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2007/12/12 平成19年総務委員会本文

                  午後1時00分 開議
◯委員長(高谷真一朗君)  それでは、ただいまから、総務委員会を開会いたします。昨日は、夜遅くまで、皆さん、御苦労さまでございました。
 初めに休憩をいただきまして、本日の流れの確認をいたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午後1時01分 休憩



                  午後1時02分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  委員会を再開いたします。
 1、議案の審査について、2、議案の取り扱いについては、昨日終了しておりますので、本日の流れにつきましては、3、行政報告、4、管外視察結果報告書について、5、所管事務の調査について、6、次回委員会の日程について、7、その他ということで委員会を進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午後1時03分 休憩



                  午後1時04分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  委員会を再開いたします。
 それでは、企画部より報告をお願いいたします。


◯企画部長(城所吉次君)  昨日は、どうもお疲れさまでございました。
 それでは、私の方から、冒頭お話しさせていただいて、詳細、河野部長から御説明をいたします。本日、企画部から行政報告させていただきたい件は、1件でございます。お手元にお配りしておりますとおり、都市再生推進本部、こちらを10月の中旬に設置をいたしました。設置をいたしましたので、そのメンバーについても裏面の方に添付をさせていただいたところでございます。この件について御報告をしたいと思っております。
 この都市再生推進本部につきましては、既に施政方針、あるいは基本計画の骨格案を通じまして、そのほか、補正予算等を通じまして、現段階でさまざまな事案について既に御提案等をしておりますけれども、都市の更新・再生につきまして、これに本格的に取り組むということを大きな方針として掲げているところでございます。具体的には、中央保育園であるとか、母子生活支援施設であるとか、東台小学校の建てかえであるとか、そのほか、耐震補強の関係についても既に平成19年度予算等でも御提案等をしているところでございますが、こちらにつきましては、市の全庁的な取り組みが必要だということで、この全庁的な取り組みを行うために、本部を設置いたしまして、また、個別の課題についても、各部の連携が必要だということもございまして、それぞれ、これから御説明いたしますチームを、本部のもとにチームを置いたところでございます。こうした内容について、お配りしている資料についてこれから御説明をし、御報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯企画部調整担当部長・ファシリティ・マネジメント担当部長(河野康之君)  それでは、企画部長に引き続き、御提出させていただいております資料に基づきまして、本部について御説明させていただきます。
 まず1ページ目が、設置の要綱となっております。こちらにつきましては、この要綱に基づき、10月17日に設置をいたしたところでございます。
 設置の考え方が第1条に記されておりますが、三鷹市の公共施設の維持・保全及び整備・再配置等の推進に関する基本的な方針の調整等、そして、本市におけるファシリティーマネジメント及び都市再生の総合的な推進を図ると。このために本部を設置するということでございます。
 そして、所掌事項が、第2条にあるとおり、三鷹市におけるファシリティーマネジメント及び都市再生の推進に関する方針、事業等の総合調整ということ。そして、(2)といたしまして、そうした事業等の進捗状況の管理を主な所掌事項としております。
 第3条においては、構成が書かれておりまして、本部長に企画部担当副市長──第1副市長を充てる。そして、1つ飛びまして、4といたしまして、副本部長には、総務部担当副市長──第2副市長でございますが、及び、教育長をもって充てると。そして、6において、本部員でございますが、いわゆる部長職を本部員として充てると。このような定めとしております。
 そして、第5条が推進チームでございまして、推進本部に推進チームを置くということで、個別の課題に対応するということがございます。
 そして、第6条については、事務局を置くと。
 このような内容となっているところでございます。
 引き続き裏面をごらんください。2ページでございます。本部の名簿となっております。
 1番、本部長といたしまして、河村 孝副市長。そして、副本部長においては、津端 修副市長及び貝ノ瀬滋教育長。以下、本部員として、各部の部長が本部員として当たっているとともに、その下の真ん中のところですが、事務局として、事務局長、私がなっておりますが、以下、このようなメンバーで、本部の事務局としての体制強化も行っているところでございます。
 そして、下の方に各推進チームを御紹介させていただいておりますが、1つ目といたしまして、ファシリティ・マネジメント推進チームということで、これまで、いわゆるプロジェクトチームとして昨年から活動しておりますが、これを、この本部体制のもとに置く推進チームとして新たに位置づけ直しているということでございます。
 そして、2番目といたしまして、子育て施設再生推進チームということで、新設しております。具体的に申し上げますと、中央保育園及び母子生活支援施設の建てかえを中心としたチームでございます。このため、参加部署としては、関連のセクションが入っているところでございます。
 そして、3番目といたしまして、学校施設再生推進チームとして新設しております。こちらにつきましても、御案内のとおり、要は、東台小学校建てかえに関する課題解決のチームでございます。そうしたところから、学校だけではなくて、関連の部局が、市長部局も含めて、広範に入って取り組んでいるところでございます。
 内容は以上でございますが、基本的な考え方といたしまして、三鷹市ではこれまで、例えば西野保育園でありますとか、第二中学校体育館でありますとか、こうしたファシリティーマネジメントに関する公共施設の改修・改築を行ってきましたが、基本的にはそうした取り組みは、所管課を中心に、必要に応じて関係セクションと連携をとりながら、適宜、調整会議を行いながら進めてまいりました。そうしたところ、例えば中央保育園にあるように、あるいは東台小学校にあるように、そうした連携だけでは解決できない問題が非常に多岐にわたるということと、何よりもスピード感を持って取り組む必要がある。そうしたところから、中央保育園の例をかんがみて、再生本部という形で、全庁一致協力体制をつくる。こうしたことで取り組んでいくということにしたわけでございまして、そうした関係上、今後すべての、いわゆる改修・改築が、基本的には重要な案件については、この本部体制のもとにしっかりと行っていく。基本的にはそのような考えでございますので、そのように御理解いただきたいと思います。
 説明は、以上でございます。


◯委員長(高谷真一朗君)  市側の説明は終わりました。委員の皆様からの質疑がありましたら、お願いいたします。


◯委員(伊東光則君)  何点か質問させていただきます。後ろの方のところにチームの割り振りが出ていたんですが、説明の中では、重要案件についてはこのチーム体制をつくって、それで実施していく、取り組んでいくという御説明をいただいているんですが、この中に、福祉関係の施設というのは明記されていませんが、これは、1番の既設のファシリティ・マネジメント推進チームというところが、上がってきたら対応するということでよろしいのでしょうか。それとか、学校回りは3番のところで全面的に取り組んでいくという認識でよろしいのでしょうか。お願いします。


◯企画部調整担当部長・ファシリティ・マネジメント担当部長(河野康之君)  2番につきましては、先ほどちょっと説明が足りなかったかもしれませんが、基本的には中央保育園、母子生活支援施設の建てかえに特化したチームということで、現実は進んでおります。そうした、もし福祉施設全般ということであれば、要は課題が出てくれば、あるいは、これを改組するなり、また別の子育て施設ではないチームが必要であれば、別途設置するなど、柔軟な体制をとっていきたい。このように考えているところでございます。
 したがいまして、3番も、基本的にはこれは東台小学校の建てかえに特化した、現状、チームでございます。そのほかの学校の課題もあれば、そうした課題の広がりを踏まえまして、必要に応じてこれを拡大するなり、あるいは分けるなり、そうした案件によって検討していく。このように考えているところでございます。


◯委員長(高谷真一朗君)  他にございますでしょうか。


◯委員(寺井 均君)  それでは、よろしくお願いします。今回はこういうチームがつくられているということで、今後も、全庁挙げて、こういう形のチームができるということをぜひお願いしたいなと思います。
 1点確認は、きのうも東台の建てかえというところで、大改修になる場合に、ライフサイクルコストを見た場合に、改修するよりも建てかえという御判断をされたということで、きのう、そういうふうにとらえたんですが、今後、例えば30年たったものを60年に延ばしていこうといったときに、今は小改修ですけど、10年後また小改修が起こる。また10年後起こるというのに比べて、1回でやった場合、30年間はもつものを、小改修を重ねるよりも建てかえてしまった方がライフサイクルコストとして安く上がると判断したときは、建てかえという判断になるのかどうか、1点確認させていただきたいと思います。


◯企画部調整担当部長・ファシリティ・マネジメント担当部長(河野康之君)  基本的にはそれが原則でございます。しかし、常識的に言いまして、今ある施設というのは、基本的には長く使った方がいいはずでございますので、そうしたことを念頭に、ライフサイクルコストは判断することとなります。
 そしてもう一つ必要な要素としまして、いわゆる建物のニーズから見た価値ですね。それは、いわゆる消防法とか建築基準法などの法的要件に合致しているかどうかという──例えばバリアフリーとかですね、そうした観点。そしてもう一つは、利用者のニーズにマッチした施設であるかと。そうした建物自体の有用性というか、価値、こうしたものも評価の基準となると思います。
 ですから、基本的には、今ある施設は長く使い続けていたいんですけれども、余りにもニーズとの差がある、あるいは法的要件との差があるということは、それもやはりライフサイクルコストを判断する上の1つの要素と考えておりますので、単なる改修・維持費だけではない。このように考えているところでございます。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。こういう体制をとっていただいて、トータル的なところのお考えでやっていただくんだろうとは思うんですが、素人考えで言いますと、こちょこちょ、こちょこちょやるよりも、30年もたっているんだから、建てかえてしまった方がいいのではないかという1つの印象もあるんですね。1つのコスト面だけで見ると、そういう形になってしまうと思いますので、その辺は市民の方の声を聞きながら、ニーズの検討はあるかと思うんですが、ぜひ慎重に進めていただければと思います。私の質問はこれで終わります。


◯委員長(高谷真一朗君)  他にございますでしょうか。


◯委員(渥美典尚君)  1点だけ質問させていただきます。第1条に、2行目、三鷹市における「都市再生の総合的な推進を図るため」という一文がありますけれども、三鷹駅前にURの再開発のための事務所がちょうど同じ時期に設置されたと思います。そういった意味でも、連携を図ることを旨としているのかなという点をお聞きしたいと思うんですが、いかがでしょうか。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  現在、設置されているチームはこの3つということでありますけれども、今、御指摘のありました点につきましては、今後の検討課題である。そのようにはとらえておるところです。必要に応じて、またチームの設置とか、あるいは、ファシリティ・マネジメント推進チームの中で一定の検討を行うなど、今後対応していきたいと考えております。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございます。URが三鷹に事務所を構えたということは、多分、今後、駅前のUR団地の開発なんかも大分進んでいくことかと思いますので、ぜひ連携、協調、そして監視の意味も含めて、歩調を合わせた活動をしていただければと思います。
 それと、ここのところで、URが先日、新聞発表によりますと、新しい住宅の建て直しをしないとかいう発表もあったんですね。老朽化したのは、建て直しせずに売却していくとかいう方針も打ち出し始めているようなので、そういった面も含めて、ぜひ三鷹駅前の開発のキーになりますので、連携を深めていただければと思います。
 以上です。


◯委員長(高谷真一朗君)  他にございますか。


◯委員(栗原健治君)  推進チームは今3つということで、重要案件、また課題ごとに推進チームをこれからつくっていく可能性があると思うんですが、重要案件、また推進チームをつくるのを発議するというか、イニシアチブをとるのは、どこなのか。下から、担当部署も含めて、こういうチームをつくろうという発案があって、それをつくるということもあるのか。推進チームのつくり方についてお伺いしたいと思います。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  この要綱の第5条をごらんいただけるとわかるんですけれども、原則として本部長が事業を計画的に推進するため、推進本部に推進チームを置くとなっておりますけれども、現実的には、市長とも報告をしながら進めておりますので、そうした中で、市として、そうしたチームが必要なのかという判断はあると思います。要綱上は本部長が設置をいたします。


◯委員長(高谷真一朗君)  他にございますでしょうか。


◯委員(石井良司君)  これは相当な部分での予算もかかるし、予算の部分を握っているし、相当大きな動きになると思うんですね。そうした場合、ちょっと気になったのは、第9条に、「この要綱に定めるもののほか」とあるんですけれども、必要な事項は本部長が定めるとあるんだけれども、こういう部分というのは、割と我々の目にはなかなか見えない部分なんだけれども、こういう部分について、今現在、何かあるんですか。それと、今後こういう部分についてもできるだけお示しをしていっていただきたいと思います。ということがありますので、その点についてのお考えをお聞きしておきたいと思います。
 それと、これは別にいいんですけれども、ちょっと気になったのは、通常こういうものをつくる場合に、事務局長を担当の部長さんがやられているのが通常かなと思うんだけれども、今回は調整担当部長の方がなっているんだけれども、これはやっぱり何かそういうあれがあったんですか。通常のパターンだと、企画部長がなるのかなと思ったんだけど、ちょっとこの点、違うんだけれども、私が思っていたのと違うんだけれども、そういう点、何かあったのかどうか、そこだけ確認しておきたいと思います。
 以上、2点です。


◯企画部長(城所吉次君)  まず1点目の要綱の第9条に関連した形での御質問でございます。ここでの第9条の関係は、一般的ですけれども、条例や規則と同じように、その他の事項として、例えば庶務的な事項があったり、あるいは、もちろん予期しない事項があった場合のためにこういう規定を置かせていただきました。特に、現段階で何か課題があるとかいうことではございませんので、よろしくお願いいたします。
 いずれにいたしましても、こうした案件につきましては、具体的には今はちょうど基本計画改定の時期でございますが、基本計画で当然お示ししていかなくてはなりませんし、また、補正予算等で、今回も御提案をしながら、十分な説明に心がけているところでございますが、今後また新たな案件が──今、耐震調査を実施しておりますので、そうした中で新たな案件等が生じた場合には、議会にも十分なお話をさせていただき、また、市民や、それから、実際の施設の利用者の方々にも十分なお話をしていきたいと思っております。
 また、事務局の関係、体制ということでよろしいですね。具体的なお話ですが、事務局長につきましては、河野部長が当たっているわけでございますが、御案内のとおり、ファシリティ・マネジメント担当部長を河野部長はやっておりますので、そうした関係で、事務局といたしましては、中心となるのは企画部でございますので、その他関連部署の課長なども含めていますが、あくまで事務局体制ということで、この上に本部がございますので、本部の中に当然部長、全員入っていますので、その中で方針等を決めていくということで御理解いただければと思っております。


◯委員(石井良司君)  今の名簿についてはわかりました。私の勘違いのようでした。
 それと、特に、要綱では出てくるんだけれども、必要な事項を本部長に定めた場合というのは、割と議会に見えない部分があるので、そういう部分については、できるだけ議会にも見えるような形でしてほしいという趣旨でございますので、その点は、特に予算が多く動く部分でありますので、そういうことを考えると、やはり必要だと思いますので、今後、そういう部分について、よろしくお願いしたいということでございます。
 以上です。


◯委員長(高谷真一朗君)  他にございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なければ、これをもちまして企画部の報告を終わります。
 休憩いたします。
                  午後1時23分 休憩



                  午後1時25分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  御苦労さまです。委員会を再開いたします。
 それでは、総務部より報告をお願いいたします。


◯総務部長(萩原幸夫君)  地域防災計画の改定にかかわりまして、パブリックコメントを11月3日から11月26日の間において実施をいたしました。その結果について、前回の総務委員会において、この状況についての報告を求められておりますので、本日、資料を提出して、御説明をさせていただきたいと思います。
 結果につきましては、3名の方から8件の意見の提出がされております。お手元にその詳細を2ページにわたって記載させていただいておりますが、基本的に大きな──地域防災計画の根幹にかかわるような意見というのはございませんでした。ただ、それぞれの市民の方が、そこに記載のとおり、用語、あるいは建築士の活用の方法等、あるいは、まちづくりに対する不安等を前提とした意見が寄せられております。なお、市の考え方につきましては、防災会議において議論をいただく予定でありますが、今回お出ししておりますのは、その前段として考え方をまとめましたので、総務委員会に事前にお知らせをするというものであります。
 それから、このパブリックコメントの結果についてのお知らせにつきましては、防災計画確定後、速やかに広報等により市民の方々にお知らせをする予定であります。
 それでは、個々につきましては、防災課長の方から説明をします。


◯防災課長(島田 勉君)  では、今の部長の説明に補足させていただきます。まず、8件の意見の概要についてでありますが、まず1番目であります。事業継続計画という言葉に対して、BCPという言葉を私どもは使っております。横文字で、「Business Continuity Plan」という言葉を使っておりますが、クープ、COOPというのは、アメリカ政府の方ではこういった計画のことをCOOP、クープということで、「Continuity of Operation Plan」という表現があります。この方が正しいのではないかということを言っていらっしゃいますけれども、これについては、東京都の地域防災計画の中でBCPという表現をされておりますので、私どもの上位計画ということで、BCPを使うということでございます。
 それから、2番目の被災建築物の応急危険度判定に対する意見ということで、宅地の関係の危険度判定、あるいは建築士による被災度判定との連携を盛り込まないのかということなんですが、これについては、危険度判定については、第6の項の被災宅地の危険度判定についてで記述してもございますし、また、建築士についての連携については、防災ボランティアに登録していただいて、建築物の応急判定の協力をお願いするという記述もございますので、そちらに盛り込んでございます。
 それから、3番目、自主防災組織の充実・強化に対する意見ということで、これについて具体的な取り組みはどうなっているのか。あるいは、公表して、市民の関心を高めてほしいという要望でございます。自主防災については、具体的な取り組みについては、今後とも協議して、やってまいりますけれども、この取り組みの状況については、既に広報やホームページでも、過去もやってもらっておることでございますけれども、さらに周知を図っていきたいということで考えております。
 それから、4番目であります。災害時要援護者に関する意見ということで、「震災時の防災行動力の向上」の中で、表現が現行より大幅に後退しているのではないかということでの要望でありますけれども、これについては、第2部とか第3部のところに分かれて記述している関係で、質量ともに現行計画よりも詳細に記述したつもりでございます。そういった内容になっております。
 それから、5番目の水の確保に関する意見でありますけれども、これについては、水の確保ということで、地下水の保全保護を確保してほしいという要望であります。これについては、現在も民間の井戸を活用して、震災時の飲料水、あるいは生活用水ということで確保することとしておりまして、水質検査、あるいは補助金等も出して、対応を図っているところでございます。
 それから、6番目は、駅前広場の確保ということで、駅前地区には広い場所がないから、そういったところを確保してほしいという要望でございます。これについては、場所柄、駅前地区については、御承知のように、広い場所というのは現在もありませんので、確保については非常に困難な部分でありまして、そういった代替の用地としては、近隣の小・中学校、あるいは公園などを一時避難場所に指定しているところでございます。
 それから、中央通りの整備に関する意見ということです。中央通りは、両側に建物があって、抜け道がないということで、煙突のようなもので、火災が出たら逃げ場がないよということなんですが、これについては、三鷹駅の南口の中央通りの東地区の今後の開発が出てまいりますので、その中でUR都市再生機構と十分協議しながら検討していきたいということです。
 それから、8番目、安全で暮らしやすいまちづくりに関する意見ということで、災害時でなく、日常も暮らしやすいことが非常時に対応しやすいこと。それと、これから新たに建築される住宅については、敷地内に余裕を持った空地が安全の確保につながるという御要望でございまして、今、市の基本構想では、「緑と水の公園都市」の実現を目指してやっておりますし、この都市像の中では、緑や水辺の空間、あるいは都市計画道路の整備や不燃建築物を増加させることが含まれており、暮らしやすい都市であるとともに、災害に強い都市づくりを今、進めているところでございます。それから、また敷地内に余裕のある建築物の誘導については、用途地域の見直しの中で、建築物の敷地面積の最低限度を設定するなども検討しておるというところの内容でございます。
 簡単ですが、以上です。


◯委員長(高谷真一朗君)  市側の報告が終わりました。委員の皆様から質疑がございましたら、よろしくお願いします。


◯委員(伊東光則君)  1点だけ質問させてください。ナンバー3の項目の中の市の考え方の中に、自主防災組織の加入率43.4%という表記があるんですが、この43.4%というのは、どういう数字なんでしょうか。組織数とか、構成員とか、そういうのをわかりやすく説明いただきたいと思います。


◯防災課長(島田 勉君)  自主防災組織の加入率でございますけれども、これは表記が足らなかったんですが、世帯数でございます。全世帯に対する加入世帯数ということでやっております。


◯委員長(高谷真一朗君)  他にございますでしょうか。
 ないようでしたら、これで質疑を打ち切ってよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、総務部の報告はこれをもって終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後1時34分 休憩



                  午後1時35分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  委員会を再開いたします。
 管外視察結果報告書について、本件を議題といたします。
 休憩いたします。
                  午後1時36分 休憩



                  午後1時37分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  それでは、委員会を再開いたします。
 管外視察結果報告書については、お手元の報告書案をもって管外視察結果報告書とすることに御異議ございませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認をいたします。
 所管事務の調査について、ICT・地方分権と市民サービスについて、本件については、引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査の申し出を行うことに御異議ございませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定いたします。
 続きまして、次回の委員会の日程ですが、本会議最終日の12月21日とし、その間、必要があれば、正副委員長に御一任いただくということでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定いたします。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にございませんようですので、以上をもちまして、本日の総務委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。ありがとうございました。
                  午後1時40分 散会