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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成19年調布基地跡地利用対策特別委員会) > 2007/09/21 平成19年調布基地跡地利用対策特別委員会本文
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2007/09/21 平成19年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(白鳥 孝君)  それでは、ただいまから、調布基地跡地利用対策特別委員会を開会いたします。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 休憩中に御確認いただきました内容によりまして委員会を進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認させていただきます。
 休憩いたします。
                  午前9時32分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 市側の説明をお願いいたします。


◯企画部長(城所吉次君)  おはようございます。それでは、まず私から総括的なお話をさせていただきます。本日は協議事項が1件、報告事項が4件でございます。協議事項につきましては、調布飛行場まつりに係る行事についてでございます。ことしの飛行場まつりですが、10月28日の日曜日に開催することが予定されております。お手元の資料1でございますけれども、東京都の港湾局長から協議のありました事項は、昨年と同様に、この飛行場まつりの行事といたしまして体験飛行及びパラシュート降下を実施するということで協議がございました。実施内容といたしましては、体験飛行が15回程度、パラシュート降下が3回程度の予定となっておりまして、回数も昨年の申請と同内容でございます。この件に関しましては、協議事項でございますので、この後、担当より詳細な御説明をさせていただきますが、御審議の上、本日、御結論をお出しいただければと思っておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
 次に、報告事項4件でございますが、まず1点目が、調布飛行場まつりについてでございます。こちらは資料2といたしまして資料の添付をさせていただいておりますが、「多摩と島しょを翼でつなぐ調布飛行場」といたしまして実施しております調布飛行場まつり、ことしで12回目を迎えることになります。こちらについても、後ほど詳細な説明をいたします。
 2点目が、東京国体の開催に向けた武蔵野の森西側都有地の活用についてでございます。お手元の資料では、資料3といたしまして、3ページにわたりまして資料を添付してございます。平成25年に国体が東京で開催される予定となっております。そして、そのメーンスタジアムを味の素スタジアムとするということが決定されておりますが、このことに伴いまして、東京都では、隣接いたします武蔵野の森西側都有地をメーンスタジアムの補助競技場などを目的として活用したい旨の提案がありました。しかしながら、この都有地につきましては、資料3の2枚目の資料に詳細、3市長からの東京都への回答としてこの中にも記載してございますが、さきの調布飛行場受け入れに当たりまして、当時の六者協の協議の中で、東京都が整備をすることとされました武蔵野の森スポーツ施設の計画地でございます。その後、東京都が財政状況を理由に計画を凍結し、現在に至っているという経過のある用地でございます。そこで、この懸案に対しまして、三鷹市、府中市、調布市、地元3市といたしましては、3市長の連名をもってこの六者協を引き継ぎました四者協で協議すべき事柄であるという旨、回答を行ったところでございます。また、これに対しまして、一昨日、東京都から回答がございましたので、この資料も添付いたしまして、こうした一連の東京都のやりとりにつきまして、特別委員会に御報告させていただくものでございます。
 この件につきましても、詳細につきましては企画経営室長から後ほど御説明させていただきます。
 そのほかの2件は定例的な報告でございます。調布飛行場の離着陸状況及び味の素スタジアムの輸送人員につきましても、各担当の課長等から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  おはようございます。それでは、資料に基づきまして御説明させていただきます。1点目の資料は、調布飛行場まつりに係る行事についてとなっておりますが、飛行場まつりの全体像を御確認いただくため、まずは資料2。3ページをお開きいただけますでしょうか。飛行場まつりでありますけれども、2007年の飛行場まつりは10月28日の日曜日に開催される予定となっております。昨年は10月15日に開催されましたが、2万2,000人の来場者がございました。「多摩と島しょをつなぐ調布飛行場」、これをイベントのスローガンといたしまして、地域住民の皆様を初めとして、東京都民の皆様に飛行場と航空機についての理解と関心を深めていただく、これを目的として実施されるものでございます。現在、実施に向けての検討、準備を行っているところでございまして、資料として添付いたしましたチラシも原稿案の段階のものでございます。イベント内容といたしましては、小型飛行機やヘリコプターの展示、あるいは地元の団体などが出演する郷土芸能の披露、管制塔の見学、それから抽せん会なども行う予定であると聞いております。そのほか、協議事項となっております体験飛行やパラシュート降下も実施したいとの説明を受けております。
 それでは、左側の2ページをごらんください。調布飛行場まつりに係る行事についての協議事項でございます。平成19年8月15日付で東京都港湾局長より協議があったものです。協議事項は、体験飛行の実施とパラシュート降下となっております。まず、体験飛行につきましては、来場者の中から抽せんで搭乗者を決定し、15回程度の回数を予定しているとのことでございます。1回当たりの飛行時間は10分から15分程度、使用する機種は、調布飛行場の常駐機でありますセスナ172型を使用するとのことでございます。また、パラシュート降下につきましては3回を予定しているとのことであります。なお、参考として、昨年の実績が記載されておりますが、一番下のところでございますけれども、体験飛行の回数が12回となっておりますが、申請時には15回とされておりましたものが、実際には12回の飛行となったものでございます。したがいまして、申請の時点で比較しますと、申請内容は昨年と同様の内容となっております。
 それから、こちらは8月15日付で協議文書が来たわけでありますけれども、この後、調布飛行場実行委員会の方から、体験飛行の搭乗者につきましては、当日の抽せんのほか、三鷹市、府中市、調布市でありますけれども、地元3市の市民を対象といたしまして、往復はがきによる事前の公募を行いたい、そのような話をいただいているところでございます。また、管制塔の見学につきましても、同様に往復はがきによる事前の公募を考えている、そのような説明が都からあったところでございます。協議事項に関する説明は以上です。
 続きまして、資料3。4ページをお開きいただけますでしょうか。こちらは、東京国体の開催に向けた武蔵野の森西側都有地の活用についてでございます。まず、武蔵野の森西側都有地と申しますのは、味の素スタジアムの西側に位置する約6.7ヘクタールの都有地のことでございます。前回の本委員会でも御説明いたしましたとおり、当該地は、東京都が整備する「武蔵野の森総合スポーツ施設」の整備予定地となっております。この都有地につきまして、平成19年7月24日付で東京都総務局長から三鷹市長あてに文書が送付されております。東京国体の開催に向けて、陸上競技用の補助競技場等としてこの土地を活用したいとの提案がなされたものであります。なお、同内容の文書は、府中市長及び調布市長あてにも送付されております。これに対しまして、右側のページになりますけれども、8月1日付で3市長の連名により回答を行っております。さらに、この3市長の連名の回答を受け、同年9月19日付で、次の6ページにございます文書が都から送付されましたので、これまでの経緯等も含め御報告をさせていただきます。
 4ページにお戻りください。まず、平成25年に開催が予定されております東京国体についてですが、この味の素スタジアムは、陸上競技及びサッカー並びに開・閉会式の会場として決定されております。味の素スタジアムが陸上競技場の会場として決定されたことによりまして、第1種の競技場としての認定を受けることになります。そのためには、第3種の補助競技場の設置が必要となるところでございます。今回の都からの提案はこうした理由によるものと理解しております。また、あわせて、テニスコート28面のほか、大型テント、その他施設としての活用も行いたいとの提案があったところでございます。
 次に、5ページをごらんください。こうした東京都からの提案に対しまして3市として回答を行っております。回答の骨子といたしましては、1点目といたしまして、西側都有地については、「武蔵野の森総合スポーツ施設」の整備計画との整合を図る必要があること、2点目といたしまして、協議については調布基地跡地関連事業推進協議会──いわゆる四者協でございますけれども、その四者協において協議すべきであることを申し上げております。あわせて、補助競技場本来の計画地であった現在のアミノバイタルフィールドに設置しないとする理由を明確にすることを求めております。
 続きまして、次の6ページをお開きください。この3市の回答を踏まえまして、9月19日付で都の見解についての文書が送付されております。3市の申し出に対する都の見解についてですが、1点目といたしまして、西側都有地の扱いについては、スポーツ施設の整合を図り、四者協で協議すべきとの3市の意見を関係部局にも伝えた上、適切に調整が図られるよう努める。それから、2点目といたしまして、テニスコートの設置については撤回する。3点目として、補助競技場をアミノバイタルフィールドに設置することが困難な理由を3点ほど述べた上で、改めて西側の都有地を活用したい旨の提案がなされております。現時点についての御報告は以上でございますが、本件につきましては、今後も適時に本委員会において御報告等をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして、資料4。7ページになります。東京都調布飛行場の離着陸状況についてでございます。定例的に御報告させていただいているものでありますけれども、今回は、平成19年の4月から6月分について報告を受けております。次の8ページをお開きください。4月分ですが、一番下のところに4月分の合計の数値がございます。下のところの欄の左から3つ目に1,590という数字があろうかと思います。こちらが4月の合計回数でして、昨年の同月、平成18年の4月と比べますと257回の増となっております。それから、次の9ページ、5月分ですけれども、同じように合計の欄を見ていただきますと、1,767回、これは前年と比較しますと364回の増。それから、10ページをお開きください。こちらは6月分になります。こちらも同様に合計を見ますと、1,587回、421回の増となっておりまして、3カ月トータルでは、1,042回の増となっております。原因といたしましては、今ごらんいただいている10ページの一番上のところの数字、2地点間輸送というのがございまして──これは定期便なんですけれども、こちらが6月分を見ますと513という数字があるところですが、こちらも前年と比べると154回の増。定期便だけで、前年よりも約400回増となっているところでございます。全体の4割に当たるものです。理由といたしましては、天候に恵まれた、これが理由であると聞いているところでございます。
 私からの説明は以上です。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  それでは、引き続きまして定例的な御報告でございます。味の素スタジアムの輸送人員について御報告させていただきます。お手元の資料5。11ページ、表の最下段から続きます12ページをごらんいただきたいと思います。平成19年6月から平成19年8月までの期間に行われました試合等は、Jリーグが9試合、そして野外コンサートが2回でございます。13ページをごらんください。Jリーグの試合等の際に、味の素スタジアムへのアクセス確保のために鉄道各駅からシャトルバスを運行してございます。平成19年3月から平成19年8月までのシャトルバス等の利用実績につきましては、JR三鷹駅、吉祥寺駅、武蔵境駅、西武多摩川線の多磨駅、小田急線の狛江駅の5駅からの利用者が3万5,945人、入場者総数に対する利用率は5.0%となってございます。また、このうち、三鷹駅利用者につきましては8,285人、入場者総数に対する利用率は1.1%となっております。前回の委員会で御報告申し上げました平成19年3月から5月までの実績と比較いたしますと、5駅全体での利用率はマイナス0.5ポイント、三鷹駅のみの利用率でマイナス0.2ポイントとなっておりまして、また、前年同期との比較では、5駅全体でプラス0.4ポイント、三鷹駅でプラス0.1ポイントとなっております。以上でございます。


◯委員長(白鳥 孝君)  市側の説明は終わりました。市側の説明に対する質疑がございましたらお願いいたします。


◯委員(浦野英樹君)  それでは、何点か質問させていただきます。
 まず、調布飛行場まつりの件なんですけれども、これは例年、入り口付近が非常に混雑しているというような声が寄せられているんですけれども、今回、入り口付近の混雑について何らかの対応というのは考えられていますでしょうかというのが1点。
 あともう1つが、パラシュート降下を去年もやられたということで、重複した質問になってしまうかもしれないんですけれども、これはどういった団体が行うのかということと、イメージとしては、例えばヘリコプターからおりてくるのか、飛行機からおりてくるのかちょっとわからないんですが、どういった内容になるのかというのを改めて詳しく説明していただきたいなというのがあります。
 あと、当日、三鷹駅と調布駅の方から臨時のバスが運行されるということなんですけれども、昨年2万2,000人で、どれぐらいの需要状況だったのか、ことし、何か改善等、変更があるのかどうかお聞かせいただきたいと思います。
 あと、味の素スタジアムの輸送人員数に関連してなんですけれども、例えば6月24日の東京ヴェルディ戦──東京ヴェルディ戦は、大体入場者数が少ないんですけれども、6月、7月は日曜日に開催とかだと入場者数がちょっとふえているようなんですが、これは単に土日の開催という要因以上の何か要因があったのでしょうかということについて、以上質問させていただきます。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  1点目の飛行場まつりに関しての入り口等の安全性の確保とか、混雑の関係でございますけれども、昨年の調布飛行場まつりにおきましても、来場者からも同様の指摘がございまして、今年度の課題として、前年度もとらえております。その中では、開閉の扉の幅を確保するというような対応をとりたいと報告を受けているところでございます。
 それから、2点目のパラシュート降下でありますけれども、詳細は、現在、実行委員会の方で調整中とのことでございますけれども、国際航空連盟のパラシュート技能証を有した者が降下を行う、そのようなことが規定されているところでございます。使用する航空機でありますけれども、調布飛行場の常駐機を使う。昨年の例ですと、セスナ206型、先ほどの172型よりは少し大きい航空機を使います。そうした内容と聞いているところでございます。
 私の方からは以上です。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  シャトルの利用状況につきましては、バス事業者の方が、これまでの調布飛行場まつりの実績を踏まえて混乱のないような形で、毎年、適宜、増発・増便を含めて対応していただいているところでございます。
 利用実績については、申しわけございません、ただいま数字が手元にございませんので、よろしくお願いいたします。
 それから、味スタの6月24日の件につきましては、定かな理由というのは私どもでもつかみかねるところですが、ただし、かなり東京ヴェルディ戦に関しましては、曜日の要因と対戦相手の関係がかなり因果関係が強いようでございます。私、実は余りサッカーの方は詳しくないんですが、コンサドーレ札幌との試合に対して、相手方のチームの動員というのがかなりチームによって違うと聞いておりますので、そういったことも関係しているのかなとは思っております。


◯委員(浦野英樹君)  答弁ありがとうございます。入り口の混雑についての改善策で扉の幅を広げるということで1つは改善になるのかなと思うんですけれども、入り口自体を、例えば何カ所かふやすということは不可能なのか。ことしは無理かもしれないんですけれども、今後の課題としてそういうことも検討できないのかなというのが1点。
 あと、パラシュート降下についてはわかりました。私、現物を見たことがないんですけれども、家族連れが見て安心して楽しめるような内容だったらよいのかなと思います。
 あと、バスについては、今回は資料がないということなんですけれども、できれば何らかのデータがあってもいいのかなという気はいたしますし、車の来場を控えるという意味でも、これも来年の課題になってくると思うんですけれども、逆に言うと、バスの利用をもっと、例えばこういったチラシで大きく呼びかけてもいいのかなと。左下に一番小さい字で書いているのではなくて、もうちょっと「三鷹駅より臨時バスあり」とか、「調布駅から臨時バスあり」というような、そういった工夫もあっていいのではないかなと思うんですけれども、御見解をお伺いいたします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  1点目の入り口の問題ですけれども、飛行場自体は、通常よりは便数は少ないようですけれども運行はしておりまして、そうした管理上の問題とか、イベントの円滑な運営のための管理から1カ所となっている、そのように聞いているところでございます。
 パラシュートについては、よろしいですね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  積極的な公共交通機関の利用を呼びかけるという意味でも、こういったチラシの作成に当たりましては、もうちょっと目立つような形で対応させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯委員長(白鳥 孝君)  次の方、いらっしゃいますか。


◯委員(伊東光則君)  何点か質問させていただきたいと思います。
 まず、飛行場まつりのところですが、このチラシを見ますと、主催の飛行場まつり実行委員会の中なんですが、三鷹市がまずここに入っていないということなんですが、三鷹市としてのかかわり、例えば中でやられるイベントの中に三鷹市としてのイベントが盛り込まれるのか、またこの地域、飛行場というのは、ベースは調布市なんですが、さっき言われたイベントの会場の出入りについては三鷹だと思うんです。そうすると、来られる方の車なりの影響というのは、三鷹の住民の方が受けるわけなんですが、その地域の方々に対してのフォローというか、このお祭りに対しての周知徹底というか、そういうことはちゃんとされているのか、また、ちょっと繰り返しになってしまいますが、地域の方がイベントとして、例年、屋台とかで参加されているとはお見受けしているんですが、今回はどうなのか。また、三鷹にとっての位置づけというんですかね、飛行場まつりに対しての位置づけはどうなのかということをお聞きしたいと思います。
 次に、グラウンドの整備というか、国体に絡んでのことなんですが、補助競技場を西地区につくった場合の影響というのを説明していただければ。影響というのは、四者協のことと絡みまして、今までここにつくっていいものだったのか、それともそういう話ではなかったのかなとは思うんですが、その辺の絡みと、ここにその施設をつくったときにどういう影響が出るのか、国体が終わったときにちゃんと戻るのか等の絡みを説明していただければと思います。
 それと、あと、ちょっと細かい質問で恐縮なんですが、味の素スタジアムの輸送の絡みで、例えば資料5の11ページ、一番上の行にもありますが、吉祥寺駅発・着のところがゼロになっていますが、これは利用されなかったのか、それともそういう特別なバス便を用意しなかったのかどうなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  1点目の三鷹市の調布飛行場まつりに対する主催等というか、そういった兼ね合いの関係ですけれども、三鷹市は協力団体と考えております。これは調布市と府中市も同様でございます。それから、地元への周知、地元の参加等のかかわりという件でございますけれども、周知につきましては、例えばコミュニティ・センターにチラシを配布するとか、それから、近隣につきましては一定の範囲でポスティング等も行うと聞いているところでございます。また、例年、三鷹の関係では、ステージではやしの連盟が、昨年度は三鷹ばやしさんが出演されましたけれども、その前に井口囃子さんとか、今年度につきましても、はやし連盟の中から1団体出演していただくように今交渉を行っているところです。そのほか、出店につきましても、例年同様、地元の出店をいただけるものと考えております。
 それから、2点目の位置づけといいますか、三鷹市といたしましても、調布飛行場、三鷹市にある飛行場ですので、そうしたもので東京都の趣旨と同様でございますけれども、地元の方に飛行場、それから航空機、十分そうしたものの理解を深めていただきたい、そのような趣旨で開催されます飛行場まつりにつきまして協力をしていきたいと考えているところでございます。
 それから、グラウンドの西側スポーツ施設の件ですけれども、施設の影響というような御質問でございましたけれども、影響という意味がちょっとあれなんですが、私の方の理解といたしまして、そこにできることによってどのような関係があるのか。1つは、できた後に市民の方がどんなふうに使うかとか、その辺のところはまだ全然わからない話ですが、ここの文書にも書いてございますけれども、もともと西側スポーツ施設の用地につきましては、武蔵野の森の競技場──スポーツ施設ができる予定地でございますので、その計画との整合を図るべきだと、これが三鷹市のスタンスでございます。
 それから、西側に補助競技場ができた後にどうするのか、戻してしまうのかという御質問もありましたけれども、これもスポーツ施設の関係の中でこれから検討を進めていくものだと考えておりますけれども、一定の経費を使ってつくられるものですので、それがすぐに壊されるというのはいかがなものか、そのようには考えているところでございます。いずれにいたしましても、武蔵野の森のスポーツ施設の計画との整合を図りながら、今後検討を進めていきたいと考えております。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  輸送人員の中のゼロの部分でございます。こちらは残念ながら、東京ヴェルディのカードは集客力が弱いということで、東京ヴェルディのカードに限って吉祥寺駅、三鷹駅、そして多磨駅、こちらの方からのシャトルバスというのは運行していないということでございます。


◯委員(伊東光則君)  ありがとうございました。飛行場まつりなんですが、私も何年か続けて見学に行かせていただいているところなんですが、年々規模も大きくなっていますし、また、先ほど、ほかの委員さんからもお話があったんですが、交通の便、また地元の影響力というか、渋滞とかのことですが、それも年々緩和されて、いい方向に行っているのではないかと思っております。ことしも開催されるということで、多分、地域の方々もみんな楽しみにしている行事の1つだと思いますので、昨年以上にいいものになるよう、三鷹市としても働きかけていただければと思います。ありがとうございました。ほかの件についてもありがとうございました。以上です。


◯委員(粕谷 稔君)  サッカーというよりも、味の素スタジアムの今の運営状況というかをお聞きしたいんですが、8月25日、26日、a−nation,07という野外ライブ、エイベックスのライブが2日間にわたって開催されたと思います。これも未確認というか、私も近くで聞いている話なんですが、できた当初に比べて、サッカー以外でのこういった音楽イベント、コンサートを含めた運営という部分は少なくなってきているのかなという気がしております。それにこういったライブ開催に伴う近所からの苦情、また、味の素スタジアムの運営としてこれから積極的にこういった野外ライブというか、今、若い人の間では、夏のイベント的な企画で、例えばスカパーなんかで野外ライブ特集とか、全国的な規模でこういった大きな野外ライブが夏を中心に開催されています。さまざまな経済的効果もあるかと思います。味の素スタジアムとしてこれから積極的にサッカー以外のこういった音楽イベント等の開催を誘致というか、そういった経営方針として計画されているのか、また近隣の苦情等、どういった問題点が浮き彫りになっているのかがわかればお伺いしたいんですが、よろしくお願いします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  味の素スタジアムの関係で2点の御質問をいただきました。1点目のスタジアムとしての運営上の課題でありますけれども、質問委員さん御指摘のとおり、株式会社東京スタジアムといたしましても、大型の商業イベントの誘致が経営上では大きな課題となっておりまして、今後も積極的に進めたい、そのようなことを聞いているところでございます。
 それから、苦情なんですけれども、今回例示のありましたa−nationでは、騒音の苦情が1件しかなかった。例年ですともう少しあるんですけれども、そのほか、違法駐車で3件苦情があったと聞いております。しかしながら、すぐに解決して大きなトラブルには至らなかった。こうした大型商業イベントに当たりましては、事前に3市も打ち合わせ会に出席いたしまして、そうした中で騒音の問題、それから交通の処理の問題、そうしたところを市からも問題のないように要望しながら取り組んでいるところでございます。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございました。1つは、今回、騒音が1件だったということで、私も近くに住んでいるもので、昨年、もしくは一昨年ぐらい前までは、頻繁にこういった野外ライブのお知らせとともに、近隣住民の方へということでポスティングがされていたと思います。今回は多分なかったのではないのかなという気が、私、大沢の四丁目ですので、そんなに音がダイレクトに来るというところでもございませんので、このa−nationで言えば、最後、終わったときに花火が上がって、これできょう、何かイベントがあったんだなというのが、多分近所の方の感覚だと思うんですが、そういったポスティング等、周辺地域住民への周知徹底というのは、苦情が少なかったということもあって、例年、配布規模が狭くなっているのかどうかだけお伺いします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  ポスティングの件なんですけれども、ポスティングを行ったと報告を受けております。近隣の範囲につきましては、ちょっとこちらの方で確認はしておりませんけれども、近隣に対するポスティングを行ったと聞いております。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございました。以上でございます。


◯委員長(白鳥 孝君)  ほかにございますでしょうか。


◯委員(岩見大三君)  そうしましたら、調布飛行場まつりの件につきましてお伺いしたいと思います。先ほど、別の委員さんの方から入場に関することのクレームと申しますか、今後の対応策ということで御質問があったと思いますが、今までの経緯から、調布飛行場まつりにつきまして何か問題点ということがそちらの方でわかっている範囲であれば、その辺をお聞かせ願いたいということがまず1点と、済みません、これはこの場でお聞きすることではないかもしれませんが、今回の協議事項に関して、毎回こういうような形で協議をされているような経緯というのはあるわけでしょうか。その2点につきましてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  1点目の飛行場まつりに関する課題でございますけれども、これまでの経験、それから毎年いろいろな状況が発生するわけですけれども、今まで、先ほども他の委員さんの御質問にもありましたけれども、車の交通処理、これは前回、出るときに左折しかできないような対応を設定したことによってかなり渋滞が緩和された。しかしながら、大沢グラウンドの前あたりはかなり渋滞が発生する時間帯もあったわけでございますけれども、そこが大きな課題。それから、駐輪場の確保というのもありまして、こちらにつきましては、前回、駐輪場が少し足りなくなって臨時の駐輪場を設けましたが、今回はそこも十分に確保していきたい、そのように聞いているところでございます。それから、トイレにつきましても今まで課題として挙げられておりましたが、前回はトイレについての大きなクレーム等はなかったと聞いております。それらが課題だと考えております。
 それから、協議事項の件なんですけれども、例年、協議事項としてお諮りしているところでございますけれども、この中では調布離着陸場の整備及び管理運営に関する協定、それから覚書、この中では、市に協議すべき事項というのが列記されておりますが、この協議事項につきましては、覚書の方で言いますと、その他の事項といいますか、いろいろ協議事項の中には、例えば受け入れ条件で示された事項の履行に関すること等々あるわけですけれども、その他の事項の中で、例えば近隣等に影響を及ぼすようなおそれのあるものとか、そういったものがその他に入るかと思うんですけれども、そうしたものの中で協議をさせていただいている、そのような内容でございます。


◯委員(岩見大三君)  わかりました。大変ありがとうございました。以上でございます。


◯委員(宍戸治重君)  よろしくお願いします。まず、協議事項については、ここ何年かこれをやられてきて、特に問題点がなければよろしいのかなという気はいたします。それと、昨年は、まだよく見ていないんですけれども、物資の搬送とか何とかというあれがあったような気もしますけれども、ことしはどうなんでしょうか。
 それから、飛行場まつりについても、だんだん大きくなっていっている中で、三鷹市の対応は協力団体ということで先ほど御答弁がありましたけれども、私も楽しみにしているイベントですから、趣旨を十分に理解して進めていただければと思います。
 それから、東京国体の関係なんですけれども、ここに幾つかの書面が掲げられているところですけれども、6ページの「記」の2、この「撤回させていただきます」という結論を出すまでの経過がこれだけではよくわからないんですけれども、積極的な回答はなかったということはどういうことなんでしょうか。その点についてお伺いしておきたいと思います。
 それから、ここにある「記」の1、「関係部局にも伝えた上、適切に調整が図られるよう努めてまいります」ということは、四者協と協議をしてこれから決めていくということなんでしょうか。その辺、確認をさせていただきたいと思います。以上でございます。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  1点目の、昨年の飛行場まつりでは緊急物資の輸送、正確に言いますと、パラシュート降下の中で災害時を想定したパラシュート降下の内容があったと思います。今年度も同様に考えておりまして、災害時を想定して、詳細は調整中とのことでありますけれども、一定の降下の中で、例えばゴムボートの大きなものを置いてそこに向かっておりてくるとか、そのようなことを検討されているようでございます。
 それから、2点目の東京国体の中でのテニスコートをなぜ撤退したのか、経緯も含めてというお話だと思いますけれども、テニスコートを設置したいというお申し出がありまして、これにつきまして、都といたしましては、今、会場市が決定していないものの中にテニスもあります。そうしたことから、都としては、ここの用地の活用というお申し出があったと我々は理解しているんですけれども、調布市さんも地元といいますか、土地自体は、立地が調布にありますので、地元の調布市さんもテニス競技を実施したい旨の意思表示はしていない、そのようなことがあったようでございます。そうしたところから都としても撤退する、そのように我々は理解しているところでございます。
 それから、今の上のところの6ページの1の「適切に調整」というところでございますけれども、我々といたしましても、四者協の中で、今回はまだ具体的な内容が示されたわけではございませんので、四者協の枠組みの中で今後しっかりとした協議をしていきたい。現時点では、まだ入り口といいますか、問題提起がなされた段階だと考えております。


◯企画部長(城所吉次君)  国体の関係で、関係部局という表現がある点についての言及がございました。総務局長から今回文書で提案があり、また回答もいただいておりますけれども、現在、東京都はこの国体の関係につきましては総務局が担当しております。もともと教育庁に所管があったわけですが、総務局に移管した上で、都全体として取り組んでいくという趣旨だそうでございます。
 それと、あと、実は私どもが申し上げております「武蔵野の森総合スポーツ施設」につきましては、東京都が計画しているもので、今、財政的な凍結をしているものでございますが、こちらについての所管が生活文化スポーツ局ということで、また、いわゆる四者協、六者協を引き継いだ四者協につきましては、御案内のとおり、調布基地跡地利用全体の計画にかかわる事項、例えば道路であるとか、公園とか、もちろん飛行場も入りますが、さまざまな部局が関連いたします。港湾局なども関連いたしますし、建設局なども関連いたします関係で、全体を、この地域の振興を都市整備の観点から進めるという観点もございまして、都市整備局が担当しているということから、そういう意味で、実際にはさまざまな部局が関連しますが、四者協という意味合いで言いますと、今申し上げました案件で言いますと、具体的には3つの部局が関連しているということの中でこうした関係部局と連携して、最終的には副知事、3市長で構成されております四者協の中で調整の上、最終的な協議をしていきたいと考えているということを申し上げているところでありますので、そうしたことからこういう回答をいただけたのかなと思っております。


◯委員(宍戸治重君)  ありがとうございました。それと、6ページの「記」の3の理由づけといいますか、これを見てみますと、味の素スタジアムの経営にかかわる、またはそれにマイナスな場合には、東京都の施設でも使えないのかというような思いがするんですけれども、その関係についてはどうなのか。
 それと、あともう1つは、四者協にこれから協議がさまざまな形で行われるんでしょうけれども、当初の計画のとおり、私たちも税金を東京都に納めている関係からすれば、1つの収支計算の中では取り壊しも含めた国体の開催というのを考えているんでしょうけれども、ぜひこの機会をつかまえて凍結されている計画を実施の方向に向けていただけるように、お考えとは思いますが、改めてその点についてどのように考えているのかお尋ねしたいと思います。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  アミノバイタルフィールドの関係から、都の施設は使えないのかというお話でありますけれども、この文書は一昨日届いたものでございまして、今後市としても、この内容を踏まえて検討していきたいと考えているところでございますが、一方で、株式会社東京スタジアムは三鷹市も株主になっておりますので、経営状況は非常に気になるところというのもございまして、東京都の申し出を今後十分に精査しながら市としても検討していきたいと考えているところでございます。
 それから、スポーツ施設、質問委員さんからエールをいただいたんだと思いますけれども、市といたしましても、ここに書いてありますとおり、スポーツ施設の整備計画について今後東京都ともしっかりと協議をしていきたいと考えております。以上です。


◯委員(宍戸治重君)  ありがとうございました。オリンピックの話もございますけれども、多摩の中で多摩国体というのは非常に大きなイベントでありますし、たまたま三鷹の見える範囲、手中の中にあるということからすれば、この機会を最大限生かして、三鷹に有利と言うと変ですけれども、都市整備を含めて考えていただきたいと申し上げたいと思いますが、それにさらに経済効果とか、そういう計算がまだできている段階ではないとは思いますが、三鷹にぜひ経済効果等を誘引できるような形での協議ができる場を設定したり、また連絡を取り合っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。以上で終わります。


◯委員(森  徹君)  それでは、最初に飛行場まつりのことでお聞きしたいんですが、かなり大規模イベント化していると考えます。やはり調布飛行場は住宅地の中にあり、そもそも都営のコミューター空港の受け入れという点で議論の中心になったのは住宅地の中にある飛行場という点で、これが受け入れの中でも非常に議論されたことでありますし、安全という問題は、今後も飛行場がある限りしっかりと担保されなくてはならない。そういう中で、イベントが相当大規模化しているという点で、先ほど、多摩と都民の交流の場という説明があったでしょうか。交流は非常に大切だと思うんですけれども、しかし、こういう特殊な飛行場の中でのイベントの問題で、市もいろいろ考えている点があると思うんです。こういう企画について市のお考えはどんなことがあるのかお聞かせいただきたい。
 それから、また、このような同種の飛行場の中で同じような企画、イベントが行われているところがあればお聞かせいただきたいんですが、これは調布飛行場だけなんでしょうか。その辺もお聞かせいただきたいと思います。
 それから、パラシュート降下なんですけれども、昨年、私もそこに参加させていただきましたけれども、この日は晴れていたと思いますが、1人の方が着地点以外にそれて、滑走路の西側のカヤの中といいますか、やぶの中におりられたと思うんです。災害ということで、先ほど、ゴムボートの目標という話がありましたけれども、これがそれて見学者、参加者の中にということになりますと、災害時ではありませんから、訓練ということがそういう企画の中で行われるのが、どうなのか。かなり興行的、見せ物的にイベント化しているという中でこういうものがあるとなると、非常に慎重を期さなければならないという。皆さんはこういうものを見る機会がないものですから、参加者がパラシュートの降下というのを見物的に見るとは思うんですが、地元市としての関係でこの辺は慎重にしなければならない。そういう点での協議事項ということで出てきていると思うんですけれども、この辺、市の考え方をお聞かせいただければと思います。
 それから、年々大きくなってきているので参加者もふえてきているんだろうと思うんです。それで、地元の方から主催団体並びに三鷹市に寄せられた苦情があればお聞かせいただきたい。また、今回の企画にそれがどのような形で生かされているのかということです。これが飛行場まつりについての質問です。
 それから、東京国体のことで、宍戸委員さんも質問されておりましたので、これはやりとりが今回こういう形でされていると。そして、地元3市と東京都との間での跡地利用の計画に基づいての施設整備というものがきちんとあるんだという流れの中でこういうやりとりというのは理解できました。ちょっとダブるかもしれませんけれども、再度、6ページの、先ほど宍戸委員さんからも御質問がありましたけれども、地元3市の意見に対して「適切に調整が図られるよう努めてまいります」という文言、言葉、改めてどのように地元として理解しているのか、また市は対応しようとしているのか、この点をお聞かせください。
 それから、次に、離着陸回数の件ですが、定期飛行がかなりふえた、400回というお話でしたけれども、これだけふえたのは過去何回ぐらいあるんでしょうか。それから、天候がよかったというお話ですけれども、何か天候以外にふえた理由等がありましたらお聞かせいただきたいと思います。以上です。


◯企画部長(城所吉次君)  1点、私の方からお答え申し上げます。調布飛行場についての三鷹市の位置づけといいますか、そうした御質問がございましたが、もちろん、飛行場受け入れに当たっての大きな議論にもなった部分ですが、飛行場の性格といたしましては、率直に言いますと、例えば飛行機の騒音であるとか、あるいは万一事故が生じた場合とか、そうしたことに対します地域への負荷が生じるおそれがあるという観点がございまして、当然、市民の安全を第一に考える地元といたしましては、そうした点に十分配慮していかなければならないということがもちろん1点ございます。それは御指摘のとおりでございます。ただ、そうしたことに十分配慮しつつ、あとは具体的には地元の方々などもなるべく御参加いただくような形で、例えば地元の方で一定のお店を出すとかという形でのかかわりもしていただいていますし、またこの催しが始まる前から地元の方々、特に町会・自治会などを中心にしながらこの事業の内容についての御説明であるとか、例えば1年前の事業を通じてどのような課題があったからこんな対応をしますとかということにつきましても、特に近年、地元への説明なども行う機会を十分設けるような形での対応を私どもからも要望し、東京都の方も対応しているところでございます。
 また、この飛行場につきましては、緑が多い三鷹ではございますが、あれだけの広大な敷地に、そして公園なども現在整備される中で、景観的にも相当区部に隣接した地域といたしましては、非常に広大な空間を眺望できるような場所でもございますし、また観光的に見ましても、大沢の地域の文化とか遺跡、あるいは緑のさまざまな資源、天文台等の資源、それらと大沢一帯の自然等もあわせて1つの三鷹の名所となり得るようなところでもございますので、そうしたことも十分配慮しながら、飛行場まつりを行うに当たっての安全性に配慮しつつ、また地域の活性化、また三鷹全体の活性化にもつなげられるような形での市としての対応もしていきたい、そのようなことが三鷹市としての基本的なスタンスでございます。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  まず、1点目に、他の飛行場でも同様のイベントが行われているかということなんですが、同様の飛行場、いわゆるその他飛行場の中でどのようなイベントが行われているかという状況については把握しておりません。
 それから、パラシュート訓練なんですけれども、我々といたしましても、やはり安全性の確保というのが一番大切だと考えておりまして、実行委員会でも、強風の場合の中止はもとよりなんですけれども、安全性の確保といたしまして、着地点には、例えば前回の例ですと、地上の支援メンバーというのは5人おりまして、パラシュートでおりてくる方との連絡は密にとりながら対応を図る、あるいは横田とか入間とか、そういうところにも事前に情報提供を行い、そうしたところで安全性の確保を図っていると聞いております。
 それから、地元からの苦情ということなんですけれども、前回は駐輪場がございまして──駐輪場といいますか、周辺に自転車を駐輪した。通路といいますか、グラウンド側から行くところに駐輪が多かったということがありまして、その点については、先ほども他の委員さんの中でお答えしましたけれども、対応を図ると聞いているところでございます。
 それから、離着陸状況なんですけれども、こちらは天候以外の要因、もちろん、2地点間輸送、定期便につきましては全く変更がございませんので、これは単純に天候の影響ということがございます。そのほか、飛行場内の事業所がふえたとかいうこともございませんので、こちらも天候に伴う影響と考えております。なお、400回ふえたような例があるのかと。詳細なデータは持ち合わせておりませんけれども、実は前年度が回数が少なくて、天候に恵まれなかったということがございまして、そうしたことが要因としてあるのかなと考えております。
 国体の中で、「図られるよう努める」という東京都の方の意味、それから市の対応ということがございました。この文書を見ますと、きちんと伝えた上で四者協の中で開くと明確に言い切ったようには見えないわけですけれども、独特の公文書の言い回しのようなところもございますが、三鷹市といたしましては、これはきちんと四者協の中で検討していただく、いわゆる四者協の枠組みの中でないと議論できない、そのように強く考えておりますので、そのように東京都についても対応を求めていく、そのように御理解いただければと思います。以上です。


◯委員(森  徹君)  飛行場まつりの件につきましては、活性化、地元の方も売店を出されたり、それなりの努力もされているし、そこでのいろいろ地元への還元というものも、まちおこしも含めてあるということは理解できると同時に、市の対応としては、活性化もありますけれども、何よりも安全ということで慎重に対応していただきたいということを強く求めたいと思います。
 それから、昨年のパラシュート降下で外れた方は、けがはなかったんですね。それを1つ要望として強くお願いしたいと思います。
 それから、東京都の総務局長の押元さんというんですか、この方の回答の中で四者協をしっかりと担保してやっていかないと、ずるずる、ずるずると、例えば安全の問題で、当初の受け入れの条件で管制官は外していってしまうとか、そういうようなことが現に起きているわけですから、そういう東京都に押し切られないといいましょうか、石原さんはオリンピック、スポーツに熱心な方ですから、熱心だけでなくて安全の面、住民の安全を地元市としてしっかりとお願いしたい、そういう対応で臨んでいただきたいと思います。
 定期便、固定翼のことについてはわかりました。私の質問は以上で終わります。


◯委員長(白鳥 孝君)  ほかにございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでしたら、これで質疑を打ち切ってよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、市側の説明に対する質疑はこれをもって終了いたします。ありがとうございました。
 休憩いたします。
                  午前10時39分 休憩



                  午前10時41分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 協議事項につきましては、委員の皆様から出された意見を付しておおむね了承ということで報告することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定をいたします。
 次に、継続審査申し出の確認をしたいと思います。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件について引き続き調査を行うということで、議会閉会中の継続審査の申し出を行うことに御異議ございませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定をいたします。
 続きまして、次回の委員会の日程ですが、次回の定例会の会期中とし、その間、必要があれば正副委員長に御一任いただくということでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしということで、そのように決定をさせていただきます。
 そのほか、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にございませんので、以上をもちまして本日の調布基地跡地利用対策特別委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
                  午前10時43分 散会