■みたか議会だより第303号 第7面■  ▼三鷹市議会ホームページに戻る際には、ブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください。 ▽常任委員会管外視察  三鷹市議会では、全国の自治体で実施されている特色ある施策や先進事例を視察し、今後のまちづ くり等の参考とするため、各常任委員会で管外視察を行っています。視察の成果は、今後の委員会活 動はもとより、市行政に反映させていきます。なお、管外視察結果報告書の詳細な内容については、 市議会ホームページ「委員会の結果」ページ下部の「常任委員会管外視察結果」からご覧になれます。 ▼≪常任委員会管外視察≫ ◇総務委員会 10月5日から10月6日 松山市(愛媛県) 愛媛大学と連携した学生の防災士養成 地域防災協議会の設置による防災力の充実・強化 草津市(滋賀県) 地域経済分析システム(リーサス)を用いた政策形成に向けた分析 ◇文教委員会 10月31日から11月2日 寝屋川市(大阪府) 小学校外国語活動について 東広島市(広島県) 英語教育強化地域拠点事業について 体力向上に向けての学校における実践について 下関市(山口県) 下関市生涯学習プラザ(ドリームシップ)について ◇厚生委員会 10月24日から10月25日 尾道市(広島県) 公立みつぎ総合病院 寝たきりゼロ作戦と保健・医療・福祉の連携について 豊明市(愛知県) 地域包括ケアシステム けやきいきいきプロジェクトについて ◇まちづくり環境委員会 10月11日から10月12日 豊田市(愛知県) 豊田市低炭素社会モデル地区(とよたエコフルタウン) 一宮市(愛知県) 総合治水計画 ▼総務委員会 ◇松山市(愛媛県) ◆愛媛大学と連携した学生の防災士養成  本市では、杏林大学井の頭キャンパス開設による連携の強化及び防災力強化を図っており、その参 考とするため先進事例である松山市を視察しました。松山市では、愛媛大学と連携した実践的学生防 災リーダー育成プログラム事業により、実践力を身に付けながら即戦力となる防災リーダーを育成し ています。また、学生と市内の企業等をインターンシップによりマッチングすることで、地元への就 職を支援しています。 ◆地域防災協議会の設置による防災力の充実・強化  本市では、自主防災組織等の防災活動を推進することで市民防災力を高め、地域防災力を強化して おり、その参考とするため先進事例である松山市を視察しました。松山市では、松山市地域防災協議 会を設置しており、消防団、自主防災組織、女性防火クラブ、防火連絡協議会、愛媛大学防災情報研 究センター、市が協働することにより、地域の防災力やコミュニティ力の向上につながっています。 ◇草津市(滋賀県) ◆地域経済分析システム(リーサス)を用いた政策形成に向けた分析  本市では、ビッグデータ、オープンデータの活用について検討しており、その参考とするため先進 事例である草津市を視察しました。草津市では、庁内シンクタンク「草津未来研究所」を設立してお り、市の産業構造の調査研究において地域経済分析システム(リーサス)を活用して市の地域経済 概観と中長期的な産業振興施策についての提言を行っています。 ▼文教委員会 ◇寝屋川市(大阪府) ◆小学校外国語活動について ◇東広島市(広島県) ◆英語教育強化地域拠点事業について  本市では、小学校における英語の教科化を見据え、児童・生徒の英語力向上に取り組んでおり、そ の参考とするため先進事例である寝屋川市と東広島市を視察しました。寝屋川市では、「国際コミュ ニケーション科」を設置し、市内全小・中学校において義務教育9年間を見通した英語教育に取り組 んでいます。また、東広島市では、文部科学省による英語教育強化地域拠点事業の指定を受け、小・ 中学校及び高等学校を通じた先進的な取り組みを推進しています。 ◆体力向上に向けての学校における実践について  本市では、児童・生徒の体力・運動能力及び競技力の向上に努めており、その参考とするため先進 事例である東広島市を視察しました。東広島市では、文部科学省の指定を受けて実施した子どもの体 力向上実践事業を契機に、学校・地域・家庭が一体となった体力向上の取り組みを推進しています。 ◇下関市(山口県) ◆下関市生涯学習プラザ(ドリームシップ)について  本市では「いつでも、どこでも、だれでも、そしていつまでも」学ぶことができる生涯学習社会の 構築に向け、生涯学習活動を支援する環境整備に取り組んでおり、その参考とするため先進事例であ る下関市を視察しました。下関市では、生涯学習複合施設である生涯学習プラザを整備し、質の高い 文化や芸術、生涯学習の場を提供しています。 ▼厚生委員会 ◇尾道市(広島県) ◆公立みつぎ総合病院 寝たきりゼロ作戦と保健・医療・福祉の連携について ◇豊明市(愛知県) ◆地域包括ケアシステム けやきいきいきプロジェクトについて  本市では、高齢者一人ひとりが、いつまでも健康で生きがいを持ち住み慣れた地域で安心して生活 を送ることができる地域社会の実現をめざす「地域包括ケアシステムの構築」を基本目標に掲げてい ます。これからは介護保険サービスの充実に努め、地域で高齢者を支える仕組みづくりの早急な構築 が課題となっています。そこで、地域包括ケアシステムの構築の参考とするため、先進事例である尾 道市と豊明市を視察しました。尾道市の公立みつぎ総合病院では、行政機関である保健福祉センター を併設し、病院と行政が一体となって、保健・医療・介護・福祉サービスを提供する地域包括ケアシ ステムを実践しています。また、近くに特別養護老人ホームやデイサービスセンターなどを備えた保 健福祉総合施設群もあり、24時間365日のケア体制を実現し、重度要介護者の減少などに貢献してい ます。豊明市では、病院を運営する藤田保健衛生大学、団地を管理するUR都市機構と包括協定を締 結して、豊明団地から広がる地域包括ケアシステムを展開しています。団地内には誰もが無料で利用 できる「まちかど保健室」を開設し、住民の相談に乗り、認知症の早期発見などに貢献しています。 また、大学の学生を団地に居住させ地域活動も活発に行い、コミュニティ創生や未来の人材育成にも 成果をあげています。 ▼まちづくり環境委員会 ◇豊田市(愛知県) ◆豊田市低炭素社会モデル地区(とよたエコフルタウン)  本市では、新エコタウン開発奨励制度の活用を誘導するなど、省エネルギー対策や再生エネルギー の利用を推進し、環境負荷の少ないサステナブル都市の実現を目指しています。そこで、その取り組 みの参考とするため、先進事例である豊田市を視察しました。次世代エネルギー・社会システム実証 地域に選定された豊田市は、市民・地域・企業が共同で快適に続けられる低炭素社会を目指しており、 その取り組みの情報発信拠点として、平成24年に「とよたエコフルタウン」をオープンしました。 ◇一宮市(愛知県) ◆総合治水計画  本市では、集中豪雨による都市型水害対策として、河川改修事業や雨水貯留・浸透施設の設置を推 進しています。また、下水道再生計画に基づく下水道施設の改築及び耐震化、更に、市単独処理区で ある東部処理区の東京都流域下水道への編入に向けた取り組みなどを進めています。そこで、ハード 対策とソフト対策を組み合わせた総合的な治水対策の参考とするため、先進事例である一宮市を視察 しました。一宮市は、平成20年度に総合治水計画を策定し、浸水被害が頻発している地区の河川・水 路の改修、排水施設の整備とともに、市域全体で、校庭・公園貯留施設、公共施設の雨水流出抑制設 備の整備、民間施設への補助などを行っています。また、防災体制の充実による浸水被害軽減対策に 取り組むなど、市民と一丸となって水害に強いまちづくりを推進しています。 ■三鷹市議会■ 〒181-8555 三鷹市野崎一丁目1番1号 電話 0422-44-0249 FAX 0422-45-1031 三鷹市議会ホームページ http://www.gikai.city.mitaka.tokyo.jp/ Copyright 2007 Mitaka City Assembly. All rights reserved.