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2008/12/12 平成20年総務委員会本文

                  午後1時00分 開議
◯委員長(高谷真一朗君)  御苦労さまでございます。ただいまから総務委員会を開会いたします。
 初めに休憩をとって、本日の流れの確認をいたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午後1時01分 休憩



                  午後1時02分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  それでは、委員会を再開いたします。
 審査日程のうち、1、議案の審査について(議案第76号、議案第84号)、2、議案の取り扱いについて(議案第76号)、3、行政報告、4、総務委員会管外視察結果報告書の確認については、前回までに終了しておりますので、本日の流れにつきましては、2、議案の取り扱いについて(議案第84号)、5、所管事務の調査について、6、次回委員会の日程について、7、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 また、委員の皆様にお諮りをいたしますが、本日の委員会については傍聴を許可することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 休憩いたします。
                  午後1時03分 休憩



                  午後1時25分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  それでは、委員会を再開いたします。
 議案第84号 平成20年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。


◯委員(栗原健治君)  議案第84号 平成20年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)に対して修正案を出したいと思いますので、資料を配っていただきたいと思います。


◯委員長(高谷真一朗君)  よろしいでしょうか。本件に対しましては、栗原健治委員から修正案が提出されました。この際、提出者の説明を求めます。


◯委員(栗原健治君)  お手元の案文を読み上げまして、提案とさせていただきます。
   議案第84号 平成20年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)
 上記の議案に対する修正案を別紙のとおり三鷹市議会会議規則第93条の規定により提出する。
  平成20年12月12日
 総務委員長 高 谷 真一朗 様
                           提出者 総務委員 栗 原 健 治
                           賛成者  〃   嶋 崎 英 治

      議案第84号 平成20年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)に対する修正案
 議案第84号 平成20年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)の一部を次のように修正する。
 第2表中「13.家庭系ごみ指定収集袋作成等業務委託料」及び「15.学校給食調理業務委託事業」の項を削る。
提案理由
 家庭系ごみの収集につき有料化すべきではないこと及び学校給食調理業務委託につき見直しをすべきであるとの観点から、本案を提出します。
 よろしくお願いします。


◯委員長(高谷真一朗君)  提出者の説明は終わりました。
 これより修正案に対する質疑に入ります。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 修正案に対する質疑を終了いたします。
 これより、議案第84号及びこれに対する修正案に対する討論に入ります。


◯委員(嶋崎英治君)  議案第84号 2008年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)の修正案に賛成し、原案に反対する討論をにじ色のつばさを代表して行います。
 一般家庭系ごみの有料化について、いまだに、今、この時期に有料化しなければならない理由・必要性が見出せないばかりか、今後のあるべきごみ政策、市民との協働、地域主権のまちづくりに大きな禍根を残すことになる。以下、原案に反対する理由を述べる。
 1、清原三鷹市政の基本は市民との協働である。三鷹市民は三鷹市のごみ減量化・資源化施策に呼応して懸命にごみ減量化に努力してきた。とりわけ2005年からは、プラスチック、ペットボトル、雑紙の分別収集開始と、三鷹市のごみ施策に呼応して多くの市民は意気に感じて努力してきた。その結果、市民、学識経験者、行政が一体となって作成した「ごみ処理総合計画2015」の中にある、1人1日当たりのごみの総排出量を2015年までに850グラムとする目標を1年で達成し、846グラムとした。有料化せずに、三鷹市民みんなの減量努力、分別努力が実を結んだものである。したがって、三鷹市が市民との協働を標榜するなら、有料化を機に生活スタイルを変えてもらうことを求めるのではなく、市民のごみ減量への熱意・意気込みを信頼し、さらなるごみ減量施策を推進すべきである。お金でライフスタイルは変えられない。本人の気づきを引き起こす働きかけが重要である。有料化による環境配慮へのインセンティブは限定的なものでしかない。
 2、三鷹市は有料化による収入を環境基金に積み立てるなど環境施策の推進に充てるとしている。しかし、環境施策の推進を「家庭ごみ有料化」という新たな税外負担によって行おうということは、実質的な税の「二重取り」であるとの市民の指摘もある。地方自治法第227条が規定する手数料条項に違反するのではないかとの指摘について論理的な説明はなく、「違反ではない」という環境省の解釈を追認したにすぎない。
 3、「ごみ排出量に応じて手数料を払うことで公平化」と三鷹市は説明してきた。従量制をとることによって一定程度公平さは担保されよう。しかし、ごみ質の公平さは全く担保されない。
 4、一般家庭ごみの有料化で一番喜ぶのは生産者である。日本の廃棄物処理・容器包装リサイクルの最大の欠陥は、生産者が生産量100%に対して責任を負うことになっていないことである。生産者のわずかな負担で、税という住民負担に加えて有料ごみ袋という新たな住民負担でごみ処理を自治体が実行してくれるなら、生産者にとっては最も歓迎すべきことであり、三鷹市も三鷹市議会も求めている拡大生産者責任の早期具体化を後退させることにつながる。
 5、有料化する前に三鷹市が市民とすべきことは、まだまだたくさんあると市民は思っている。市民の減量化への努力は限界だとする根拠は希薄である。100年に一度の生活危機に国民が直面している折、新たな負担を市民に求めるのは、二重、三重の過ちにつながるおそれがある。
 6、有料化についての市民の意見を聞く会でも、条例からは要請されていないが、市長はごみ有料化という重要なことなのであえて実施したパブリックコメントでも、圧倒的に反対の声が多かった。有料化に賛成、反対問わず、市民からは「なぜ今、有料化なのか」と問われていたにもかかわらず、市の答弁はそれにこたえるものではなかった。今回の家庭ごみ有料化は、ごみ減量に向けて努力してきた市民に水を差す行為であると言わざるを得ない。市民が何を言おうと、努力しようと、既定方針どおり実施するのでは、市民主権の具体化が求められている時代に逆行している。
 7、有料化しても減量しなかった場合、市は市民にどのように説明し、責任ある対処をするのか明確になっていない。今まで築き上げてきた市民との信頼関係に立ち戻り、市民に新たな負担を強いるのではなく、市民を信頼し、有料化せずに減量施策をとるべきである。
 以上をもって、家庭系ごみ指定収集袋作成等業務委託料の補正予算計上に反対する。
 また、三鷹市立第六小学校の給食調理業務委託事業費については、自治体版ワーキングプアが社会問題化されている折、見直しをまずすべきである。また、本件については十分な説明がないまま、当該校の保護者に説明会を開いてしまったことは問題であった。
 以上をもって反対討論といたします。


◯委員長(高谷真一朗君)  他にございますか。


◯委員(伊東光則君)  議案第84号 平成20年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場として討論させていただきます。
 中央保育園建替事業及び母子生活支援施設建替事業については、補正予算の組み方に問題点はあるとしても、耐震・安全を考えた上で必要であると考えます。また、家庭系ごみ有料化については、ごみの減量・資源化に必要であり、受益と負担の視点から賛成できます。また、第六小学校学校給食調理業務委託事業については、食の安全とより効率的な低コストの給食のために、民間委託が必要であると考え、賛成できる。
 ただし、補正予算を組むに当たっては、災害の発生、政策変更、制度の改正などがあるときに対応するものであり、安易に提出すべきではないことを指摘して、本議案に賛成する。


◯委員長(高谷真一朗君)  他にございますでしょうか。


◯委員(栗原健治君)  三鷹市一般会計補正予算(第4号)原案に討論します。
 三鷹市一般会計補正予算(第4号)には、家庭系ごみ指定収集袋作成等業務委託料、学校給食調理業務委託事業が含まれている。
 家庭系ごみ指定収集袋作成等業務委託料は、一般家庭系ごみの収集を有料化するに当たって出されたものである。三鷹市の家庭系ごみの現状は、平成16年度から3年間で19%の減量に成功してきました。これは清原市政以前から取り組んでいる戸別収集、資源回収、平成17年2月から取り組まれている分別収集による、献身的な自覚ある市民の協力によって達成した成果です。市民1人1日当たりのごみの総排出量も、三鷹市がつくった「ごみ処理総合計画2015」の平成27年度目標の850グラムをクリアする846グラムという成果を平成19年度に上げています。ごみ減量・有料化検討市民会議は、実施に当たって、市民生活への影響を考慮し、広く意見を聞き、平成17年2月に始まった新しい分別収集を検証しながら、慎重に進めることと答申を出している。今、アメリカ発の経済危機のもと、物価も高騰したまま、市民生活が大変厳しいこの時期を考えれば、答申どおり家計への影響を考慮しても、また、ごみ減量の成果を検証しても、今は有料化実施の時期ではありません。市民の献身的な努力は続いています。その市民の努力にこたえる、有料化に頼らない新たなごみ処理方針と三鷹市の努力が求められています。市民のごみ減量の努力を無視し、三鷹市の目標をも上回る家庭系ごみ減量の成果にもかかわらず、家庭ごみの有料化を進めることは、市民の負担増以外に何もありません。パブリックコメントなどに寄せられた市民の意見に真摯に耳を傾けず、やる気になれば今までどおり続けることのできる手数料なしのごみ収集を有料化することは、厳しい市民生活にさらに追い打ちをかける、清原市政の市民生活を顧みない市民生活破壊の施策です。100年に一度の経済危機が雇用を破壊し、厳しい生活状況の中での家庭系ごみ有料化は、市民の生活を考慮しない最悪の実施時期です。厳しい経済状況だからこそ有料化でごみの減量が進む、生活が苦しければごみを出さなければいいという三鷹市の姿勢は、今の経済危機による大変厳しい市民生活を認識していません。有料化しなければごみの減量が進まない三鷹市ではありません。また、ごみ処理ができない逼迫した市財政の状況でもありません。また、市民の意見を聞く会やパブリックコメントの市民意見を見ても、市民の理解は得られていません。市民の協力が不可欠なごみ処理施策を、このような状況のまま進めることは許されません。今、三鷹市には市民の生活を守るためにできる、最大限の努力が求められています。今、市民の立場で考え、立案し、施策を進める立場に立てば、この家庭系ごみ有料化のための予算は認められません。
 また、学校給食調理業務委託事業は、三鷹市の小・中学校の給食事業として、安全性と安定性が求められます。4つの小・中学校で実施されている委託事業はまだ始まったばかりで、これから慎重に検証する必要があります。給食を教育という面でとらえたとき、児童・生徒との接点となる行事が少なく、コミュニケーションを図る機会が少ないなど不安と課題が残っています。
 以上の問題点から本補正予算原案に家庭系ごみ指定収集袋作成等業務委託料、学校給食調理業務委託事業を削除する修正案を提出しました。生活保護費負担金の増など補正予算原案の他の項目については賛成ですが、上記2項目が含まれているため補正予算原案には反対をします。


◯委員長(高谷真一朗君)  これをもって討論を終了いたします。
 これより議案第84号に対する栗原健治委員から提出された修正案について採決をいたします。
 本修正案に賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手少数であります。よって、修正案は否決されました。
 次に、原案について採決いたします。
 原案に賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 休憩いたします。
                  午後1時40分 休憩



                  午後1時41分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  委員会を再開いたします。
 所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 ICT・地方分権と市民サービスについて、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、12月22日とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午後1時42分 散会