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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成19年調布基地跡地利用対策特別委員会) > 2007/06/20 平成19年調布基地跡地利用対策特別委員会本文
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2007/06/20 平成19年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(白鳥 孝君)  ただいまから、調布基地跡地利用対策特別委員会を開会いたします。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認したいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 休憩中に御確認いただきました内容につきまして委員会を進めてまいりたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 市側の説明をお願いいたします。


◯企画部長(城所吉次君)  おはようございます。それでは、私からまず総括的なお話をさせていただきます。本日は6件の行政報告をさせていただきたいと思っております。6件のうち1番目から3番目まで、1つ目が調布基地跡地利用計画の経過、2つ目が調布基地跡地利用の整備状況、3つ目が武蔵野の森公園南側地区の整備についてというのが3つ目までの内容でございます。こちらにつきましては、4月の市議会の議員さんの改選に伴いまして、委員の皆様方が大分入れかわりましたので、改めまして調布基地跡地の利用に関する全体的な確認、これまでの進捗状況などを含めてまず御報告させていただきたいということでございます。それから、4番目以降については、それぞれ単発の行政報告でございまして、4つ目が株式会社東京スタジアムの経営状況等について、5つ目、6つ目が──これは特別委員会に毎回御報告させていただいているものでございますが、調布飛行場の離着陸状況の御報告、また味の素スタジアムの輸送人員の御報告ということで行政報告をさせていただきたいと考えております。
 まず最初に、調布基地跡地の利用に関する全体状況と進捗状況につきまして、お手元に配らせていただいております資料1の1ページの部分を中心に私の方から総括的な御説明をさせていただきたいと思います。この調布基地跡地の問題につきましては、昭和47年に米軍から一部返還されたことに伴いまして、三鷹、府中、調布の地元3市の市長、議長によります調布基地対策連絡協議会、通称六者協と言われておりますが、この六者協が結成されまして、その後、検討を進めてきたところでございます。返還後、飛行場は場外離着陸場といたしまして運用されておりましたけれども、コミューター空港化に当たりまして、六者協では3市としての条件を提示いたしまして、その受諾を前提に了承いたしました。そして、平成8年7月に東京都と地元3市が調布飛行場の正式空港化に合意したということでございます。その後、六者協につきましては、平成9年の5月に解散しておりますが、同時に、調布基地跡地関連事業の円滑な運営を図る進捗のチェックを行っていくというような目的で、東京都の副知事と地元3市の市長で構成いたします調布基地跡地関連事業推進協議会につきましては──通称といたしまして四者協と呼んでおりますが、四者協を発足させたところでございます。この四者協によりまして、全体の事業進捗に関しまして調整を行ってきているというのが現状でございます。
 各施設の整備状況につきましては後ほど御説明いたしますが、平成13年の3月に飛行場の部分が正式な都営コミューター空港として運用が開始されました。これらの施設を初め、そのほか大学などの国の施設、あるいは東京スタジアム──味の素スタジアムでございます、あるいは3市のスポーツ施設、都立武蔵野の森公園などが計画され、順次整備が進められております。また、完成しているものもございます。ただ、東京都の財政状況の影響も受けているところでございまして、当初計画どおりには進んでいない事業もございます。これらについても後ほど御報告させていただきます。
 地元3市といたしましては、六者協からの長い歴史、まさに四半世紀の歴史をかけて飛行場の受け入れに同意してきたわけでございますが、跡地関連事業の進捗に向かいまして、四者協などを通じて東京都に対して強く要請をしていきたいと考えております。市側といたしましては、今後も市議会の皆様方との連携を図りながらこれらの施策の推進に取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 私からの総括的な説明は以上でございます。この後、続きまして、各担当部署より詳細な御報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  それでは、お手元の資料に沿って、まず資料1から御説明させていただきます。新任の委員さんも多いとのことでございますので、調布基地跡地利用にかかわる基本的な経過を私から御説明させていただきます。熟知されている委員さんもいらっしゃると思いますが、確認の意味でお聞きいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、資料1の1ページですが、ここは今、企画部長から御説明いたしましたので、この中でポイントとなる協定等の内容につきまして、次ページ以降私の方から御説明いたします。
 1ページおめくりいただきまして2ページをごらんいただけますでしょうか。こちらは調布飛行場の概要でございます。滑走路ですが、800メートル掛ける30メートルの滑走路。面積は約39ヘクタールございます。運用時間は、平日が8時半から17時。日曜・祭日が10時から17時でございますけれども、日没が来ればそこで閉鎖ということになってございます。飛行方式は有視界飛行方式ということで、地上の視程が5キロ、雲高が300メートル以上ということが調布飛行場の運用となっております。また、下の方に、二地点間輸送と書いてございますけれども、いわゆる定期便でありますけれども、調布から大島、新島、神津島、この3つの島に定期便を運航いたしております。
 それから、もう1ページおめくりいただきますと、3ページになります。こちらは調布基地跡地関連事業推進協議会の設置要綱を載せております。冒頭、経緯の中でございましたけれども、昭和47年に六者協が発足いたしまして、四半世紀近い年月をかけて検討・協議を行ってまいりましたが、平成5年には跡地利用計画を、平成8年には正式空港化を了承いたしまして、六者協としての一定の役割を終え、発展的に解消する中で、平成9年5月7日にこの協議会が設置されております。ですから、ここでは調布基地跡地関連事業の円滑な推進を図る、これがこの協議会の目的でございます。通称、四者協と呼んでおります。四者と申しますのは、東京都の副知事、これは多摩島嶼振興担当の副知事が当たります。それから、三鷹、府中、調布の各市長、この四者で構成されるのがこの協議会でございます。事務局は都市整備局になっております。
 その下に、幹事会というのが第5条にございますけれども、各市の部長、それから東京都の部長クラスが幹事会を構成しておりまして、その下に関係課長会というものが位置づけられております。こうした中で、具体的な跡地の事業にかかわる協議等が行われているところでございます。
 それから、5ページをごらんいただけますでしょうか。こちらには、東京都調布離着陸場の整備及び管理運営に関する協定書というものがございます。調布飛行場は、都営コミューター空港として正式空港化されたわけですけれども、平成8年の7月には、正式空港化が六者協で了承されたと。それを受けまして、平成9年4月1日にこの協定書が締結されております。
 第2条を見ますと、都営コミューター空港化受け入れ条件の履行、この後御説明いたしますけれども、別表1、別表2という形で受け入れの条件を東京都さんとやりとりしているところです。それが協定の中に盛り込まれているというような内容でございます。
 それから、事前協議等というところがございまして、第3条ですけれども、飛行場の整備及び管理運営に関して、地域の生活環境に影響を与えるおそれのある事項については事前に協議等を行うものとする、そのようなことが定められているところでございます。
 7ページをお開きいただけますでしょうか。こちらには、受け入れ条件と回答というものがございますけれども、この中でポイントとなるところにつきまして御説明いたします。1番の(1)でありますけれども、ここは離着陸回数の制限という中で、調布飛行場におきましては、年間離着陸回数は2万3,000回程度を上限とし、このようなことが定められているところでございます。また、3のところ、飛行場機能の制限、3つ目の箱といいますか、3番でありますけれども、(1)のところにジェット機の離着陸は認めない、このようなことが定められております。また、同じ3の(5)でありますけれども、自家用機は積極的かつ計画的に分散移転させること、このようなことが受け入れの条件として東京都の方に申し入れて了承されているところであります。
 また、4のところ、安全対策でありますけれども、こちらでは、航空管制官を存置し、管制時間と飛行場の運用時間を一致させるよう努めること、このようなことがございます。これにつきましては、東京都の回答として、国に引き続き要請するとなっておりますけれども、この後、管制官の撤退については御説明いたします。
 それから、1枚おめくりいただきまして8ページをごらんいただけますでしょうか。ここでは、5番として、騒音対策ということがございます。10項目ありますけれども、調布飛行場における騒音対策の充実ということで、次の9ページにも騒音に関することが載っております。そうしたことで騒音対策の充実も三鷹市の要望事項、受け入れ条件ということになっているところでございます。
 それでは、10ページをお開きいただけますでしょうか。こちらは、協定を受けた覚書です。締結いたしましたのは平成9年4月1日、同日でございます。この中では、1番で運用事項というものがございますが、(1)を見ますと、飛行場の管理運営は、昼間有視界飛行方式に対応したものとすること、このようなことが定められております。この運用事項につきましては7項目、第2項でも3項目ありますけれども、飛行場の整備及び管理運営に関する運用の中で重要な案件をここで定めたものでございます。
 それから、11ページの第2というところですけれども、協議事項及び報告事項となっております。この中では、協議事項といたしまして、(7)というところをごらんいただきたいんですけれども、新たな機種の航空機の飛行場使用に関すること、そのようなことが定められております。調布飛行場を離着陸する新たな機種につきましては協議事項となっておりまして、本委員会におきましても御協議をさせていただき、御了承いただいたものについて市として了承するというような流れになっておりますので、よろしくお願いいたします。
 それから、2番の(1)ですけれども、離着陸状況に関すること。本日もこの後御報告いたしますけれども、離着陸状況についても報告事項として定められているところでございます。
 それでは、13ページをお開きいただけますでしょうか。ここでは、調布飛行場の管理運用形態の変更等に伴う確認書というようなことがあるわけですけれども、平成16年の6月に、東京都から調布飛行場に関する4つの諸課題というものが提示されておりまして、1番目としては、就航率の向上、充実した環境対策、航空管制官の撤退、それから調布飛行場の利活用、以上の4項目が協議事項として東京都から提示されたわけですけれども、その中で、充実した環境対策、これは防音助成のことでありますけれども、これは直ちに実施されました。そのほかの案件につきましては、就航率の向上については継続協議となっておりますけれども、その中の航空管制官の撤退に関することがこのページに書かれていることでございます。1番の(1)をごらんいただきたいんですけれども、四者協における合意内容は次のとおりといたしまして、航空管制官の撤退については、現行の管制業務と同等に航空交通の安全性の確保を図るため、都が別紙のとおり対応することを踏まえ、平成18年4月より都が情報提供業務を実施する、このようなことが書かれているところでございます。従来、調布飛行場におきましては、国の管制官が配置されておりましたけれども、その管制官の撤退につきましては、平成11年ごろから何度も協議といいますか、あったわけでありますけれども、そうした中で、ここで地元3市と都の間で合意をいたしまして、この確認書を締結し、平成18年の4月より都が情報提供業務ということを行うことになったところでございます。
 次の14ページをお開きいただけますでしょうか。こちらが確認書にございます都の対応、別紙というものでありますけれども、1番のところで、情報提供の従事者といたしまして、国土交通省所管の財団法人小型航空機安全運航センターを情報提供業務を行う従事者として指定しております。
 それから、2番の、円滑な業務の移行といたしまして、引き継ぎ、連絡調整の部分等はございますけれども、国の航空管制官──これは現役の航空管制官の方でありますけれども、その方を都の職員として受け入れて飛行場の管理事務所に配置するというようなことが現状もなされているところでございます。そのほか、飛行の安全性──航空管制官の撤退に際しましては、従来どおりの安全性が確保されるのか、ここが一番のポイントでありましたので、そうしたところにつきまして、こうした都の対応の中できちんと確認をしているところでございます。以上で、資料1の説明は終わります。
 それから、資料2、15ページをごらんいただけますでしょうか。こちちは、調布基地跡地の整備状況でございます。冒頭、部長からも説明いたしましたけれども、調布基地の跡地にはさまざまな施設が開設済み、あるいは検討中で整備がおくれているものもございます。そうしたものにつきまして、簡単に概要を御説明したいと思います。まず、17ページをお開きいただきますと、土地利用計画図というのがございます。適宜、この図面で位置を御確認いただきながらお聞きいただければと思います。まず、西側スポーツ施設という一番上のところなんですが、これは図面で見ますと、オレンジ色の部分、下の真ん中あたりになりますが、総合スポーツ施設と書かれているところでございますけれども、ここには体育館や武道場、屋内水泳場等が整備される計画になっておりますが、東京都の財政状況の悪化から凍結状態が続いております。都は、大規模施設を建設できる状況にないというようなことを言っているわけでありますけれども、これまでの経緯等を踏まえ、施設のあり方を総合的に検討していくというようなことが確認されているところでございます。
 なお、平成25年に東京国体の開催が予定されておりますけれども、それに向けて味の素スタジアムが陸上競技の会場の候補として決定されております。そのサブトラック、補助競技場をどこにつくるのかということがあるわけですけれども、そうした中で、総合スポーツ施設の用地、西側スポーツ施設と呼んでおりますけれども、ここの用地に整備したいという事務的な打診が東京都からなされているところです。
 次に、調布飛行場ですが、これまで御説明していない項目といたしまして2点御報告いたします。15ページをごらんいただけますでしょうか。調布飛行場の中ではターミナルビル──今はプレハブのターミナルなんですけれども、このターミナルビルの整備計画というものがございます。平成19年度は基本調査、そして基本設計を実施し、今後、新ターミナルの整備に向けて検討を進めていきたいというような計画があることを聞いております。
 また、2点目としては、先ほど4つの諸課題の中でも申し上げましたけれども、騒音対策の充実ということでありまして、都は、周辺の住宅に対しまして、航空機による騒音の影響を緩和するため、一定のエリアを設定する中で防音工事への助成、こうした事業を行っているところでございます。
 次に、都市整備用地、17ページで見ますと、青く囲ってあるところ、一番右下の部分でございます。こちちは留保地と書いてありますけれども、この土地は調布市さんが平成20年度に利用計画を策定する予定となっております。そのほか、16ページを見ますと、開設済みの施設ということで一覧表の形で掲載しておりますので、御確認いただければと思います。
 跡地整備状況についての私からの御説明は総括的に以上でございますが、引き続き、各担当から、それぞれの計画と進捗状況について御説明申し上げます。


◯緑と公園課長(吉岡則明君)  おはようございます。引き続きまして、都の施設でございます武蔵野の森公園につきまして御説明申し上げます。この武蔵野の森公園は、三鷹市、府中市、調布市の3市にまたがりまして、38.8ヘクタールの広域公園として計画しているものでございます。17ページの土地利用計画図で申しますと、緑の色でお示ししている部分に当たります。公園区域につきましては、北側に位置する三鷹区分に当たる東側になります、事業中と書いてある三角地の部分に連続していまして、その左側に、開園済み、武蔵野の森公園という記述がございます。それから、朝日サッカー場が北側の公園に当たるものでございます。それから、飛行場と府中市、スポーツ施設の間にプロムナードという、散歩道ということになりますけれども、南側の公園に通ずる用地も含めまして公園区域でございます。この公園の整備につきましては、平成11年度から、北側区域から整備に着手し、平成17年度までに、三鷹市区域も含めます部分を、一部整備がされていないところがございますけれども、現在開園しているところでございます。また、南側の区域に通ずるプロムナード、散歩部分につきましては、現在、ほぼ半分程度の位置まで整備されているところでございます。南側区域につきましては、一部、大沢グラウンドとして暫定使用しているところでございますが、本整備につきまして、平成18年、平成19年度に基本設計及び実施設計を行い、平成20年度から平成22年度にかけまして整備が予定されているところでございます。なお、グラウンドの整備につきましては、設置許可を受けまして、三鷹市が整備計画を行う予定でございますので、この点につきましては、後ほど詳しく御説明させていただきます。公園の管理につきましては、東京都が都立公園として管理していくということでございます。私の方からは以上でございます。


◯下水道再生担当課長(大川原秀一君)  下水道施設について御説明させていただきます。17ページの土地利用計画図をごらんいただきたいと思います。跡地のほぼ中央に位置しております調布市、府中市にまたがっておりまして、面積は約30ヘクタール弱でございます。この下水道施設の計画でございますが、東京湾の水質、環境基準を達成・維持するため、流域別下水道整備総合計画──略しまして流総計画と申しておりますが、として東京都が昭和53年に策定し、昭和55年3月に当時の建設大臣の承認を得たものでございます。その後、水質規制の強化に伴い、平成9年に見直しが行われ、現在に至っております。計画下水量は、1日当たり49万7,000立方メートルでございます。事業化につきましては、水需要及び人口の動向などから、現在、先送りとなっております。現在、東京湾の総量規制の見直しによる窒素、燐の規制強化に対応するため、平成19年度末を目標に、再度、この計画の見直しの作業を行っているところでございます。以上でございます。


◯健康福祉部調整担当部長(酒井利高君)  おはようございます。私の方からは、資料15ページの市施設、三鷹市身体障がい者通所授産施設ということの関連につきまして御説明したいと思います。資料の17ページを見ていただきたいんですが、小さな字で社会福祉施設と書いてあるところなんですが、ちょうど警察学校の東側部分です。その南北には調布福祉園とか、府中、朝日養護学校等、都立の施設があるわけでございますが、その中ほどに挟まれまして、この間、平成12年以降ですけれども、障がい者の関連につきましては、調布が中心となりまして「なごみ」という施設をつくっている。これは知的障がい者の入所から通所まで行う3市の合同の施設でございます。あわせて、「みずき」という身体障がい者の療護施設というのがございまして、その後、三鷹市が中心となって行うべきということで予定されておりましたのが、身体障がい者の通所授産施設でございます。これに関しましては、市の基本計画にも記載されているところでございますが、現時点におきまして、これの実施時期でありますとか、規模とか、内容につきましては、なお検討していくという現状でございまして、今の時点において、いつ、どうするということについては具体的なめどは立っていない状況でございます。以上です。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  15ページ、資料2の道路施設について説明させていただきます。幹線道路2号線及び天文台通りでございます。それでは、18ページの道路施設整備状況の図面を御参照いただきたいと思います。都市計画道路3・4・19号線(幹線道路2号線)の表記がございます。この図面でいきますと、黄色く塗られている部分でございます。大沢コミュニティ・センターから野川公園入り口付近までの路線でございます。総延長が1,568メートルございまして、大沢コミュニティ・センターから水車通りまでの区間930メートルは、平成12年から平成14年の3カ年で既に整備が行われました。638メートルの未整備区間が残っております。
 次に、図面の右側の南北に走る天文台通りでございます。同じく18ページの図面の右側の東八道路から野川の大沢橋までの区間でございます。この路線の大沢の東八道路の天文台北交差点から南に280メートルの区間につきましては、東京都のすいすいプラン整備事業で平成13年度におおむね整備が完了しております。この整備された区間より南側の大沢橋までの1,090メートルの区間につきましては、東京都の交通安全事業、具体的には自転車・歩行者道整備事業によって実施されております。事業区間を、図示されていますとおり、I期、II期、III期と分けておりまして、北側をIII期、天文台正門付近中間部をI期、その南側、天文台下交差点から大沢橋までの区間をII期としております。まず、北側でございますIII期とI期につきましては、天文台正門から天文台下交差点付近までの西側の歩道の整備を残しまして、平成18年度末に既に整備が完了しております。この未整備の歩道の470メートルの区間につきましては、平成19年、今年度整備が予定されております。さらに、その南のII期区間につきましては、延長200メートルのうち、用地取得が既に完了しております天文台下交差点から南側の西側の部分でございますが、延長にして120メートルですが、これにつきましては、平成17年度に整備が完了しております。東京都としましては、引き続き用地の取得を進めておりまして、現在、用地の取得率は76%でございます。II期区間の全体の完成は平成22年を予定しているところでございます。以上でございます。


◯スポーツ振興課長(中田 清君)  よろしくお願いいたします。私からは、武蔵野の森公園南地区の整備につきまして説明させていただきます。資料3の20ページをお開きいただきたいと思います。この図面は、都立武蔵野の森公園用地として位置づけられておりまして、公園整備までの間、昭和51年から東京都と1年更新の使用貸借契約を締結し、三鷹市の暫定スポーツ施設、大沢総合グラウンドとして利用してきたものの現況図でございます。本日御報告させていただきますのは、大沢総合グラウンドを含みます武蔵野の森公園南地区の整備を平成19年度以降に着手したいと東京都から指示がございまして、具体的な整備に向けて協議を東京都、三鷹市、調布市、府中市の地元3市で進め、昨年の11月20日に4者の協議が調いまして、整備平面図が確定された内容についてでございます。
 この現況図でございますが、右下のB1と書いてある部分以外が三鷹市が使用している施設でございます。右側のB2、B3、B4、B5、ここが野球・ソフトボール場になっております。それから、左下のB6部分が陸上競技場、サッカー、ラグビー等で使用しております。左上にまる1からまる6とございます。これはテニスコートでございます。それから、B6の右側、東側のところですけれども、ここに広場がございます。この広場は、当初、自由広場という形になっておりましたけれども、現時点では、全体的にサッカー、ラグビー等で練習に使われているものでございます。
 続きまして、戻っていただきまして、19ページをごらんいただきたいと思います。この図面が、昨年協議が調いました整備平面図でございます。現況と違いますのは、駐車場の位置が、この図面では西側です。左上の飛行場側に変更になっております。また、陸上競技場が現行のテニスコート部分と駐車場部分に、それからテニスコートが現行の陸上競技の西側になっているところでございます。テニスコートが左側の中央のところにございますが、その右側にくの字の建物がございますが、ここが管理棟の案になっているところでございます。なお、野球・ソフトボール場は、そういうことから、現状の面積を確保したものでございまして、スポーツ施設全体の面積といたしましては、5.9ヘクタールを確保したものでございます。本年度は、遺跡調査と実施設計の予算を計上しておりまして、現在、事業の実施に向けて準備を進めているところです。なお、実施設計に当たりましては、関係スポーツ団体の要望をお聞きしたり、近隣住民の方の御意見等を十分お伺いしてまいりたいと考えております。また、整備スケジュールについてでございますけれども、先ほどからも御案内にありました平成25年の多摩国体の競技施設としての利用も念頭に、段階的に整備をして、できるだけ施設の休止期間が短縮できるように進めてまいりたいと考えております。以上でございます。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  資料4、21ページをごらんいただけますでしょうか。株式会社東京スタジアムの経営状況等ということで御報告させていただきます。株式会社東京スタジアムにつきましては、調布基地跡地の経緯の中で、三鷹市を含む地元3市も出資しております。そうした中で、経営状況につきましても、決算時期に合わせて定期的に御報告を受けているところでございます。金額については100万円未満を切り捨てて御説明いたします。一番上のところの網かけ、売上高、営業収入でございます。9億8,200万円、これは平成17年に比べますと、約1億1,100万円減となっているところでございますが、主なものといたしましては、すぐ下のJリーグ公式戦というところで2億5,000万円と書いてありますけれども、これがちょうど同額ぐらい、1億1,000万円程度、前年よりも下回っております。これは東京スタジアム、味の素スタジアムをホームとするチーム、FC東京と東京ヴェルディがあるわけでございますけれども、東京ヴェルディがJ2に降格した影響が大きいところでございます。また、営業費用ですけれども、下の網かけでありますけれども、8億5,200万円、こちらは前期に比べまして8,700万円、経営努力等によりまして減となっているところでございます。その下、一番下のところの網かけ、当期利益というところがございます。こちらは7,900万円でありますけれども、平成18年度につきましても、単年度では黒字となっているというような状況にございます。一番下の当期未処理損失11億円とありますけれども、スタジアム開業時、平成12年度末でありますが、そこでの累積損失が16億8,000万円ありました。それを利益の中で償還してきているというような状況でございます。
 主な内容といいますか、売上高の中で、広告等収入というところにネーミングライツというのがございます。これは味の素スタジアムという命名権のことでありますけれども、1年当たり2億4,000万円のネーミングライツとして収入があります。これが非常にスタジアムの中では大きな収入源になっております。こちらにつきましては、平成20年の2月に5年間の契約満了ということでありますけれども、来年の2月に契約満了ですが、更新に向けて今、調整中と聞いております。
 1ページおめくりいただきますと、22ページですが、こちらは事業実績。来場者等の数がございます。先ほど申し上げましたとおり、Jリーグの中では、これは1試合平均ということが備考にありますけれども、東京ヴェルディを見ますと、平成17年度は1万5,000人だったものが6,300人になっている。半減しているという状況にございます。しかしながら、全体の利用人数を見ますと、フットサルの施設がありますけれども、それも含めた数では、115万人の方に来場いただいているというようなことがございます。
 それから、資料5に移ります。23ページです。こちらは調布飛行場の離着陸状況でありますけれども、先ほど御説明いたしました覚書に基づきまして、定期的に報告を受けているところです。また、毎回、本委員会におきましても、前3カ月間の離着陸状況を御報告させていただいております。今回は平成19年の1月から3月分の離着陸状況について御報告いたします。
 1ページおめくりいただけますでしょうか。24ページになります。この表を見ますと、詳細な内訳があるわけでございますけれども、一番下のところの欄に合計がございます。合計の左から3つ目、1,668回という数字がございますけれども、こちらがその月のすべての合計の離着陸回数です。これを見ますと、1月が1,668回、隣のページに移りまして、2月が1,444回、また1枚おめくりいただきまして、3月が1,722回という数字になっております。これは前年の同じ期間で比較いたしますと、前年が4,594回、ことしが4,834回。240回、5%程度ふえておりますが、この内訳で見ますと、二地点間輸送、いわゆる定期便が176回ふえておりますので、この点が主な増の要因があります。
 また、御参考までといいますか、調布飛行場の年間の離着陸回数ですけれども、調布飛行場では暦年で管理をしております。1月から12月まで暦年で管理をしておりますけれども、平成17年度は1万9,186回、平成18年度は1万7,943回、かなり減っております。受け入れ条件の中では、2万3,000回程度が上限と定めておりますので、離着陸回数につきましては、かなり下回っている状況にあるというようなことが言えると思います。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  最後になりますが、私の方からは、味の素スタジアムの輸送人員について御報告申し上げます。お手元の資料6、27ページをごらんいただきたいと思います。平成19年3月から平成19年5月までの期間に行われました味の素スタジアムでの試合、Jリーグ9試合でございます。こちらの9試合をごらんいただきますと、先ほど、経営状況の方でも説明させていただきましたけれども、東京ヴェルディとFC東京のカードによってかなり入場者数に開きがあることがごらんいただけるかと思います。
 最終ページになりますが、資料の28ページをごらんください。Jリーグの試合等の際に、味の素スタジアムへのアクセス確保のために鉄道各駅からシャトルバスを運行してございます。平成19年3月から5月までの期間にシャトルバスを利用していただいた実績をお示ししてございますけれども、こちらはJR三鷹駅、吉祥寺駅、武蔵境駅、西武多摩川線の多磨駅、そして小田急線の狛江駅の5駅から運行してございますが、全体の利用者が、この期間、1万4,110人でございました。入場者総数に対する利用率は5.5%となってございまして、このうち、三鷹駅利用者は3,263人、入場者総数に対する利用率は1.3%ということになってございます。前回この委員会で御報告いたしました平成18年3月から平成19年2月までの年間実績と比較いたしますと、5駅全体の利用率でプラス0.8ポイント、三鷹駅のみの利用率でプラス0.2ポイントとなってございます。また、昨年同期と比較いたしますと、5駅全体でマイナス0.1ポイント、三鷹駅では同率ということになってございます。以上でございます。


◯委員長(白鳥 孝君)  市側の説明は終わりました。それでは、市側の説明に対する質疑がありましたらよろしくお願いいたします。


◯委員(伊東光則君)  おはようございます。よろしくお願いします。何点かお聞きしたいんですが、まず、六者協の後につくられた四者協の説明がございましたが、調布基地跡地関連事業推進協議会の現状、実際にはどのような活動をされているかということと、以前の六者協の中で決められた協定書等が実際のところ守られているのかということ。1点、先ほどの説明でちょっと違ってきたというお話もいただきましたが、ほかの箇所で、実際にこの協定が守られているのかということをお聞きしたいと思います。
 それと、グラウンドの整備の件についてお聞きいたします。大沢総合グラウンドの現況の図から、新しく予定されている施設──今度は武蔵野の森公園南側地区というんですかね、に変更していくわけですが、その間、現状のグラウンドが使えるのかどうか。サッカー場の面は、図だけを見ますと、余り手を入れないように思えるんですが、その周辺の開発をするわけですから、使用する上で使えない期間ができたりするのかと思いますが、その辺の説明をお願いいたします。今の点、お願いいたします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  まず、四者協の現状についての御質問でありますけれども、四者協につきましては、冒頭、目的のところでも申し上げたとおり、事業の円滑な推進を図る、これが最大の目的でございます。そうした中で、これまで四者協が開かれなかった時期もありますが、三鷹市としましては、きちんと四者協を開催し、その中で跡地の整備状況についてきちんとした報告をしてほしいということを一貫して申し上げております。そうした中で、平成18年は2月に開催されておりますけれども、その中では、航空管制官の撤退の問題、それから跡地の整備状況につきましてもきちんとした御報告をいただいているところでございます。今後につきましては、こうした跡地関連の事業につきまして、さらに定期的に開催していただけるよう東京都に強く求めてまいります。
 それから、協定が守られているかという点でありますけれども、協定・覚書にある事項、受け入れ条件も含めまして、これはきちんと三鷹市といたしましても守っていただきたいということで、現実的に守られております。また、管制官の場合もそうでありましたけれども、ここに変更を生じるような内容につきましては、きちんと四者協の枠組みの中で議論をしていただきたいというようなことを申し上げているところでございます。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(山本博章君)  大沢グラウンドの整備計画に伴いまして、現状の施設を整備するに当たって使えるかという御質問にお答えさせていただきます。基本的には、年度ごとに、先ほど課長も説明しましたように、より短期間で済むような整備計画を進めていきたいと思っておりますが、例えば見ていただきますと、19ページの真ん中あたりに、運動広場というのがあります。ここは現在、テニスコートと駐車場になっているようなところなんです。ですから、まず、どういう順番でやっていくかということによって違ってきますけれども、工事をやる間については、ほとんどの施設において使えない状況になると思います。あと、東京都の公園の整備もあります。それから、下の方にあります調布市の工事の絡みもあります。そういう面では安全性を確保するという意味も含めまして、使える可能性というのが、まだわかりませんが、あくまでも可能性ですけれども、テニスコートを先に整備する計画が今のところ1つの案としてあります。今現在、ここの案として19ページにありますテニスコートの部分──今は原っぱになっている部分でございます、ここに先につくれば使えるという可能性もあるんですけれども、駐車場の工事とかその辺も絡んできますので、不確定要素が大きいというのが現状です。どちらにしても、極力、御不便をおかけしない、また代替施設も可能な限り考えていくとか、いろいろ努力してまいりたいと思っております。以上です。


◯委員(伊東光則君)  ありがとうございました。四者協の方は、飛行機が飛んでいるわけですから、安全性、エンジンの音が結構うるさいですので、防音というか、騒音問題については、最悪、現状で、もっと安全性が向上できたり、静かになったりするように努力していただきたいと思います。
 また、グラウンドの方は、市民が憩いのひとときというか、スポーツを通していやされるような時間を提供しているわけですから、なるべく工事期間というか、使用ができない期間を短くできるように努力していただきたいと思います。どうもありがとうございました。


◯委員長(白鳥 孝君)  ほかにありますか。


◯委員(岩見大三君)  4点についてお聞きしたいと思います。最初、騒音の件について、今の御質問と多少ダブるところもあるかと思うんですが、飛行場の騒音について、1つ、地元の住民の方は今までどういう反応をしていたかということ、過去、御質問があったかと思うんですが、経緯があればお聞かせ願いたいということ。あと、飛行場の防音に関していろいろ措置はされていると思うんですが、参考までに、騒音に関する数値、どのぐらいのうるささということの数値というものがもしおわかりになればお聞かせ願いたいということです。これがまず第1点です。
 2つ目が、身体障がい者の療養施設に関しての件でありますが、まだいろいろな形で検討段階ということで御報告がございましたが、この件について、もう少し規模とか、わかる範囲で教えていただければということです。これが第2点。
 第3点が、味の素スタジアムの経営状況ということで御説明いただきましたが、J2に降格したことによりまして多少の影響が出ているということで、この対策について、何か今後お考えになっていることがあればということであります。
 4つ目が、一番最後の味の素スタジアム輸送人員合計表ということで、数値を見たんですが、利用状況が相当少ないように見受けられたんですけれども、この件について何か御見解があればということでお伺いしたいと思います。以上4点、よろしくお願いいたします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  1点目の騒音についてでございますが、やはり飛行場ということで、騒音というのは少なからずあることは事実でございます。そうした中で、住民の皆さんの反応ということでありますけれども、調布飛行場そのものの航空機による苦情といいますか、そういうことは付近にはほとんどないわけであります。しかしながら、一般的な米軍でありますとか、そういったジェット機の騒音の苦情というのは、近年ふえる傾向にあるところです。それから、防音対策といたしまして、平成17年度から、追加といいますか、第2次の防音対策を行っておりまして、そうした中でエリア内でお申し出のあった住宅については助成工事を行っている現状にあります。
 それから、騒音の数値なんですが、これは論点データ集の中に数値を掲げております。飛行場の騒音というのは、WECPNLという航空機の騒音をあらわす国際単位があるんですけれども、そのW値というものを見ますと、第一浄水場、これは調布市ですけれども、そこが一番高い数値、70デシベルから七十五、六デシベルぐらいの数値を示すところがございまして、防音助成をするエリアというのが70デシベルという数値が基準になります。そうした中で、三鷹市ですと、大沢第二グラウンドは70デシベルを超えたことはございません。高くて63デシベルという状況、平均すると50デシベル台だと思います。そのほか、今、武蔵野の森公園の一部になりましたが、旧の大沢地区の児童遊園というのがございましたけれども、そこも最高で64デシベルという数値が出ております。
 それから、味の素スタジアムの方なんですけれども、正直言って、J2に降格したことの対策はないわけですけれども、サッカーというのは地元に密着したものですので、特にJリーグというのはそういうコンセプトです。ですから、地域活動というところで、地元に密着して親しまれるチームが集客を確保する1つの大きなポイントなのかなと思います。
 それから、東京スタジアムの経営状況全体を御懸念されての御質問だと思いますので、東京スタジアムの経営といたしまして、収益性の高い大型イベントの誘致、あるいは平日の利用ということで、スポーツ施設等を含めてですけれども、ホームページをリニューアルしたり、そうした中で積極的に営業活動も行っていきたい。平日もスポーツ施設等を十分使っていただきたい、そのようなことを聞いているところでございます。


◯健康福祉部調整担当部長(酒井利高君)  それでは、身体障がい者の通所授産施設の件につきまして、もう少し詳しい内容につきまして御説明したいと思います。もともとこの施設につきましては、重度の身体障がい者の通所授産ということで、予定地の面積は約1,300平米ありまして、そこに1,200平米程度の施設をつくって、50人の障がい者の方が通うというような形で基本的には構想をされていたところがあります。そこには、三鷹と調布と府中の3市の障がい者の方が通うということで、今は自立支援法が始まりまして、余り障がいの種別にこだわるということはなくなってきたわけですが、当時ですから、当然、先ほども言いましたように、知的障がい者の○○施設、重度障がい者の療護施設、身体障がい者の施設というような感じで企画されていたという経過がございました。ただし、各市の財政状況の問題と、さらには各市においてこの間に、例えばいろいろな障がい者の方の地域で日中活動する場の整備というものが各団体さん、行政の整備だけにとどまらず、当事者の団体の方々が整備をしてきたりしまして、そういう中で大分環境が変わってきているというのが現状でございます。そういったことから、今の時点におきましては、3市それぞれの事情の中で、これをどうしてもやろうという形にはなかなかなりにくい状況があるということで、現在検討中だということでございます。以上です。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  シャトルバスの利用人員が少ないのではないかという御質問をいただきました。御案内のとおり、味の素スタジアムへのアクセスにつきましては、京王線の飛田給という駅から歩いて5分という距離にございます。また、西武線の多磨駅からも、若干距離はありますけれども、歩いて20分ということでございまして、来場者の中では徒歩で行かれる飛田給を利用される方が一番多いということでございます。また、そのほかに、京王バスの路線バスが走っているというようなこともございまして、いろいろな交通手段をもって味の素スタジアムに行かれるということでございます。このシャトルバスにつきましては、既存の駅に対する交通集中を避けるという大きな1つの役割というものがございますので、大体、三鷹の場合ですと、シャトルバス利用者の全体の25%前後なんですけれども、かなりのお客様が三鷹駅を利用されて味の素スタジアムに行っていただいている。これは経済効果も含めて、このシャトルバスの一定の社会的な役割を果たしているのではないかと考えております。以上でございます。


◯委員(岩見大三君)  ありがとうございました。特にこれ以上はございませんので、よろしくお願いします。


◯委員長(白鳥 孝君)  ほかにありますか。


◯委員(浦野英樹君)  私の方から1点だけなんですけれども、15ページにある道路施設の幹線道路2号線のことについて質問させていただきます。未整備区間は引き続き用地取得を進めるということなんですけれども、現在の取得の状況、何パーセントぐらい取得しているのかということと、未整備区間の中の純粋な私有地の割合がどれぐらいあるのかということについてお尋ねしたいんですけれども、データがありましたらお願いします。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  2号線についての御質問をいただきました。2号線の未整備区間は、残りの638メートルでございまして、この区間で現在、お二方の用地交渉が滞っている状況でございます。それ以外の用地については民地でございまして、すべて取得をしているところでございます。具体的な数字は現在把握しておりませんので、後ほど東京都さんの方に確認させていただきたいと思います。以上でございます。


◯委員(浦野英樹君)  わかりました。以上です。


◯委員(粕谷 稔君)  グラウンド施設、先ほどの伊東委員ともダブることなんですけれども、19ページの平面図に関してなんですが、市民の皆様から市民相談という形で、例えば味の素スタジアムに象徴されますように、お子様の少年サッカーチームというのがかなり、サッカー人口がふえているという状況もございまして、その中で市内の施設が足りないという御要望も多々いただいているところでございます。それに伴いまして、野球場を何面とる、サッカー場を何面とるというような適正化という部分についてのお考えをお伺いしたい。あと、公式の野球場も含めてでございますけれども、そのようなさまざまなお子様のスポーツに取り組まれているお母様、保護者の方からお声をいただいている中で、三鷹市としての考え方を伺いたい。あと、先ほどございました改装に伴いまして、使用できない期間が生じた場合の周知徹底の方法について、どのようなお考えなのかお伺いしたいと思います。


◯スポーツ振興課長(中田 清君)  グラウンドにつきまして2点御質問をいただきました。1番目の適正な面数というところでございますが、ここにつきましては、現在、少年野球等につきまして、練習場を含めて3面になっております。大人の軟式野球が2面という形になってございますので、ここのところにつきましては、場所的にも対面の練習場というようなところがございますので、現状の面積を確保するというような形で整備を進めていきたいというところでございます。少年サッカー等につきましても、現在、大沢の野川グラウンドのサッカー場がございますので、そこで土曜日等、非常に活発に活動していただいているところも十分承知しておりまして、先ほどの説明でも、駐車場の右側の部分につきましては、サッカーとラグビーとの整備を進めていくということで、サッカー等については1面になるというところでございます。この面積につきましては、少年サッカーですと2面ぐらい使用できる面積になっておりますので、そういう確保で整備を進めていきたいと考えております。
 中止の期間の周知につきましては、各競技団体に日程等を十分お知らせしまして、早い段階から、先ほど部長が申し上げましたように、代替施設等も含めまして御案内をするようにしたいと考えております。以上でございます。


◯委員(粕谷 稔君)  さまざま御配慮いただいているという点はわかりました。ただ、日々、限りある地域でございますので、私の方にいただいている市民相談という形では、大体土・日だと、総合グラウンドのサッカー場に関しては、試合とか大会で使われているかと思うんですが、平日の主に練習の場所の確保ということで非常に困難な団体が幾つかあるというようなお声をいただいておりますので、公正に皆さん方が、平日なんかも使えるようなシステムづくりに全力で取り組んでいただければと願っておりますので、その対応をまたよろしくお願いしたいと思います。


◯委員長(白鳥 孝君)  要望でいいんですね。


◯委員(粕谷 稔君)  はい。


◯委員長(白鳥 孝君)  時間はまだありますけれども、一たん休憩をしたいと思います。この時計で50分まで休憩にいたします。よろしくお願いします。
 休憩します。
                  午前10時40分 休憩



                  午前10時51分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 次の質問者。


◯委員(大城美幸さん)  初めての委員会ですので、よろしくお願いします。
 最初に、飛行場のことで、協定は守られているという御答弁があったんですけれども、四者協は、先ほどの答弁では平成18年2月にあったということなんですが、毎年必ず1回は持つとか、そういうふうにはなっていないんでしょうか。開かれなかった時期もあるとおっしゃっていましたけれども、去年は管制官の撤退の問題とかがあったから開かれたんだと思うんですが、何か問題があってから開くというような感じになっているんでしょうか。情報を東京都が提供しなければいけないとなっているのであれば、定期的な開催というのが必要ではないかと思うんですが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
 あと、協定は守られているということで、騒音に対する苦情というか、そういうのもほとんどないということだったんですが、ほとんどないとはいえ、先ほど聞いていると、70デシベル以上で防音の助成が出るので、大沢第二グラウンドは63デシベルとか、64デシベルとかで助成対象になっていないので、防音の対策がされていないんですが、63デシベルでも64デシベルでも、うるさいと感じた人はやっぱり苦情の電話をすると思うんです。ということでは、年に数件でもあるのではないかと思うんですが、あれば教えていただきたいということです。
 あと、コミューター空港受け入れ条件のところで、ヘリコプターの離着陸回数は全体の10%を限度としてとなっていて、それは守られているかと思うんですが、最後のところで、3カ月間の飛行の実績が出ているんですけれども、たしかヘリと書いてありましたよね。整備、試験というところで、主に二十何回とか、五十何回とかという数字が出ているんですけれども、緊急のお医者さんが行くとかそういうのはいいんですけれども、試験というのも、パイロットの試験というか、そういうのだったらしようがないんですが、整備のときのエンジン音というのが一番うるさいと思うんですが、その整備の回数の内訳というのはわかっているんでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。
 あと、身体障がい者の施設の件で、各市の財政状況もあり、自立支援法ができたこともありとか、いろいろな状況が重なって、今進んでいない。最後、検討中とおっしゃったんですが、実際には、身体障がい者の施設としてはいろいろな状況から難しいけれども、社会福祉の施設として再考するという方向での検討が始まっているのかいないのか、先ほどの答弁だと、そのままうやむやになって消えるような感じだったんですが、検討中という中身、具体化の見通しというのをお聞かせいただきたいと思います。
 最後に、味の素スタジアムの経営状況のところで1点答弁いただいたんですけれども、フットサルコートというところが伸びてきていると答弁があったと思うんですが、先ほど来、三鷹市内の少年サッカーチームのグラウンドが足りないとかいろいろお話がありましたけれども、クラブチームとか、少年チームとか、先ほどもありましたが、平日の学校が終わってからの夕方の時間に練習をするとかというふうになると思うんです。そうすると、フットサルコートって一番いいのではないかと思うんですが、平日の利用がなされているのかどうか。どこかのクラブチームが何曜日に使うというふうになっているとか、契約されているとか、そういうのがわかれば教えていただきたいと思います。以上です。


◯企画部長(城所吉次君)  1点目の四者協の開催につきまして御質問をいただきました。四者協につきましては、調布基地跡地の利活用全体、飛行場については協定・覚書がございますが、そのほか、飛行場受け入れに当たっての諸条件を出した上で合意に至ったわけでございます。特にその中で三鷹市に関連する道路整備の関係であるとか、あるいは公園整備であるとか、さまざまな事項がございます。そうしたことについて一定の、オール東京都としての副知事を交えた形でどのような状況になっているかというのをきちんと報告すべきであるということで要請をしてまいりまして、数カ年開かれていなかったんですが、平成18年の時点で開いた。これは管制官の問題も当然ございますが、そうしたこれまでの進捗状況、それから今後についても取り組みがまだ不十分な点も実はございまして、そうした点についてもこちらから申し上げる機会ということで開催を見たところでございます。
 その後ということでございますけれども、こちらにつきましては、特に飛行場の関連で申し上げますと、先ほど伊藤室長から申し上げましたとおり、4つの協議が東京都からあったという中で、騒音については一定の対応が即なされていますが、管制官の問題について、ある程度の時間をかけて一定の決着を今、市議会にも特別委員会にも御報告させていただいた上で、やむを得ないということで、安全対策を講じた上で対応が図られたところでございます。
 そのほか、就航率の向上という課題がございまして、こちらは離島との間の定期航路の関係が主体でございますが、それらの就航率を、離島の方の生活の向上、定期的な運航を確保するという観点からの要請がございまして、都議会でも趣旨採択をされている部分がございまして協議になっているということで、これらにつきましては、課題別協議会という形で、部長レベルの会議でございますが、継続して開かれております。現段階では、引き続き協議というところにとどまっておりますが、いずれの機会に、市民の安全性の確保の関係等について、より一層の具体的な納得できるような説明ができるようにということでの申し入れもしているところでございますので、そうした部長レベルの会議を踏まえた上で、今後必要があれば、四者協の開催なども強く要請していきたいと思っているところでございます。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  騒音の関係の御質問でございます。騒音の苦情というのはゼロではありません。そうした場合に、飛行場の周辺の町会とか自治会の方と懇談会というものも定期的に開催しております。そうした中でも、騒音に対するお申し出というのがあるのも事実です。また、そうした中で、70デシベルを超えていなければ騒音対策をしないということではなくて、実際には、コンターといいますが、等高線のように騒音を引いたものがありますけれども、65デシベルぐらいの地区はエリアに入っているところです。そうした中で、受け入れ条件の中にも騒音対策、市の要望としましては、防音工事助成の対象となっていないものに対しても必要な対策を講じることといった項目がございます。しかしながら、東京都の回答としては、必要な対応を検討していくという100点の答えではないわけです。そうした中で、三鷹市といたしましては、騒音の苦情等のお申し出があった場合には、例えば調査をするとか、きちんとした対応をしていただくように、これまでもそうでしたが、東京都に対して強く申し入れは行ってまいります。
 また、ヘリコプターの関係、10%以内は守られている中で、ただ、整備とか試験の内訳というお話もありましたけれども、数字といたしましては、整備と試験の内訳の数字は持ち合わせておりません。今、手元にはございません。しかしながら、調布飛行場には整備の会社がございまして、特にヘリコプターの騒音のことを御指摘されているのではないかと思いますが、そうしたところが、できるだけ騒音の苦情が出ないように、位置とか時間、日曜日とかはできないことになっていますが、そうしたものも配慮いただきたいということで日ごろから申し入れをしているところでございます。
 それから、私の方からは最後になりますけれども、味の素スタジアムの中のフットサルのコートですけれども、味の素スタジアムの中には、ミズノフットサルプラザという、屋外が3面、屋内が2面のコートがございます。利用率なんですけれども、平日も含めてでありますけれども、非常に高い利用率だと聞いております。ですから、御質問のような、例えば三鷹市のクラブチームが平日に借りられるかとか、そういうことからしますと、利用の申し出の中でやっていくしかないのかなとは思いますけれども、全体の中で、三鷹市民もこうしたところを十分利用していただけるように、市にはほかにもいろいろな施設がございますけれども、活用を図られるようにしていきたいと思っております。


◯健康福祉部調整担当部長(酒井利高君)  大城委員からの質問で、身体障がい者施設につきまして、身体障がい者にこだわらないで、具体的に前向きの検討をしていく姿勢はあるかと、いわばそういう御質問かと思いますけれども、実際、3市では幾つかの合同施設があるものですから、3市の課長とか担当者が集まっていろいろな事業のことについて話し合う機会というのは何回もあります。その中で、非公式ではありますけれども、この件につきましても、各市の意向を伺う機会なんかもあるわけですが、その中で、言ってみれば、3市が共通でこういうニーズがあるというものをうまく拾い出して、それをきちんと形にするということも1つ必要なのかと。そういう意味で言いますと、例えば最近の動向からしますと、障がい者の就労支援に絡む施設とか、そういったものを考えていくということも1つの方法かと思いますけれども、各種の事情もあるということと、さっきも言いましたけれども、財政事情も含めてどうなのかということもありますので、その辺、具体的に、特に福祉サイドから見れば、福祉事業におけるニーズというものを3市の中で改めてきちんと突き合わせをしながら前向きに検討していくという方向で考えたいと思います。以上です。


◯委員(大城美幸さん)  では、最後のところから再質問します。三鷹市の計画の中には整備計画が入っているわけですよね。3市の中でも三鷹市がつくることにはなっているわけですよね。だから、やはり三鷹市がイニシアチブをとらないと進まないと思うんです。今言われた関係する障がい者の就労を支援するという点でやれば、財政状況からいくと、すごく大きな建物を建てて、何人も障がい者を通所なり、宿泊なりというのではなくて、就労でやるんだったら人の配置だけが問題になるのだと思うんだけれども、そういうことも含めて、やはり三鷹市がもっとイニシアチブをとって、財政状況ももちろんあると思いますが、今本当に障がい者にとって何が求められているのかという観点からの積極的なイニシアチブとアプローチというのが必要ではないかと思います。このままだと、3市の課長とかそういう人たちが集まったときに内々に意向を聞いているというような状況だったら、ことしそれが過ぎて、また来年も過ぎてというような感じで、いつまでたっても10年ぐらいそのままかなということになりかねないので、そうではなくて、やはりきちんと計画にものせた、その計画の見直しをするという点でのイニシアチブの発揮というのは必要ではないかと思うので、もう一度その決意というか、お考えをお聞かせいただきたい。
 あと、味の素スタジアムのフットサルのところの平日の空き状況がわからなければ申し込めないわけなので、そういう関係するところに空き状況をお知らせするという、ホームページに出てますよというのではなくて、周知徹底というのは大事ではないかと思うんですが、その辺はどうなっているんでしょうか。
 では、飛行場の関係です。定期的な四者協の開催というのは決まっていないようなんですけれども、部長レベルの課題別会議があるとおっしゃったんですが、例えば管制官の問題での会議、幾つ課題別というのが、飛行場の件では4項目挙げられていたけれども、その4項目についての課題別なのか、もう少し細かく教えていただきたいんですが、それは定期的に開かれているんですか。そうではないように聞こえたので、細かく教えていただきたいと思います。
 騒音の問題については、わかりましたというか、中央線が走る音は80デシベルから、大きいときは90デシベル、100デシベルとかっていくみたいなんですけれども、65デシベルとか70デシベルとかで、50デシベルだったとしても、うるさいと感じる人はうるさいと感じるわけで、それが気になりだすと、本当に精神的にも気になってくると、毎日その音が気になるんですよね。先ほど、整備工場があるとおっしゃいましたけれども、整備のときのエンジン音というのが、特にヘリコプターではとてもうるさいんです。エンジンがかかって何分間かして音が落ちつくまでの最初のエンジン音というのが一番うるさいと、私は嘉手納の米軍基地の調査で嘉手納の人たちの話を聞いたときに、そういう話を聞いたんです。米軍のヘリコプターとは全く違うけれども、ヘリコプターの音というのは特にすごい音なんです。だから、そういうことを考えると、懇談会、町会だとかいろいろなところで要望も聞いているということなんですが、防音対策というのを調査するように東京都に言っているということなんですが、その実態の把握というのは三鷹市自身も、三鷹市民に起こっていることなので、よく聞いて実態を把握するということが大事ではないかと思うので、それは要望しておきたいと思います。以上です。


◯健康福祉部調整担当部長(酒井利高君)  身体障がい者の施設の関係につきまして、三鷹市がイニシアチブをとってきちんとするということでございますけれども、先ほど、1つの例としまして就労支援の話をいたしましたけれども、現在は障がい者の方々の施策の中で、地域性というのが大事になってきています。例えばこの春に障がい福祉計画の第1期、市民参加方式で取りまとめたところでありますけれども、市民会議の中で、全部で10回ぐらい会議を開きました。分科会・分散会も開いて情報提供しながらやったんですが、例えばその中でも、この調布基地の跡地のところでも、施設のことについてはそんなに大きな話題にはなってこないというのが現状としてあります。だからといって何もしなくていいという話ではありませんけれども、自分たちの生活エリア、活動エリアとの絡みというのもどうしても出てきます。障がいのある方、特に身体障がい者の場合は余計にそうだと思いますけれども、そういったことも含めて考えていきたいということ。
 あと、各市が、例えばことしの春から、調布市は「まなびや」というデイサービスの施設をこの基地の中に移してきました。2カ所でやっていたところを統合して移築したということがありますけれども、そういったことで各市の事情というのも実際はありますので、なかなか一筋縄ではいかないという部分がありますけれども、具体的に3市の意向をもう1回突き合わせながら、必要があれば東京都と協議をしながら検討を進めてまいりたいと思っております。以上です。


◯企画部長(城所吉次君)  四者協の関係の再質問にお答えいたします。先ほど、私、課題別協議会と申し上げましたが、例えば東京都から公園の関係であるとか、道路の関係、それらにつきまして、東京都のそれぞれの、例えば建設局であるとか、そうしたところから個別に私どもの所管部に働きかけがあって、いろいろ交渉を行って決めていくということがここのところでございましたが、私どもといたしましては、調布基地跡地に関連した事項については、基本的に四者協のマターであると。したがって、そこで決着すべきものだということで、四者協のもとにある課題別協議会というのが、一応、制度上設置されておりますので、まずそこで部長、あるいは課長の会議を開いて、その上で調布基地跡地関連の事項については、最終決着は四者協で決着をする。といいますのも、私どもとしては、調布飛行場を受け入れるに当たって、さまざまな交渉事の中で、例えば公園整備を東京都において行う、福祉施設について、例えば東京都自身で行ったり、あるいは3市が利用できるようにするとかいういろいろな条件のもとにこの飛行場を受け入れてきたわけです。それで四半世紀かけて決着したわけですから、その四者協のもとに、現在、実際に私どもが条件として提示した事項について、まだ不十分な点があります。かなりの部分、進捗してまいりましたけれども、先ほども御質問がありましたが、道路の関係でもまだ不十分な点がございます。ただ、東京都としては、誠意を持って取り組んでいただいていますが、その進捗をちゃんと見届けるということも、あくまで調布基地跡地関連のあの周辺については四者協マターとするということで、課題別協議会という四者協のもとにある協議会をうまく活用していきたいと思って、そのような形で取り組んでいく。四者協自体は、具体的な事項について一定の方向性が見えた時点で開催していくということでやっていきたいと思っています。ただ、3年も4年も5年も開催しないような時期が実はございましたので、そうした意味では、一定の年数がたてば開催が必要ですので、そうした事態になれば、当然強く開催を求めていきますが、現在の時点では、今、調布飛行場の関連で幾つか課題もございますので、課題別協議会については、開催した上で四者協での決着という形のものを求めていきたい、現在そういうスタンスでおります。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  フットサルコートにつきまして、ホームページ以外の手法による空き情報の周知ということなんですけれども、1点目といたしましては、リアルタイムで空き状況がわからないとというところが課題としてあると思います。そうでないとかえって御迷惑をかけるということもあります。それから、民間施設であるということから、市の方で情報提供というのは難しいかなと考えています。


◯委員(大城美幸さん)  四者協の言っていることはわかりましたけれども、1点だけなんですが、部長レベルでの課題別協議会というのは近く開かれる見通しがあるのか、三鷹市からそれを開こうということを提案することができるのか、この点だけ。


◯企画部長(城所吉次君)  課題別協議会については、ここのところでも既に一、二回、平成18年度も開いていると思いますし、今後も必要に応じ開催していくことになります。また、市側の方が必要があれば、それは開催を要請できるものです。以上です。


◯委員長(白鳥 孝君)  大城委員、いいですか。


◯委員(大城美幸さん)  はい。


◯委員(森  徹君)  今、そのことを質問しようと思ったんですけれども。それでは、何点かお聞きします。管制官が撤退して情報官ですか、1年たったわけですね。1年経過したという中で、東京都からこの1年間の業務の変更の中で何か報告というのがあったんでしょうか。
 それから、管制官の撤退というのは、この特別委員会でも安全面から議論されたところですよね。したがって、この1年間の経緯の中で、三鷹市として問題点、いろいろ認識されるといいましょうか、それなりにこの1年間を見てきて市として何かそこで考えている点があったらお聞かせいただきたいと思います。
 それから、先ほど、浦野委員の質問の中で、3・4・19号線ですか、これは用地買収は終わったと答弁されたんでしょうか。用地買収がまだ何世帯か残っていましたよね。その後の幹線道路2号線の見通しについてお聞きしたいのですが、2点目はこの件です。
 それから、天文台通り、すいすいプラン事業で行われている、これは286メートルと書いてありますけれども、この工事で、私もたしかこの委員会の中で、あそこは事故が多いといいましょうか、天文台通りから東八に入る場合に、信号が変わった中で、東八の交差点は広いものですから、そこに取り残される車が多いという点で右折専用の信号を要望しておりまして、これはつきました。ことしに入って、何月かというのははっきり認識していないんですが、大沢台に勤務されている方が、たしか大沢台小学校でしょうか、車にはねられるという事故がありましたよね、つかんでおられるかもしれませんけれども。すいすいプラン事業というのは交差点改良ですよね。交差点改良がここに来て進んできているという中での事故という点で、改良事業が進んできている中での事故でした。私も地元の方から連絡があってすぐ飛んでいったんですが、既に現場は事故の状況はなかったんですけれども、近所の方の話を聞きますと、青信号で天文台側から北側に自転車で渡ろうとしているところに、天文台通りから左折するベンツだと言っていましたけれども、車にはねられた。非常に見通しがいいようなんだけれども、怖いと。道幅が広いということで目線が先に行くんでしょうかね、そういう怖い思いをしていると近くにお店のある方が、そういう事故がいつ起きるかと心配していたんだという点で、右折の信号がつくられたんですけれども、その辺の改良事業で、この事故の後、検討されていることが東京都や三鷹市との関係であるんでしょうか。この辺でもし報告していただける内容があったらお聞かせいただきたいと思います。以上の点でよろしくお願いします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  管制官の撤退に絡んでの問題でございますけれども、離着陸状況の報告を受けた際に、1年間の状況ということで調布飛行場には確認をしております。問題なく運航されているということであります。それから、航空管制官撤退後に、私を含めて市の担当者が現地、管制塔に登りまして状況の確認等も行っております。そうした中で、我々が飛行場側に申し入れていることは、なれてくる時期にさらにいろいろ問題が発生する可能性といいますか、懸念もありますので、やはり飛行場の管理運用規定の遵守とともに、今後も初心を忘れずといいますか、しっかりした体制で情報提供業務を行っていただきたいということで話をしているところでございます。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  2号線についての御質問でございました。見通しということでございますが、先ほども浦野委員の質問の中で答弁させていただきましたけれども、2軒の交渉が難航しているという状況でございます。内容については、プライバシーの問題もございますので控えさせていただきますが、相当に複雑な状況があるようでございます。東京都としては、要望については東京都が解決される問題ではなくて、地権者そのものに解決していただかなければならないような事情もあるようでございます。
 それに絡みまして、取得率の点について御質問いただきましたのであわせてお答えさせていただきたいと思います。平成18年度末で56%ということでございます。以上です。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  天文台通り、大沢交差点ですか、こちらの方の事故について御質問をいただきました。大変申しわけございませんけれども、今回、御質問にありました事故について私の方では承知してございません。その交差点の事故につきましては、個別の原因があろうかと思いますけれども、それが今回改良を行った交差点の形状、あるいは道幅によるものなのか、あるいはドライバーの単なる不注意によるものなのか、その点について私の方では承知しておりませんので、この点についての検討というものは行ってございません。
 また、市内の交通事故につきましても、ここは都道でございますから、道路管理者は都になりますけれども、道路管理者に対しましても、重大事故、一般的には死亡事故以外は、警察の方から市の方に情報がいただけないという状況でございます。今回のいろいろな計画をつくるに当たっては、こちらから署の方に赴いて、軽微な事故も含めて発生地点等を調査する必要がございまして、そういった死亡事故以外の事故の把握というのは非常に難しいという現状が今現在ございます。以上でございます。


◯委員(森  徹君)  すいすいプランのことから再質問いたします。今、警察の方からはそういう報告がないということですね。私もその場で近所の方から聞いた話ですから確実な話ではないんですが、大沢台小学校に勤めている方という話で、その方が携帯か何かで学校に連絡をとって、書類か何かをどこかに届けに行くときだったんでしょうか、それが散乱していたと。学校からもどなたかが来て対応されたということを聞いておりますので、そこを聞いていただければその状況もつかめるかと思います。たしか東八の周辺というのは、三鷹の中で一番通過交通量が多いと認識しております。東八自体、道幅が30メートルですか、広いということで、御近所の方も、ここは非常に心配しているんだと言われておりました。今回の場合にはどの程度の、その後被害に遭われた方の状況は聞いておりませんけれども、どうだったのかということも含めて、死亡事故につながらないようにすいすいプランのことも含めてしっかりと検討していただきたい。道路管理者というのは東京都だと思いますけれども、当然、三鷹の中の道路ですから、都道と都道の交差点というふうになるとは思うんですけれども、被害に遭ったのは三鷹の市民の方ですので、つかんでいないならば調査していただいて、そして今後の対応、すいすいプランの事業に生かせるものなら、信号の新たな、例えば左折専用があるとか、私は詳しくわかりませんけれども、右折・左折・両用、何かそういうようなものがあるのか、それとも、車を両サイドとめてしまって、道幅が広いだけに、高齢者が渡るということもありますので、そういう安全面対策の歩行者の信号の対応だとか、いろいろ検討されるということも含めてひとつお願いしたいと思います。
 それから、天文台通りがかなり整備されまして、今までは30キロだったのが、最近40キロと路面も表示がされました。多少カーブはしていますけれども、かなりストレートになったということで、飛ばす車もふえているということで、天文台正門の信号のあり方とか、羽沢小学校のところにも大沢橋ですか、通学路との関係もありますので、今後のその辺の対策・対応というものも、安全面から検討していただきたい。これは要望になりますけれども、ひとつその辺もあわせて、事故が起きないようにと考えます。
 それから、管制官の撤退の問題で、三鷹市自身が都営コミューター空港を受け入れる条件として、安全対策の管制官の存置ということを1番目に挙げていますよね。しかし、国に意見を申し入れるという形での三鷹市の申し入れに対しては了承というふうになっていなかったのですが、しかし、三鷹市としては、安全面、住宅の中にある飛行場ということから、管制官の存置というのを第一に挙げるのは当然だと思うんです。それが実際には情報官にかわったという中で、この件についても、本来ならば、四者協という形で東京都の方からきちんと正式な場といいましょうか、そういう重い場所でこの1年間の問題点、今後の対応ということも含めて報告があってしかるべきではないかと考えるんですが、問題があったときに課題別ということではなく、こういうことも地元市として、住宅密集地の中にある飛行場ということから、それだけの重いものがあるという点で、地元市として東京都に、四者協ということをきちんと申し入れて、そこで報告をするべきだということでしっかりと迫っていくといいましょうか、毅然とした対応が地元市としては必要ではないかと考えるんですが、いかがでしょうか。というのは、ニアミス問題が起きたということもありましたから、飛行場があるという点ではいろいろなことを考えて、東京都に対して地元市としての態度というのは非常に大切ではないかと考えますが、この点、改めて御答弁いただければと思います。以上です。


◯企画部長(城所吉次君)  一番最後にございましたが、四者協の関係でございます。当然、この件で即開催ということは率直に言ってなかなか難しいとは思いますけれども、私どもとしては、事業の円滑な推進ということを目的にこの四者協が設置されておりますので、当然、その中では飛行場の管理運営の中でも、これまでは国がやっていたものを東京都がみずからやるという形で、当然国の現役管制官を受け入れつつという方式に改めながら、東京都自身の責任で設置・管理を行うことになったわけですので、当然のように、四者協開催時においては報告を求めていきたいと思っております。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  事故の件につきましては、近隣の道路状況も含めまして、その事故の状況を私の方で確認いたしまして、例えば信号であるとか、そういった物理的条件の見直しが必要ということであれば、交通管理者とよく協議をいたしまして、道路管理者において改善に努めるということで対応してまいりたいと思います。以上です。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。それでは、城所部長に、この1年間、東京都の報告という形では、おおむね問題なく管制業務といいましょうか、情報業務が行われていたということで都からの報告があり、そういう三鷹市としての認識ということで理解してよろしいでしょうか。


◯企画部長(城所吉次君)  そのとおりでございます。


◯委員(宍戸治重君)  よろしくお願いします。今、森委員から先に御発言があった件ですが、少しダブりますけれども、平成17年度に航空重大インシデント調査報告書というものが出されました。この内容は、入間飛行場と調布飛行場の関係で、管制空域の違い──管制空域というのは高さと広がりとを含めたことだと思いますけれども、この辺の情報提供がうまくいってなかったということがありました。今何にもなく過ぎたというお話があったんですが、その辺のところできちんと情報提供をするようにということで指導があったやにここに書いてありますが、実際はどうなんでしょうか。これはどこの資料だったかな。その当時、幾つかニアミスがありましたよね。平成18年度に報告書が出て、平成18年度に航空局が東京都に対して指導を行うというような報告書になっていたと思うんですけれども、その後、実際に何もないという報告が今ありましたからあれなんですが、そういう点について実際にきちんと行われているのかどうかということが1つ。
 それから、スポーツ施設整備について進められるのは結構で、これは待っていることですが、ひいてはオリンピック、ひいては国体ということで、それも視野に入れながらの整備かと思っております。三鷹市が、今三鷹市の領域と言われるところで整備を進めるのですが、東京都のかかわり方と三鷹市の意見がきちんと通るのか。と申しますのは、公園整備に当たっては、案外、三鷹市に連絡がないというような指摘を以前にされた委員もいらっしゃいましたので、そういう点ではどうなんでしょうか。三鷹市の意見が通るものなのか。
 それと、次に、東京スタジアムの経営状況を見ますと、先ほど来、東京ヴェルディを見ますと、3,000人いかないぐらいの利用者で利益が上がってこないということでいろいろ議論があったところですけれども、今一番利益を確保するのはネーミングライツがここのところで契約がえになるという。広告看板料というのが、ネーミングライツは契約だから変わってないんでしょうけれども、広告看板というのが落ちているということなのかなと受け取れますけれども、そういう点では経営方針とか、今の時代の流れというのはどういうふうにとらえているんでしょうか。以上でございます。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  1点目の御質問、航空重大インシデント、これは平成18年の6月に開催されました本委員会で御報告をしたものだと思います。平成17年7月12日に発生したいわゆる接近でございますけれども、この件につきましては、平成18年の3月に入間飛行場へ進入する航空機の調布飛行場周辺の空域通過に関する協定というのを航空自衛隊の航空総隊司令部飛行隊司令、それから入間管制隊と調布飛行場の3者で協定を締結し、いわゆる管制の方式、連絡調整のあり方、そうした基本的なルールを再度協定の形で定めております。この連絡調整等の方法によりまして、現行ではルール化された協定のもとで連絡調整等が十分になされていると理解しております。
 それから、スタジアムの関係ですけれども、質問委員さん御質問のとおり、広告看板の収入が減少しております。そうした中で、ネーミングライツにつきましては、先ほど御報告いたしましたとおり、今、更新に向けて細部の調整を行っているということですので、そちらの方は更新がされるものと現時点では考えております。広告看板収入の減少というのは、近年ずっと減収傾向が続いているというようなことがございますので、先ほど御説明しましたように、大型の収益性の高いイベントの誘致であるとか、そうした広報営業体制の強化というものを図る中で十分な活用を図っていただき収益を上げていきたいというようなことの報告を受けているところでございます。私からは以上です。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(山本博章君)  2点目のスポーツ施設の今後の整備に当たって三鷹市の意見が通るのかということですが、冒頭、課長の方からも御案内させていただいた部分と関係するんですが、三鷹市において、19ページの、今ほぼ合意ができた部分については、当初、4.1ヘクタールから5.9ヘクタールに拡大した中で、三鷹市の意見を一定の範囲で取り入れていただいたということの結果でございます。これがほぼ合意として今現在進められているところでございます。あと、今後につきましては、小さな部分で、例えばの話ですけれども、管理棟が、例えば床面積100平米を120平米にしたいとか、そのような微調整の範囲では一定の了解を得ていけるものと考えております。以上でございます。


◯委員(宍戸治重君)  質問も重なっておりましたので、重大インシデントのことについては、今後そういうようなことが、またみんなで協議しなければいけないような重大な事件に、管制官の違いによって起こらないように、ぜひ協議会、しっかりと見ていていただきたいと思います。
 それから、スポーツ施設の関係で、もちろん、これが東京都との関係、隣の調布との関係もあってのことだと思うんですが、管理棟が1つということになると、三鷹だけではないとも受け取れます。これ全体に、名前はスポーツの森でしたっけ。この辺の管理というのは、改めて確認したいと思いますが、調布分と三鷹の部分とでの管理というのはそれぞれの市で行っていくと考えてよろしいんでしょうか。
 また、東京スタジアムのことについては、三鷹市でも出捐金といいますか、出資をしているわけなので、このことについては経営状況を重大事項としてとらえて見ていかなければいけないところですけれども、では、東京ヴェルディにみんなで行かなければいけないかというような気持ちにもなるんだけれども、何とか利益を上げるように三鷹市が言えるのかどうか。どうなんでしょうかね、その辺は。


◯企画部長(城所吉次君)  スポーツ施設の関連で申し上げますと、17ページの土地利用計画図を見ていただきたいと思うんですが、三鷹市のスポーツ施設についてということで、それに特化して言えば、19ページなんかの資料のとおりなんですが、17ページを見ていただきますと、大沢グラウンド、三鷹市域の入っている部分がありますね。もちろん、それを調布とオーバーラップしながら今回整備を予定しているということで、東京都、調布市とも調整がとれた。結構三鷹は、平成八、九年でしょうか、そこで決着したものよりも、先ほど山本部長から申し上げましたとおり、かなり大きな規模でとらせていただいたわけで、その点は決着をしておりますが、下の方に、実は調布市域でそれぞれ国有地だとか、留保地とかございまして、調布は調布で一定の施設整備等を計画していると聞いています。したがいまして、中心となるのは、調布の場合は下の方の施設が中心になるようでございまして、そんな話も聞いていますが、いずれにしても調布の場合はそれほど全容が見えている状況ではないようですので、現実に、今、教育委員会におきましては、具体的に今、御質問がありました管理棟のあり方についても、調布市との関係でどのような管理がいいのか、調布は下の方が、より南が主体となるのであれば、率直に言いますと、別の形での管理を望まれるというところもあるようです。そんなことを考えますと、三鷹だけでやるのか、あるいは調布の施設もここに若干ございますので、調布にも働きかけていくのか、その辺はそれぞれの施設計画の詳細を調整する中で、教育委員会、また企画部も入った上で今後調整をしていく予定でおりますので、もうしばらくお時間をいただければと思っております。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  東京スタジアムの件なんですけれども、質問委員さん御指摘のとおり、三鷹市でも出資をしている会社でございますので、この経営状況につきましては、市としても注視していきたいと考えているところでございます。御指摘のあった東京ヴェルディにつきましては、特効薬はないところでありますが、全体として、イベントの中では、例えば商業系では、大規模な自動車の展示会とか、かなり既存の枠にとらわれない工夫もしているところだと聞いております。そうした中で、定時に報告を受ける中で、市としても今後注視していきたいと考えております。


◯委員(宍戸治重君)  東京スタジアムについては、ぜひ利益が上がって、配当は出ないだろうけれども、早く損失をなくすようにお願いしたいと思います。
 それと、スポーツ施設については、調布は御承知のとおり、多摩川の縁に施設があったかな。あれは府中だったかしら、あるよね。そういうところからすると、三鷹は少ないから、何とかこれを三鷹主体で使えるように、都合のいい話だけれども、ぜひうまく交渉していただければと思います。以上をもちまして終わります。ありがとうございました。


◯委員(高谷真一朗君)  よろしくお願いします。先ほどの森委員の質疑に絡めて質問させていただきたいんですけれども、交通事故の死亡事故以外は報告が警察から来ないということなんですけれども、例えばほかの軽微な事故とかというのは全く報告が来ないような状況なんでしょうか。道路の交通に関しての報告だけに絞って質問いたします。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  交通事故の発生状況につきましては、先ほどお答えいたしましたが、死亡事故、重大事故以外については市の方に報告は上がってまいりません。


◯委員(高谷真一朗君)  ということであるならば、例えば先ほどの説明だと、市が何か交通計画をつくるときのみ調査をするという話でしたけれども、例えば自転車対自転車、あるいは自転車対歩行者といった事故というのは市内各所で起きているわけです。そうしたことを行政が日々の課題としてとらえるならば、月例報告のような形で、小さな事故に関しても警察からいただけるようなそうした体制がつくられるべきではないかと考えますけれども、いかがでしょうか。


◯都市交通担当課長(山口忠嗣君)  理想的には毎月、もっと理想的には毎日でしょうか、発生状況をとらえて我々の方に報告をいただくということが一番よかろうと思いますけれども、警察の交通規制の体制という問題もございますので、現段階では年に2回開催されます交通安全対策推進協議会の方で、三鷹署の交通課長がその会議のメンバーでございますので、市内の交通事故の状況というのを、委員の皆様を含めまして報告をいただいているというところでございます。


◯委員(高谷真一朗君)  私も交通安全推進対策協議会の委員なのでその報告はいただいておりますけれども、年2回、春と秋の交通安全のシーズンだけではなくて、自転車の事故が多いというのは三鷹の大きな課題でもありますので、警察の体制もあるでしょうけれども、そこのところは市側から申し入れをしていかなければ警察も変わってこないのだと思います。これは情報公開の今の時代ですから隠すことでもないわけですし、もちろん月例で報告を求めるのが今の市側の姿なのではないかと思いますが、今後の取り組みというか、その可能性について御所見をお伺いします。


◯企画部長(城所吉次君)  御案内のとおり、交通安全推進協議会については、市の会議として設置しているわけで、警察も入って、交通対の地区委員会とか、市民の皆様も参加するような全市民的な組織でございますので、そうした中でさまざまな情報交換とか情報提供とか、それぞれが持ち寄りつつ、さまざまな施策に生かしていくということで、私も実はなかなか出席できないときが多いんですが、メンバーになっておりまして、そんな形で、今後も推進協議会、全市民的な組織という意味では大切だと思っています。
 そのほか、具体的には企画部が担当しております官公庁懇話会というのがございまして、そこには警察を含めて各署長さんなり、いろいろな代表者の方がお集まりになりまして、もちろん市は市長が、トップが出席しておりまして、私なども出席させていただいておりますが、そうした会議がございます。それは基本的には月例で開いております。議会月以外は毎月開いています。その中でも私どもは警察の方から報告をいただいておりますので、こちらも各官公署を挙げて取り組まなくてはいけない部分もあるということで、そうした情報提供もいただいているところでございますので、市長から直接都市整備部に指示があることもありましょうし、また企画部といたしましても、全庁調整を進める立場にございますので、そうした事例等については都市整備部の方と今後なお一層、そうした連携を強めるようにしたいと思っております。


◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございます。月例でその会議を企画部、市長部局を含めてやっていらっしゃると。先ほどの都市整備部のお話ですと、そうした事例は、死亡事故以外はおりてこないという話ですよね。そうすると、企画部長が出席していらっしゃる会議には、私が言っているような自転車の事故であるかと、そういったものも報告されていて、それをもし都市整備部が知らないということになると、横の連携ができていないということにもつながると思うんですけれども、協議会の意義というのは私も重々承知しているつもりです。そうではなくて、私が申したいのは、警察と三鷹市役所との月々の連携が必要なのではないかというところですので、もしそれが毎月なされているというのであれば、企画部から都市整備部に情報をちゃんと流せるようなシステムにしていかないといけないと思うんですが、御所見はいかがでしょうか。


◯企画部長(城所吉次君)  先ほど私が申し上げました官公庁懇話会の方ですが、いわゆる情報交換の場でございます。各官公署のトップが集まる会議で、私も随行みたいな形で毎月参加させていただいております。ただ、その中では、先ほど御指摘がございましたような具体的な事例での交通事故がここそこで生じたとかいうことでの報告ではございませんで、全体的な傾向について警察からお話をいただいたり、あるいは安全安心の観点からの防犯的な事項もいただいたりしております。交通安全に絡む事項については、恐らく都市整備部の方では、法的な意味で、あるいは制度的な意味でそのような個別の報告をするという形のものではないということで恐らく申し上げていると思いますが、当然、市としては交通安全計画なりをつくっていくわけでございますので、具体的な計画をつくって対策を講じていくのは当然警察とともに三鷹市であり、あるいは市民と協働して行っていくわけですから、市の交通の地区委員会とか、そうしたところと一緒に取り組んでいく必要があるわけです。そうした意味での必要な情報を当然得ていくように、企画部といたしましても、都市整備部との情報交換というものに努めていきたい、そんな趣旨で私は申し上げたものでございますので、よろしく御理解いただければと思います。


◯委員(高谷真一朗君)  御趣旨は理解いたしますが、私の質問している観点とちょっとずれているのかなという気もいたします。堂々めぐりになってしまいますのでこれで終わりにしますけれども、毎日のように自転車と歩行者、自転車と自転車の事故というのは起きていて、そういうところを毎月市が把握することで、日々の課題としてこの地点は事故が多いんだとかということがわかるような体制をとっていかなければいけないんだという思いでございますので、今後、機会をとらえて警察の方に、向こうも忙しいですから大変でしょうけれども、そうした情報を行政側に流してくれるようなシステムの構築に努めていただきたいと思います。終わります。


◯都市整備部広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  委員がおっしゃっている趣旨はよく理解できましたので、交通管理者としても、事故のプライバシーの問題やいろいろな問題があろうかと思いますが、その中で可能な限り、情報をいただけるものについてはいただけるような努力を市としても参りたいし、交通管理者にもお願いをしてまいりたいと思っています。以上です。


◯委員(高谷真一朗君)  もちろん、プライバシーについては当然のことなので、どういった事故がどこで起きたかということだけはしっかりと把握できるように、そしてまた、それが一定の進展を見ましたら、また御報告をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯委員長(白鳥 孝君)  ぜひ善処をよろしくお願いいたします。
 ほかにありますでしょうか。なければ、これで質疑を終わりたいと思います。いいですか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、休憩いたします。
                  午前11時59分 休憩



                  午後0時00分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れの中で2番目の方に入りたいと思います。継続審査申し出の確認をいたしたいと思います。調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件について引き続き調査を行っていくことで継続審査の申し出を行うことに御異議ございませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定いたします。
 続きまして、次回の委員会の日程ですが、次回定例会の会期中とし、その間、必要があれば、正副委員長に御一任いただくということで、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。それでは、そのように決定いたします。
 その他、何かございますでしょうか。
 なければ、正副の方で事案があるんですけれども、資料2にもございますように、いろいろな施設があります。施設めぐりといってもあれなんですけれども、この委員会で視察をしたいと思うんですけれども、いかがなものでしょうか。日程等は、正副に御一任いただいて……。
 休憩いたします。
                  午後0時02分 休憩



                  午後0時07分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 ただいま御協議いただいた内容で、御異議ないでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 なければこれで終了させていただきます。ありがとうございました。
                  午後0時07分 散会