メニューを飛ばしてコンテンツへ 三鷹市議会 こちらでは、指定された委員会の審査状況の要点を記録した「委員会記録」をhtml形式でご覧いただくことができます。 English
三鷹市サイト
サイトマップ 関連リンク集

WWW を検索 三鷹市議会サイト内を検索
あらまし 皆さんと市議会 議員の紹介 審議情報 本会議中継 会議録 議会だより トップ
トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成18年三鷹駅前再開発事業対策特別委員会) > 2006/03/22 平成18年三鷹駅前再開発事業対策特別委員会本文
文字サイズ変更


2006/03/22 平成18年三鷹駅前再開発事業対策特別委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(後藤貴光君)  三鷹駅前再開発事業対策特別委員会を開会いたします。
  最初に加藤久平委員から欠席の届けが提出されていますので、御報告させていただきます。
  それでは、休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
  休憩いたします。
                   午前9時30分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。
  休憩中に御確認いただきました内容によりまして委員会を進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  それでは、そのように確認いたします。
  休憩いたします。
                   午前9時33分 休憩



                  午前9時34分 再開
◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。
  都市整備部行政報告、ア 協同ビル化支援事業について、イ 三鷹駅南口駅前広場整備事業についての以上2件について、一括して行政報告をお願いいたします。


◯都市整備部長(田口 茂君)  本委員会の冒頭に当たりまして、私から一言感謝を申し上げます。三鷹市にとりまして長年の懸案であり、また、念願でもありました駅前広場の整備がここで無事竣工いいたしました。平成2年に西側部分の事業認可を得て以来、実に16年間という歳月を経てここに竣工いたしました。これまでの本委員会のたび重なる御審議、また、多大な御支援に、改めて私から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
  本日は、お手元に用意してございます資料に沿って御説明申し上げますが、4件ございます。1点は、駅前広場に接して民間の開発事業が進んでおりますので、そのうちの2件、東側中央地区と称している部分と西側地区の部分の現況につきまして、また、今後のスケジュール等につきまして、改めて御報告申し上げます。
  大きく分けて2点目、駅前広場に関することでございますが、今週土曜日に完成を記念する式典を予定しておりますので、その内容について説明させていただきます。また、先ほど申し上げました西側地区と駅前広場デッキとの接続を予定しておりますので、そのことに関しても、事業内容につきまして担当から詳しく御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。以上です。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  それでは、資料に基づきまして概要を御説明させていただきます。まず、資料1の1ページをおあけください。三鷹駅南口東側中央地区協同ビル建設支援事業でございます。この事業につきましては、本年2月末をもちまして支援事業が完了しております。現在オーナーのもとでビルのオープンに向けて準備に入っている状況でございます。ビルの概要ですけれども、協同ビルと店舗で成り立つ13階建ての建物になっております。資料の2ページ目には、その場所の位置図、3ページ目は直近で撮らせていただいたビルの完成した姿でございます。
  続きまして資料2、4ページですが、三鷹駅南口西側地区協同ビル建設支援事業でございます。これは、現在支援を継続して行っている事業ですが、平成15年度から平成19年度にかけてビルが完成するものでございます。御存じのように、この建物につきましては地上21階建ての建物という計画をしております。住宅につきましても119戸と、駅前周辺ではかなり大きなボリュームのある住宅を構成するビルを予定しております。
  資料2の6ページを見ていただきますと、今後に向けて取り組んでいくスケジュールが示されております。これに基づき順次工事が順調に進んでいる状況でございます。完成は平成19年10月下旬を目標に取り組んでいる状況でございます。今、3月での工事として4.5%の出来高になっていると聞いております。7ページ目には完成をイメージしたパースを添付させていただいております。
  引き続き資料3の8ページでございます。市制施行55周年・三鷹駅南口駅前広場完成記念式典について、概要をお示ししているものでございます。当日の式典に御来賓いただく方々としては、関係した地権者や地元町会、自治会、商店街等の代表の方を御案内して、現段階では約130人の方の出席をいただく予定で準備を進めているところでございます。なお、当日はこの駅前広場の東側に新たに植栽したケヤキ、小ひろばに設置させていただいた時計がございます。これにつきましては、東京三鷹ライオンズクラブから寄贈いただいたものですから、この式典の中で感謝状贈呈も行う予定で考えております。
  資料3の9ページ目には、当日、平成18年3月25日土曜日の記念式典の日時、場所を添付させていただいた資料でございます。
  最後になりますが、資料4、A3の10ページ目の資料をあけていただきますと、左下の方に施工箇所という表示がしてあります。これにつきましては、西側の協同ビルと既存のデッキを結ぶデッキの拡張工事を行う位置図になっております。資料4の11ページを見ていただきますと、今年度設計を完成させて来年度から工事に入る予定をしている平面図と断面図の概要図を添付しているものでございます。
  12ページ目を見ていただきますと、北側の上空から見た鳥瞰図、西側と既存のデッキを結ぶイメージ図を添付しております。下段には、郵便局通りから駅を臨んだ、人間の目で見た目線のイメージパースを添付しているものでございます。説明については以上でございます。


◯委員長(後藤貴光君)  市側の説明は終わりました。
  質疑がございましたら、お願いします。


◯委員(岩田康男君)  御苦労さまでした。長い間の御努力が実りまして、いよいよオープンと。さまざまな意見や感想はありますけれども、でも、でき上がったということで大変御苦労さまでした。25日には出席させてもらいます。
  資料1の1ページ、ビルの地下1階に駐輪場がありますね。これは、このビルの駐輪場だけではなくて、何か募集するような話を聞いたんですが、全体的に、ことし、駐輪場の契約で200人ぐらいが契約できなかったと。とりあえず1日幾らのやつでしのごうかという人が多いわけですけれども、こういうふうにビルができていって、どのくらいの人が外部から入れるのか。これ以外に入るところはあるのか、民間の有料でもいいんですけれども、落ちた方々が4月以降順次入るところがあるのかどうなのか。
  すずかけ駐輪場の場合非常にいいんですが、後ろにかごがあるものが受け付けられないというのと、今までの値段と比べると高いものですから、少しちゅうちょするということもあって、すずかけ駐輪場を待てばいいではないかという話もあるかもしれませんが、ここのビルと周辺で、民間でもいいんですが、対応できる余地というのはあるんでしょうか。
  これも直接この資料と関係ないんですけれども、民間の住宅に支援していくと。西側地区は、まさにそうですけれども、このビルについての意見はきょうはやめておきまして、駅の周辺、再開発区域内にマンションがたくさんありますね。バブル当時につくったマンションで、買った人と住んでいる人がまるきり違うというマンションが幾つかありますね。当時、いわゆる投資の対象として売ったわけです。どこかにお住まいのサラリーマンか事業主か知りませんが、持っていて、住んでいる人は大学生とか若い人で、一定期間と。そういうふうに住んでいる人と持っている人が違う、しかも分譲マンションというのが幾つかあると思うんです。
  私は全部を知っているわけではないんですが、たまたま1カ所その話を聞いたんですが、マンションの管理がまるきりされていないと。一部が持ち主だけで、ほとんど全部が借り主のために管理がきちんとされていない。そういうマンションというのは早い時期にスラム化してくる、財産価値もなくなってくるということで、持ち主より近所の人がかえって心配するんです。住宅支援ということならば、そういうところにまで、金銭的な支援というのではなくて、いろいろな調査と支援みたいなものが行政でとれないかという声があるんですが、いかがでしょうか。


◯道路交通課長(小俣 崇君)  1点目の駐輪場に関する御質問でございますけれども、200人が今回の抽せんから漏れたということでございます。現在、この方たちに、すずかけ駐輪場を御紹介するほかに、委員御指摘のありました、この資料1にある駐輪場なんですが、こちらのビルで確保している駐輪場は、今後時間貸しというスタイルで運営していくと聞いております。また、もう一方、東側にセブンイレブンの隣にビルができるんですが、こちらも駐輪場を持つとは聞いておりますが、直接市がこのビルに支援していないという状況から、具体的な駐輪場の運営の規模、台数をまだ把握しておりません。今後、その部分について、市の方としても、どのような規模でおやりになるのか、確認させていただくようにしたいと思っております。
  それ以外の既存の駐輪場は既に抽せんから外れたということで、当然ないわけです。今後、できれば、市としては、すずかけ駐輪場の方になるべく多くの方に御利用をお願いしたいということで、積極的な利用を促していきたいと考えております。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  2点目のマンションの管理についてお答えさせていただきます。この駅前の17ヘクタールに限らず、三鷹市としては、現在、昨年からマンション管理セミナーというものを開催しているところでございます。それについては、小規模な民間の集合住宅、マンションについての管理組合が存続していないとか、そういう方々を対象に、管理組合をつくって適正な管理運営に努めていただきたいということで、専門家を交えて、ことし、2年目のセミナーを開催させてもらったところでございます。
  来年も引き続きそのセミナーも開催しますし、窓口での御相談も受けていこうと思っています。この駅前の17ヘクタールのエリア内にある民間のマンションについてもそういう対象となりますので、PR活動をしながら指導に努めたいと考えております。


◯委員(岩田康男君)  民間が駐輪場を駅の周辺にこれからもつくる計画があるのか、つくったときに、その建物以外の一般市民の人がお金を払えば利用できるのか、どのぐらいできるのかというのを、できれば早目に掌握して、抽せんに漏れた人とか、当たったけれども、ここではという人の意見が来ていると思うんです。そういう人にできるだけ情報提供すると。つまり、お金を一定払ってでも駅のそばがいいという人がいるわけです。通勤上、子どもを保育園に送っているとか、朝の1分1秒を争っている人の中で、遠い公共のやつより、民間でもいいから近くにと。
  それと、すずかけ駐輪場は私たちも大変いい駐輪場ができたと思っているんですが、市民の中では、ああいう料金設定というのは初めてなものだから、料金設定上二の足を踏むという人と、後ろにかごのついているのはだめということですね。それがだめだと、機械がそうなっているのだという話をしたら、吉祥寺の西友かどこかは、かごがついていても大丈夫なのだと言われてしまったんです。そういう機械もあるのに、何で三鷹市はかごがついているのはだめなんだと言われてしまったんです。それはそれとして、うちの自転車は、すずかけ駐輪場ではとめられないという人もいるので、できるだけ駅の周辺で、こういうところがあって、お金はこういう負担になるけれども、こういうものが契約されていますという情報をできるだけ早くつかんで、該当の人を中心に、全体でもそうなんですけれども、お知らせいただけないかというのを再度お願いします。
  マンションセミナーがあって、そこにも行くんですけれども、なかなかセミナーも最初のころだから一般論です。一般的にマンション管理はこうですよという話をされて、それを自分のところでするためにはどうしたらいいかというところで相談ができないかというと、そういう相談をする場所はありませんと。あるいは、専門のこういうところですという話なんです。もっとセミナーをこれから重ねていけば、具体的な事例でこうするという話になっていくんでしょうけれども、求めているものは一般論というだけではなくて、具体的に自分のところをどうするか。しかも、管理費はそうたくさん取れていないわけで、少ない費用でどうするかということで、もう1つ具体的に、例えば相談するようなところがないだろうかと。
  板橋さんに質問するけれども、そういうところが具体的に相談に乗れないかと、具体的に手が打てないかということですが、2点、再度お尋ねします。


◯道路交通課長(小俣 崇君)  駅周辺の有料駐輪場の情報ということでございますけれども、これは可能な限り早く情報収集しまして、市民に周知してまいりたいと思います。
  また、先ほど200人の方が漏れたということでございますけれども、この方たちは三鷹市以外の方が漏れたということでございました。市外ではありますけれども、三鷹駅を利用される方ということで、すずかけ駐輪場の御案内を同封して利用をお願いしているところでございます。
  かごの話でございますが、実は地下方式をとったものですから、構造的に非常に難しいと。かごを入れるのは、ボリュームがどんどんふえまして、収容能力が落ちるということから、地下方式という側面から後ろのかごがつけられないということでございます。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  マンションの具体的な相談業務が三鷹市でもできないかというお尋ねかと思います。率直に申し上げまして、マンションの管理組合並びにマンションの専門知識というのはかなり多岐にわたるものを習得しておかないと、なかなか指導できない状況にございます。残念ながら、現状、市の職員の能力ではそこまで至っていない。
  では、現状どういうふうにしているのかということでございますが、具体的にはマンション管理士という制度がございまして、その団体の御協力を得ながら、御相談があれば、そういう団体を御紹介なりして、具体的な方策などを検討していただいている状況でございます。東京都もそういう団体との連携を強化していますから、今後もさらに三鷹市としても強化しながら、支援方策のお手伝いをさせていただこうと考えているところでございます。


◯委員(岩田康男君)  駐輪場の方はそういうことで、かごがついているのは入らないというのは、最初から私たちも知っていましたから、それが今、どうこうというのではないんですけれども、そういうことで、すずかけ駐輪場に紹介されても、かごがついているためにそこに行けないという人がいると。だから、そういう人も含めて、いろいろな場所の情報があればということで、自分でいろいろな人からいろいろな話を聞いて尋ねて歩いている状況の人はかなりいるというので、民間も含めた情報が市の方からあれば便利だという意味です。
  マンションの方はそのとおりなんですけれども、なかなか管理士も小さいマンションですと相手にしてくれず、現実は大変なんです。だから、市の職員にそれだけのというのは酷かもしれませんが、しかし、小さいところが一定の手続をとらなくても、こういう方式でやったらどうかとか、何かもう少し身近な具体的な相談ができるという方式がとれればと思うんです。事は法律も絡んでくることだから、後で重大な問題が起きるとまた大変ですから。ただ、今の方式だけではなくて、管理士も含めてもいいんですが、もう少し具体的に相談に乗れるということを研究してもらいたいと思います。


◯委員(嶋崎英治君)  けさも見たんですけれども、まだ工事をやっているようでした。竣工したんだけれども、手直しと言うんでしょうか。15日は深夜、雨が降るという状況でしたけれども、その辺が延びて。前には、デッキの上のタイルをかえるのになかなか手間取ったと。そこだけではなくて、下の広場の方も時間がかかったようですから、そこはどんな事情だったのかということを御報告いただきたいと思います。
  具体的な質問としては、駅前の公衆トイレという要望がありました。今、東側交番のわきに1カ所で、あとはないです。だから、西側の方にジャラジャラ音がするところを借りたりというのが市民の実態かと思います。西側のトイレの設置要望というのは、今後どういうふうにされていかれるのでしょうか。これが1つです。
  タクシー乗り場の関係ですけれども、今、信託銀行の方と交番の方の乗り場、センサーでやっていますけれども、それがモニターカメラになるということだと思います。このセンサーのときにもテスト期間が短かったので、うまくいかなかったということもありますから、モニターカメラのテストをいつごろ、どのようにされていくのかということが2つ目。
  3つ目は、ロンロンのところの改札口はどうなったんでしょうか。車いすで通れない、通れる、壊しようがないということを前、御報告がありましたけれども、それは一方通行のようにするのか。一方通行にして、それぞれ交互に何かするようになれば、通れるんですか。今2本ありますね。1本にしてしまうと、車いすは通れるのかと思うんですけれども、そこはどのようにされたのでしょうか。
  4番目はバス停が番線も含めて変わりますね。いつから切りかえになるんでしょうか。そこを教えてください。
  5番目はかねてからの課題である、三鷹中央通りへの朝7時から9時までの左折問題、この進行状況はどんなものでしょうか。
  6番目は、たばこのポイ捨て。きょうもかなり捨ててあるんです。歩いていて見えるところに立てた方がいいのではないかと。あそこをお願いして清掃してくれている人もいるわけです。その人も、下にあるのはどうもということで、目に見える目線のところにということを訴えていらしたので、まだ立っていないと思いますから、それはどういう計画なんでしょうか。それを教えてください。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  6点御質問があった中で、1点目の西側トイレの件とロンロンの改札について、私の方からお答えします。西側地区の協同ビル支援事業の中で、公衆トイレの設置計画が具体的にございました。それに基づいて、西側地区の周辺の町会、並びに周辺の住民からトイレの設置について反対の旨の要請文が三鷹市に昨年末出されました。それを受けて、地元の説明会を開催しながらお話を進めてきたところでございますが、一時、懇談会の中では場所の変更をしていただければ中止にしなくてもよいというお話をいただいたものですから、正式に位置の変更の検討を進めてまいりました。
  それに基づいて、年明け、位置の変更をしますという御回答をしたところ、さらに商店街と周辺住民との間で、トイレの位置の変更について地元で議論したところでございます。その中で、再度、やはりどうしても全員の合意に至らないので、正式に市にもう一度中止の要請を出すということで、2月に新たな中止の申し入れの要請が出ました。それを受けて、商店街が二分割されるのも市としては好ましいことではないと思っていますし、一方、トイレの必要性も重々認識していながらも、やはり地元の意見を尊重して、市としてはトイレの設置を断念したところでございます。
  これは建設組合としてもやむなく断念をしたと。そのかわりと言ってはなんですが、トイレのあった場所を、今、具体的に検討を進めておりますが、災害用の備蓄のできる倉庫として活用を図ったらどうかということで、調整に入っているところでございます。
  3点目に御質問のあったロンロンの改札についてですが、前回のこの委員会でたしか御質問があった内容かと認識しております。その後、JRの方に申し入れをして、車いすが通れる状況になるか否か、JRにしてみれば営業部門というところがございまして、そちらの方に申し送りをして、具体的な検討をしていただいていると三鷹市は理解していますが、現在のところまだ回答が来ていないというのが実態でございます。


◯道路交通課長(小俣 崇君)  まず、駅前広場の工事の状況について御報告させていただきます。非常に厳しい工程の中で現場の作業員の方、大変な御努力をしていただきまして、その結果、20日に市の検査を実施し、検査員から合格と評価を得ているところでございます。現在は、その検査の際にいろいろな指摘事項がございまして、指摘事項に基づく手直しをしているという状況でございます。
  タクシー乗り場の件でございますが、現在、既にモニターカメラは設置してあります。そして、微調整をしているところでありますが、25日までにその調整を終えて、タクシー運転手の方に支障のないような形に努めていきたいと考えております。
  バス停の位置の変更でございますけれども、これは24日から実施します。そういうことで、今バス事業者と綿密な打ち合わせをしているところでございます。
  中央通りへの早朝の通行の問題でございますが、かねてより交通管理者と協議してきまして、駅前広場の事業が完成後、一定程度交通の流れを見て、交通管理者としては判断したいと言っておりますので、3月25日から、現在でもほぼできてタクシー関係の車は現に動いているわけですけれども、今後、交通管理者と協議する中では、一定期間見て、いわゆる早朝の左折可とするかどうかということは交通管理者に御判断いただくところでございます。
  最後にたばこのポイ捨ての問題がございました。生活環境部の方が、駅周辺にポイ捨てをやめてくださいというシールを路面に張っていたわけですけれども、それにつきましては継続して、新しく拡張した部分も、既存の部分についても、タイルを張りかえた関係で今までの分がはがれてしまっているわけですけれども、下に路面表示をして協力をお願いしていきたいということでございます。
  また、御指摘の目線に見えるということがございましたので、目線に見えるといいますと、新たな場所設定ということになります。その辺については、生活環境部も含めて今後の検討課題ということで、お願いしたいと思います。


◯委員(嶋崎英治君)  トイレについては災害時の備蓄用倉庫を改修する中で、今、検討中ということですね。ぜひ実現してほしいと思います。自分も年齢がかさめばかさむほど、そういうことの必要性を思いますので、ぜひお願いしたいと思います。
  ロンロンの改札の関係ですけれども、ぜひ促進していただいて、せっかくエレベーターで来たけれども、あそこから入れないということになると、また回っていかなければならないですね。何のためにつくったのかというのが、多分全員の認識だと思います。今、2つでしたか、それを1本にしてセンサーでやるということによって、1本にすれば可能なのかと。そういうのがありますね、人が立つとどちらかになってしまうとか。車いすで来たら、車いすの人を最優先するような、人間を大切にする考えというのは生まれてくると思いますから、2つにこだわっていると、車いすを縮めるということはできませんから、そこら辺のアイデアも提供しながら。壁を壊すということになると、なかなか大変だと思いますので、ぜひ実現の方向で促進をお願いしたいと思います。
  たばこのポイ捨ての関係ですけれども、デッキの手すりに何か看板を立てるとか、禁止ということではなくて、たばこにもう少し訴える文化的な要素も入れながらわかるように。下を向いていてというのはどうもという感じがしますから、前を歩いていきながら、ああ、そうなんだということがみんなに認識できる仕組みも必要かと思います。新たに費用がかかってしまうのかもしれませんけれども、たばこに対する認識というのはだんだん深まっていくと思います。
  あそこは掃除している人を見ますと、ちり取りに結構たまるんです。ですから、その辺、何かアイデアをもらいながら、場合によっては標語なども、それこそ駅で投票してもらえるような形で、そういうことを通じながらも、たばこをポイ捨てしていくということが少なくなっていくのではないか。標語を募集することも含めてぜひやっていただきたいと思いますけれども、その辺、いかがでしょうか。
  タクシー乗り場の関係ですけれども、既にモニターカメラになっているんでしょうか。緑のセンサーが動いている云々ではなくて、四角いのがありましたが、あれはもう使っているんですか。まだ映像が映っていなかったと思いますから、微調整中ということですので、遅滞なく関係者と協議の上やってもらえればと思います。そんな協議はいつごろから具体的に始めるのか、そこを日程的に教えてもらえればと思います。


◯都市整備部長(田口 茂君)  たばこの問題について私から申し上げます。たばこの問題は、まだちょっとした争点になるかもしれません。愛煙家の方々は、満員電車からおりたときに一服ぐらいさせろということで、なぜ灰皿を置かないんだという指摘があります。灰皿を置くと、その灰皿がまた吸い殻の山になってしまって、だれが面倒見るんだということになってきます。現在、デッキ上のたばこの問題は争点になっています。
  現在、私たちが考えているのは、条例はお願いしていませんが、歩行喫煙、ポイ捨てもだめですと。言いかえれば、デッキ上、広場上は消極的な禁煙を促しているわけです。そういうことで、現在のところ灰皿を置こうという考えは持っておりません。ただ、2階のコンビニに灰皿がある関係で、コンビニの方ではあの灰皿の交換が大変なんだそうです。したがって、コンビニとして灰皿をどうするかもかなり考えているということは伺っております。


◯道路交通課長(小俣 崇君)  タクシーのモニターの関係でございますけれども、一応25日をめどに今、準備を進めております。タクシー関係者ともそれまでに十分詰めて、正常な運行ができるように努力したいと思っています。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  ロンロンの改札の件につきましては、引き続きJRの方に要請していきますが、要望を申し入れたとき、今、ロンロンの中に出入りで2列あると。それは行って来いの出入りをしている状況で、あのビルとして、ちょうど50センチ──50センチの間隔で2列設置してあるんですけれども、その下の部分にピットをつくって機械を配置しているらしいんです。そんな関係上、さらにその横に手すりがあることはあるんです。素人的に見れば、そこを広げれば多分できるのではないかという認識の申し出をしたんですけれども、そのピットの工事の関係も含めて、今後検討させてくれというお話でしたから、再度改めて三鷹市としては要請していこうと思っています。


◯委員(嶋崎英治君)  たばこは、あの上で吸って、下に落ちてしまったとか、そういうことも含めて、世の中の流れとして、歩行、駅周辺、逆に人がたくさんいるところについてはやめていく流れですね。歩きながら吸っていて、目に入ってしまうとか、やけどをしてしまうとか、そういうケースもなきにしもあらずですから。そこはあえて愛煙家という方からあるかもしれませんけれども、思い切った英断というのが必要な時期に来ているかと思いますので、そういう人たちの気持ちも一定程度大切にしながら、何とか対策を立ててもらえたら。
  せっかくつくったのが、長くなれば長くなるほどその可能性は高いわけです。つい吸ってしまったり、しようがない、ポイ捨てということもなきにしもあらずだと思いますから、その辺、英断を持って臨んでいただきたいということを申し上げて、私の質問は終わります。


◯委員(川原純子さん)  三鷹駅前再開発事業、16年間ということをお聞きしまして、本当に長きにわたり御苦労さまでございました。私も途中からなものですから、全体的なことはわからない部分もあるんですけれども、ブロンズ像が以前駅前のデッキのところにありました。駅前を通るたびに皆さんの待ち合わせ場所のシンボルになっていて、ちょうどさくがありまして、あそこでベンチのように座って待っていらっしゃる方とか、高齢者の方たちもそこで待っていたり。それがいつの間にか移動されて、公会堂の別館の方に移っていました。あれは市の財産というか、市税で買ったものなのかどうか。今後、それをどうしていくのかということを、1点お聞きしたいと思います。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  モニュメントのお答えをします。あれは、たしか1期のデッキをつくったときですから、平成5年度に市がデッキをつくるときに委員会を設けて、モニュメントの選定をして、市の予算で国庫補助も入れて買ったものでございます。御指摘のとおり、1期の広場のデッキ上にあったものですけれども、今回改修させていただいた中で、なるべく歩行を中心的に大きくとろうということから、あのモニュメントを公会堂別館の正面の入口に設置させていただいたと。
  今後につきましても、公会堂別館の現在ある場所に置きながら、市の財産として保管していきたいと思っているところでございます。


◯委員(川原純子さん)  では、相当高かったものですね、選定委員会も設けて選ばれて、聞くところによりますと、貧弱だからだとか、合わないとか。だったら、このような再開発をしていこうということは構想にあったと思いますので、先のことも考えて、ああいう芸術品で、まして市の財産であるなら、皆さんの市税で買っているものも一部ありますね。ですから、大切なものなので、あそこの公会堂別館だと本当に人目にも余りさらされませんし、何でと私自身も思います。
  市税ということに関して、税金の使い方に対して私も疑問を感じるんです。タイルの張りかえもそうです。タイルというのはどういうものが滑るか等、これは初歩的な問題です。滑るから張りかえたとか。私も、ここの駅前再開発だけではなくて、保育園も見たときに、非常に滑るので、こうやってマットを敷いているとかというところもありました。何で最初から滑るようなものを設置するんだと。これは完全に税金のむだ遣いではないかと感じますけれども、その選び方というのはどういうふうにされていたんでしょうか。


◯道路交通課長(小俣 崇君)  タイルの点についてお答えします。平成5年当時から、三鷹市はバリアフリー等、いろいろな歩行上障害にならないようなものをなるべくやっていこうという姿勢で取り組んできました。当時、駅前のタイルについても滑りにくいものということで選定しました。しかしながら、当時の材料の中で一番滑りにくいというものが、平成5年に設置したものだったわけです。しかしながら、その後十数年たっていますので、いろいろな材料が開発されて、滑りにくいものがどんどん出てきたわけです。
  そういうことから、三鷹市以外のところでも、そういう材料がどんどん使われてくる中で、あの平成5年当時はよかったんですが、それでも時代とともにほかにいいものが出てくると、滑りやすいというお声がだんだん強くなりまして、複合的なことなんですけれども、滑ってけがをされたという方もいらっしゃいました。そういう強い要望がある中から、単独でやるというのはなかなか大変なので、この2期の工事の中で一緒にやることが非常に経済的であると。それと、現在歩かれたらわかると思うんですけれども、非常に滑りにくい、いいものになっているということで、そういう経過がございまして、今回のああいうタイルになったということでございます。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  小俣課長に若干補足させていただきます。川原委員の方から、例として保育園等と、公共施設で使われているものについてもというお話があったと思います。まさに小俣課長が答弁したように、技術革新なんです。当時、そのタイルを設置したものについては、当時の製品としては一番滑らない、ベストなものを使ったわけですが、年数がたつにつれて技術がどんどん進歩した結果が、現在に至る駅前広場のタイルと思っております。さらにこれが、また10年、20年たつと、現在のタイルよりもっとすばらしいものが多分出てくるかと思っています。
  もう少し専門的に言いますと、焼いているタイルは磁器質といってかたいものなんです。かたいものは人の歩く磨耗を防ぐものですから、どうしてもかたさを追求しながら、時間がたつと上薬が薄れて滑りやすくなるという結果が出てしまうものですから、その辺が今、磁器質でも、ああいう透水性を含めながら滑りにくいタイルが技術開発でできたと御理解いただければと思います。
  モニュメントのことですが、確かに当時としてはそれなりに貴重な税金を使って、選ばせていただいて投資した事実はございます。あの当時もバブルがはじけた名残の時期だったかとは思っていますが、いずれにしても、委員会形式で地元の委員、学識経験者等が出て、このモニュメントと、ネオシティ三鷹にあった鷹の羽のモニュメント──あの2つを1セットで設置させていただいたものですけれども、いずれにしても、両方とも今デッキ上から姿を消しています。
  鷹の羽のモニュメントというのは、ネオシティ三鷹の敷地内の西側に新たにつけかえしています。三鷹市の広場の中にあったのがそこに来ています。余り目立たないとお思いでしょうが、公会堂別館の正面玄関ですから、その辺で三鷹市としては適当な場所かなと思って設置させてもらったので、御理解のほどよろしくお願いします。


◯委員(川原純子さん)  御理解のほどをと、なかなか私も理解できなくて、努力はしなくてはいけないかと思うんですが。私も、素人目から見ても、5年、10年とあっと言う間にたってしまいますね。自分の家と三鷹市のそういったものと違いますけれども、私も平成元年に家を改築するときに、滑ったら怖いですし、本当にタイルというものは考えました。また、製品が新しくなったら、それでかえる可能性もあるということですね。
  状況、状況で判断されているのは重々理解していますけれども、できれば、私は先々の将来的なことも考えて、モニュメントにしても、何にしてもそうですけれども。また、そのモニュメントの制作者の気持ちもありますね、確かに正面玄関にしても、どちらかといったら裏に感じますし。いろいろなことを考えて、皆さんの市税を大切に使っていくということで、再度よろしくお願いしたいと思います。


◯委員長(後藤貴光君)  質疑の途中ですが、休憩いたします。
                   午前10時29分 休憩



                  午前10時40分 再開
◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。
  質疑のある方、よろしくお願いします。


◯委員(杉本英騎君)  1点目は協同ビル化支援事業についてなんですが、資料の方で、東側中央地区と西側地区の支援事業の施設概要について出ています。この施設概要なり、計画概要は昨年の12月の委員会で報告されて以来ですね。それを見ますと、1年ちょっとたっているわけですが、内容についての変更がそれぞれあるんです。その経過についてお聞きしたいと思うんです。
  例えば、東側中央地区協同ビルについては、前の資料では、駐車台数が11台あったのが15台にふえていて、駐輪台数が269台だったのが242台に減っているんです。住戸数が44戸で賃貸だったのが39戸になっているわけです。これは、当時は計画概要だったわけですけれども、施設概要でコンクリートされてしまっているわけですね。西側地区協同ビルについては、現段階ではこれは計画概要ですから、上記計画内容につきましては今後変更する場合がありますと。当然そうだと思うんですが、ここでは駐車台数、駐輪台数がふえ、二輪の駐車台数が減るということになっているわけです。
  先ほどの駐輪場の問題が出てきましたけれども、予算委員会の中でもいろいろ南口の再開発の後、撤去も踏まえた取り締まりということも必要なのではないかと議論されておりました。それの前提になるのも、一定の確保をした上で取り締まりをするということでなければ、迷惑駐輪の関係もあるわけですから、それをやるにしても、そこの確保が重要な問題になると思うんです。そう考えた場合に、どういう考え方でこの台数というのが決められていったのか。
  当然、民間のビルとはいえ、支援事業なわけですから、そこら辺、市がどういうふうにかんでいって、こういう駐輪台数の設定になっていったのか。昨年12月の委員会の中でも、駐輪台数の今後の整備計画が出されていましたね。登録駐輪場、無料駐輪場、買い物駐輪場、有料駐輪場、民間駐輪場と、数字が前後したという記憶がありますけれども、その全体の計画では、当然変更があるものは理解した上で、どうなっているんでしょうか。
  できる限り、市の方でやるのもそうですし、民間の駐輪場であるなら、民間にもできる限り協力、努力してもらって、全体の台数というのを確保していくことが重要ではないかと思うので、その点についてお聞きしたいと思います。
  東側地区のビルについては39戸で賃貸となっているわけですが、戸数が減っています。これもそうなんですが、特に西側地区については199戸ということで、先日チラシが入っていました。こういう間取りですといろいろあって、分譲の価格については、未定となっているんですが、ああいうチラシを出してくるわけですから、それなりの概要が固まってきているんだと思うんです。ファミリー世帯の増ということが1つの論議になっていますけれども、このマンション建設によってどういう人たちがファミリー世帯を中心にして、待機児問題や学校の教室等、市政にどういう影響が出るのでしょうか。1年前の段階でははっきりしたことは言えなかったと思いますが、かなりコンクリートされてきていると思うので、そこら辺はどうなんでしょうかということを2点目、お聞きしたいと思います。
  次は広場事業で西側デッキの拡張工事の問題です。これは、前の委員会でも議論になって御説明いただいたかと思うんですが、一定の構造図が出てきているわけです。全体として西側デッキの延伸について、この構造図が出た上で、どれぐらいの費用と市の負担なり、事業者の負担との割合というのはどういうふうになっているかをお聞きしたいと思います。
  今度、25日に広場の完成記念式典があるわけですけれども、先ほどもほかの委員の方からも工事のおくれとか、いろいろありました。市民の方にも毎日使っている中でかなり御不便をかけてきたわけですけれども、さきの委員会の中でタイルの張りかえの問題だとか、労働安全上の問題もほかの委員から指摘されましたけれども、それは市民の方々に現在どういう工事をやっていて、どういう理由で、いつまでに終わるのかということをきちんと説明していただきたいと申し上げたと思うんです。
  たしか板橋課長の方から、広報については十分やっていきたいという御答弁をいただいたと思うんですが、実際、駅を見ていますと、そういう掲示や広報を私は見かけられなかったんですが、それはどういうことなんでしょうか。以上、お聞きしたいと思います。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  1点目の協同ビルの概要について、工期をお示しした資料と1年ぐらい前にお出しした資料との数字の差。確かに、当時計画段階での資料を御提示したものであって、そのときも上記の計画内容につきましては、今後変更する場合がございますというただし書きを入れさせてもらったものが、きょう東側中央地区につきましては、最終的な結果の報告をさせてもらっているものです。
  例えばこの駐輪台数なり、駐車台数、住宅の戸数等の変更に伴って計画の見直しがされているものなんですが、住宅につきましては、簡単に申し上げますと、間取りが分割した細かい間取りだったのが、大きな間取りに変えたというのが、この住宅戸数の減につながったと報告を受けています。
  駐輪台数につきましては、一定の与えられた計画スペースというのは変わりないんですが、実際に配置計画をして、使い勝手を精査した関係で駐輪台数が当時の計画の269台から242台に減になっていると。駐車台数は逆に4台ふえているというのが、実際の変更に至った点でございます。
  西側地区の協同ビルにつきましては、計画が現在進行形ですから変更する場合があります。現在わかり得ているものについては、駐車台数が60台で、駐輪台数が1,059台。このうち、ここにお示ししている公共用が816台、住宅供用が179台、店舗用等が64台と配分されていますが、これも今後つくっていく過程の中で若干の変更が生じるかもしれません。それと、二輪駐輪場につきましても、現在店舗用として7台をイメージしながら整備を進めているんですが、その店舗のあり方によっては、この辺の台数の変更も生じるかもしれません。住宅につきましては、多分この119戸という数字を今後もそのまま進めていくんだろうと理解はしているところでございます。
  住宅の販売がここのところで何回か広告されている事実がございます。それについても、まだ価格の方の提示もされていないのは、現在、広告を出しているマンション販売、要するに地権者の1人でもある株式会社モリモトという会社ですが、組合とまだ正式に管理協定、規約等、その辺の詳細な詰めを今現在取り扱っている状況ですから、その辺の取り決めができない限り販売価格を提示できないという状況で、その辺の取り組みをしていないと理解しています。
  基本的には、119戸の中の構成としては、ファミリー世帯を中心に構成されています。ワンルームにつきましても、数は少ないんですが大き目のワンルームもございます。ただ、現段階では、どういう層で──若年層のお子さんをお持ちの世帯が入るのか、高齢者が入ってくるのか、その辺はよくわかりません。また、駅前という立地から、三鷹市内で見れば比較的高額で分譲されるかとも理解しているものですから、それなりの層の方の取得が見込めるのかと三鷹市は今思っている状況です。具体的なその辺の内容については、わかりかねます。
  西側のデッキの費用負担につきましては、今、平成18年度予算で審議いただいている状況ですけれども、予定されている費用の中でデッキにかかわる実際に拡張する費用と、既存のデッキを整備し直さなければいけない、要するに接続部分の改修費用と、西側地区協同ビルで組合の方からエスカレーターと、先ほどトイレから倉庫に変わるというお話をしましたが、それを無償で三鷹市に寄贈していただく予定で、今、調整しています。それに伴う電源供給ですとか給排水関係、それの費用関係もこの西側デッキの拡張工事において賄おうと思っています。将来的なエスカレーターの管理、モニター映像のメンテですけれども、その辺についても今回の工事の中で整備していこうと思っていますので、トータル的には、今回予算を計上させてもらったのはデッキだけではなくて、附帯的な設備の方もそれなりの工事費がかかっているという状況でございます。


◯道路交通課長(小俣 崇君)  駅前広場の工事につきまして御質問をいただきました。これにつきましては、市民の多くの方からも要請をいただいているところでございます。工事の内容について、広報は地上部とデッキ部、合わせて3カ所に御提示しております。地上部におきましては、バス乗り場の1カ所、トイレの部分。デッキ上は駅前広場内、風が非常に強いものですから、余り大きいものをやりますと、構造的にもいろいろ難しいということで、ちょっと見にくかったかもしれませんけれども、デッキ上に1カ所設置して、広報させていただきました。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  答弁に少し補足させていただきます。11ページの資料を見ていただきたいと思います。左下に平面図の構造図がありまして、非常に見にくいと思うんですが、西側地区協同ビルの組合の方から、エスカレーターと三鷹市が接続するデッキに行くまでの部分のデッキを、組合でつくったものを三鷹市に寄附をいただくと思っていますので、この図面で見ていただくと、ここの左側の上の部分に2本のラインがあるのはエスカレーターと見てください。そのエスカレーターを上って、角度が折れる部分までが……。


◯委員長(後藤貴光君)  説明の途中ですけれども、「ここの」という形ではなく、後で議事録を見てもわかるような形で説明をいただきたいと思います。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  もとに戻りまして、10ページをおあけください。こちらの絵の方がわかりやすいと思います。三鷹市のデッキを接続するのは、このカラーコピーではオレンジ色っぽく見えますが、この部分までが三鷹市のデッキです。それ以降、エスカレーターが三鷹市のデッキに接続される部分につきましては、組合から寄附をいただくデッキと御理解ください。


◯委員(杉本英騎君)  1点だけ再質問させていただきます。それぞれの事情があってのことだとは思うんですけれども、西側の協同ビルについて、駐輪の関係で言えば台数そのものは総体としてふえています。このふえたというのは、前回の資料の中では駐輪台数968台のうち内訳というのは示されていなかったわけですが、今回1,059台とふえているということは、駐輪ということで考えればいいことだと思うんです。公共駐輪場が816台となっているんですけれども、台数がふえたのはどの部分がふえたんでしょうか。公共駐輪場の部分がふえたんでしょうか。
  それと、東側については終わってしまったことですから、今からどうのこうのという話にはならないんでしょうけれども、269台のうち月決めが170台でビルの居住者や店舗用が99台ということになっているんですが、269台から242台に27台減っているわけですけれども、それはどこが減ったんでしょうか。月決めの分が減ったんでしょうか。質問の趣旨はおわかりと思いますが、できる限り機会をとらえて公共の駐輪場を整備するということが必要という視点からなので、これは東側中央地区については事実関係を聞く以上のことはないんですが、仮に月決めが減っているということであるなら、西側地区協同ビルの方でももうちょっと努力の余地があるなら、そういう対応もできるのであれば必要でしょうし、この協同ビルでできないのであれば、ほかの方法も検討されていると思うんですが、今後も努力していただきたいという趣旨でお聞きしています。
  この協同ビルができることによるまちづくりへの影響の問題ですが、現状ではまだ、高齢者が多くなるのか、ファミリー世帯が多くなるのかというのはわからないということですから、こちらの方から、こういう世帯はいいとか、だめだとかいうところまでは、いくら支援しているとはいえ、言えないと思いますが、その影響については早急に把握して、後手後手にならないような対応をしていただきたいと思います。
  デッキの延伸の問題ですが、この資料4の10ページの施工箇所、オレンジ部分が市がやるところだということですね。ほかのところは寄附してもらうと。市が施工するオレンジ部分と、市の今の既存デッキとの接続部分でどれぐらいの費用負担になるんでしょうか。寄贈してもらう部分については、幾らぐらい協力してもらうということになっているんでしょうか。それだけお聞きしておきたいと思います。
  広報の問題ですが、デッキ上については風の問題等、いろいろあると思うんですが、掲示はされていますけれども、一般的なものですね。例えば、タイルの張りかえがどうのだとか、先ほどありましたように、むだな事業ではないかと。あるタイルを何で張りかえるんだと。あそこのモニュメントのところだけならわかるけれども、見ているとどんどん張りかえていって、何でそんなむだな事業をやるんだということがあったわけで、そういうことも含めて、市民に対して理解を得ていく必要があるのではないかということで、前回の委員会で御質問させていただいたので、その点についての広報というのは行われたと私は認識していないんです。
  終わったことはしようがありませんので、委員会で答弁されたことについては、それなりに委員会で報告されなくても構いませんが、事情があってできないのであれば、前回の委員会でこういう答弁をしましたけれども、こういう状況になりましたということは、御報告があってしかるべきではないかということを言っておきたいと思います。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  2点目のデッキ拡張の費用割合、どのくらいかというお尋ねですが、三鷹市がやるデッキ部分については、大まか約1億円弱の費用をイメージしています。そのほか、約3,500万円余あたりが既存デッキの改修、地表部の改修、西側でいただくエスカレーターとか、設備関係にかかる附帯工事費と理解しております。西側地区協同ビルとしてエスカレーターやデッキに接続してくる部分、さらに防災の備蓄倉庫を予定している部分の費用につきましては、1億円ぐらいかかるものを三鷹市にいただくと考えているところでございます。


◯都市整備部長(田口 茂君)  駐輪場の関係で申し上げますと、資料1ですが、242台の内訳は正確な把握はできないんですか、私の方で把握している数字は、公共に用いられる駐輪場としては174台であります。これは基本的にすべて時間貸しです。と申しますのは、2階にスーパーが入ると先ほど申し上げましたけれども、その利用者の関係もあると思いますが、当初2時間までは無料とか、2時間から8時間まで100円とか、そういう料金設定がされるそうであります。したがって、174台分が東側中央地区ビルに公共性を持った駐輪場として設置されるということでございます。
  なお、先ほど杉本委員がおっしゃったように、これから取り締まりの強化が必要だということを申し上げてきておりますが、そのためには前提としては受け皿がなければいけない。置くところがないのに、なぜ撤去するのだということになりますから、これにつきましては、例えば恒久的、安定的供給ということで、すずかけ駐輪場を目指したという性格があります。これから西側ブロックが来年できて、800台の駐輪場ができる。さらに、つまびらかに申し上げられませんが、もう1カ所でも再開発の勉強会が進んでおりまして、そこでも数百台の駐輪場が収容可能となっていく可能性があるということでございます。そうした安定的に供給可能な駐輪場を1つでも多くするということについては、全力で進めておりますので、それをぜひ御理解いただきたいと思っております。


◯道路交通課長(小俣 崇君)  工事に関する広報の問題を御指摘いただきました。御指摘の点が満足のいくような広報ができなかったことに対しておわび申し上げます。今後、その趣旨を生かしまして、今何が求められているのかということを、具体的に工事の内容について近隣住民の皆様にお示しできるような形で努力していきたいと思います。よろしく御理解ください。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  部長の答弁に若干補足させていただきます。西側地区の駐輪場の台数がふえた内訳はどこにあるのかという御質問にお答えしていなかったと思います。これにつきましては、公共駐輪場自体の増に伴ったものではなく、住宅用と店舗用の台数がふえたと御理解ください。


◯委員(杉本英騎君)  西側地区のビルの中での公共部分の増加がどれだけ可能なのかわかりませんが、それも含めて今後とも御努力いただきたいと思います。終わります。


◯委員(田中順子さん)  1つは、前回の委員会のときに質疑があったんですけれども、今回、南口の再開発のところで、デッキと緑の小ひろばについての位置づけというか、利用等を含めて、たしか3月中にそれぞれ警察署との協議をして方向性をきちんと決めますというお話があったかと思いますが、その点について1点、お伺いします。
  もう1つ、先ほどの質疑の中でロンロンの改札口、車いすでも通れるようにと、皆さんからの大分長いいろいろな質疑が何回か委員会でもお話があったと思いますけれども、前回の質疑の中で、たしかロンロン側が設置しているのでというお話がありました。先ほどJRと協議をしているというお話がありましたけれども、そこのところをもう一度確認させていただきたいと思います。


◯道路交通課長(小俣 崇君)  デッキ及び緑の小ひろばの使い方ということで御質問をいただきました。この件に関しましては、組織内に委員会を設置し、また、交通管理者にもその中に入っていただきまして、昨年から5回ほど協議を重ねてまいりました。大体、交通管理者との協議はほぼ終わりまして、現在、政策法務課の方で文書の最終的なチェックに入っているところでございまして、年度内に決裁をとりたいと思っています。
  この中身としましては、広場の使い方、デッキの使い方につきましては、補助金をいただいている関係から、広場、公園という形をなしておりますけれども、これは道路法上の道路であるという位置づけになっております。市としては、基本的には道路法の枠から外した、実際の公園的なものという扱いをしたかったんですが、いずれにしても道路という形で補助金をいただいている中から、そういうことにはならないという東京都からの指摘を受けています。
  その内容としましては、市が主催する事業について、主催の場合は当然ですけれども、もう1つは、市が支援できるような行事、催し物であることが大きな原則であると、そういう趣旨でやっているところでございます。ですから、道路という性格上、市の道路管理者と交通管理者、両方の協議を仰いで申請していただくような形になるということでございます。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  ロンロンの改札について、前回の委員会で確かにJRというよりも、設置したのはロンロンですという報告をさせていただいています。その中で、基本的にはあの土地建物自体がJRの持ち物ですから、その中でロンロンが運営しているということで、市としては、やはり建物の責任者ということから、今、JRに申し入れして、改善の要求をしていると。その中でロンロンとの協議も必要になってくれば、再度ロンロンにも申し入れしようと考えているところでございます。


◯委員(田中順子さん)  1つは、今、デッキと緑の小ひろばの利用の仕方で具体的に文書化されてくると。それは利用上のマニュアル的な、大変皆さん、市民の方も含めてわかりやすい形になるんでしょうか。それと、それについての広報の仕方と言いますか、基本的に緑の小ひろばという名称から公園的なイメージが大変強くて、今、おっしゃったような道路としての取り扱いだということがまだまだわかっていないところもございます。そこについても、ある面では地域の活性化という大きな命題を持って今まで話し合いもされてきたこともあるかと思いますので、そこら辺についてもう一度確認させてください。
  それと、ロンロンの改札口です。私どもの素人目から見ますと、実際には、わきのところが約1メートル近くあいているという状況があります。これが逆に、今、おっしゃった下のところに入っていて、いろいろな意味でそれを改修するのに難しい点があるのかと。私はよくわかりませんけれども、そういうことも含めて可能であるだろうと私自身は思うんですが、その点でこのことについては、大変多くの市民の方も、何であそこはああなっているのかという大変素朴な疑問がずっとあります。ですから、そこのところについてはぜひ早急に御検討いただいて、解決していただければと思います。


◯道路交通課長(小俣 崇君)  デッキと緑の小ひろばの使い方に伴う要綱の件でございますが、これにつきましては、機会をとらえて市民の皆様にお知らせしてまいりたいと考えております。


◯まちづくり建築課長(板橋弘二君)  ロンロンの改札につきましては、引き続き市としても全力を挙げて要請していきたいと考えております。


◯委員長(後藤貴光君)  ほかに質疑はございませんでしょうか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり)
  ないようですので、これで質疑を終了いたします。
  休憩いたします。
                   午前11時14分 休憩



                  午前11時15分 再開
◯委員長(後藤貴光君)  委員会を再開いたします。
  議会閉会中継続審査申し出について、三鷹駅前地区再開発計画・事業にかかる諸問題について調査検討し、対策を講ずること、本件については、引き続き調査を行っていくということで、継続審査の申し出を行うことに御異議ございませんでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  それでは、そのように確認いたします。
  続きまして、次回委員会の日程についてですけれども、次回定例会の会期中とし、その間、必要があれば正副委員長に御一任いただくということでよろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  それでは、そのように確認いたします。
  そのほか、何かございますでしょうか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり)
  それでは、特にございませんようですので、以上をもちまして、本日の三鷹駅前再開発事業対策特別委員会を閉会いたします。
                   午前11時16分 散会