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2006/06/16 平成18年総務委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(久保田輝男君)  総務委員会を開会いたします。
 初めに休憩をとって、本日の流れの確認をしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(久保田輝男君)  委員会を再開いたします。
 休憩中に御確認をいただきました内容によりまして委員会を進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしとのことでございますので、さよう確認をさせていただきます。
 市側が入室するまでしばらく休憩いたします。
                  午前9時33分 休憩



                  午前9時34分 再開
◯委員長(久保田輝男君)  委員会を再開いたします。
 議案第39号 三鷹市公共下水道事業に係る雨水管等整備業務委託契約の締結について、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯管財課長(川出公一君)  議案第39号でございますけれども、三鷹市公共下水道事業に係る雨水管等整備業務につきまして、財団法人であります東京都新都市建設公社と随時契約を締結するというものでございます。なお、契約の金額でございますけれども、4億2,272万7,000円、これを上限といたしまして──概算契約ということで、これを上限といたしまして精算を伴うものでございます。
 以上でございます。
 業務の内容につきまして、続きまして、担当の方から説明をさせていただきます。


◯下水道課長(寺嶋信市君)  それでは、業務の内容について御報告いたします。
 1番目に実施設計及び工事の起工、工事の請負契約、それから現場施工監理、竣工検査、これに伴います地下埋設物等の移設関係業務、この6項目が今回の委託業務内容でございます。よろしくお願いいたします。
 以上、報告いたします。


◯委員長(久保田輝男君)  市側の説明は終わりました。
 本件に対する質疑をお願いいたします。


◯委員(増田 仁君)  では、契約について2点ほどお伺いしたいと思います。
 まず契約の金額の概算のもととなる業務内容の内訳ですね。どういった金額になっているか、おおよそお教え願えたらと思います。
 2点目が、今の説明であったのですが、契約の金額、概算で上限これくらいというふうにしているのですが、これは仮にですが、市で行うとした場合、金額──これは相手方が新都市建設公社ですので、それではなくて市が仮に入札をして行った場合というふうにして考えればどのぐらいになるのかなということで、以上、お伺いしたいと思います。


◯都市整備部長(田口 茂君)  私の方から2点お答えします。
 1点は内訳でございますが、整備工事費、いわゆる工事費です。これがおおよそ3億2,500万円です。それから、これに伴う事務費、10%見ておりますので3,250万円。あと、かなり細い道路でありますので地下埋設物等が布設されている可能性があります。このしゅんせつ費がおよそ6,500万円、これが内訳になっております。市で仮に全体を行うとすれば、設計を職員がみずから行うということを仮定すれば、整備工事費が請負工事費として出ていく。それから、地下埋設の工事費は同じでありますからそういう金額になっていくだろう。そういうことであります。


◯委員(増田 仁君)  わかりました。実は1点気になっているのは、この新都市建設公社という名前を聞いたときに、ふと思い出して、立川市ってそういえば何かあったなというふうに気になったもので、そういうところで随意契約という・・・・・・。でも、ほかの自治体を見ると随時契約になっているところもありますので、そういうところを考えると立川市の件ということを踏まえて随意契約ということ、市側はこれはどういうふうに考えているのか。法律でたしか随意契約にはきちんと条件が決まっていると思うのですが、その辺の絡みでもう一度お伺いしたいと思います。


◯副市長(津端 修君)  この新都市建設公社でございますけれども、御案内のように昭和36年、東京都ほか都下の6市町とで出捐して成立した公益法人でございます。立川市の件ということでございますけれども、恐らくそれは入札に当たっての談合事件のことかと思いますけれども、それは受け手としての業者側の話であって、特に新都市建設公社とのかかわりについては──新都市建設公社が発注した件ではありましたが、特に問題はなかろうというふうに判断をしております。なお、この随意契約でございますけれども、今、業務内容をお話ししましたように相手が新都市建設公社ですので、こうした委託契約というふうになりますけれども、本来これが、相手が東京都あるいはほかの市町村であれば自治法の別の、事務委託になじむような同様な契約でございまして、必然的に市が行う施工監理、設計等を含めて、また発注業務も含めて、すべてをここに委託するということでございますので、ほかに競争する──競争になじまないというふうなことから、こうしたことを専門に担当する組織として設立された公益法人である新都市建設公社に必然的に随意契約という選択を行ったということで御理解をいただきたいと思います。


◯委員(後藤貴光君)  それでは、1点だけお伺いします。今回、公社という形で、一括で随意契約という形で行うということですけれども、工事の起工から設計から請負契約、施工監理、竣工検査というような形で全部一括でお願いしているわけですけれども、マンションなどで昨年いろいろと耐震偽装の問題などもあったと思うのですけれども、この検査であったり実施設計から監理、検査まで一括でお願いしてしまうわけですよね。そのあたりでこの公社の方はこれまでの実績がありますからそれに──信頼に値するとは思うのですけれども、そのあたりについて行政の方で、市としてどういうふうな判断をしているのか。それから、万が一というのがあったときの担保というのは、最終的にはこの出資団体の東京都及び6自治体の方が持つのか、どういうふうな形になっているのか。その点だけ御確認させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯副市長(津端 修君)  ここの新都市建設公社でございますけれども、先ほど来申し上げておりますように民法の第34条の規定に基づく公益法人ということで、従前から東京都の指導・監督のもとに業務を行っている団体ということで、現在約300人近いスタッフを抱えているようでございまして、特に下水道及び区画整理あるいは造成工事等を主体とした事業を営んでいるわけでございまして、下水道等について専門職員を保有する中で事業を集中施行し、また専門技術者の集中確保によって先端的な事業と、その事業の効率的な運営を行っているということでございまして、もともとこれ、今年度が初年度でございますけれども、雨水対策につきましては本市におきましては約5年間の計画事業という想定でスタートをしているわけでございます。そうしますと相当の事業量になるわけでございますけれども、本市におきましては昭和48年に下水道を100%完成して以降、維持管理に移っているわけでございまして、今、スタッフとして十分な体制がとり得ないという中で、業務の効率的な運営を目指すという側面も持たせながら、こうしたところに委託をしていくということで、今、申し上げましたように私どもは十分この新都市建設公社が信頼に足る事業所というふうな位置づけの中で、効率的な運営も含めて委託をしていこうと考えているわけでございますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯都市整備部長(田口 茂君)  2点目の工事後の問題ですけれども、これは公社において施工、竣工検査後、2年間保証責任を持つということでございます。


◯下水道課長(寺嶋信市君)  補足しまして、工事の全体のチェックとかかわり、その関係につきまして御説明いたします。設計図書等は公社から検査印を押したものを送付していただいて確認をするということで行っていきます。それから、工事の竣工に当たっては工事の検査は市の職員も立ち会って現況確認を行うということで業務を遂行していきます。


◯委員(嶋崎英治君)  それでは、何点か質問をさせていただきます。
 先ほどの答弁で、これは本来、下水道課でもできるというふうにも理解していいのでしょうか。しかし、昨年の9月4日、大洪水があって早急に対応しなければならない。そういう意味で緊急を要するということで、こういう新たな──今までこういう契約はなかったと思うんです。しかも4億何千万円ということですから、そういう考えのもとにされたのかどうかということが1点です。
 2点目は、本年度予算案ですね。審査では千六百何十メートルというふうに示されて、予算が示されたと思います。今議案では2,000メートルというふうに提案されていますね。それはいかなる理由に基づくのかということと、今後──これで終わりではないと思いますから、何カ年で何メートルやっていくのか。それから、その都度これが随契なのかどうなのかということが2点目です。
 3点目が、昨今の契約をめぐる問題で社会的にいろいろな問題が惹起されていますよね。これは三鷹市ということではありませんけれども、2004年度の国家予算が6月9日、参議院で認定されました。参議院の決算委員長が警告として、国土交通省をめぐる契約500万円以上で工事及び業務委託で100%あるいはそれに近い数字で随意契約になっている、しかもそれが天下りというところだ、これについて何らかの具体的な改善措置を講じて本院に報告せよという異例のことだったと思うのですけれども、そういうことがありました。そういうことから考えますと、この新都市建設公社の資料で役員構成というのが示されました。理事6人(常勤3人、非常勤3人)、監事2人ということですけれども、そういう天下りとかあるいは現役の職員とかという人なのでしょうか。理事長という人はどういう人なのでしょうか。そこを教えてください。
 それから、4点目は、この新都市整備公社の入札をめぐって2001年だったと思いますが、事件があって幾つかの会社が名指しをされているということがあったと思います。三鷹市が直接これはできないですよね。新都市整備公社が改めて競争入札をやるわけですね。三鷹市でやれば、ある事件を起こしたA社はそういうことをやったのでこれは除外だと、こういうことは可能なのですけれども、そういう注文がつけられるのかどうか。新都市整備公社で入札するわけですからわかりませんから。そこらのチェックはどのようになるのでしょうか。そこを教えてください。


◯都市整備部長(田口 茂君)  4点御質問をいただきましたので、私の方からお答えいたします。
 1点目、4億なんなんとする雨水管整備事業が三鷹市でできないのかということでございますが、三鷹市は現有職員の中で通常、通年ベースでもって行っている事業が例えば区域内管渠であるとか、現在、急いでおります合流改善事業を通年ベースでやっているわけですが、これは何度も繰り返して申し上げておりますように、昨年9月4日の未曾有の集中豪雨によって雨水対策というのが、まさに緊急の課題であるということで浮上したということで、通常ベースのほかに、きょう契約案件としてお示ししている金額が上乗せになるわけです。したがって、その分を市直営でやっていこうとすると職員の問題が発生する。3人から4人の職員を増員しなければこの事業量に対応できないということになってきますので、これは非常に大変なことであるということで、先ほど来、副市長が申し上げておりますように行政代行型の公益法人として設立された新都市建設公社に委託をせざるを得ないということで考えたわけです。ちなみに、八王子市では全下水道事業量の50%、町田市では全量、100%を新都市建設公社において下水道事業として実行しているということがございます。
 次に予算の関係でございますが、千六百数十メートルというのは昨年9月4日以降、直ちに中原地区において、さきに、平成16年度に行ったシミュレーションに基づいてさらにより絞り込んで事業を実施すべきところを急ぎ取りまとめたわけでございますが、これは1,600メートル台になっていましたが、それが昨年9月、10月の段階です。これをさらに精査を加えて、さらに必要と思われる部分を加えたところ、おおむね約2,000メートルというふうに数字が若干変更になった。これは地下埋設物等の存在によっては延長が前後しますので、あくまでも概算であるということになります。
 それから、役員でございますが、職員は、先ほど副市長が申し上げたように約300人おりますが、東京都からの派遣職員が現役で18人いらっしゃるそうです。この方々はいずれ都に戻るということでございまして、そのうちの役員が8人いらっしゃいますが、東京都のOBである方は3人いらっしゃいます。理事長の方は──名指しではできませんが、理事長の方は最終職歴としては東京都知事の特別秘書をされていたというふうに記載をされております。
 それから、最後でございますが、指名停止の件でございますが、これは委員御指摘のように新都市建設公社が発注をし、入札をするわけでございますから、例えば三鷹市と同じようにこれは東京都の管理・監督のある機関でございますから、例えばそういうふうに指名停止に値する業者がいた場合には当然そのような処置をとるというふうに考えております。


◯委員(嶋崎英治君)  ちょっと答弁漏れが。延べどのぐらいになるのか、何カ年になるのかということを質問したのですけれども。


◯都市整備部長(田口 茂君)  済みません。平成16年度に行った中原地区のシミュレーション、これは頻発するスコール型の降雨に対してどう対処していくか、三鷹市の下水管のネットワーク上に何か問題がありはしないかといったようなことでもってシミュレーションをかけたわけでございますが、そこから浮上してきたのは、やはり雨水管を増強する必要があるということで、全体として計画延長は7,500メートル、事業費全体としてはおおむね約20億円ということで算出をしてございます。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。
 そうしたら概算で4億何千万円と、5年間ですから5・4・20ということでしょうか。そうすると単年度ですからその都度契約を結ぶということになってきますね。その都度、向こうで入札をするということになっていくのかと思いますけれども、概算ということの意味は、一応4億何千万円で出しますけれども、それが例えば3億5,000万円で向こうが落札した。その差額が市に返ってくる、こういうふうに1つは理解していいのかどうか、これが1つです。
 それから、OB云々ということで、わかりました。かねてからそういうOB云々ということが国で行われたようなことで事件になったというか、ありましたね。ですから、そこのところは少し気をつけていかなければいけないのかなという気がいたします。自治体からのOBなどが行くと、三鷹市のOBは行っていないと思いますけれども、そこで口ききというのでしょうか、そういうことを──なくてもそういうふうに疑われますから、そこは気をつけなければいけないところかと思いました。
 それから、資料の中に幾つかあって、その説明があるかなと思ったのですけれども、なかったのでお尋ねいたしますが、この財団法人新都市建設公社ですけれども、ここに年間受託金額、過去3年間の最高受託金額云々とありますけれども、ここの経営状況というのですか、すごくもうけているような気がするのですけれども、その辺のところは経営状況など──下水道はもちろんなのですけれども、全体としてもともと発足したのが土地を取得云々ということがあったと思うのですけれども、その辺の経営状況はどうなのでしょうか、ということです。
 それから、指名停止業者になったところについては、東京都でも当然そうするし云々ということで心配がない、三鷹市が注文をつけなくてもそういうことはきちんとやられるというふうに理解していいのかどうかです。


◯都市整備部長(田口 茂君)  これは精算払いがあるということでございますので、入札差金が発生した場合には当然それは三鷹市の方にバックされる。それから、地下埋設物の補償料も、仮にほとんどその支障となる地下埋設物がない場合には、そっくりそのままそれがバックされるということになります。
 それから、年間事業量は140億円から150億円で、これは公益法人であるから利益を求めないということでありますので、もうかっているというか、そういう言い方は・・・・・・。ただ、人件費はきちんと支払って、さらに利益を追求しないという団体でありますので、先ほど言った精算払いが発生してくるということであります。


◯総務部長(萩原幸夫君)  経営状況についてのお尋ねがありました。それから、指名停止の関連で補足をさせていただきます。
 現在、手元に持っておりますのは平成16年の決算書でありますけれども、新都市建設公社の貸借対照表を見ますと、総資産でもって912億9,481万円という貸借対照表における資産総額であります。そのうち正味資産が645億円ということでありますから、1,300万円の出資基本金に対しまして繰り越しの正味財産の増加額も相当額が蓄積をされている。つまり会社で言えば資本金の資本の分に相当するものが645億円ありますので、十分自己資本金といいますか、そういった意味で御理解をいただければ健全な公社運営がされているものと理解をしております。
 それから、業者の指名停止でありますけれども、御案内のとおり関連の法令もありまして、公共事業の適正な運営を図るためには当然談合等、一定のそういった独占禁止法違反等の事案、案件については各自治体とも──当市もそうでございますけれども、たとえほかの団体でそういうことがあったとしても、その場合には指名停止の基準を適用して、当然、不適切な業者を排除する、そして適正な業務を執行するという観点からそういう措置は──先ほど都市整備部長がお答えしましたけれども、東京都の出資団体でもありますので、当然そういうふうに適正な運用が図られるものと理解をしております。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。
 東京都の出資団体ということですから東京都の監査も直接及んできちんとされていく、こういうふうに理解してよろしいでしょうか。
 それから、せっかく副市長に御出席いただいておりますから。今回の随意契約というのはある意味では、先ほど緊急なことに対して対処する、しかも市でやったらこういうふうになってしまうということの中でここでやった方がいい。それから、一般的な競争入札をやると設計を市がやらなければならないということも含めて、ここでやることが税の使い方としても、効率性からいっても、技術的にもでしょうか、いいというふうに理解いたしましたけれども、新たな仕組みかなというふうに・・・・・・。
 経営状況がいいと。645億円ということですから三鷹市の一般会計より大きいということ、しかも単年度ごとに上げていく収益というのでしょうか、正味財産がふえていっているというようなことでちょっとびっくりしたのですけれども、今後新たな考え方の整理として──今回緊急の事態というふうに理解しますけれども、この種のこと、それだけ効率的にできるのだったら次からもというようなことも場合によってはいろいろなことであると思うので、その辺のきちんとした考え方の整理というものを理事者サイドできちんとしていただきたいと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。


◯副市長(津端 修君)  これは何も新たな制度ではないと私は理解しています。先ほども若干触れましたけれども、例えば三鷹市における井の頭ポンプ場の仕事につきましては逆に武蔵野市から委託を受けてやっています。それから、上連雀地内の道路建設についても三鷹市が武蔵野市に事務委託で整備をお願いしたという事例もあるわけです。しかしながら、この事業は相手方が財団法人であるために自治法上の事務委託の手続がとれないものですから、こうした委託という形で行うに当たっては競争になじまない、随契が妥当であろうということでこの財団法人の特殊性に着目し、また事業の内容に着目して随意契約という形をとったということでございますから、こういった仕事のやり方は前例はあるわけでございます。したがいまして、この事業について、5年間程度の期間をかけてやる事業でございます。それで一定の整備を終えるということでございますので、三鷹市は既に下水道工事、一応100%を達成している中で、雨水分流区域のさらなる整備を5年間で行おうという緊急的な工事でございますので、こうした選択をとったということでございまして、こうした制度を他の事業に広げていくとかというふうな考え方は現時点では持っておりません。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。
 今、他でも行っている──下水道事業をめぐってもたしかそうだと思うのですが、過日、後期の監査結果が議員各位に配られたんです。関連だから申し上げるのですけれども、その中で東部下水処理場、厳しい御指摘があったと思うんです。その辺については一定の改善をするようにという監査委員の意見になったと思っていますけれども、その辺はどのように受けとめて今後どうされていくのでしょうか。関連して質問させていただきます。


◯下水道課長(寺嶋信市君)  監査結果についての御答弁ですけれども、要は随意契約の、この事業所でなければ随意契約ができないということについての正確な記載がされていなかったということの中で、記載はきちんといたしますということと同時に、その監査の指摘事項については真摯に受けとめ、再度精査いたしますという、大まかにはそういう中身で御回答しています。今後もそこでなければ、将来、非常に不合理な──汚泥の搬出ということになりますと、そこのところに契約相手方が長時間、車をとめておかなければならないとか、いろいろそういう不合理がありますので、どうしてもやっていただける方がなければ、やはり同じような形での契約にならざるを得ないだろうというふうに思っておりますので、それは調査をいたしますということで御回答しております。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。
 これで終わりますけれども、そういうことを承知の上で監査は──私もそんな厳しい監査というのは今まで見たことなかったのですけれども、きちんと文書でなっていますから、そういった随意契約に対する警告というふうに受けとめますから、今後そういうことのないようにしていただきたいということと、この5年間、20億円、返ってくればそれだけ税金の有効な使い方になると思いますけれども、そういったことについても慎重に対応していただきながらやっていただきたい、こういうふうに思います。そのことを申し上げまして私の質問は終わります。


◯委員長(久保田輝男君)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、以上で本件に対する質疑を一たん終了いたします。
 休憩します。
                  午前10時06分 休憩



                  午前10時25分 再開
◯委員長(久保田輝男君)  それでは、委員会を再開いたします。
 議案の取り扱いに入らせていただきますが、議案第39号 三鷹市公共下水道事業に係る雨水管等整備業務委託契約の締結について、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論を願います。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしとのことでございますので、これより採決をいたします。
 本件を可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は可決と決定いたしました。
 休憩します。
                  午前10時26分 休憩



                  午前10時27分 再開
◯委員長(久保田輝男君)  委員会を再開いたします。
 管外視察について、本件を議題といたします。
 視察の日程、候補地について協議をさせていただきたいと思います。
 休憩します。
                  午前10時28分 休憩



                  午前10時38分 再開
◯委員長(久保田輝男君)  委員会を再開いたします。
 管外視察の視察日程につきましては、第1候補としては10月11日、12日、13日と、第2案としては第3週の10月17日、18日、19日、20日ぐらいのあたりで調整をしていくということにさせていただきます。
 また視察候補地について希望があれば6月22日までに事務局の方に連絡をいただきたいと思います。よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 では、そのように確認をさせていただきます。
 次に、所管事務の調査について、IT・地方分権と行政サービスについて、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査の申し出を行いたいと思います。これに御異議ないでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 なしとのことでございますので、さよう決定いたします。
 次回委員会の日程でございますが、6月28日とし、その間必要があれば、正副委員長に一任をいただきたいと思いますが、これについてもよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 では、そのように決定をさせていただきます。
 ほかに何か特にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 特になければ以上をもちまして本日の総務委員会を閉会いたします。御協力ありがとうございました。
                  午前10時40分 散会