メニューを飛ばしてコンテンツへ 三鷹市議会 こちらでは、指定された委員会の審査状況の要点を記録した「委員会記録」をhtml形式でご覧いただくことができます。 English
三鷹市サイト
サイトマップ 関連リンク集

あらまし 皆さんと市議会 議員の紹介 審議情報 本会議中継 会議録 議会だより トップ
トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成20年調布基地跡地利用対策特別委員会) > 2008/06/18 平成20年調布基地跡地利用対策特別委員会本文
スタイルシートが無効なため使用できません→ 文字サイズ変更


2008/06/18 平成20年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(白鳥 孝君)  ただいまから、それでは、調布基地跡地利用対策特別委員会を開会をしたいと思います。
 まず、休憩をとって本日の流れを確認したいと思います。
 では、休憩をお願いします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時30分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 休憩中に御確認をいただきました1番目の行政報告、2番目に議会閉会中の継続審査の申し出について、そして3番目に次回の委員会の日程について、4番、その他ということで委員会を進めてまいりたいと思いますので、それでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議のないということで確認をいたしました。それでは、そのように確認させていただき、休憩をいたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時35分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  それでは、委員会を再開いたします。
 市側の説明をお願いいたします。


◯企画部長(城所吉次君)  おはようございます。それでは、まず私から総括的なお話をさせていただきまして、後ほど、関係課長等から具体的な御説明をさせていただきたいと思っております。
 本日、お手元にございますとおり、報告事件が5件でございます。内容的には、4点目、5点目は調布飛行場の離着陸状況などの定例報告でございますので、そのほかの案件といたしまして、3件の報告事項ということになります。
 まず、1点目でございます。お手元の資料1、1、2ページに当たりますけれども、こちらに調布基地跡地関連事業推進協議会についてということが、まず1件目でございます。本件につきまして、概要を私から報告させていただきます。
 この件につきましては、既に、本特別委員会にも御協議をさせていただいた内容でございます。2月の22日に、調布基地跡地推進協議会、いわゆる四者協の幹事会におきまして、東京都から正式に協議事項として提案がございました武蔵野の森総合スポーツ施設建設基本計画につきまして、東京国体などを見据えまして、1ページの資料1に記載にございますとおり、4点のこの計画の見直しをしたいとする内容でございました。この東京都の提案につきまして、3月21日の本特別委員会におきまして、協議事項として付議をさせていただき、御了承をいただいたものでございます。
 その後、こうした市議会との協議結果を踏まえまして、再度、4月21日に、四者協の幹事会が開催され、さらに5月20日には、三鷹市長を初めといたします3市の市長と東京都の担当副知事が出席をいたしました本協議会の、いわゆる四者協の本会議が開催をされたところでございます。
 この本協議会におきましては、東京都の提案に対しまして、三鷹市を含む地元3市の市長から、3月の特別委員会でも申し上げた内容でございますけれども、以下の3点の要望を強く都に訴えたところでございます。
 1点目といたしましては、スポーツ施設の整備構想は、できる限り早期に策定をすること。あわせて、進め方やスケジュールを早期に示すこと。2点目は、整備構想の策定に当たっては、四者協の枠組みの中で協議を進めること。3点目といたしましては、具体的な施設機能や施設の活用等につきましては、3市の要望等を踏まえて適切に対応すること。こうした3点の要望を東京都に強く伝えたところでございます。
 加えまして、3月の特別委員会で御意見を特にいただきました点につきまして、具体的には、今後のスポーツ施設の整備・活用について、地元市の市民の意向を十分に踏まえた施設の有効活用ができるようにすること。さらには、スポーツ施設の整備にあわせて、交通アクセスの環境整備についても調整を行いながら取り組みを進めること。こうした市議会の意見につきましても、市長から、改めて要望をさせていただいたところでございます。その上で、東京都からの4点の提案につきまして、了承をしたところでございます。
 こちらが、1点目の概要でございます。
 なお、本件につきましては、このほか、周辺道路の整備状況について、東京都から報告がございましたので、後ほど補足説明をさせていただきます。
 次に、2点目の大沢総合グラウンドの整備計画について、そして、3点目の株式会社東京スタジアムの経営状況等につきましては、この後、それぞれ詳細の御説明をさせていただきます。
 そして、4点目と5点目が、定例報告でございますので、こちらも、これから御説明をさせていただきたいと思います。
 以上、総括的なお話でございます。よろしくお願いをいたします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  おはようございます。それでは、私からは、資料1、四者協の補足の御説明、それから資料3、株式会社東京スタジアムの経営状況等について、それから資料4、東京都調布飛行場の離着陸状況について、以上の3件につきまして御説明をさせていただきます。
 初めに、資料1の2ページをお願いいたします。調布基地跡地土地利用計画図という資料でございますけれども、4月21日に開催されました四者協の幹事会におきまして、調布基地跡地周辺の都市計画道路の進捗状況につきまして東京都より報告がありましたので、御報告申し上げます。
 まず、3・4・19号線、天文台通りから大沢コミュニティ・センターのところですけれども、そこから大沢グラウンド、調布飛行場を通り、人見街道に抜ける都市計画道路でございますけれども、全長1,568メートルのうち、天文台通りから930メートルの区間につきましては、整備が完了しております。
 この図では、太いオレンジ色の部分が未整備の区間でございますが、今年度、平成20年度内には用地を取得する予定で事業を進めていると、そのような報告を受けております。
 次に、天文台通りでございますけれども、こちらも、大沢橋の北側に200メートルの未整備の区間がございます。引き続き、用地買収等を進めまして、次年度以降に工事着手する予定と報告を受けております。
 以上が、四者協幹事会におけます都市計画道路の進捗状況に関する御報告でございます。
 続きまして、ページを少しおめくりいただきまして、資料3、9ページをお願いいたします。
 こちらは、株式会社東京スタジアムの経営状況等につきまして御説明を申し上げます。
 金額につきましては、100万円未満を切り捨てて御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。なお、資料の数字の単位は千円単位、金額の単位は千円単位となっております。
 初めに、平成19年度の決算の収支概要ですが、(1)の損益計算書をごらんください。平成19年度の売上高、表では左上の網かけの数値になっておりますけれども、こちらは、売上高、営業収入ですが、前年度より1,200万円減の9億7,000万円となっております。
 減収の主な要因といたしましては、下のところに、イベント事業の商業系というのがございますけれども、平成19年度はコンサートが1本であったと。このことが、減収の大きな要因なのかなと考えております。
 それから、ここでは、平成18年度は1億4,800万円、商業系であったわけですけれども、これが9,600万円という数字になって、5,000万円強の減収となっているということがございます。
 一方、営業費用、その下の網かけでありますけれども、こちらにつきましては、前年度を若干下回る8億5,000万円となっております。これは支出の部分ですけれども、なっております。
 この結果、営業利益は1億1,900万円となりまして、資金運用等の営業外利益と合わせまして、ほぼ前年度並みの1億5,600万円の経常利益を確保したと報告を受けております。
 また、当期の純利益では、前年度あった特別損失がなかったこともありまして、前年度を上回る8,900万円を計上いたしまして、一番下ですけれども、累積の損失。これは10億1,000万円まで縮小をしております。
 次に、10ページをお願いいたします。
 こちらは、平成19年度の事業実績でございますけれども、FC東京、それから東京ヴェルディの主催試合が31回開催をされまして、約52万6,000人の来場者がございました。主催の試合は、前年度の25回から6回増の31回となっております。
 一方、先ほども申し上げましたが、商業系の大型コンサートはa−nation2007、1件でございまして、大型コンサートの来場者は、前年度比で10万人減となっております。
 また一方、アミノバイタルフィールドでございますけれども、定期利用の増加もありまして、堅調に利用者が増加し、9万2,500人の利用者がございました。
 こうした結果、スタジアム全体では前年度を68回上回る504回のイベントが開催されまして、ほぼ前年並みの98万人の来場者があったところでございます。
 続きまして、資料4、11ページをお願いいたします。
 東京都調布飛行場の離着陸状況についてでございます。こちらは、定例的に御報告申し上げているところでございますが、今回は平成20年1月から3月分の離着陸状況について御報告いたします。
 1ページ、おめくり願います。12ページになります。
 こちらは、平成20年の1月分です。上の離着陸回数、一番上のところの計をごらんいただきたいのですが、2地点間輸送、定期便ですけれども、586回。これは、前年同期が580回でしたので、6回増。それから、一番下をごらんいただきたいのですが、合計の欄でございますが、下から3つ目に1,621と。これが、ことしの1月分の合計でありますけれども、こちらは、前年度が1,668回、マイナスの前年度の同期との比で47回の減。ほぼ同様の数値となっております。
 それから、次の2月分、13ページをお願いいたします。
 こちらも、2地点間輸送、一番上でありますけれども、526回。これは、前年同期が477回で49回の増。それから、一番下のところの合計をごらんいただきたいのですけれども、1,428回。これは、前年度が1,444回。16回の減となっております。
 次に、14ページ、次ページをお願いいたします。
 こちらは、3月分ですけれども、2地点間輸送、534回。これは、前年同期599回のマイナス65回となっております。それから、合計でありますけれども、1,583回。これは、前年度は1,722回でしたので、マイナス139回となっております。この1月から3月の合計の離着陸回数ですけれども、今年度が4,632回、前年度は4,834回、マイナスの202回となっております。
 調布飛行場の離着陸状況につきましては、以上でございます。


◯大沢総合グラウンド整備・国体準備担当課長(岡崎安隆君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。
 私から、大沢総合グラウンドの整備計画について説明いたします。
 3ページ目の資料2をごらんください。
 今回の整備は、東京都が行います武蔵野の森公園整備計画にあわせまして、三鷹市がスポーツ施設を整備するものでございます。
 今回の報告は、今年度、三鷹市が整備いたしますテニスコートの実施設計と、来年度整備いたしますサッカー・ラグビー場、野球・ソフトボール場、管理棟のそれぞれの基本設計の平面図ができましたので、報告いたします。
 初めに、整備計画の全体図を説明いたしますので、カラー刷り、武蔵野の森公園年度別工事予定区域をごらんください。
 東京都は、年度に分けて、公園の工事をいたします。まず、平成19年度の工事区域ですが、図面の左側にあります赤い色の部分です。これはL字型になっております。これは、既に完了しております。
 今年度、平成20年度の工事につきましては、ちょっと見にくいのですが、茶色の部分、右上からずっと左に行きまして、詰所、それから東京都が整備します駐車場、それから三鷹市が整備するテニスコート。ずっと下がりまして、下の方の調布市で整備しますサッカー場と。これが平成20年度です。
 平成21年度の工事につきましては、真ん中の水色の部分です。三鷹市が整備しますサッカー・ラグビー場、野球・ソフトボール場、管理棟。それから、ちょっと下に下がりまして、括弧形の平成21年度工事予定区域と、この2カ所になっております。
 それから、平成22年度。これは、真ん中辺の調布市が整備いたします軟式野球場、それから少年野球場でございます。
 三鷹市も、東京都の年度計画に沿いまして、今年度はテニスコート、来年度はサッカー・ラグビー場、それから野球場・ソフトボール場、管理棟の整備を2年間にわたって行います。
 工事をするに当たりまして、昨年度、三鷹市の遺跡調査会に委託しまして、埋蔵文化財の試掘調査を行いました。その結果、掩体ごうが2カ所確認されております。場所は、左の上、大沢グラウンド通り口、三角の赤印です。そこの部分と、それから詰所の部分です。この2カ所に掩体ごうが確認されましたが、この掩体ごうにつきましては、十分に調査をしながら工事を行えば差し支えないという調査結果が出ております。
 次のページ、4ページをお開きください。
 これは、テニスコートの平面図です。これは、今年度整備いたします。ですから、実施設計になります。砂入りの人工芝が6面つくります。附帯設備としまして、各コートに屋根つきのベンチ。この黒く塗ってある、シェルターと書いてある部分です。それから、物置。それから、この図面にはございませんが、水飲み場と散水栓をつけます。それから、外側をネットフェンスで囲みます。
 次、おめくりください。
 サッカー・ラグビー場。これは、来年度整備しますが、まだ基本設計です。国体では、サッカー場として使用します。
 まず、観覧席をつけます。この右側のところの黒色の部分です。これは、観覧席は、図のように土を盛り上げて、天然芝を張って座っていただきます。この観覧席の間に、国旗の掲揚台をつくります。
 それと、フィールドは、国体仕様の人工芝となっております。これも、外周、この四角い部分ですが、フェンスで囲む予定でございます。
 次、おめくりください。
 野球・ソフトボール場の平面図です。国体では、ソフトボール場として使用いたします。これも、来年度整備ですので、まだ基本設計でございます。
 野球場2面、それからソフトボール場2面、それから観覧席、黒い部分ですが、4カ所をつくる予定でございます。これで大体500席でございます。
 それで、ソフトボール場との間には、倉庫とかトイレをつくります。外周を防球ネットで囲みます。
 次をおめくりください。
 これは、管理棟の平面図。いわゆる、クラブハウスでございます。これも、平成21年度整備でございますので、まだ基本設計です。軽量鉄骨、平屋建ての、面積は約400平米でございます。男女別のトイレ、それからシャワー室、それから更衣室です。それから、身障者用のトイレとかシャワー室を設けます。あとはミーティングルームになっております。
 今まで説明しましたのは平面図ですが、テニスコートにつきましては、実施設計のとおり、今年度工事をいたしますが、サッカー・ラグビー場、野球・ソフトボール場、管理棟の平面図につきましては、今後、利用団体の方々の要望や整備費の予算枠などを調整していきますので、今回お示しした平面図が変更になることもありますので、御了承ください。
 それから、最後、8ページ目をお開きください。
 これは、工事日程予定表でございます。
 その前に、右上のところをごらんください。第68回の東京国体の開催年度、これが平成25年度にございます。その中で、三鷹市が担当する種目としましては、サッカー、成年の男子、それからソフトボール、成年男子、アーチェリーが全種別でございます。リハーサル大会は、国体開催の前年度に予定しております。
 左側の工事日程をごらんください。上が東京都、下が三鷹市になっております。
 東京都は、年度に分けて造成工事を行います。その造成工事が終わってから、三鷹市の工事が始まります。
 下、三鷹市の日程表です。
 まず、テニスコートです。テニスコートは、現在、大沢グラウンドには6面ありまして、これが、この東京都の造成工事が始まる6月まで一般開放しております。そのうち、6面のうち3面は、工事車両などが入りますので取り壊しますので、3面は引き続き貸し出しします。
 それから、11月ごろから来年の3月ごろまで本体工事をやりまして、平成21年の4月から一般供用開始となっております。
 サッカー・ラグビー場、野球・ソフトボール場につきましては、平成21年の6月まで一般供用として貸し出しします。その後、造成工事が入りまして、本体工事は来年の10月から再来年の3月31日まで。
 サッカー・ラグビー場につきましては、平成22年の4月から一般供用できますが、野球・ソフトボール場につきましては、工事は終わりますが、外野に天然芝を張りますので、芝生の養生期間として6カ月間寝かしておきまして、一般供用開始が平成22年の10月からと予定しております。
 管理棟につきましては、工事が終わりましたらすぐです。平成22年の4月から一般供用開始ということになります。
 この日程につきましても、東京都の工事の進捗状況によっては変更になることもありますので、あらかじめ御了承ください。
 以上、説明を終わります。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  それでは、最後になりますが、味の素スタジアムの輸送人員について御報告をさせていただきます。
 お手元の資料5、15ページから16ページをごらんください。
 平成20年の3月から5月までの期間に行われました試合等につきましては、Jリーグが15試合、コンサートが2回でございます。
 資料17ページをごらんください。
 この平成20年3月から平成20年5月までのシャトルバス等の事業実績につきまして、JRの三鷹駅、吉祥寺駅、武蔵境駅、そして西武多摩川線の多磨駅、小田急線の狛江駅の5駅からの全体の利用者数が3万3,907人。入場者総数に対する利用率は4.9パーセントとなってございます。このうち、三鷹駅の利用者は8,110人、入場者総数に対する利用率は1.2パーセントとなってございます。
 前回の委員会で御報告いたしました平成19年の3月から平成20年の2月までの実績と比較いたしますと、5駅全体の利用率、三鷹駅のみの利用率ともに0.1ポイントの増となってございます。
 また、昨年同期との比較で申しますと、5駅全体ではマイナス0.6ポイント、三鷹駅ではマイナス0.1ポイントとなっております。
 以上でございます。


◯委員長(白鳥 孝君)  以上で、市側の説明が終わりました。説明が終わった中で、質疑ございますでしょうか。お願いいたします。


◯委員(伊東光則君)  おはようございます。ちょっと細かい質問になってしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。
 資料のページの順番でいきまして、3ページ目の工事予定の地図、資料2の、この詰所という、上の方にあるのですが、これは具体的にはどういうものなのかということをお願いします。
 それから、工事のスケジュール表、8ページですか。これで、工事期間、下の表ですか。サッカー・ラグビー場、野球・ソフトボール場の2つについては、7月から3月、または翌年の9月まで、工事、養生期間ということで、一切使えないわけですが、その代替地。市民の方が、そのサッカー・ラグビー、または野球・ソフトボールをやるときの代替地というのは、どういうふうに考えられているのか、お聞かせ願いたいと思います。
 それと、全体的な部分になってしまうかもしれないのですが、四者協の方のお話で、この地域の交通機関の要請をしたというお話が出ていましたが、それに対してどういう反応があったのか。現状だと、三鷹市にとっては、すごい交通の便の悪い地区だと思うのです、味の素スタジアム方面に行くとなると。その辺に対して要望を出していただいたとは思うのですが、それに対して、東京都の方はどんなふうに考えているのか。また、三鷹市は、これからどういうふうに進めていくのかということをお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。


◯大沢総合グラウンド整備・国体準備担当課長(岡崎安隆君)  まず、詰所の件でございますが、これは、東京都が整備してつくるものでございます。役割としましては、東京都の公園ですから、東京都の職員とか清掃の方々が来たときに立ち寄ったり、休憩する場所と聞いております。
 それと、代替地の確保につきましては、今年度から使用できなくなりますテニスコート3面と、あと来年度、野球とかサッカー場でございますが、まずは、今年度につきましては、テニスコート場が使えなくなりますが、現在、金融公庫の総合運動場。これは、野村病院の前にあるのですが、金曜日に4面を借用しております。
 それから、春光スポーツ倶楽部。昔の名前で日産厚生園というのですが、これにつきましては、土曜、日曜、祝日を1面です。平成20年の9月から借用する予定でございます。
 それから、来年度です。来年の7月からサッカー・ラグビー場、野球場・ソフトボール場が使用できなくなりますが、これらの種目につきましては、何とか、平日利用につきましては確保できそうなのですが、日曜日など休日使用につきまして十分な確保が難しい状態にありますが、引き続き、民間施設とか、あとは周辺自治体などに交渉してまいりたいと思っております。
 以上です。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  3点目の四者協での交通の関係のお話でありますけれども、四者協の中では、三鷹市、府中市、調布市、3市それぞれ市長から、この件に関する発言がございました。3市で共通する意見、それから、三鷹の中では、特に、さらに特記事項といたしまして、地元市民の利活用をさらに強く申し上げ、それから交通アクセスの環境整備ということで申し上げたところでございます。
 この点につきましては、全体で、総括として、最後に都側から発言がございまして、今回の3市の要望については重く受けとめ、今後、都のスポーツ振興に役立つ整備構想を早期に策定していきたいという発言がございました。
 この中で、具体的な交通アクセスについての対応についてはなかったわけでありますけれども、市といたしましても、こうした四者協の場で、四者協を協議の場とすると。幹事会になるのか、分科会になるのか、それは、まだ決まっておりませんけれども、そうした中で、しっかりと都にも申し上げていきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(伊東光則君)  ありがとうございました。
 交通の便の方、ぜひ、市民のためにも、きちんと、どういう方法になるのかというのは検討してもらわなくてはいけないかなとは思いますが、最低限、行きにくい、行けない場所ではなくて、行きやすい場所に、ぜひ、していただきたいと思います。
 それと、もう1点、新しい質問なのですが、駐車場を整備しますね。それは有料と聞いていますが、大体、この、今までは無料だったので、その辺の認識の違い。都が運営するので有料になるというお話も聞いていますが、一体どのぐらいの、例えば金額で、駐車料金がどのぐらいになるのかとか、その辺、また、三鷹市の今後、スポーツ施設を使うときに優遇策があるのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。


◯大沢総合グラウンド整備・国体準備担当課長(岡崎安隆君)  今までは、確かに、暫定施設でございましたので、駐車場が無料でしたが、今度、東京都が管轄するということで、有料になると聞いておりまして、はっきりした金額は聞いておりませんが、都立の野川公園などを参考にしますと、1時間300円となっております。でも、これが大沢グラウンドに適用されるかどうかはわかっておりませんが、有料ということは確かになると思います。
 それと、スポーツ施設の減免とか、それにつきましては、スポーツ施設につきましては、三鷹市が整備をしますので、有料にしたいと考えております。ただ、スポーツ施設につきましては、三鷹市で定めました体育施設条例などがありまして、それの使用料の減免の対象になるもの、団体につきましては減免ということがありますが、駐車場については補助は考えておりません。


◯委員(伊東光則君)  ありがとうございます。
 今、スポーツ施設を使う方に対して駐車場は減免しないというお話だったのですが、やはり、今まで無料だったというところもありますので、できたら、少し、スポーツ施設を利用する方、そちらも、今度、有料になるわけですよね。ですので、有料で施設を使ってということですので、少し減免できるような方法ができればいいのかなと。
 例えば、市民センター、公会堂を使うとき、公会堂の利用者は駐車場無料になって──時間ですけれども、そういうのもありますので、何かいい方策があれば、採用していただければと思います。
 以上です。ありがとうございました。


◯委員長(白鳥 孝君)  ほかに。


◯委員(粕谷 稔君)  では、2点ほど質問させていただきます。
 今、代替地のこと、お話ありましたが、現状、結構頻繁に使われている方もいらっしゃるかと思いますし、総合グラウンドが改修になるという話も、幅広く市民の方にも周知がなされているのかなという気がするのですが、1つ、それに絡めて、今、現状、市の方に、その使えなくなる期間とか代替地──今お話ございましたが、というような問い合わせは来ているのでしょうか。また、そういった対応に関しては、今のような御質問で対応されているのかというのが1点でございます。
 それから、先日もちょっと個人的にいろいろお話をさせていただきましたが、通常、この広大な施設でございますので、今回の改装の中で、一応、考慮されているというお話ではあったのですが、市民の方から1回通報──通報というか、御連絡いただいた件が、駐車場にとめられている車にハザードがつけっ放しだったりとかということで、その市民の利用されている方が管理されている方にお話をしていたときに、本当に一つ一つのコートを自転車で回りながら声かけをされていたという、非常に大変ではないのかということで、確かに、非常に、住宅地の中にできる、またグラウンドではありますので、そういった騒音の部分とか、苦情とかという部分も予測されるとは思うのですが、やはり、使い勝手のよいグラウンドということで、そういった部分も、今回の予定の中で考慮されているということだったのですが、一応、今のこの設計図の中を見ますと、主に、何かそういった施設というのが見当たらないという形なのですが、基本的には、このラグビー・サッカーですか、場のマイクというか、形で対応されるのかどうかというのを、ちょっとお伺いしたい。そういった場内アナウンスというか、そういった部分なのですが。少なくとも、やはり、ナイター施設はつけられないという状況がございますので、その部分だけでも、さらに、より使い勝手のよい施設になるべきではないのかなという気がいたしまして、その件だけ、ちょっとお伺いしたいと思います。


◯大沢総合グラウンド整備・国体準備担当課長(岡崎安隆君)  まず、1点目の放送施設の件ですが、これにつきましては、各施設、テニスコート場、サッカー・ラグビー場、野球・ソフトボール場につきましては、スピーカーを設置しておりまして、管理棟からそれぞれ一斉に、または個別に、放送することができます。緊急事態のときには、そこから放送は可能でございます。
 もう1点、代替地のPRにつきましては、テニスコートにつきましては既にホームページなどでやっておりまして、来年度、使用できなくなる施設につきましては、これが終わりました7月から3回に分けて、利用団体への説明会を開きます。そのときにもPRし、または、近くなりましたら、ホームページとか広報などで周知をするつもりでございます。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございます。
 あと1点、これは要望なのですが、本当に今回、ヴェルディがJ1昇格ですか、ということで、多分、サッカーのFC東京も、今すごく頑張って、盛り上がっているという状況がございまして、味の素の利用者数が、やはり、これからまた、どんどんふえていけばいいなという個人的な思いもあるのですが、また、あわせて、積極的に、先日、Xか何かのコンサートがあって、非常にごった返していた状況もありましたが、そういった動員数というか、また、夏のイベントも、ことしもまたエイベックス、あるかと思いますが、大分、夏のロックフェスティバルというのも全国的に展開されておりますので、積極的に、誘致というか、そういった企画も、どんどん取り入れていっていただきながら、さらに、スタジアムの経営向上に向けて、市としてのアドバイスをまた、呼びかけをしていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。


◯委員(浦野英樹君)  それでは、何点か質問させていただきます。
 まず最初、四者協の件について。先ほど、伊東委員からも、交通アクセスについての要望について質問ありましたけれども、具体的に、どういった内容の要望をされたのか、もう少し詳しくお聞かせいただければと思います。
 あと、東京スタジアムの経営状況についてなのですけれども、数字を見ますと、スポーツのイベントも、広告等の売り上げも下がっているのですが、商業施設については500万円ぐらい上がっていまして、あそこを見ていますと、コンビニが閉店したりとか、ぱっと見た目は、ちょっと、逆に、商業施設は下がっているのではないかなという印象を受けるのですけれども、この商業施設の売り上げが上がった要因について、どういったものがあるのか、お聞かせいただければなと思います。
 あと、味の素スタジアムの輸送人員に関してなのですけれども、ヴェルディがJ1昇格して、もうちょっと入場者がふえるのかなと個人的には思ったのですけれども、なかなか、数字を見る限りでは、ちょっと厳しいのかなと。1度落ちたものが上がるというのは、なかなか大変なんだなということを感じたのですけれども、この入場者数、ヴェルディ戦の入場者数というのは、これは想定以上なのか、想定以下なのか。もし、そういったのがあれば、お聞かせください。
 以上です。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  まず、1点目の具体的な交通アクセス環境の整備の要望事項ということでありますけれども、現時点では、まだ、スポーツ施設が、どのような施設が建設される、整備されるのかもわからない。そうした状況もございます。また、駐車場がどのぐらいになるのかとか、全体の内容が明らかになっておりませんので、現時点では、あらかじめ、市から申し上げることとして、交通アクセスの環境整備については十分配慮していただきたいと。これを冒頭申し上げたということで、まだ、具体的な内容ではないと御理解いただければと思います。
 それから、2点目の商業施設の方なのですけれども、東京スタジアムから具体的な説明は聞いておりませんけれども、数値を見ますと、1,500万円ほど増になっているということでございます。
 例えば、CMとかドラマの撮影でありますとか、そういったところも、営業等のPRもございまして、件数も順調だとは聞いているところでございます。
 以上でございます。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  ヴェルディの入場者数について、お尋ねをいただきました。
 確かに、何枚かカードはあるわけでございますけれども、3月の16日から23日までの3試合、これについては、16日は、そこそこいっておりますけれども、20日、23日というのは、かなり少ない。ただ、時間を追って、4月の26日であるとか、6日の、5月18日、あるいは5月25日というところにつきましては、非常に多いというわけではありませんけれども、大体、平均的な数字をとっているのかなと思います。
 この分は、特に、シャトルバスを運行している側といたしましては、もちろん、なるべく多くの皆さんに使っていただきたいという思いでシャトルバスを発進しておりますので、当初の5,000人、7,000人というのは、予想よりも少ないということでございますけれども、徐々に、こういった昇格の影響といいますか、ファンが戻ってくるということで、これから先、6月以降、少しずつですが、人員が戻ってくるのかなと、我々の方でも期待をしておるところでございます。
 以上でございます。


◯委員(浦野英樹君)  では、ヴェルディ戦についてはわかりました。
 あと、東京スタジアムの商業施設については、逆に、私も、たまに、あそこを通ったりするのですが、あの状況で伸ばしたというのは、非常に営業努力があったのかなと思いますので、商業施設に限らず、先ほどコンサートの話もありましたけれども、ほかのイベントにおいても、引き続き、営業努力での売り上げを伸ばせるように、市からも、ぜひ、お願いしていただきたいなと思います。
 あと、四者協の交通アクセスへの要望事項で、まだ、具体的に全体像が明らかでないということで、わかりました。
 今後、市民の方の意見も随時取り入れながら、要望、具体的な……。このあたりへのアクセスが便利になれば、市民にとっても、逆に、レジャーの機会が非常にふえたりとか、そういう点、プラスも多いと思います。ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。


◯委員(岩見大三君)  それでは、よろしくお願いします。今回の報告事項にはない質問事項なのですが、よろしくお願いいたします。
 まず1点目が、さきの4月にございました、いわゆる東京都副知事の猪瀬さんの調布飛行場のジェット化発言の件であります。これは、4月18日の都政新報によりますと、当然のごとく、この3市から、やはり、この発言に関して抗議をされるということも伺っているわけでありますが、まず1つは、どのような形で抗議をされて、あるいは、都から、どのようなフィードバックがあったかということを、まず1点、お聞きしたいと思います。
 もう1点は、これは、ちょっと風評に近いことなのですが、いわゆる、一部スポーツ新聞によりますと、FC東京の関係者から、要するに、味の素スタジアムからの撤退の話がしたいとか、したくないとか、そういう話が出ているということを伺ったわけでありますが、その辺の事実関係について、おわかりになる範囲で、よろしくお願いいたします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  2点の御質問をいただきました。
 まず、1点目の猪瀬副知事の発言の件ということでございますけれども、4月1日に、猪瀬副知事が調布飛行場を視察をされた。それで、翌日の新聞。当日も一部、インターネット等では流れたようでありますけれども、質問委員さんからもありました都政新報のような、こうした内容。主には、調布飛行場の利活用という視点からの発言であったと受けとめておりますけれども、この件につきましては、翌日、4月2日の日には、三鷹市といたしましても、東京都に対しまして、遺憾の意を表明をしております。こうした就航率の向上というものが議題になる中で、こうした発言について、都に真意をただしたということもありますし、こうした発言が、都の副知事からもあったということに対して、強く遺憾の意を表明したところでございます。また、この点につきまして、都からの説明も求めたということでございます。
 三鷹市といたしましては、東京都に対して、今後も、覚書、協定、受け入れ条件、こうしたものをしっかり守っていただくと、これを基本のスタンスといたしまして、府中市、あるいは調布市とも連携をとりながら、しっかり対応していきたいと、そのように考えております。
 それから、2点目のFC東京の、一部スポーツ紙で移転をすると、そのような記事もあったわけでございますけれども、この点についても承知をしております。この件につきましては、5月3日と4日のXJAPANのコンサート、このときに、その後すぐに、5月6日には、FC東京対名古屋グランパスエイト戦、それから10日にはFC東京対柏レイソル戦。比較的、コンサートから期間のない中で、2試合行われたわけでございますけれども、そのときに、芝の状態が悪かったと、そういうところから、このような発言がFC東京側からあったものと受けとめております。
 この点につきましては、FC東京、それから株式会社東京スタジアム両者から報告を受けておりまして、この2者の話し合いによりまして、東京スタジアムからはFC東京に対して、対応についてのおわびがあった。あるいは、来年度以降に向けて、芝の張りかえ等も含めて、今後の改善についての調整を行っていくと、そのような回答があったと報告を受けております。
 また、FC東京からは、今後も味の素スタジアムをホームスタジアムとして使用していくと、こうした明言もあったと聞いております。また、芝の改善についての前向きな回答については評価をする、感謝をする。あるいは、ホームページで、こうした、ファンの皆様、それから東京都民の皆様に御心配をおかけしたと、こうしたところについて、おわびをしたいと、そのようなことをホームページにも掲載をしていくと、そのような内容の報告を両者から別々に受けているところでございます。
 以上です。


◯委員(岩見大三君)  ありがとうございます。FC東京の件は、よくわかりました。
 もう1点、この調布飛行場のジェット化につきまして、猪瀬副知事がどう言った、こう言ったというのは、ある種のフライング発言ということで都知事もとらえているという発言もあったりして、必ずしも、都の方向を反映したものであるかどうかということは、まだ、ちょっとよくわからないのですが、もう1点、このジェット化に関しましての記事に関して、5月13日の読売新聞において、これは国交省が出している見解だということで、ちょっと記事の要旨をお話ししますと、国交省は、首都圏にある空港に専用ターミナルを新設する検討を始めた。新たな空港用地を確保するのは困難なため、米軍横田基地の共用化や調布飛行場、桶川飛行場の利用などを視野に入れている。2008年度中に具体化に向けた調査を始めますというふうに記事としては書かれているわけなのですが、済みません、同じような趣旨なのですが、この点に関しての事実関係の方を、ちょっとお聞きできればと思います。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  関連する御質問といたしまして、横田基地の軍民共用化のお話もございました。ちょっと記憶が定かではございませんけれども、東京都の担当部署から、三鷹市としても、説明を1度受けております。今、検討を進めているというような報告でありましたけれども、その後は、特に報告はないのですが、聞くところによりますと、かなり意見の食い違いがあって進んでいない、そのようなことは聞いているところでございます。
 以上です。


◯委員(岩見大三君)  ありがとうございます。
 どちらにしろ、事実関係、あるにしろ、ないにしろ、このような形の記事が出まして、先行き、このような方向性で、もし進んでいくということであれば、今までの、やはり、国や都の説明とは180度違うものに、流れになってしまうという危険性もあるかと思いますので、ぜひ、このような動きに関しましては、3市共同で強く遺憾の意を表明していただきたいということをお願いしまして、私の質問を終わりにさせていただきます。


◯委員(森  徹君)  今の調布飛行場の問題ですが、猪瀬発言。これは、遺憾の意を表明したというのですが、それが、きょうのこの委員会に、市のそういう態度、経緯というのが報告がなされなかったのは、どういうことなのでしょうか。
 それから、猪瀬氏は、こういう発言をする方ですけれども、具体的に、ビジネスジェットの問題で、滑走路を1,200メートルに延ばせばという具体的な発言をされているし、4月9日には、自身のブログで、今、問題になっているボンバルディア機というのですか、これを使えばというような具体的な発言も、ブログでしております。単なる遺憾の意という形だけでいいのだろうか。
 それから、今、国交省の話もありましたけれども、5年前に、東京都の港湾局内で、この飛行場の拡大計画というものが検討されたといいましょうか、どこまで検討したのか、そういう経緯があったと。単なる猪瀬副知事の発言だけではなくて、5年前にそういうことがあるということが聞いていますけれども、そのことは、市側としては、そういうことを認識して、知っていたのか、このことを質問します。


◯企画部長(城所吉次君)  猪瀬発言についての御質問でございます。
 先ほど来お答えしていますとおり、4月1日に、猪瀬副知事が調布飛行場の方に来て、その上で、記者に対して、その利活用のあり方について、猪瀬副知事の見解を述べられたということであります。
 この件につきましては、翌日に、東京都から情報提供がございました。それを受けて、この遺憾の意を、私から直接、東京都の港湾局の担当の部長に明確に伝えました。
 それで、この件については、私どもといたしましては、当然、これは、協定に明確に昼間有視界飛行ということを掲げているわけですから、そうしたことからして、四半世紀かけた交渉の中で、飛行場受け入れに当たって、さまざまなことを定めている中の重要な項目の1つであるはずだから、そうした発言については、当然、3市と協議をした上で、当然、これは、内容的に十分な協議が必要ですし、認める、認めないというのは、また別の話ですけれども、そうしたことでありますので、そうした手続を経ていない段階で発言することに対して、非常に、これについては理解できない、遺憾であるということで言っているわけです。
 それで、東京都の方からは、これにつきまして──東京都の港湾局です。港湾局の担当の副知事ではございませんので、港湾局としては、この発言については、港湾局自体も、全く、この協定に基づいた形で手続を進めていくべきことなので、率直に言って、理解できないという発言もございましたが、そうは言いつつも、東京都の準トップの方ですから、そうした発言に対しましては、それは非常に重いものだということで、私どもとしては、東京都に対して説明を求めました。その説明につきまして、まだ得られていないというのが実情です。
 これにつきましては、今後、四者協の場、そうした中でも、あるいは、さまざまなチャンネルもございますので、東京都に対して、明確な説明をするように求めていきたいと思っております。現状では、その回答が、まだ得られていないというのが実態なのです。
 これについては、東京都として、明確に説明すべきものでありますので、そうした説明を受けた後に、この件についても御報告ができればと考えているところでございます。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  5年前に拡大の計画があったのではというお話、承知しているのかという御質問でありますけれども、5年前なのか、正確に何年前かは記憶にございませんけれども、そうした風評といいますか、資料があるとか、ないとか、そういうことがあったことは承知をしております。
 そのときには、その時点で東京都に確認をし、そうした拡張の計画はないと、そのときには、そのように、東京都からは説明を受けております。
 以上です。


◯委員(森  徹君)  城所部長の答弁で、まだ、東京都の方からしっかりとした説明がないと、説明責任されていないと。遺憾の意を出したことに対して、その経緯がはっきりしていないと。これは、調布飛行場に来て、4月1日の発言ですよね。市は、そういう対応を示したと。時間が、かなりたっているのですが、これは具体的に説明がないのですが、市としてはどういうアクションを起こすのでしょうか、ないことに対して。
 私、その説明がしっかりとなされてから、ここに報告するとおっしゃられたと思うのですけれども、その経緯も含めて、市側としては、こういう対応をとっていると。極めて重大な発言ですから。私どもは、この調布飛行場というのは、市街地の住宅の中にあって適当ではないという態度をとってきましたけれども、この飛行場がコミューター空港で受け入れたと、経緯の中に、さらに、こういうジェット化みたいな話が出てくると。既に、4月から、かなりたっている。これは、どういう、市として対応をとろうとしているのか。
 それから、やはり、その経過も含めて、きちっと、ここに報告すべきだったと思うのです。その途中経過も含めて。マスコミ報道されているわけですから。
 この2点、再度、部長に、経過も含めて、今後の対応も含めて、お聞かせいただきたいと思います。
 それから、東京都の港湾局は、具体的に、その回答、どういう部署の方、位置にある方の、そういう回答なのでしょうか。三鷹市の問い合わせに対して、どこからの回答なのでしょうか。それが今、具体的に、いつごろというのがあれば、改めて教えていただきたいと思います。


◯企画部長(城所吉次君)  猪瀬発言についてでございます。
 私も先ほども触れましたが、東京都の組織において、いわゆる、この飛行場について権限を持っている副知事ではないのです。そうしたこともあります。東京都としては、港湾局のレベルですけれども、猪瀬副知事の発言のようなことは一切考えていないということなのです。そんなこともございますが、ただ、先ほど申し上げましたとおり、これは、東京都の準トップの発言です。それで、マスコミにも出たということでありますので、これは重大な発言だということで、私どもとしては、遺憾の意を表明し、また、明確な説明を求めるというスタンスでいます。
 これについては、今おっしゃるとおり、ただ、時間が相当かかっています。かかっていること自体、大変、それもまた遺憾なことではございますけれども、私どもとしては、副知事の発言があったわけですから、東京都としての公式な見解を明確にすべきだということで、引き続き、東京都に対して働きかけをしていきたいと思っております。
 それで、私どもといたしましては、御指摘のとおり、その対応が、まだなされていないという状況の中で、いわゆる御報告という形では、特別委員会には、まだしていないと。いわゆる、東京都の正式見解といいますか、そうしたものが何なのか。まだ、新聞報道でしか、この件、わかっていませんので、そうした状況でございますので、また改めて、東京都の見解を求めた上で御報告をさせていただきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。


◯委員長(白鳥 孝君)  ただいま、傍聴の申し出が1人ございましたけれども、許可をいたしますか。御異議ございますでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしということで、さよう決定させていただきます。


◯委員(森  徹君)  この権限の担当の副知事ではないということなのでしょうかね。権限がない。
 しかし、この猪瀬さんを副知事にしたときに、石原都知事は、非常にフリーに動いてもらうと。だから、本人、フリーに動いているのです。権限。だから、知事のそういう指示のもとといいましょうか、その中で、権限を持って動いているのですね。この方は、そういう位置づけで副知事になったわけですね。
 ですから、そういう点では、そういう認識というかな、これは、やはり、甘いのではないかと。もっと、市長名で、きちっと、これをどうするかということをはっきりとしないと、受け入れ側の、また地元の市民の方も、非常に不安になると。
 先ほどの、この地図を見ても、滑走路の北側には野川公園がありますし、こんなものを見て、こんなとんでもない発言をしたのかもしれませんし、これは、まだ延ばせるよと。この人見街道なんか、地下にすればいいみたいな、そんなような考えももたげて発言しているのかもしれませんしね。これは、非常に重要な発言だと思うのです。
 やはり、地元市として、厳しい対応をきちっと東京都にするということが必要ではないでしょうか。
 それと、先ほど、港湾局、何か風評みたいな言い方をしましたけれども、何かがあるから風評も出てくるわけです。ですから、そういうことに対して、やはり、調布飛行場を受け入れた。離島対策ということが、その当時、前面に出たわけですね。そういう中で、猪瀬副知事の発言、ビジネス化。ここをやれば、韓国にも行けると。新潟や、そういうところも行けると。これからビジネスジェットの時代だという、地元の考えも顧みないような発言があるという点では、単なる遺憾ということだけで、それで時間的な経過、これだけ過ぎてきているということでは、許されないのではないか、もっと厳しい対応が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。


◯企画部長(城所吉次君)  何回かにわたり御質問がございますが、私の発言ですけれども、これは、東京都の組織上の問題として、権限のあるかどうかということは申し上げました。そういうことですので、そこは、そういうことで、よろしくお願いいたします。
 ただ、この発言については、この3市にとって、当然、三鷹市にとっても、協定に──これは協定事項なのです、協定にかかわる、それで、四半世紀を経た交渉の結果、飛行場受け入れに当たって協定ができてきたわけでございますので、それにかかわる重大な発言であると、私ども、当然、認識しております。
 そして、私としては、東京都の、いわゆる幹部です。部長職です。部長の見解として、東京都の港湾局の考え方ではないと聞いていますので。ただ、副知事が発言したわけでございますので、東京都として明確な説明をするべきだということで、説明を求めてきております。
 それが、ただ、御指摘のとおり、まだ、東京都が、その対応について、三鷹市を含め3市に説明ができていないという状況でございますので、それについて、速やかに説明をするようにということで、今後も対応していきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 いずれにしろ、東京都の準トップの発言でございますので、重大な発言ということで、私ども、もちろん、認識した上で、これからも行動してまいりますので、よろしくお願いをいたします。


◯委員(森  徹君)  ぜひ、しっかりとした対応をお願いしたいと思いますが、5年前の港湾局のこの計画といいましょうか、そういう動きがあったと。これは、単なる風評ではないのです。都議会で、そのことが問題になって。だから、現に、都議会でも、このことが議論された経緯がありますので、改めて、その後どうなっているのかも含めて、このこともあわせて、調べるといいましょうか、問い合わせるというのでしょうか。向こうがどういう対応をするかわかりませんけれども、このことも、きちっと対応していただきたいと思います。
 それから、先ほどの調布基地跡地の土地利用の計画のことで、3・4・何号線ですか、用地買収が平成20年度。3・4・19、用地買収が今年度ということでしたが、この用地買収が終わると、道路整備といいましょうか、そこにかかっていくということになっていくのでしょうか。
 これができたときに、例えば、バス路線。例えば、武蔵境から朝日町、飛田給と、そういうバス路線が検討されるということが過去にあったかのように聞いておりますけれども、その辺の検討というのが現在でも生きているといいましょうか、検討があるのでしょうか。この点をお聞かせください。


◯まちづくり推進課長(板橋弘二君)  お尋ねの3・4・19号線の進捗状況について、東京都からの、確認しているものについて御報告しますが、今年度、まだ用地が未買収の地区ございます。全力を挙げて取り組んでいくということで、4月当初、市の方にも御報告があったものです。
 つい直近で確認をしておりますが、まだ、用地の交渉を続けている最中ということで、具体的な形には、まだあらわれていませんが、今年度、用地を買収して、補償もしながら、整備も次年度以降していきたいと聞いております。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  3・4・19号線が整備された後のバス路線のお尋ねでありますけれども、その点につきましては、まだ、東京都等と協議、それから東京都の案等は聞いているところではございません。


◯委員(森  徹君)  東京都というよりも、その道路ができた段階で、三鷹市とバス事業者とで、ここに以前、コミセン始発のバスがあったわけですね。あれが、今現在、調布まで延びているのでしょうか。あの地域というのは、武蔵境・狛江の小田急バス路線が非常に長いということで、雨なんかのときには非常におくれるということで、ダイヤの乱れというのが、絶えず地元では問題としてあるのですけれども、そういう武蔵境から飛田給を回ってきてと、そういう路線の話というのが、たしか検討されたことがあると思います。この跡地の委員会にも、過去に報告されたと思うのです。ちょっとそれ、私も何月何日としっかりとしたものは持っていませんけれども、そのこともあわせて調べていただいて、現実に、バスの問題、路線の問題。朝日町から来るバスというのは、武蔵境に行かないで三鷹に行ってしまうものですから、武蔵境に行ってほしいという声は、いわゆる、安田元市長の住んでいるあの辺の地域からも出ているのです。三鷹に行かないで武蔵境ということもありますので、その辺の検討が以前されていたのか。また、現在、三鷹市にそういう計画があるのか、ないのかも含めて。なければ、要望も含めて、そういう検討もお願いしたいということなのですが、ひとつお願いします。これが最後です。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  今、御指摘のありました点につきまして、今後も、東京都の、都道の整備の推進を市からも積極的に申し入れていくとともに、そうした過去の経緯も調べながら、そこは、しっかり対応していきたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員(大城美幸さん)  先ほど来の猪瀬副知事の発言について厳しい対応ということで、森委員からも最後、要望がありましたが、その厳しい対応ということで、ちょっと質問したいのですが、既に2カ月たって、まだ回答が得られていない。そのことについても遺憾だということを述べられましたが、最初の説明の中で、幾つもチャンネルがあるのでという言い方をされて、いろいろな方面から遺憾の意を伝えて、何とか回答を求めたいという努力をされているのかどうかということもありますが、今、きょうまでに回答がないということを考えると、やはり、二重の遺憾の意を伝えるという意味での厳しい対応という点では、きちんと市長名の文書で、それを、ただ送付するだけではなくて、やはり、きちんと、その文書をもって回答を求めるという、文書での回答を求めるということをするべきではないかと思いますが、その辺の考えはおありでしょうか。その1点だけ、お答えいただきたいと思います。


◯企画部長(城所吉次君)  今回の副知事の発言ですので、非常に重い発言だと思っています。なおかつ、立場が立場ですので、知事との関係もあったりですね。最終的に、どのような決断をされるかというと、やはり、知事になるのかなとも思います。これは、東京都のことですから、よくわかりませんですけれども。
 いずれにしろ、私どもは当然、三鷹選出の都議会議員さんもいらっしゃるわけで、そうしたさまざまなチャンネルを使いながら、トップ段階での、東京都におけるトップマネジメントの問題であるのかなというふうにも考えています。
 いずれにしましても、港湾局のレベルで、具体的な事実の確認を、東京都としての正式な考え方を、まずは、こちらとしては、聞かせてもらいたいと思っています。
 そうしたことがないと、基本は、あくまでマスコミ報道なのです。だから、マスコミ報道だけでもって、確かに一定の抗議行動等ができないわけではないとは思いますが、私どもとしましては、そうしたさまざまなチャンネルでのいろいろな動きもありましょうし、この事案の性格として、東京都のトップを含めた対応が必要なものであるということ。
 そうしたことを考えますと、まずは事実として、東京都としてどのような考え方を持っているのかということについて、その確認をさせていただきたいということで、強く求めていきたいと思っています。その上で、これは、ほかの市とも、3市とも連携していく必要があろうかなと思いますが、3市とも、よく協議しながら、具体の対応をしていきたいと。
 ほかには、四者協というチャンネルもあるわけです。そこには、当然、しかるべく担当の副知事が出ていますので、そこでの対応ということもあり得るかと思います。
 そんなことで、さまざまなチャンネルというのは、そのような意味合いもございますので、そうしたことも十分活用しながら、最終的に、この件については、東京都としての正式な見解ということが非常に重要だと思っておりますので、それも東京都から明確に示していただくべく、対応をしっかりしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(大城美幸さん)  三鷹市での都議会議員の活用とかということもおっしゃいましたが、幾つものチャンネルということでは、それも必要かもしれませんが、私は、やはり、一番大事なのは、三鷹市長が市長名できちんと文書を出す。遺憾の意を、ただ電話で伝えたり、口頭で伝えるというのではなくて、直接、東京都に対して伝えるということが必要ではないかと思うのですが、もう一度、そのことについて、御所見をお聞かせいただきたいということと、都議会では既に、きょうの新聞でもこの問題、議論はされているみたいなのですが、市長名で三鷹市としてきちんとこの問題について事実関係をただし、四者協に違反していることについて遺憾の意を表明し、二度とこういうことをしないようにということで、市長の、市民の安全を守る立場からの発言をきちんとする、対応するべきではないかということが1つと、もう1つは、四者協に違反しているということをおっしゃっているのですから、四者協の関係する市長と連携をして、連帯して、四者協の関係都市が連携をして、この問題に対応するという、その2つの側面が求められているのではないかと思いますが、いかがでしょう。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  今の質問委員さんからも御指摘ございましたけれども、きょうの新聞にも、ここにありますけれども、立場をわきまえた行動をと都議会の本会議の中で質問があり、この調布飛行場だけではありませんが、ほかの例も出しながら、そうしたことについて、質問者側は、この責任は極めて重いのではないかと指摘をした。それに対して、都知事の回答。これも、新聞の報道でありますけれども、御指摘はしかと承る。賢明な猪瀬氏なので、今後、適切に判断、発言、行動するものと思うと──これは新聞の報道でありますけれども、そのような都知事の正式な見解があった。
 これは、文書ということ、これも、この件につきましては、いろいろな調布飛行場の今後の問題に対する発言だと思いますので、3市で、まず1つは、十分連携をとらなければいけない。それから、これ自体が、猪瀬副知事の、都の総意としての発言というよりは個人的な発言の部分、側面もあるのではないか。これは、私、コメントは、余り差し控えますけれども、調布飛行場の経緯をよく御存じないのではないか。率直に、懸念といいますか、考えるところもございます。
 ですから、ここを突き詰めていくというよりは、今、このような発言があって、東京都でも、そのような猪瀬氏の発言についてのやりとりがあったということで、現時点では、そのように御理解、市としての対応についても、御理解いただければと思います。


◯委員(大城美幸さん)  どうも、私どもが求めている厳しい対応、どこまで詰めるのかという点では、厳しさが、ちょっと甘いかなと思うのですが、市民の安全を守るという責任を負っている、やはり、市長名での文書なりでの対応を要望して、質問を終わります。


◯委員(宍戸治重君)  猪瀬発言を通じて、厳しい対応というのは、同じような意見を持っているところですが、実際に、この調布飛行場が、三鷹市を含めた3市でいろいろ協議した結果、今の状況になっているというのは、十分理解できますけれども、それについて、猪瀬発言を重大に受けとめるということであることは、これは間違いないことですが、今、いろいろ議論がありましたが、3市での考え方の違いというのが、ここのところであるのか、ないのか。また、当時の六者協から四者協に変わった中で、そういうことが今、答弁の中にも少し出てまいりましたけれども、話し合えるチャンネルとして整備されているのかどうかということについて、お伺いしたいと思います。
 あと、東京スタジアムなのですが、これだけの利益を上げていれば、平成18年度より平成19年度の方が利益効率がよかったのか、悪かったのか。三鷹市としては、出捐金を出しているというか、出資者として、どうとらえているのか。また、スタジアムが、これをどうとらえているのか、わかりましたら、お聞きしたいと思います。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  まず、1点目の、3市で考え方の違いはという御質問もありました。また、話し合いのチャンネルといいますか、六者協から四者協に変わって、その進め方とか、そういうところ、変化があるのかという御質問でありますけれども、まず、先ほどの質問委員さんの最後の御発言にもあるように、3市として、市民の皆さんの安全をしっかり守っていくのだ。
 例えば、猪瀬発言にあったようなジェット機の使用であるとか、それは、もう認めないということで、受け入れ条件の中に明示をしている。2万3,000回という上限もある。そのような中で、3市としても、市民の皆さんの安全をしっかり守っていくのだと、そういうところは、市民生活を守っていくと、ここのスタンスは全く変わりがない、そのように理解をしております。受けとめております。
 それから、話し合いのチャンネルといいますか、六者協から四者協に変わって、その中で、六者協の時代には、さまざまな事業が進んでいて、飛行場の正式空港化の受け入れと。そうした経緯の中で、一定の役目を終えて、今後は、副知事と3市の市長の跡地の関連事業の着実な推進を図ると、そのように移行したわけでございますけれども、今回の西側スポーツ施設の件を取り上げても、御案内のとおり、これまで同様に、3市が連携をとって、東京都に申し上げることは、しっかり申し上げていくと。そのような中で、そうしたスタンスは変わっていない、そのように御理解いただければと思います。
 それから、2点目の東京スタジアムの経営状況でございますけれども、この中で、9ページに資料ございますけれども、営業費用。これは、本当に若干でございますけれども、人件費、それから管理費等も減少している。こうした中では、経営の努力もあるのかなと。
 一方で、先ほど質問委員さんからもありましたけれども、大型の商業イベント、例えば、コンサート等の誘致と。今回、平成19年度がコンサートが1本だったことによって、かなり営業上のイベント収入が減っている。これは明らかなわけですから、そうしたところは、東京スタジアムの経営の面から、さまざまな大型イベント等の誘致、あるいは、しっかりとした、サッカーの試合、PR、FC東京、ヴェルディさんとも連携をしたPRとか、ファンの獲得、そうしたところも含めて、スタジアムの経営状況につきましては、今後もきちっと、市としても見ていきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(宍戸治重君)  先に、東京スタジアムの経営なのですが、いろいろ営業の中で落ちている部分がある、また経営努力をされている部分もあるということは事実、読み取れるわけですが、また、その中で、先ほどの答弁の中にもありましたように、芝の管理が行き届いていなかった。どういう原因で起きたのかわかりませんが、そういうことが、ある意味では、イベント等、それだけが原因とは言えませんが、1つの形態としたら、そういうほころびが、これから積み重なっていく中で、不利益につながってくる可能性、または営業努力が幾らか落ちているのではないかというふうにもとれないではないと思うのです。
 そういうことからすると、出捐金といいますか、出資者である三鷹市も、厳しい目で見ていかなければいけないのかなという気がするのですが、ぜひ、その点について、答弁がありましたら。
 それと、六者協、四者協という関係もありました。事実、チャンネルとして生きているのだというふうには受け取れますが、ほかの問題も、これから、まだまだ出てくるだろう。そういうときに、発言力を増すためにも、ぜひ、この機会をとらえて、きちっとした対応をお願いすると同時に、3市と、まだ、多分、やっていらっしゃらないのだろうと思いますが、もちろん、受け入れ条件に沿った3市であるということは、だれしもがわかりますけれども、少しの温度差が、これからの調布の飛行場跡地の関係について、水を差すというか、ひびが入るというところまでいかないでしょうが、きちっと3市が団結して立ち向かわないと、場合によると、いけないのではないかなという気がしますので、ぜひ、その点については努力をしていただきたいと思います。


◯企画部長(城所吉次君)  まず、東京スタジアムの関係でございます。
 先ほど、平成19年度の経営状況を報告したところでございますが、最終的な純利益におきまして、1,000万円ほど、昨年を上回っております。いわゆる、イベント系のスポーツなどで、ある程度収益が、例えば下がれば、他のものでフォローするとか、そういう関係の中で、もちろん、今回は、営業外利益の受取利息の若干の増があった関係なども貢献はしていますが、いろいろな事業のバランスの中で、収益の確保を図って。基本的には、まだまだ当初の、いわゆる赤字ですね。それについては、まだ返せない状況でありますので、ぜひ、この純利益を1億円前後ずつ──1億円にも満たない金額ですが、それに近い額を出していただきつつ、純粋な意味での黒字の経営ができるような形で、私どもも、特にネーミングライツ、これが全国的な先駆けでもあったわけで、これが大変な貢献をしていますので、これが維持・継続できるような、いわゆる東京スタジアムのブランド力というのは大切ですから、そうした点も。そして、そうした点を維持するためには、そこで打つさまざまなイベント、スポーツのJリーグの2チームが入っているわけですから、そうしたブランド維持のための実際の活動といいますか、そうしたものができていくように、また、地元の施設としても大切ですから、地元の市民のための施設にもなって、地元の市民の応援を得られる施設、そうしたことになることによって、ますます、地元にとっても、または全国レベルでも、非常にブランド力のある施設となっていくように、私どもも、よく、この東京スタジアムとも連携しながら取り組みを進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 また、四者協の関係でございます。こちらにつきましては、先ほど、三鷹市長からの文書ということがございました。もちろん、私ども、三鷹市長から文書を出すときには、本件問題につきましては、これは3市の市長、もちろん、個別名を出しますが、それでの連名であること。3市が連携をとって、同一歩調で行っていること。こうしたことが、東京都に対しても、3市の連携ということが非常に重いものになっていくのではないかと思っておりまして、さまざまな課題については、3市で連携をとりながら、東京都に対しまして、働きかけ等を今後も行っていきたいと思っておりますので。また、そうした中では、四者協が、大切な機関でございますので、ここでの活動も、しっかりとやっていきたいと思っております。
 具体的に、今後、この西側スポーツ施設の整備計画につきまして、いわゆる四者協マターとして、なるべく早期に、短期間で計画策定、取り組んでいきたいと思っておりますが、いずれにしましても、この四者協の取り組みを、会議等を、かなりしげく開催していくことになろうかと思います。
 こうしたことの活動の中で、3市、よく連携をとった形で、東京都に対して対応していきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。


◯委員(宍戸治重君)  その辺の発言力を強くしていきながら、西側施設の利用権を拡大できるように、ぜひ、お願いしたいと思います。
 これ、最後に、簡単なことなのですが、3ページの図面なのですが、平成19年度着工工事区域。滑走路わきの遊歩道というか、プロムナード。平成19年度、今、平成20年度だよね。行ってみると、通れないんだよね。今、どうなっているのかね、あれ。


◯緑と公園課長(吉岡則明君)  ただいまのプロムナードの関係でございますが、これは東京都の工事でございまして、一応、平成19年度工事ということでございますが、残工事が少し残っているということで、開放は9月ごろになるだろうということで、回答を得ております。
 以上でございます。


◯委員長(白鳥 孝君)  ほかに質疑ございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでしたら、これで質疑を打ち切りたいと思います。よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、市側の説明に対する質疑、これをもって終了いたします。
 休憩とします。
                  午前11時08分 休憩



                  午前11時10分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 それでは、継続審査申し出の確認をいたしたいと思います。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件について引き続き調査を行うということで継続審査の申し出を行うことに御異議ございますでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 なしということで、決定をさせていただきます。
 続きまして、次回の委員会の日程でございます。
 次回の委員会は、次回定例会の会期中として、その間、必要があれば、正副の委員長に御一任をいただくということで、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、さよう決定させていただきます。
 その他、何かございますでしょうか。
 休憩をいたします。
                  午前11時11分 休憩



                  午前11時13分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 それでは、特にございませんでしたら、以上をもちまして、本日の調布基地跡地利用対策特別委員会を閉会をいたします。よろしいですね。では、閉会いたします。ありがとうございました。
                  午前11時13分 散会