということ。
 あと、延べ参加者数は4,693人増と、非常に大きい増だなということを感じたんですけれども、それだけの活動の場とか、回数とかがあったんだと思うんですが、前年度との違いというのを教えていただきたいと思います。


◯教育施策担当課長(福島健明君)  御質問、お答えいたします。今年度のさらなる発展について、今後どう取り組んでいくかということについては、実は今年度がちょうどコミュニティ・スクール委員会の改選期で、非常に委員の入れかわりが激しくて、7学園のコミュニティ・スクール委員会の会長さん、全部かわられたという現状もございます。ですので、また新たな委員会にもなっているというところもありまして、新しいものに取り組むというよりは、今までやってきたことをしっかりとまず継承をしていこうということと、そして発展というふうに考えております。
 そのために教育委員会でもコミュニティ・スクール委員会の会長・副会長の連絡会や、また、それぞれの学園での出前の講座、ボランティアの方を対象にした講座の充実、またCS委員を対象にした研修を充実させていくというふうに取り組んでいきたいというふうに考えております。
 2つ目です。各学園の主体的で特色ある取り組みの推進、企画提案について、これは7学園から提案をいただいて、事務局内で選考の委員会を開きまして、予算がありますので、予算の中で対応できるものという形でこのようなことで対応しております。また、今年度については、おおさわ学園と鷹南学園、そして三鷹の森学園、そして三鷹中央学園の学園のDVD、またカレンダーづくりというような取り組みを進めております。
 ボランティア数のことについてお答えいたします。登録者数の減については、こちらで分析している状況では、今年度からボランティアの登録システムを新たなものとして、三鷹市で取り組んでおります。ボランティアシステムの登録をちょうど切りかえている時期ですので、その辺について新しいものの取り組みに移行をするのに少し時間がかかっているというところで、少し減になったのかなというところで分析をしております。
 ただ、登録者数というよりも、延べ人数のほうを事務局としても大事にしたいと考えておりますので、そういった人数がふえたこと自体は非常に充実しているというふうに捉えております。また、伸びた原因としては、コミュニティ・スクール推進員というのを全7学園中5学園に──昨年度は3学園に配置をしておりまして、その辺の地域とのつながりがより明確にできたことで、ボランティアの方の把握も充実してきたのではないかなというふうに捉えております。


◯指導課長(松永 透君)  私のほうからは、市立中学校への進学者数の指標といったところについてお答えしたいと思います。こちらは、第4次基本計画を策定したタイミングのときに、私、教育施策担当課長だったんですけれども、私がこれで行こうと決めたものでございます。これ、三鷹の公立中学校への進学率というのは、にしみたか学園が開園する前の段階を見てみると、約7割程度といったところで推移をしておりました。
 そこから見ていったときに、やはり公立の一貫校として教育していく上で、できれば市民の皆さんには9年間、三鷹の公立学校で学んでいただけることが、多分この学園を卒業した子どもたちが大人になっていくといったことを見ると、すごく意味のあることなのかなというふうにも考えておりましたので、魅力のある学園、もっと言うと魅力のある中学校ということになるのかなと思いますけれども、それをどうやって公立で実現していくのかといったところを、1つの小・中一貫教育の部分で大事にしていこうということで進めてきた数字でございます。
 多様な、都立の中等教育学校ができたりとか、さまざまな要因もある中ではあるんですけれども、私が以前勤めていた区部の中学校では、半分以上が私学に抜けると、そういうようなことも経験したこともございまして、私は三鷹の子どもたちに公立のよさといったところも、そこで学んでいただくことも1つの方法かなというふうに思っていただければというふうに考えているところです。
 時代的に、本当にこれがこの後も正しい指標になるのかどうかというのは、また今後検討していかなければいけないところだとは考えているところです。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。初めのコミュニティ・スクールとスクール・コミュニティということなんですけれども、すごく言葉──コミュニティ・スクールとスクール・コミュニティって、どこがどう実際違っていくのかなというところが、私もなかなか具体的に分からないという部分があったんですけれども。この学校を核としていくといったときに、今地域の方とか、ボランティアさんとか、NPOさんとか、さまざま連携して運営してくださっていると思うんですけれども、ここに例えば三鷹で言うと天文台とか、またジブリ美術館──以前、私が子どもが小さいときに第四小学校のお祭りで、ジブリの映画をあそこの校庭で見たという記憶があるんですけれども。そういったところまで広げた連携というのはどのように考えているのか、お伺いをしたいと思います。
 最後の市立中学校への進学者数の割合ということで、私も本当に23区は中学校が荒れているからということで、私立を希望される方が多いという中で、三鷹の中学への進学率が非常に高いというのと、中学が非常に教育のレベルが高くて、皆さん、優秀ということで、本当に三鷹はそういった地域なんだなということを改めて認識をさせていただいたところなんですけれども。今、東京の大学が本当に定員が厳格化しているということで、高校自体も公立じゃなくて、附属の私立指向ということが言われている中で、非常にこの指標の考え方が難しくなってくるのかなということは思うんですけれども。確かに本当に中学のレベルの高さというか、質のよさということを、三鷹でアピールしていくということでは、有効でもあるのかなということも考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◯指導課長(松永 透君)  スクール・コミュニティ、コミュニティ・スクールといったところで、言葉遊びをしているんじゃないかというふうに言われることもあったんですけれども、コミュニティ・スクール自体は制度として、今三鷹で行っている学校運営協議会の皆さんが、一緒に学校をどうしていこうかといったことに参画していただくという、そういう仕組みです。学校というところは、子どもたちもそうですけれども、毎年入学してこられて、新しい保護者の方々が入ってきていただける。そういう意味では、人のつながりとか、そういう部分というのはすごく大きいところかなというふうに考えているところです。そういった意味では、地域、学校、それから保護者の皆様、もちろん子どもたちが中心になんですけれども、子どもを1つのテーマにした、そこに集ってこられるいろんな方々が1つのコミュニティをつくっていくという部分での、学校を核とした地域社会づくりといったところに、学校を1つのインフラとして使っていくということは、すごく可能性のあることだなというふうに思っています。
 三鷹市においては、住民協議会等のさまざまなコミュニティ住区というものがある中でのことなので、そういう意味では、はっきり言ってコミュニティ・スクール自体は一番の新参者だったのかなというふうには考えているところです。ただ、その中で重層的、複合的な形で、さまざまな方々が重なり合いながら、いずれの立場でも子どもたちのことをみんな大切にしてくれるのが、本当に三鷹の市民の皆さんだと思っています。そういった方々のありとあらゆる力を結集しながら、1つの学校ということじゃなくて、子どもということなのかもしれないんですけれども、子どもを中心にしたコミュニティの形成に一役を買えればといったことで、学校教育も入っていきたいということで進めているものだというふうな認識でございます。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。本当に子どもを中心ということで、さらなる深化と、また先進的な、本当に全国のモデルとなるような取り組みをよろしくお願いしたいと思います。
 続きまして、12ページの三鷹市立小・中一貫教育校小・中一貫カリキュラムの実践と仕上げなんですけれども、今回、暫定版ということで、平成31年3月に完成、4月に配布を目指すということで取り組まれてきたということなんですが、これは改訂されたのは、この小・中一貫教育が始まって初めてなのか、それとも何年に1回か、こういった改訂というのは行われているのか、お伺いしておきたいと思います。


◯指導課長(松永 透君)  カリキュラム自体は開園のタイミングで1回つくりました。ただ、その後、学習指導要領が1回改訂されたタイミングでつくってきたものが、今回、再度の改訂ということで行ったのが、学習指導要領にまた対応するためということで、大きく言うと改訂作業自体は2回目になります。3作目ということになるんでしょうか。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。こちらを周知して取り組んでくださるということで、よろしくお願いしたいと思います。
 続きまして、19ページの教育支援の充実と校内通級教室の全市展開ということで教えていただきたいんですけれども、取り組み状況で、個別指導計画については、小学校で6.4%の児童、中学校で8.9%の生徒に対して作成されとなっているんですけれども、中学でこの比率が多くなっているんですが、この要因というのはどういったものなのか、教えていただきたいと思います。


◯教育支援担当課長・支援教育担当課長(田中容子さん)  個別指導計画なんですけれども、これは通常の学級で支援の必要なお子さんについて、校内委員会等で立てるものなのですが、これは校内委員会の開催とも関連いたしまして、中学校というのは割と時間割の中に校内委員会の時間を設けまして、例えば火曜日の4時間目ということであれば、そこで重立った教員が集まって協議をするのですが、その割合等も、小学校に比べると──小学校は放課後の開催になることが多うございまして、その開催の比率等から見ますと、中学が割と高いんですね。それらの要因等もあるかと考えます。


◯委員(大倉あき子さん)  これは作成ということで、子どもの人数がふえているということではないということでしょうか。


◯教育支援担当課長・支援教育担当課長(田中容子さん)  子どもの人数ではなくて、作成の割合ということでございます。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。来年度から中学でも校内通級が行われるということと、これまでまた、スクールソーシャルワーカー機能を持たせたスクールカウンセラーも、中学においても本当に充実してきているということで、本当に小・中の連携も非常に重要だと思っていますので、よろしくお願いします。
 それと、続けまして、ここの取り組み状況の(4)の中で、子どもの貧困対策への対応を含めたってあるんですけれども、この子どもの貧困対策というのは具体的に教育委員会としてどのようなことが行われているのか、お伺いしたいと思います。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(宮崎 望君)  子どもの貧困対策は全庁的に連携して行っているものでございますけれども、特に教育委員会の中での対応は、まずは就学援助があります。後で学務課長から補足があると思いますが、そういった経済的な支援というのが、まず1つあるということですね。
 そのほかに、こういった相談業務の中で、ソーシャルワークということが重要になっていますので、いろんな子どもの貧困によって、さまざまな対応が必要な子どもが出てきているということで、家庭の実態とか、教育環境、家庭環境、こういうものを相談の中でしっかり把握をしながらやっていくというのが、総合教育相談室の中で体制を持っておりますので、それが全庁的な福祉とか、保健とか、いろんなところと連携しながらそれをやっていくというのが、1つの貧困対策のまたソーシャルワークでもあるというようなことでございます。


◯学務課長(金木 恵さん)  就学援助につきましては、大抵の場合は年度の当初に御希望される御家庭から申請をいただくんですけれども、年度の途中にあっても経済的に苦しい状況がうかがえる児童・生徒の家庭について、学校のほうから相談が上がってくるケースもございます。また、子ども家庭支援センターと連携をする中で、スクールソーシャルワーカーが、そういった部分でひょっとすると支援が必要なおうちかもしれないというような情報をキャッチした際には、スクールソーシャルワーカーを通じて就学援助を申し込んでみないか、審査をしてみないかというような働きかけ等もさせていただく中で、そういった意味では実質的な貧困対策という形で活用をさせていただいております。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございました。子どもの貧困対策、また学習支援とか、あと子ども食堂とかも今本当に各地で実施されていると思うんですけれども、またフードバンクも今年度から始められたということで、ぜひここのところを取っかかりというか、窓口として連携していただいて取り組んでいただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、この中で最後なんですけれども、児童・生徒の安全を見守る体制の充実なんですが、最近、子どもを巻き添えにしたさまざまな事故とか、事件とか、非常に多くある中で、私も今年度に入って交通安全というか、車の安全対策、また通学路、そういうところの安全対策とかで本当にたくさんの要望を受けまして、それを道路交通課に一つ一つつなげてきたということもあるんですけれども。
 今回も警察とか、また保護者とか、学校とか、青少対、交通対、連携しながら点検されたということなんですが、なかなか警察さんにお声を上げて、すごく時間がかかるのかなというふうな感もあるんですけれども、そういったさまざまな課題が上がった箇所を挙げて、フィードバックというか、そういうのはどのように行われているのかお伺いしたいと思います。


◯学務課長(金木 恵さん)  通学路に関係する安全点検のその後といったところなんですけれども、まず合同点検をするときには、交通管理者である三鷹警察さんのほうに、一緒に現場に立ち会っていただきまして、その場で御見解を頂戴する場合もございます。例えば横断歩道をここにつくってほしいというような御要望があった場合に、その警察の中での基準で、どうしても物理的に難しいといったものについては、その場でお話をいただいております。
 ただ、それでできないんだよと言うだけでは課題はなくなりませんので、その代替として、例えば何か注意喚起をするような看板がつけられないかとか、ステッカーが張れないかとか、そういった代替案につきましても、市長部局の都市整備部さんのほうと連携しながら、できることを着実に1つずつやっていくというような形で対応させていただいております。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございました。その都度ということの認識でよろしいんでしょうかね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 わかりました。では、引き続きよろしくお願いいたします。
 では、続きまして、図書館の基本的方針に基づく点検・評価で数点お伺いをしたいと思います。この中の6ページのレファレンスサービスの充実なんですけれども、非常に図書館利用者にとってありがたい、また重要なサービスだと考えているんですけれども、このレファレンスサービスの充実、ここは特に取り組みの状況とか、そういった数値は点検・評価とかには含まれていないんですけれども、その辺のところはどうなのかお伺いしたいと思います。


◯三鷹図書館長(田中博文君)  今、レファレンスサービスの充実について、具体的な指標では数値目標等が設定しにくい部分であるんですが、今年度についての取り組みでは、これまで本館の資料室、あと1階のほうの総合カウンターでレファレンス件数の集計を行っていたところを、今年度からは全館で集計をし、ささいなものについてもレファレンスを行っている実績をちゃんと把握をするということと、その事例について各館で共有できるような形に記録をとっておくようなことで、職員の基本的なレファレンスの能力の基礎を固めていくような取り組みをスタートしているところです。
 昨年度までも外部の講師をお呼びして、いろんな事例の課題を与えていただいて、先に職員のほうで資料を使って回答案をつくって、講師の先生に評価をいただくような研修のほうも実施をしておりました。また、多摩地域では公立図書館の研究部会がございますので、そこでレファレンスサービスの合同での研修等も行っておりますので、三鷹市だけの事例ではなく、他市の事例も含めて共有できるような形で人材の育成に努めているところでございます。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。なかなかレファレンスサービスっていう言葉が耳なれないということで、ここの認知度も低いのかなというふうなことも感じていたので、ぜひ集計と評価があってもいいのかなっていうことを感じております。
 レファレンスサービスのこの名称というか、例えば案内、調べ物をしますとか、何かわかりやすいような表現にするとか、そういったことは考えたりはされていないのか、お伺いしたいと思います。


◯三鷹図書館長(田中博文君)  確かに市民の皆様にはレファレンスということが、なかなか認知度が低いというか、どういう内容なのかということがわかりにくいところでは、今担当のほうに実際に私のほうといろいろと、相談ができる窓口がどこにあるのかということを、来たときに利用者がわかるようにするべきではないかということで、案内板等、また各館ではカウンターの大小もございますので、どういう表示ができるのか。本当に気軽に御相談くださいというようなメッセージでも構わないので、何か表示ができるようにということで、今作成をさせていただいて、早々に利用者の皆様にその表示があって、いつでも気軽にお子さんから大人の高齢者の方まで相談ができるような体制と環境を整えていきたいというふうに考えております。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。今、本当に情報がネットでいろいろとれる中にあって、やっぱり図書館のレファレンスサービスって、ネットにはない非常にいい部分でもあると思うので、せっかくやられているサービスなので、広く、わかりやすく周知していただけたらなということを感じておりますので、よろしくお願いします。
 最後に、配達サービスの実施なんですけれども、ホームページを見させていただきましたら、今回から障がい者だけでなく、出産の方とか、入院されている方とか、本当に幅広く対象を広げられて、ちょっと感動をしてしまったんですけれども。確認しておきたいこととして、入院等とあるんですけれども、その中には、例えば老人ホームに入られている方とか、また老健施設とかに入られている方っていうのも含まれているという認識でよろしいんでしょうか。


◯三鷹図書館長(田中博文君)  配達サービスにつきましては、基本的には図書館に来館ができない方──全てと言うと条件がいろいろありますが、を対象にさせていただいております。短期的に、例えば大きな病院に入院をされていて、外に出れないけれども、読書がしたいということであれば、御相談いただければ、実際に病室のほうにお伺いをして面談をさせていただいて、その期間については利用ができるような判断を、最終的には図書館長のほうでさせていただいて、サービスの提供をさせていただくことになるかと思いますので、施設ごとによって、御相談をいただければ対応ができるかとは思いますが。ただ、基本的には、施設によっても、利用者の方の読書ができるかというところから、まず1つ入ってくるかと思いますので、その場合には、まずどういうサービスができるのかという、こちらの読書支援サービスの御案内をさせていただいて、配達サービス以外にも、今ではデイジー図書のように音声でのサービスもございますので、そういうものについてヒアリングをさせていただいて、適切なサービスを提供できるように。今はリーフレットのほうをつくらせていただいて、関係部署、関係施設のほうにもそのリーフレットの設置をしていただいて、広く周知を進めているところでございますので、まだまだ実績が伸びてはいないんですが、何らか読書の支援ができるサービスを、まず市民の皆様に知っていただくような形で取り組みをスタートしたところでございます。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。当初、障がい者の対象条件があったと思うんですけれども、なかなかそれを広げられないのが、やっぱりサービスを提供する側の人の確保ということが課題になったかと思うんですが、ここまで広げられて、これを多く周知することによって、すごく利用者って、たくさん希望される方が出てくるのかなと思うんですけど、その辺のバランスというのは大丈夫なのか、お伺いしておきたいと思います。


◯三鷹図書館長(田中博文君)  現在、配達サービスは本館の障がい者サービスの担当が中心になって行っておりますが、これから利用者がふえれば、各館、または移動図書館の巡回ステーションを起点に、配達サービスが展開できるかというふうに予測をしております。ただ、そこにはどうしても御協力いただく方が必要になってきますが、今図書館のほうでボランティアとして障がい者サービスの活動をしていただいている方からも、配達サービスが広がっていけば、ぜひ協力したいという方も多くいらっしゃいます。
 また、図書館サポーターで活動していただいている方からも少しインタビュー等をさせていただくと、館内だけのサービスではなくて、そういう配達に係るようなサービスでもお手伝いをしたいという方がたくさんいらっしゃるのは、すごく図書館としてはありがたいお言葉をいただいているところです。ただ、今現在、配達サービスは3人の方の利用にとどまっているところですので、なるべく早く周知をしながら、そういう御協力いただく人材の方の活躍の場を提供できるように努めていきたいんですが、第一に課題なのは個人情報の保護という観点からは、どのように読書記録を守るか、また、御家庭にお伺いすることになるかと思いますので、どういう点について課題があって、サービスを提供するときに注意をしなければならないかは、今担当のほうとも整理をしながら、もしボランティアで図書館サポーターの方に協力いただく場合には、その点の課題をちゃんと検証をしながら実践できるように努めていきたいというふうに考えております。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。人員の確保は大丈夫ということで、本当に安心しました。課題はいろいろさまざまあるかと思うんですけれども、ぜひ解決していただいて、もしこれを広く広報をしていくということになりましたら、障がい者支援課が窓口ということなんですけど、ぜひ子育て支援課、また高齢者支援課とか、そういったところにも周知の窓口を広げていただけたら、すごく皆さん、利用したいという方がいっぱい出てくるんじゃないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。


◯委員(吉野和之君)  それでは、質問の出なかった項目を中心に2点だけお伺いします。
 まず、点検・評価のほうの3番目の教育内容の充実に関してです。この件に関して、和田先生の御意見の中に、小学校英語や特別の教科道徳について、教員が自信を持って取り組めるよう今後も適切な指導・支援をお願いしたいという文言がございます。特に英語、これはこの指標の中にも、小学校教員指導力向上に向けた外国語研修を10回ほどやると。今後の取り組みの中で、中学校英語教員の専門的な支援等を計画的に行うとありますね。今年度、小学校の教員と中学校の英語教員との両方の連携というか、そこら辺はどのように行われてきたか、それでまた来年度はどのように行っていくのか、この点についてお伺いします。


◯指導課長(松永 透君)  1つは、英語教育の教員研修のほうで、三鷹はスタッフがいるものですから、私も専門が英語で、統括指導主事も小学校の英語が専門ということで、市内で講師を自分たちでやりながら教員に研修ができる、すごく恵まれた条件がありましたので、かなりやりました。そういう意味では、先生方もそれに合わせてきちっとついてきて、いい授業ができるようになろうという気持ちでやっていただきまして、昨年度も10回程度研修をやり、またことしもやっておりますけれども、一人で授業ができる先生、すごくふえたなというのは実感です。自信を持って言いますけれども、先生方、本当によく頑張ってくださっています。
 専科を配置している学校は3校あるんですけれども、それ以外の学校は基本的には5・6年生は担任の先生と、あとはALTに入っていただきながらといったことで進めていくことになりますけれども、大分よくやっているなというふうに思っています。
 小・中の教員の交流ということなんですけれども、まず一番多くやっているのは、大体年間8回ぐらいやっていますけれども、いわゆる鷹教研という組織でやっています。三鷹市教育研究会ということで、それの英語部会には小学校、中学校で英語を担当でやられている小学校の先生等も入っていただきながら、一緒に研修をしていますし、授業研究も一緒にしながら、小学校の授業を中学校の先生も一緒に見ながら、中学校の専門家の視点で、この授業についてこうだ、こういうふうにしていったらもっとよくなるんじゃないかというようなアドバイスをいただいたりしています。
 それから、小・中一貫教育の相互乗り入れ授業の一環として、最近は小学校のほうからは英語の先生に来てほしいというリクエストがすごく多くなってきました。私もそれはすごく大切なことだと思っています。なぜかというと、私も中学校の英語が専門なんですけれども、中学校の英語の先生は、小学校6年生がどこまでできるのかといったことを知った上で、中学校1年生の授業をスタートしていかないと、子どもにとってはすごくつまらない英語の授業、そんなのは知っていますというような英語の授業をどうしても始めがちなんですけれども。
 そうでなくて、小学校の授業を中学校の英語の先生が小学校の先生と一緒に指導するということ、この経験というのはすごく大きくて、ここまでできている子どもたち、中学校1年生、ここからスタートさせていってあげられるなということを意識しながら授業ができる。また、中学校の先生にとってみると、小学校の先生が多少発音等苦労されるところもあるんですけれども、その辺をアシストしてあげながら授業を進めるということを、今各学園で前に向かって進んでいるところです。大分進んできた感じはあります。


◯委員(吉野和之君)  ありがとうございました。特に小・中一貫ということで、そういう意味では、この英語教育において非常にメリットが出てくると思うんですね。そこで今かなり進んでいるということなんですけども。今後の取り組みの中で専門的な支援等を計画的に行うとありますが、今後、何か新しい方向性というか、新しい、より充実するような、そういう計画というのは今どのように考えているんでしょうか。


◯指導課長(松永 透君)  今申し上げました相互乗り入れ授業の計画、これをもっと積極的に進めていけないかといったことで、今動いているところです。ただ、中学校の英語の先生方は、いわゆる少人数習熟度別指導ということで、2学級3展開等の授業をやっている先生がかなり──三鷹では一中以外は全部それをやっているんですね。そうすると、持ち時間数がすごくふえてしまうといったことで、なかなか英語の先生を、本当は出したいんだけれども、派遣するのがちょっと学校として厳しいというようなところもあり、後補充の先生方に入っていただきながら、今出かけていっているのかなといったところが現実です。
 その辺をもうちょっとスムーズに派遣ができるような方法はないかということで、今学校とも相談をして進めているところでございます。


◯委員(吉野和之君)  では、次の質問に行きます。13番なんですけれども、児童・生徒数の増減への適切な対応なんですけども、これ、先生の意見書の中にも、庁内プロジェクトチームによる将来予測シミュレーションの適切性については引き続き絶えざる検証が必要であるが、通学区域の変更に伴う保護者や地域への説明等については丁寧な説明がされることを期待するという、こういうコメントがございましたね。
 まず1つなんですけども、この将来予測シミュレーションね、これはより正確な将来予測シミュレーションが必要だと思うんですよ。これに対する考え方と、それから、この年度について、変更に伴う保護者や地域への説明等については、説明が適切にされたとは思うんですが、そこら辺で何か反省点というか、そういうのはあるでしょうか。


◯学務課長(金木 恵さん)  御質問いただきました1点目の将来推計の関係でございますけれども、こちらにつきましては毎年度更新をしております。更新をする中では、新しい建物がどこにどのぐらいできるのかといったことも含めて、都市整備部さんと情報共有をしながら、時点修正を重ねているような状況でございます。
 実際、じゃあ、その推計結果と現実がどうなんだといったところなんですけれども、直近二、三年の部分については、かなり精度が高い結果が検証としてされています。昨年の今ごろに推計した内容で、来春どうだったかといった数字と、今年度の春の数字を見比べると、本当に1万二、三千分の数十も変わらないぐらいなんですね。なので、ほぼほぼ当たるというふうに、こちらでは認識をしています。想定している学級数も、増減の予想の範囲内でおさまっています。これを超えるような増加というのは、今まで出ておりませんので、ある程度精度の高い推計ができているものというふうに考えております。
 なので、こちらにつきましても、今後とも絶えざる検証といったことで、毎年、実際どの程度乖離したのか確認をしながら、また更新のほうを進めていきたいというふうに考えております。
 2点目に御質問をいただきました通学区域の変更の関係ですけれども、説明会を昨年度の年度の初め4月ごろと、秋ぐらいの11月ごろ、2回に分けて、それぞれ影響する3校の学校──第一小学校、第六小学校、高山小学校でそれぞれ開催をさせていただきました。出席された人数が決して多くはなかったのかなといったところが反省点というところではあろうかとは思いますけれども、やはり実際に通学区域が変わって、受け入れる側の第一小学校さんの関心というのはやっぱり高かったのかなというふうに、こちらでも考えております。
 また、今後、来春から入ってこられるお子さんが対象になるということで、今年度は幼稚園の園長会ですとか、保育園の園長会のほうにお邪魔をさせていただいて、来春から通学区域が変わるお子さんが出てきますよといったことについても周知をさせていただきました。また、今後、就学時健診が始まってくる中で、そういった関心のほうも高まってこようかと思いますので、適切な時期に広報等でまた周知を図っていきたいというふうに考えております。
 以上です。


◯委員(吉野和之君)  御答弁ありがとうございました。かなり精度の高いシミュレーションができているというお話を聞いて、より精度の高いシミュレーションで今後も続けていっていただければと思います。
 それから、また保護者や地域への説明についても、これもより丁寧に今後とも行っていただければと思います。終わります。


◯委員長(伊東光則君)  教育委員会の説明は終わりました。
 休憩をいたします。入れかえのために3時半再開です。よろしくお願いします。
                  午後3時14分 休憩


                  午後3時29分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 スポーツと文化部報告、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明を求めます。


◯スポーツと文化部長・東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長(和泉 敦君)  初めに8月1日付の人事異動で、これまでスポーツと文化部の調整担当部長でありました向井のほうが都市再生部のほうに異動しまして、その後任としまして大朝部長がこちらのほうに参りましたので、よろしくお願いします。三鷹中央防災公園・元気創造プラザ総点検担当部長も兼ねておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
 さて、本日、スポーツと文化部からは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会等の取り組みといたしまして、2点ほど報告をさせていただきます。1つ目は、去る7月21日に実施されました自転車競技ロードレースのテストイベントの実施概要について、2つ目は、8月29日から4日間、武蔵野の森総合スポーツプラザで開催されます車椅子バスケットボールの国際大会、三菱電機WORLD CHALLENGE CUP2019についてでございます。こちらのほうにつきましては、大会前の8月26日から3日間、SUBARU総合スポーツセンターのほうで出場予定チームでございますイラン代表チームが事前のキャンプを行う予定としておりますので、御報告をさせていただくものでございます。
 説明につきましては平山スポーツ推進課長よりいたしますので、お願いいたします。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  それでは、私のほうから資料1、東京2020READY STEADY TOKYO自転車ロードについて御説明いたします。7月21日にこの自転車競技ロードレースの1年前のテストイベントが、世界自転車連盟(UCI)公認の大会として実施されたところでございます。
 テストイベントの概要でございます。競技日時のところにありますとおり、レースは正午、武蔵野の森公園をスタートいたしまして、三鷹市内はスタート後3分から5分程度で、あっという間に通過して行ったところでございます。ゴール地点の富士スピードウェイまで189キロメートルで、参加選手は海外ナショナルチーム・国内チームから20チーム、96人が出場いたしまして、優勝はイタリアナショナルチームのディエゴ・ウリッシ選手でございました。
 2番目に、三鷹市内の自転車競技ロードレースのテストイベントのコースについて記載しておりますが、市内の走行距離は約1.7キロメートルでございます。配付してございますこちらの青のチラシの裏面に、市内のコースがごらんいただける形になっております。こちら、交通規制図でございますけれども、武蔵野の森公園から大沢グラウンド通りに出まして、人見街道を右折、基督教大裏門を左折して東八道路を西に向かうコースでございました。
 資料1のほうに戻りまして、市民からの苦情等でございます。三鷹市内に関する情報のみということで御報告させていただきます。当日は参議院議員選挙投票日に当たっていましたが、コース沿道職員、武蔵野の森公園の本部、大沢台小学校投票所、選挙管理委員会への苦情はありませんでした。また、交通規制及び路線バスの運行につきましても同様に、コース沿道職員、武蔵野の森公園の本部、そして道路交通課に対して苦情はなかったところでございます。こうしたことから、まずは全体的に円滑な運営がされたものと考えているところでございます。
 4番目のコースサポーター(三鷹市応募者)の活動状況でございます。当日の参加者数でございますが、66人。応募段階では71人いらっしゃいまして、当日のボランティアの活動をするためには、事前の説明会への出席が必須でした。この説明会に欠席された方や、当日体調不良で5人が欠席となったところでございます。三鷹市の職員は部長を含めまして6人で対応したところです。
 コースサポーターの活動については、当日、午前10時にあらかじめ定められておりました三鷹市市民住宅集会所、大沢宿地区公会堂の2カ所に集合をいただきまして、点呼をとってキャップと大会運営のIDパス、そして飲料水500ミリリットル2本が組織委員会から渡されまして、三鷹市からは熱中症防止のための涼感タオルということで、水にぬらすとひんやりと感じる、首にかけて使用するようなタオルをお渡ししたところでございます。このボランティアの方のコースサポーターの取りまとめ役として、コントラクターADという組織委員会の役職の者より、コース沿いにコーンや鉄柵など資機材の設置や観戦者や歩行者の案内、安全確保に当たっていただいたところでございます。選手通過後、このコントラクターADの指示に基づきまして、鉄柵などを撤収、午後0時30分から午後0時45分の間に持ち場ごとに解散となったところでございます。
 裏面、2ページ目をごらんください。5でございます。これまで地域への説明や広報をどのように行ってきたかというところでございます。主に交通規制の説明や交通規制の周知の性質が強い広報をしてきたところで、三鷹市のほうで観戦を促進するPRは、先ほどのチラシ等でしたところでございます。
 当日の観戦者数につきましては、主催者の発表がございません。三鷹市沿いのコースの観戦者としては、私が見た限り、歩道に2メートル間隔には少なくとも大体1人はいらっしゃるようなイメージでございました。基督教大裏門の交差点付近は、さらに二重になっての観戦の場所もあったというふうに見ております。
 こちら、説明会等の様子は、お手元のとおり4月から、住民協議会や町会・自治会の代表者に説明したり、5月には地域説明会を開催したりしたところでございます。最後の7月16日のところで、小・中学校全児童・生徒への先ほどのチラシ配付ということで、こちらのほうは東京2020大会に向けた三鷹地域連携会議から、やはり小・中学校にはチラシをきちんと1人1枚、PRをして観戦を促してはどうかというような御提案もありましたので、そちらを踏まえまして配付したところでございます。このため沿道の児童遊園を自転車駐輪場として3カ所確保いたしましたけれども、当日は各児童遊園、大体20台ずつ程度の御利用をいただいたというような形でございます。小・中学生の観戦の姿はそれほど多くは見かけられなかったかなといったところが印象でございます。
 本番に向けましては、今三鷹地域連携会議でも提案が出ておりますので、安全に小・中学生が観戦してもらえるよう、駐輪場の確保、熱中症対策等もした上で、きちんと取り組みを進めてまいりたいというふうに考えているところです。
 6番目の都内通過自治体合同記者会見及び自転車ロードレース競技PR動画についてです。こちら、テストイベントに先立ちまして、7月11日の木曜日に、東京2020オリンピック競技大会自転車競技ロードレース都内通過自治体合同記者会見を、調布市文化会館たづくり、くすのきホールで行ったところでございます。内容ですが、東京都内コース通過8市市長の決意表明、そして、元F1ドライバーとして有名な片山右京氏の挨拶。片山さんにおかれましては、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック組織委員会のスポーツ局競技運営部スポーツマネジャー(自転車競技)の役職についていらっしゃる方でございます。そして、8市合同のPR映像を上映いたしまして、機運醸成に努めたところでございます。この8市でつくりましたPR映像については、ユーチューブなど、どなたでもごらんいただけるようになってございまして、今現在、元気創造プラザの情報コーナーに設置しています、オリンピック・パラリンピックのカウントダウンボードについている液晶ビジョンでもごらんいただいているところでございます。
 次に3ページ、資料2でございます。三菱電機WORLD CHALLENGE CUP2019について御報告いたします。この大会は8月29日の木曜日から9月1日の日曜日の4日間、武蔵野の森総合スポーツプラザで行われるものでございます。三鷹市及び三鷹市教育委員会が後援をしております。参加国はオーストラリア、イラン、韓国、日本の4チームとなっておりまして、この参加出場国は、大会前の8月26日の月曜日から28日の水曜日にかけまして、それぞれ三鷹市、府中市、調布市で事前キャンプを行うことになっております。このキャンプ中、大会への応援参加を市民や学校などに広く呼びかけるとともに、世界のトップ選手と地域の児童・生徒との国際親善交流等の体験会イベントを開催する予定となっております。
 次に、2番目でございますが、出場チーム事前キャンプ地でございます。三鷹市についてはイラン代表チームを受け入れることとなっております。そのほか、府中市はオーストラリア、調布市が韓国となっております。なお、三鷹市の児童・生徒とイラン代表チームとの体験交流会については、8月27日、28日に実施の方向で教育委員会、学校のほうと調整をしているところでございます。
 3番目でございますが、三鷹市小・中学校の大会観戦予定等について記載しております。第四中学校と第一小学校の児童・生徒が大会の観戦をする予定となっております。いずれも8月29日の木曜日の試合を観戦する方向で調整を進めております。第四中学校につきましては全生徒が観戦予定でございまして、こちらは三鷹市の事業として三鷹市の予算で実施するものでございます。第一小学校につきましては、6年生の全児童が観戦予定となっておりまして、こちらは東京都の事業、東京都の予算で行われるものでございます。第一小学校につきましては、パラリンピック競技応援校を対象とした東京都の事業に応募し、決定されたものでございます。
 車椅子バスケットボールにつきましては、お手元にチラシのほうを添付しておりますので、ごらんいただければと思います。
 最後にみたか2020ニュース(7月号)が発行されましたので、お手元に配付をさせていただきました。簡単に御説明だけさせていただきますと、今回一番上にはいよいよ8月15日の朝7時半スタートでトライアスロン日本代表の選考レースが行われますので、高橋侑子選手の出場する重要なレースについてお知らせをしているところでございます。また、応援メッセージを送ろうということで、横断幕を設置して、市民からのメッセージを記載していただいております。
 裏面に参りまして、中段から下の部分で、三鷹市ゆかりのアスリート紹介コーナーということで記載をしておりますが、右側の有安諒平選手については、この8月の国際大会への出場で8位以内に入れば、日本人の枠を確保できるという重要な大会に出場するというようなことで、さらには表敬訪問ということで、今調整をしているところでございます。
 私からの説明は以上です。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(山田さとみさん)  よろしくお願いいたします。まず自転車ロードレースのテストイベントについてお伺いいたします。三鷹については、市民から苦情も特になかったとのことで、大きな混乱もなく終えられたことは評価したいと思います。東京都のオリンピック・パラリンピックの大会準備の状況については、IOCのバッハ会長からも、大会1年前の時点でここまで準備が整っている都市を見たことがないと、スピーチで賛辞を受けており、関係者の皆様の御尽力に敬意を表します。
 現在、最大の課題と言えるのは暑さ対策だと思っております。こちらのロードレースのテストイベントにおける暑さ対策の状況についてお伺いします。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  まず、今回のテストイベントにつきましては、観戦者の観戦促進をするというPRよりは、むしろ本番の競技を技術的にどのように円滑に運営できるのかといったところに焦点を当てたことから、観戦者促進のPRというものは組織委員会としてしなかったというところでございます。
 一方で、コースボランティアを初めボランティアの皆様は、今回、こういった暑さの中での対応ということで、説明会においても、無理をしないようなスケジューリングですとか、それから休憩場所の確保、飲料水の確保、個々人で小まめに給水や塩分をとっていただくといったようなことが、その説明会の際に説明されまして、そうした対応がとられたところでございます。
 本番に向けましては、これから組織委員会のほうでどの程度観戦のPRを力を入れていくのかというところは、まだ具体的に明らかになってきていないところでございますが、報道等でも言われていますとおり、暑さ対策というのは非常に重要なテーマとなっておりますので、そういったところの大規模な暑さ対策等、大もとの方針については、今後しっかりと組織委員会に確認してまいりたいというふうに思っております。
 また、今地域連携会議、三鷹市の会議におきましても、自転車ロードレースにつきましては、特に市内で唯一開催される競技ということから、市民の皆様にも生でぜひとも観戦をしていただきたいというような御意見をいただいているところでございます。そういった中で、組織委員会のほうの暑さ対策の状況を見た上で、市としても今回においても小・中学生への観戦のPRのチラシ等も配付したところでございますので、沿道で少し日よけのスペースとなるような場所の確保ですとか、飲料水などの確保ですとか、それから、どれだけできるかわかりませんが、看護師ですとか、そういった方の待機の必要性をどのようにしていったらいいかなど、市としても組織委員会では足りない部分について連携していく中で、十分な体制をとっていきたいというふうに考えているところです。


◯委員(山田さとみさん)  ありがとうございます。テストイベントではボランティアの方に無理をしないようにですとか、御案内があったと。飲料水の提供や涼感タオルというようなものも配付があったと。観客について、これから考えていくということなんですけれども、都がほかの地域で実施したテストイベントがありまして、そこでは暑さ対策について、ミスト、保冷剤、雪を配付するなど、あとお水のサーバーなどを用意していて、さまざまな取り組みを行っていたと聞いております。
 暑さ対策の取り組みは、夏に実施される各種の市内のお祭りですとか、あと小・中学校の運動会などでも応用が可能だと考えております。1つのレガシーとして、ぜひほかのテストイベントにおける情報も収集していただいて、本番の暑さ対策に生かしていただきたいと考えております。
 次に、車椅子バスケットボールのWORLD CHALLENGE CUPについて、お伺いいたします。車椅子バスケはパラスポーツの中でも人気が高い競技の1つです。また、井の頭公園でパラスポーツの体験イベントが行われましたけれども、子どもが積極的に列に並ぶ姿が見受けられました。今回、三鷹市の児童・生徒が、三鷹で事前キャンプを実施するイランチームとの交流体験会を行うということなんですけれども、具体的にどのようなことをされるのか、お伺いしたいと思います。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  この時期になってもというところはあるんですけれども、まだ具体的にイランチームと直接体験交流会の内容について話が詰められていないというところが、実際のところです。昨年度、カナダ代表チームと体験会を実施したところなんですけれども、日本車いすバスケットボール連盟の話によれば、それぞれのチームによって、それぞれのメニューを持っているので、そのチームに任せてもらえれば、海外チームは日ごろからいろんなところで子どもたちとの交流というものはチームとしてなれているのでというようなことは言われているところでございます。
 昨年のカナダの代表チームの交流会の様子は、最初に選手同士が車椅子の実際の試合のようなものを児童に見せて、その後に車椅子については10台程度は用意をいたしまして、1人当たり大体5分ぐらい、実際に乗って、選手たちとボールをパスしたり、ボールを持って──1つ、印象的な風景では、車椅子を10人ぐらいがつながるような形で選手が引っ張っていくとか、そういうようなちょっと遊び感覚のものを交えながら、それぞれ5分ぐらいずつに分けて、全員の子どもたちに車椅子に乗って、選手と一緒に体験をしていただいた後、三、四人の代表の子どもたちを募って、選手と試合形式のものを最後に実施しまして、その後、記念撮影をして、選手たちとハイタッチをしながら解散するといったような流れが昨年度の様子でしたので、そういったイメージを私どもとしては今持っているところでございます。


◯委員(山田さとみさん)  会場は決まっているんでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今、メーンアリーナとサブアリーナの両方を確保しておりまして、基本的にはサブアリーナの広さがあれば、十分交流会としては成り立つような形ですので、サブアリーナで実施することになるのではないかなというふうに想定しているところです。


◯委員(山田さとみさん)  わかりました。ありがとうございます。直前にならないと、ちょっとわからないということなんですけれども、この車椅子バスケットボール、すごく人気の花形の競技だと思いますので、ぜひ生徒と触れ合っていただいて、観戦されるお子様もいらっしゃるということで、家庭や市民にパラスポーツの魅力の発信ということで、しっかり波及して、来年のパラリンピック東京大会のスタジアムにつなげること、機運の醸成につなげていただきたいと考えております。
 最後に、みたか2020ニュースなんですけれども、前回の委員会で、済みません、デザインについてちょっと触れさせていただいたんですけれども、少しスポーティーな感じになったかなと思っております。本当に内容は盛りだくさんで、読んでいると楽しみだなって思うんですけれども、引き続きのブラッシュアップのほうをお願いいたします。フォントを変えてもいいのかなとか、ちょっと思ったりしますが、引き続きの──でも、よくなったかなと思っております。
 本当に読んでいると盛りだくさんの内容で、ああ、始まるんだな、三鷹にゆかりの選手、いるんだなとか、カウントダウンボードが設置されたんだなとか、三鷹にもオリンピック・パラリンピックが来るんだというような期待感が盛り込まれていると思うんですけど、せっかくなので手にとってもらえるような引き続きの努力をお願いしたいと思っておりまして、1年を切っておりますので、例えば三鷹駅前で配布するとか、積極的な市民への周知をお願いしたいなと感じておりますが、そういった点はいかがでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今御提案いただいた、みたか2020ニュースの関係でございますけれども、やはりより多くの市民の方に手にとって見ていただけるというようなことについては、今御指摘いただいたフォントの部分の点も含めまして、引き続き改善していきたいなというふうに思っております。
 こちら、みたか2020ニュースにつきましては、今例えば駅前での配布等の御提案をいただいたところでございますけれども、これからさまざまな市のイベントに、三鷹市の職員がPRブース等を出して積極的にこの2020ニュースのほか、オリパラに関連するグッズ等を配布していきたいというふうに考えておりますので、こちらで待っているのではなく、そういった人の集まるところに出ていきまして、そういったところでは積極的に必ずこのみたか2020ニュースというものを、ひとつ手渡して読んでいただくというような活動をしっかりしていきたいなというふうに考えております。


◯委員(大倉あき子さん)  よろしくお願いいたします。まず、自転車競技ロードレースの広報の件なんですけれども、先ほど小・中学校の全児童・生徒が一応7月16日にチラシを配付されて、当日は余り多くは見かけられなかったということで、やはり市内唯一の開催地ということと、生でお金を払わなくて見れるということで、本当にすごくいい機会だったんですけど、なかなかチラシを渡されたのも多分タイミングが遅かったということで、周知も広く行き渡らず、また予定も入ってしまったということもあったのかなと思ったんですが。
 先ほど、テストイベントでまた駐輪場、また熱中症の対策ということもあったんですが、熱中症の対策とか、駐輪場の確保、そういったことを余り前提としていなかったので、当初から小・中学生というのは広報しないというふうな認識であったのか、お伺いしたいと思います。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  こちらのテストイベントについては、できる限り三鷹市民の方に多く知っていただくためにきちんと広報してというふうに思っていたところではございます。地域連携会議のほうが開催されまして、やはり市内唯一の会場となるのが自転車ロードレースというような御意見が非常に多くて、さらにしっかりとテストイベントについてもPRをしてというような御提案を受けたものですから。
 ちょっと、今御指摘のとおり7月16日というのは、7月21日開催のタイミングからすると、かなり直前で、既にもう御予定も立ててしまった小・中学生の皆さんも多かったのではというふうに思っておりますので、そこのところは率直に反省をし、本番に向けてどれだけこれから自転車の魅力を市民の皆さんに伝えて、本番当日、実際に安全に見に行ける環境を整えて、多くの市民の皆さんの心に感動が残るように、そこはしっかりと取り組んでいかなければならないなというふうに考えているところでございます。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。なかなか、やはりオリンピックに行きたくてもチケットが当たらなかったりとかされている方も多くいる中で、本当に三鷹市、恵まれてそういった機会を与えられているということなので、PRの広報の仕方、非常に重要になってくるかと思いますので、ぜひ子どもたちに広く広報していただけるよう、お願いしたいと思います。
 続きまして、三菱電機のWORLD CHALLENGE CUP2019の件なんですけれども、4カ国、オーストラリア、イラン、韓国、日本の4チームということで、今いろんな報道があって懸念される部分もあると思うんですけれども、特に問題なく、ここは進まれているという認識でよろしいんでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  おっしゃるとおりで、若干懸念されるような報道等がされているところでございますけれども、その点は一定の──もちろん我々もきちんと安全対策をする部分は自治体としてした上で、きちんとイランと子どもたちの交流が実現するように、今は全く支障なく進められているという状況ではございます。


◯委員(大倉あき子さん)  ありがとうございます。すごくほっとしました。ぜひ仲よく、本当に大成功であることを祈りたいと思います。ありがとうございます。


◯委員(吉沼徳人君)  済みません、バスケットのことなんですけども、三菱電機のWORLD CHALLENGE CUP2019、一番下に同時開催で車椅子バスケットボールの女子の日本代表の強化試合というのがあるんですけど、これっていうのは、この日にちの中のいつやられるかというのは決まっているんですか。資料2のどこかに載っていますかね。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  チラシの裏面をごらんいただきますと、ちょうど中段のところに大会スケジュールというところが載っておりまして、女子というふうについております8月29日に13時15分、女子日本と女子オーストラリア、そして、8月30日にも、19時から女子日本と女子オーストラリア、そして9月1日、12時半にまた同じカードで予定がされているといったところでございます。


◯委員(吉沼徳人君)  済みません、ありがとうございます。ちょっと見損なって、申しわけありません。


◯委員長(伊東光則君)  以上でスポーツと文化部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後4時00分 休憩


                  午後4時00分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 管外視察について、本件を議題といたします。
 休憩いたします。
                  午後4時00分 休憩


                  午後4時05分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 管外視察については、相手市の御都合により、前回の委員会で確認をいたしました候補日ではなく、10月29日、30日に実施をし、お手元に配付した日程案のとおり進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、ダイヤの改正などに伴い、時間につきましては若干前後することがありますから、あらかじめ御了承願います。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことといたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 続きまして、その他でございますが、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午後4時06分 散会