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令和元年第2回定例会(第3号)本文

                  午前9時29分 開議
◯議長(石井良司君)  おはようございます。ただいまから令和元年第2回三鷹市議会定例会第3日目の会議を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(石井良司君)  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    日程第1 議案第4号 三鷹市組織条例の一部を改正する条例
    日程第2 議案第5号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係
               条例の整備に関する条例
    日程第3 議案第6号 三鷹市市税条例等の一部を改正する条例
    日程第4 議案第7号 三鷹市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例
    日程第5 議案第8号 三鷹市下水道条例の一部を改正する条例
    日程第6 議案第9号 中仙川雨水貯留施設整備工事請負契約の締結について
    日程第7 議案第10号 三鷹市東部水再生センター監視制御設備等更新工事(第三期)請負契
               約の締結について
    日程第8 議案第11号 三鷹市立第一中学校長寿命化改修II期工事請負契約の締結について
    日程第9 議案第12号 市道路線の認定について


◯議長(石井良司君)  直ちに日程に入ります。
 この際、日程第1 議案第4号から日程第9 議案第12号までの9件を一括議題といたします。
                    〔書記朗読〕
 それでは、提案理由の説明を求めます。市長 河村 孝君。
                〔市長 河村 孝君 登壇〕


◯市長(河村 孝君)  ただいま上程されました議案第4号から議案第12号までの9件につきまして御説明申し上げます。
 議案第4号 三鷹市組織条例の一部を改正する条例
 この条例は、防災都市づくりや三鷹駅前の再開発など、三鷹市のまちづくりにおける最重点課題について、スピード感を持って取り組むために、都市再生部を新設するとともに、あわせて関係条例の整備を行うものです。
 都市再生部の分掌事務は、まちづくりの推進及び防災都市づくりに関すること並びに再開発に関することとし、あわせて都市整備部の分掌事務を改めます。
 この条例は、規則で定める日から施行するとともに、三鷹市職員の労働安全衛生管理に関する条例の一部改正による整備を行います。
 議案第5号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関す
       る条例
 この条例は、地方公務員法及び地方自治法の一部改正による会計年度任用職員制度の導入等に伴い、整備条例により11本の関係条例を一括して整備するものです。
 まず、三鷹市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償条例について題名を改めるとともに、現行の嘱託員、臨時職員等を会計年度任用職員とし、それぞれ月額職員、時間額職員とします。また、報酬の月額や時間額を定めるとともに、月額職員について期末手当を支給することとします。
 次に、会計任用職員の勤務時間・休日・休暇等、育児休暇等、そして分限、懲戒について、それぞれ関係条例で定めます。
 この条例は、令和2年4月1日から施行します。
 議案第6号 三鷹市市税条例等の一部を改正する条例
 この条例は、令和元年度の税制改正による地方税法等の一部改正に伴い、関係規定の整備を図るものです。
 まず、個人市民税関係については、住宅借入金等特別税額控除の適用期限を2年延長し、令和15年度までとするとともに、単身児童扶養者の非課税措置の創設として、単身児童扶養者のうち、前年の合計所得金額が135万円以下であるものについて、非課税とする措置を講ずるものです。
 また、ふるさと納税の見直しとして、総務大臣が基準に適合する自治体をふるさと納税の対象として指定することに伴い、規定を整備します。
 次に、法人市民税関係については、一定規模以上の大法人の電子申告の義務化に伴い、回線の故障や災害などにより電子申告が困難であると認められる場合は、書面により提出できることとします。
 軽自動車税関係については、環境性能割の臨時的軽減として、令和元年10月1日から令和2年9月30日までの間に取得した自家用乗用の軽自動車について、税率を1%軽減します。また、環境性能割に係る非課税及び減免に関する取り扱いの特例として、当分の間、東京都が軽自動車税の環境性能割の賦課徴収を行うこととなったことに伴い、東京都と同様とする措置を講ずるものです。
 種別割のグリーン化特例の延長として、その適用期限を2年延長して令和3年までとするとともに、適用対象の見直しとして、令和3年度及び4年度に新規取得した自家用乗用の軽自動車について、種別割のグリーン化特例の適用対象を、電気軽自動車等に限ることとします。
 この条例は、公布の日等から施行します。ただし、個人市民税関係の単身児童扶養者の非課税措置の創設は令和3年1月1日、法人市民税関係は令和2年4月1日、軽自動車税関係のうち種別割のグリーン化特例の適用対象の見直しは令和3年4月1日、そのほかは令和元年10月1日から施行します。
 議案第7号 三鷹市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例
 この条例は、災害弔慰金の支給等に関する法律の施行令の改正に伴い、必須であった保証人について任意とするとともに、同法の改正により貸付利率を改めるものです。
 また、災害援護資金の償還方法について、政令の改正に伴い、新たに月賦償還を加え拡充するものです。
 この条例は、公布の日から施行します。
 議案第8号 三鷹市下水道条例の一部を改正する条例
 この条例は、消費税率引き上げに伴い、使用料に係る消費税率を8%から10%に改めるものです。
 この条例は、令和元年10月1日から施行し、経過措置として、令和元年12月分以降に確定する使用料について適用し、11月分までの使用料については、従前の例によることとします。
 なお、本改正については、三鷹市使用料等審議会で報告を行い、了承を得ているものです。
 議案第9号 中仙川雨水貯留施設整備工事請負契約の締結について
 この議案は、さらなる水害対策として中原一丁目に、調布市と連携し、雨水貯留施設を整備するものです。
 契約の方法は、制限付一般競争入札を行いましたが、再度の入札に付しても落札者がなかったため、地方自治法施行令の規定により、入札参加者のうち最低価格を提示した者との随意契約を行うものです。
 契約の金額は2億3,706万円、契約の相手方は株式会社カナエコーポレーションです。
 工事の内容は記載のとおりで、工期は契約確定日の翌日から令和3年6月30日までです。
 議案第10号 三鷹市東部水再生センター監視制御設備等更新工事(第三期)請負契約の締結について
 この議案は、三鷹市下水道再生計画に基づき、平成27年度から実施している東部水再生センター監視制御設備等の更新工事について、第3期工事を実施するものです。
 契約の方法は制限付一般競争入札、契約の金額は10億9,080万円、契約の相手方はメタウォーター株式会社営業本部東京営業部です。
 工事内容は記載のとおりで、工期は契約確定日の翌日から令和3年1月31日までです。
 議案第11号 三鷹市立第一中学校長寿命化改修II期工事請負契約の締結について
 この議案は、学校施設の長寿命化と防災機能の強化を図るために、平成30年度に引き続き、第一中学校の長寿命化改修の2期の工事を行うものです。
 契約の方法は制限付一般競争入札、契約の金額は2億6,676万円、契約の相手方は白石・大創建設共同企業体です。
 工事内容は記載のとおりで、工期は契約確定日の翌日から令和2年1月31日までです。
 議案第12号 市道路線の認定について
 この議案の大沢一丁目の場所は、地形等の問題から、民有地に公共下水道を整備するため、土地所有者の御協力を得て、昭和61年から無償で使用してきました。
 ここで、土地所有者の事情により当該地を売り払う必要が生じたため、下水道施設の占有部分について寄附を受け、市道第852号線として路線の認定を行うものです。
 なお、当該市道の延長は46メートルです。
 提案理由の説明は以上です。
 どうぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。


◯議長(石井良司君)  提案理由の説明は終わりました。
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    日程第10 議案第13号 令和元年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)


◯議長(石井良司君)   次に、日程第10 議案第13号 令和元年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
                    〔書記朗読〕
 補正予算編成にあたっての市政運営の基本的な考え方並びに提案理由の説明を求めます。市長 河村 孝君。
                〔市長 河村 孝君 登壇〕


◯市長(河村 孝君)  令和元年度(2019年度)一般会計補正予算(第1号)を提案するに当たり、市政運営の基本的な考え方を申し上げます。
 私は平成31年4月21日の市長選挙で市民の皆様から御信任をいただき、4月30日に第7代三鷹市長に就任いたしました。「平成」最後の日から市長としての公務をスタートし、「令和」という新たな時代の幕開けの瞬間を市長として迎え、身の引き締まる思いを抱くと同時に、時代を超えて三鷹の魅力が輝きを放ち続けることができるよう、まちづくりに取り組んでいく決意を新たにしています。
 私は4年前、病に倒れましたが、多くの皆様の支えもあり全快し、福祉や健康の大切さを改めて実感しています。一方で、市政を俯瞰的に見たとき、施策の優先順位に疑問を感じずにはいられませんでした。そのため、生き生きとした三鷹の未来、「明日のまち・三鷹」の実現に向け、三鷹市政にいま一度取り組む決意をいたしました。
 これからの施策の方向性については、本年度、第4次三鷹市基本計画の第2次改定を進める中で明らかにしていきます。しかし、次の5点については、市民の皆様、市議会の皆様、そして職員の皆さんの御理解と御協力をいただきながら、段階的に取りかかりたいと考えています。
 1点目は、「防災都市づくりに向けた検討と市庁舎等建替えの再調整」です。
 21世紀後半のまちづくりを展望したとき、防災都市の構築が大きな柱となります。高い防災機能を有する強靱なまちの構築に向けて、各防災拠点が担う役割や連携手法を検討するとともに、市庁舎、学校、コミュニティ・センターなどの公共施設に求められる機能の水準を明確にし、これを市民の皆様、市議会の皆様と共有していきたいと考えています。また、旧耐震の民間マンションの建てかえや木造住宅密集地域の改善にも取り組む考えです。
 そのため、市庁舎等の建てかえについては一旦立ちどまることとし、劣化診断などの調査を実施して客観的な情報を把握するとともに、将来の建てかえを見据え、一部改修や財政的な見地からの資産を活用した事業手法の検討を進めるなど、事業の枠組み全体を再調整していきます。
 2点目は、「三鷹駅南口中央通り東地区再開発の推進」です。
 JR三鷹駅の周辺は交通動線が集中し、多くの市民の皆様が通勤・通学に利用している市の表玄関、三鷹の顔となる地域です。その一方で、昭和38年(1963年)から40年(1965年)にかけて建設された三鷹センターは、市庁舎よりも古く老朽化が進み、耐震診断も未実施であり、バリアフリーにも課題があります。三鷹駅前が、活性化の拠点として多くの市民の皆様が集まり、まちのシンボル、特に、子どもの笑顔と夢であふれる楽しい空間となるように、子どもの総合施設となる「子どもの森(仮称)」の整備を基軸に最優先で取り組みを進めていきます。
 3点目は、「地域で福祉を支えていくための人財づくり」です。
 少子高齢化は三鷹市を含めた全国的な課題であり、家族の力のみで支えていくことには限界があります。市の役割としては、支援を必要とされる方のニーズを的確に把握するとともに、市民の中の潜在的な人材に活躍していただくための環境整備が重要と考えています。そこで、学びと活動の循環の仕組みを構築し、地域全体で福祉を支えていくため、令和元年度末に廃止となる特別養護老人ホームどんぐり山の旧施設を拠点とした、人材育成の仕組みを検討します。
 4点目は、「待機児童の早期解消に向けた緊急対応」です。
 令和元年度においても100人を超える待機児童が生じており、特にゼロから2歳の待機児解消が喫緊の課題となっています。そのため、令和2年度の定員拡充に向けて、私立認可保育園の開設支援を行います。また、施設整備を前提としない機動性を持った取り組みも進めていきたいと考えています。緊急対応として、ゼロから2歳の待機児解消に向けて、公共施設の効率的な利用や空き家等の地域資源の活用などの調査・研究に取り組みます。
 5点目は、「三鷹中央防災公園・元気創造プラザの総点検」です。
 平成29年4月にオープンした三鷹中央防災公園・元気創造プラザは、年間80万人を超える方々に御利用いただいています。開館以来、利用者からの御意見に迅速に対応するほか、利用者懇談会などにおいても意見を集約し、日々の改善へとつなげています。
 この施設は、多様な機能を集約した三鷹市にとって前例のない施設であり、さらに多くの皆様に利用いただける潜在能力を秘めています。令和元年5月31日には公益社団法人日本都市計画学会の計画設計賞を受賞するなど、建物としての評価も高い施設です。そのため、利用満足度の一層の向上と施設の活性化に向けて、多様な団体や多世代が利用する複合施設である利点を生かし、市民参加を図りながら、さまざまな視点で総点検を進めていきます。
 以上が今回の補正予算での対応を含めて段階的に取り組みを進めていく課題ですが、冒頭で申し上げたとおり、令和元年度は、第4次三鷹市基本計画の第2次改定と各個別計画の改定を同時・並行的に行う年度です。これからの施策の方向性などについては、この改定の中で市民の皆様、市議会の皆様にしっかりと御説明していきたいと考えています。基本計画の改定に当たっては、今後の計画行政のあり方を見据え、より未来志向で実効性のあるものとするため、各個別計画との関係を明確にしながら、大幅な見直しを行うこととします。また、まちづくりディスカッションやコミュニティ・センターでのまちづくり懇談会などに加え、時代に合った新たな市民参加の手法も取り入れながら、丁寧な改定作業に取り組んでいきます。
 次に、持続可能な自治体経営を支える重要な基礎となる行財政改革についてです。三鷹市は、平成元年に「三鷹市行財政改革の方策」を策定して以降、「全国初」や「前例のない」行革の取り組みを進めてきました。それらは、数量的なスリム化を図りつつサービスの質を確保し、最小の経費で最大の効果を実現するための創意工夫を凝らした、三鷹らしさを凝縮したものです。こうした方向性を維持しつつ、これからの持続可能な自治体経営に向けた新たな発想を盛り込み、行財政改革を推進していきたいと考えています。そして、三鷹市単独では解決できない地域課題については、特区制度や民間活力の導入についても積極的に検討するなど、行財政改革を力強く推進していきます。
 続きまして、令和元年度一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。予算規模は、歳入歳出予算に32億751万6,000円を追加し、補正後の予算額は721億8,331万8,000円となります。当初予算が骨格予算ではなく通年予算として編成されたため、今回の補正予算に当たっては、将来的な課題に対応しつつ、必要最小限の計上にとどめました。
 まず、早期に対応を図るもの及び予算審査特別委員会での附帯意見への対応を図るものとしては、市庁舎等について、防災都市づくりの検討を進める中で、これまでの事業の枠組み全体を再調整する一方、当初予算に計上した基本計画策定等に係る経費の減額を行います。また、第五中学校体育館の令和2年度の空調設備の整備に向けて設計を行うほか、三小学童保育所の待機児童対策として、隣接する第四中学校に臨時的に分室を設置したため指定管理料を増額します。
 次に、政策的な判断を伴うため当初予算の計上を見合わせていましたが、今回、私立認可保育園の新設等に係る補助金を計上し、待機児童の解消に向けた取り組みを早急に進めることとしました。また、令和2年度の市制施行70周年に向けて、機運醸成を図りながら記念事業の準備の取り組みを図ります。
 国の制度変更など当初予算計上が困難であったものとしては、幼児教育・保育の無償化について、子ども・子育て支援法の一部改正を踏まえた対応を図ります。また、地域の消費喚起、消費税率引き上げの影響の緩和を図るため、国の補助事業として、令和元年10月から利用可能なプレミアム付商品券を発行します。
 次に、国・都支出金を活用した用地の取得や将来負担の軽減としては、国・都支出金を活用し、三鷹台駅前広場や都市公園用地の取得を行うほか、暫定的な活用を図っていた用地を売却し補正予算の財源とします。さらに、旧社会教育会館用地の売却収入等を財源に、当初の計画どおり三鷹中央防災公園整備事業債の繰上償還を行うほか、土地開発公社借入金の繰上償還を実施するなど、将来負担の軽減を図ります。
 以上が、令和元年度補正予算編成にあたっての市政運営の基本的な考え方と補正予算の概要です。私は、若手職員として熱い議論を交わしていたころの初心に立ち返り、市長としての責務を全うしていきたいと考えています。そして、二元代表制の一翼を担う市議会の皆様、市民の皆様や現場を支える職員の皆さんの御理解と御協力をいただき、「オール三鷹」の精神で、地域の課題解決と「明日のまち」づくりに情熱を込めて取り組んでまいります。どうぞ、よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。
 令和元年(2019年)6月
                                  三鷹市長 河 村   孝
 よろしくお願いします。


◯議長(石井良司君)  次に、補足説明を求めます。


◯財政課長(石坂和也君)  それでは、引き続きまして令和元年度補正予算について、計数面を中心に補足説明させていただきます。お手元の補正予算概要の8、9ページをお開きください。
 令和元年度一般会計補正予算(第1号)総括表に基づき、補正予算の概要を説明させていただきます。
 9ページの左から3列目、補正予算額の合計欄のとおり32億751万6,000円を追加し、右側の列、補正後予算額を721億8,331万8,000円とします。
 次に、主な歳出について御説明いたします。
 第2款 総務費では、1億828万円を増額します。防災都市づくりの検討を進めるとともに、市庁舎等の劣化診断を実施し、将来的な建てかえを見据えた一部改修や資産を活用した事業手法の検討を行います。その一方で、市庁舎・議場棟等建替え基本計画策定等に係る経費を減額します。また、令和2年度の市制施行70周年記念事業に向けた準備経費を計上します。
 次に、第3款 民生費は、11億7,936万2,000円の増額です。待機児童解消に向けて、私立認可保育園の開設、移転等の支援を行うほか、ゼロから2歳の待機児童の早期解消を図るための緊急調査に係る経費を計上いたします。また、幼児教育・保育の無償化として、認可外保育施設等の利用者等に対する給付を行います。なお、幼児教育・保育の無償化に当たり、生じた財源については、健康福祉基金に積み立てを行い、今後の子ども・子育て支援に活用します。
 第4款 衛生費は、6,976万8,000円の増額で、風疹の定期予防接種の対象者に抗体保有率の低い世代の男性が追加されたことから、抗体検査及び予防接種等に係る経費を増額します。
 第7款 商工費は、1億5,332万5,000円の増額で、住民税非課税の方及び子育て世帯が、令和元年10月から利用可能なプレミアム付商品券の発行に係る経費を計上します。
 第8款 土木費は、8億3,381万2,000円の増額で、三鷹台駅前広場や都市計画道路3・4・13号(牟礼)、都市公園の用地取得費などを計上いたします。
 第10款 教育費は、3億3,354万9,000円の増額です。第五中学校の令和2年度の空調設備の整備に向けて設計等委託料を計上します。また、幼児教育・保育の無償化として、幼稚園児の保護者等への給付等により、保護者の負担軽減を図ります。
 第11款 公債費は、4億5,000万円の増額で、社会教育会館跡地の売却収入等を財源に、三鷹中央防災公園・元気創造プラザ整備事業債の繰上償還を行います。
 次に左側、8ページの歳入について御説明いたします。
 第9款 地方特例交付金は、4億2,694万5,000円の増額です。幼児教育・保育の無償化に当たり、新たに生じる地方負担分について、令和元年度に限り、全額国費で措置されるため、子ども・子育て支援臨時交付金を計上します。
 第12款 分担金及び負担金は、2億7,326万4,000円の減額で、幼児教育・保育の無償化により、3から5歳児の保育所保育料が減額となります。
 第14款 国庫支出金は、9億2,007万6,000円の増額です。幼児教育・保育の無償化に係る国庫負担金のほか、私立認可保育園の開設支援やプレミアム付商品券発行に係る国庫補助金を計上します。
 第15款 都支出金は、5億7,385万7,000円の増額で、私立認可保育園の開設支援に係る財源である待機児童解消区市町村支援事業補助金のほか、幼児教育・保育の無償化に係る事務費補助金を計上します。
 第16款 財産収入は、6億4,100万円の増額で、中原三丁目公共用地と社会教育会館跡地の売却収入を計上します。
 第18款 繰入金は、7億8,460万6,000円の増額で、財政調整基金、まちづくり施設整備基金及び健康福祉基金の取り崩しを行います。
 第21款 市債は、1億3,300万円の増額で、三鷹台駅前広場及び公園の用地取得に係る財源として活用します。
 令和元年度一般会計補正予算(第1号)に係る補足説明は以上のとおりです。


◯議長(石井良司君)  以上で補正予算編成にあたっての市政運営の基本的な考え方並びに提案理由の説明は終わりました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(石井良司君)  本日はこれをもって延会いたします。
 なお、次回の本会議は6月13日午前9時30分に開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承ください。
                  午前10時04分 延会