■みたか議会だより第307号 第3面■  ▼三鷹市議会ホームページに戻る際には、ブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください。 ▽平成28年度決算審査報告の概要 ▼審査報告(要旨)  『平成28年度の本市の予算執行は、一般会計の歳入決算額は700億2千200万円余で、前年度比9億5 千200万円余、1.3%の減、また歳出決算額は687億3千800万円余、前年度比7億8千300万円余、1.1% の減であり、予算に対する収入率は94.9%、執行率は93.2%であった。また、歳入歳出の差し引き額 は12億8千400万円余で、翌年度への繰越財源額を差し引いた実質収支は、11億1千800万円余となった。 一方、全会計における歳入決算額は1千99億8千600万円余で、前年度比5億9千400万円余、0.5%の減、 歳出決算額は1千83億4千700万円余、前年度比4億4千万円余、0.4%の減であり、予算に対する収入率 は95.4%、執行率は94.0%となる中での執行となった。このような状況の中で、「第4次三鷹市基本 計画(第1次改定)」と各個別計画等の着実な推進、「新・三鷹市行財政改革アクションプラン2022」 の推進を市政運営の基本的な考え方に据え、「都市再生」、「コミュニティ創生」を最重点プロジェ クトとし、「安全安心」「子ども・子育て支援」「健康長寿社会」「セーフティーネット」「サステ ナブル都市」「地域活性化」「都市交通安全」の各重点プロジェクト等を推進し、「人間のあすへの まち」の実現に向けて、「高環境・高福祉のまちづくり」を進めたところである。なお、当該決算年 度における財政指標については、経常収支比率が86.8%となり、前年度との比較で2.8ポイントの増 となった。これは、市民税や固定資産税などの市税収入が増となったものの、地方消費税交付金など の都税に連動した各種交付金が減となったことにより、「経常一般財源等」が7千700万円余の減とな った一方、待機児童の解消に向けた定員拡充、介護保険事業や後期高齢者医療の特別会計への繰出金 の増など、社会保障関連経費が増となったことなどにより、「経常経費充当一般財源等」が10億7千3 00万円余の増となったことなどによるものであるが、第4次三鷹市基本計画(第1次改定)において目 標とする経常収支比率、公債費比率、人件費比率を平成28年度は全て達成したところであり、引き続 き健全な財政運営を期待するものである。本委員会は、このような状況を踏まえつつ、平成28年度に おける予算執行とその行政効果等について、鋭意審査を進めた結果、本決算議案についてはいずれも 原案を認定すべきものと決定した。』  委員会は次の附帯意見を付し、市理事者に対して、それらに十分配慮した市政の執行を要望しまし た。 ▼附帯意見 ◇一般会計〔歳入〕 1 東京都市町村総合交付金については、経営努力をしている地方交付税不交付団体に不利にならな いよう東京都に対し強く働きかけること。 ◇一般会計〔歳出〕 ◆総務費 1 大規模開発事業については、道路、小学校通学区域問題等があるため、事業者と協議し、人口増 加に伴う課題に対応するとともに、周辺住民へのより一層の丁寧な説明に努めること。 2 「太宰治文学館(仮称)」及び「吉村昭書斎(仮称)」整備事業においては、三鷹の魅力向上や にぎわいの創出、商工振興にも寄与するよう多くの市民意見を取り入れながら推進すること。 ◆民生費 1 学童保育事業については、今後の開発事業による子育て世帯の増加を見据え、保護者が安心して 働くことができるよう、民間スペース等の活用も視野に入れて早急な施設整備に努め、待機児童解消 に向けて取り組むこと。 ◆教育費 1 私立幼稚園での一時預かり事業等の子育て支援については、保育園の待機児童対策としても効果 的であり、環境整備等さらなる支援を行うこと。 2 児童数増に対応した適正な学習環境の確保に向けた取り組みについては、今後とも児童数が大幅 にふえる地域が想定されることから、通学区域の見直し等を行い、良好な学習環境の整備に努めるこ と。 ◇国民健康保険事業特別会計 1 特定健康診査受診率のさらなる向上のために、近隣自治体との実施医療機関の相互乗り入れの協 議を進めること。 ◆決算審査特別委員  委員長   石井良司  副委員長  赤松大一  伊東光則  石原 恒  伊沢けい子 白鳥 孝  栗原健治 ▼監査委員の意見 谷口監査委員(議会選出) 黒田代表監査委員  審査に付された一般会計をはじめ、各特別会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実 質収支に関する調書、財産に関する調書及び各基金の運用状況を示す書類は、法令に準拠して作成さ れており、計数に誤りはないものと認められた。  厳しい財政状況下にあって、各部の主体的な経営努力により限られた財源を有効に活用しているこ とを評価する。今後とも、事業の実施にあたっては、事業効果を検証しながら更なるコスト意識を徹 底するとともに、選択と集中による事務事業の見直し・改善を進め、限られた経営資源を真に必要な 事業に活用されたい。 ▽委員会の活動 平成29年7月から9月 ▼総務委員会 ◇8月22日  【行政報告】  四市行政連絡協議会の活動について  基金の積立状況等に関する調査について  三鷹市地域防災計画(震災編)の一部改定について  三鷹市国民保護計画の変更について ◇9月8日  【議案】  平成29年度三鷹市一般会計補正予算(第2号)  三鷹市教育センター耐震補強等工事請負契約の締結について  =以上2件、原案可決  【行政報告】  債権管理条例(仮称)の制定に向けた基本的な考え方について ◇9月28日  【行政報告】  井の頭恩賜公園内に建設する「井の頭文学施設(仮称)」に関する整備基本プラン(案)について  総務委員会審査報告書の確認について ▼文教委員会 ◇8月9日  【行政報告】  平成29年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(平成28年度分)報告書につい て  井の頭恩賜公園内に建設する「井の頭文学施設(仮称)」に関する整備基本プラン(案)について  大沢総合グラウンド夜間照明設備等整備工事説明会について ◇9月11日  【議案】  三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例  =原案可決  【行政報告】  平成30年度使用小・中学校教科用図書及び小・中学校教育支援学級用教科用図書について  ほか1件 ◇9月12日  【行政視察】  三鷹市芸術文化センター  三鷹市美術ギャラリー  共進倉庫 ◇9月28日  文教委員会審査報告書の確認について  【行政報告】  井の頭恩賜公園内に建設する「井の頭文学施設(仮称)」に関する整備基本プラン(案)について ▼厚生委員会 ◇8月7日  【行政報告】  多世代交流センター基本プランについて  北野ハピネスセンターにおける指定管理者制度導入について  母子保健モバイルサービス「ゆりかご・スマイル」の運用開始について ◇9月11日  【行政報告】  子ども・子育て支援事業計画の達成状況について  保育所等訪問支援事業の開始について ▼まちづくり環境委員会 ◇8月10日  管外視察について ◇9月12日  【議案】  三鷹市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例  三鷹市地区計画の区域内における建築物の緑化率の最低限度に関する条例の一部を改正する条例  =以上2件、原案可決  【行政報告】  駐輪場整備運営基本方針(仮称)策定の考え方について  生産緑地地区の面積要件引下げの考え方について  三鷹台駅前周辺地区のまちづくりについて ◇9月28日  まちづくり環境委員会審査報告書の確認について ▼東京外郭環状道路調査対策特別委員会 ◇9月21日  【行政報告】  北野の里(仮称)まちづくりワークショップで提案された意見の説明について  外環事業の取り組み状況について ▼調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会 ◇9月21日  【行政報告】  東京都調布市における小型機墜落航空事故調査報告書について  調布飛行場周辺地域における小型航空機墜落事故調査結果公表に関する地元3市長メッセージ  平成29年度調布飛行場諸課題検討協議会(第1回)について  武蔵野の森総合スポーツプラザの指定管理者候補者の決定について  東京都調布飛行場の離着陸状況について  味の素スタジアム輸送人員について ▼三鷹駅前再開発事業対策特別委員会 ◇9月22日  【行政報告】  三鷹駅前地区における再開発事業の状況について ▼市庁舎・議場棟等建替え検討特別委員会 ◇7月13日  【行政報告】  三鷹まちづくり総合研究所「庁舎等建替えに向けた基本的な枠組みに関する研究会」報告書につい て ◇9月22日  【行政報告】  「三鷹市庁舎等整備基本構想策定に向けた基本的な考え方」について  三鷹市庁舎等整備基本構想策定に関する今後の予定について ■三鷹市議会■ 〒181-8555 三鷹市野崎一丁目1番1号 電話 0422-44-0249 FAX 0422-45-1031 三鷹市議会ホームページ http://www.gikai.city.mitaka.tokyo.jp/ Copyright 2007 Mitaka City Assembly. All rights reserved.