■みたか議会だより第302号 第3面■  ▼三鷹市議会ホームページに戻る際には、ブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください。 ▽平成27年度決算審査報告の概要 ▼審査報告(要旨)  『平成27年度の本市の予算執行は、一般会計の歳入決算額は709億7千500万円余で、前年度比32億5 千500万円余、4.8%の増、また歳出決算額は695億2千100万円余、前年度比33億600万円余、5.0%の 増であり、予算に対する収入率は96.4%、執行率は94.5%であった。また、歳入歳出の差し引き額は 14億5千300万円余で、翌年度への繰越財源額を差し引いた実質収支は、14億3千800万円余となった。 一方、全会計における歳入決算額は1千105億8千万円余で、前年度比64億1千500万円余、6.2%の増、 歳出決算額は1千87億8千800万円余、前年度比63億8千800万円余、6.2%の増であり、予算に対する収 入率は965%、執行率は95.0%となる中での執行となった。このような状況の中で、「「第4次三鷹市 基本計画」の第1次改定と主要な施策の着実な推進」と「行財政改革の推進」を市政運営の基本的な 考え方に据え、最重点プロジェクトの「都市再生」と「コミュニティ創生」プロジェクトとともに、 「安全安心」「子ども・子育て支援」「健康長寿社会」「セーフティーネット」「サステナブル都市」 「地域活性化」「都市交通安全」の各重点プロジェクト等を推進し「人間のあすへのまち」の実現に 向けて、高環境・高福祉のまちづくりを進めたところである。なお、当該決算年度における財政指標 については、経常収支比率が840%となり前年度との比較で2.4ポイント改善し、過去10年で最も低い 数値となった。経常経費全般の削減に向けたこれまでの事務事業総点検運動などの行財政改革の取り 組みによる成果と言える。また、第4次三鷹市基本計画(第1次改定)において見直した経常収支比率、 公債費比率、人件費比率の目標を平成27年度はいずれも達成したところであり、引き続き健全な財政 運営を期待するものである。本委員会は、このような状況を踏まえ、平成27年度における予算執行と その行政効果等について鋭意審査を進めた結果、本決算議案についてはいずれも原案を認定すべきも のと決定した。』  委員会は次の附帯意見を付し、市理事者に対して、それらに十分配慮した市政の執行を要望しまし た。 ▼附帯意見 ◇一般会計〔歳入〕  1 市町村総合交付金については、経営努力をしている地方交付税不交付団体に不利にならないよ う東京都に対し強く働きかけること。また、法人市民税の一部国税化については、地方分権の観点か らも、引き続き東京都及び東京都市長会とともに国に対して見直しを求めること。 ◇一般会計〔歳出〕 ◆総務費 1 非核・平和事業の推進に当たっては、戦後71年を経過し、戦争体験者の高齢化が進んでおり、家 族間での戦争遺物継承の困難さも指摘されているため、その保管場所についても検討すること。 2 三鷹中央防災公園・元気創造プラザの施工監理及び管理運営に当たっては、あらゆる危機を想定 し、建物・設備の安全性の確保を再確認するとともに危機管理体制の徹底を図ること。 ◆民生費 1 保育園の待機児童問題については、幼保連携等多角的な手法を用いて解消に努めること。 ◆衛生費 1 いわゆるごみ屋敷については、衛生面・環境面・火災のおそれ等の問題があるため、早急に対策 を講じること。 ◆商工費 1 都市型産業の誘致については、市外及び市内事業者の実情を踏まえ、都市計画法における地区計 画等の各制度の活用も考慮し、実効性のある条例改正を検討すること。 ◆教育費 1 児童・生徒の健全育成については、教員の資質向上を図るため研修等の充実を図るとともに、学 校・家庭・地域が一体となって取り組むこと。 2 日本の伝統・文化教育については、地域ごとの伝統・文化の特性も踏まえつつ全校において実施 できるよう努めること。 ◇下水道事業特別会計 1 東部水再生センターについては、長寿命化を可能な限り前倒しするとともに、早期の流域下水道 編入に向けて、関係団体との調整に努めること。 ◆【決算審査特別委員】  委員長   伊藤俊明  副委員長  寺井均  渥美典尚  谷口敏也  野村羊子  吉野和之  大城美幸 ▼監査委員の意見 黒田代表監査委員 赤松監査委員(議会選出)  審査に付された一般会計をはじめ、各特別会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実 質収支に関する調書、財産に関する調書及び各基金の運用状況を示す書類は、法令に準拠して作成さ れており、計数に誤りはないものと認められた。  依然として厳しい財政状況下にあって、「対話による創造的事業改善」や創意工夫により経費の増 額を伴わないサービス拡充を行うなど、経営努力を継続していることを評価する。今後とも、事業の 実施にあたっては、絶えず原点に立ち返った評価・検証を行うとともにコスト意識を持ち、最小の経 費で最大限の成果を得るよう取り組まれたい。 ▽委員会の活動 平成28年7月から9月 ▼総務委員会 ◇8月8日  【行政報告】  「科学キッズフェス!2016」の実施について  三鷹中央防災公園・元気創造プラザの施設整備と開設準備の進捗状況等について ◇9月9日  【議案】  平成28年度三鷹市一般会計補正予算(第3号)  平成28年度三鷹市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)  三鷹市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例  三鷹市組織条例の一部を改正する条例  建物明渡請求調停に係る和解について  =以上5件、原案可決  【行政報告】  日本無線三鷹製作所敷地の一部取得について  三鷹中央防災公園・元気創造プラザ各施設の条例施行規則案について ◇9月30日  総務委員会審査報告書の確認について ▼文教委員会 ◇8月8日  【行政報告】  平成28年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(平成27年度分)報告書につい て  平成27年度に発生した三鷹市立小・中学校における体罰等の実態について ◇9月12日 【議案】  三鷹市生涯学習審議会条例  =原案可決 【行政報告】  三鷹市生涯学習センター条例施行規則(案)について  三鷹市市民体育施設条例施行規則(案)について ◇9月30日  文教委員会審査報告書の確認について ▼厚生委員会 ◇8月22日  【行政報告】  平成28年度臨時福祉給付金等について  国有地を活用した介護施設の整備について ◇9月13日  【議案】  三鷹市多世代交流センター条例  =原案可決  【行政報告】  三鷹中央防災公園・元気創造プラザ関係規則について  介護ロボット等導入支援事業について  三鷹市における子育て世代包括支援センター機能の確保について  子ども・子育て支援事業計画の達成状況について  公有地(高山保育園跡地)活用型保育所整備事業について  連雀学園学童待機児童解消に向けた取り組みについて  教育・保育施設等の保育料の改正について ◇9月30日  厚生委員会審査報告書の確認について ▼まちづくり環境委員会 ◇8月8日  管外視察について ◇9月13日  【行政報告】  三鷹中央防災公園条例施行規則(案)について  三鷹都市計画道路事業3・4・11号北野仙川線用地説明会の開催結果について  小金井市の可燃ごみ処理支援について  日本無線株式会社三鷹製作所跡地(C地区)への移転希望等調査の実施について ▼東京外郭環状道路調査対策特別委員会 ◇7月12日  【行政視察】  中央ジャンクション(仮称)予定地(市内)、東名ジャンクション予定地(世田谷区)  【行政報告】  東京外環 用地取得の状況について(平成28年7月一部訂正) ◇9月26日  【行政報告】  北野の里(仮称)まちづくりワークショップについて  外環事業の取り組み状況について  三鷹都市計画道路事業3・4・11号北野仙川線用地説明会の開催結果について ▼調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会 ◇9月23日  【行政報告】  平成28年度調布飛行場諸課題検討協議会について  東京都調布飛行場の使用に係る同意書について  航空事故調査報告書(一部抜粋)について(平成26年10月12日調布飛行場小型機胴体着陸)  東京都調布飛行場の離着陸状況について  味の素スタジアム輸送人員について ▼三鷹駅前再開発事業対策特別委員会 ◇9月23日  【行政報告】  三鷹駅前地区における再開発事業の状況について ▼本会議のインターネット配信  本会議の生中継と録画中継のインターネット配信を行っています。生中継は、原則としてその日の 会議が始まる10分前から会議が終了するまでの間、録画中継は、原則としてその日の会議の終了から 24時間後(土曜日、日曜日及び国民の祝日等を除く)から開始し、定例会は次回の定例会の前日まで の間、臨時会はその臨時会閉会後に開催される定例会の次回定例会の前日までの間、ご覧になれます。  詳しくは三鷹市議会ホームページの「本会議中継」のページをご覧ください。 ■三鷹市議会■ 〒181-8555 三鷹市野崎一丁目1番1号 電話 0422-44-0249 FAX 0422-45-1031 三鷹市議会ホームページ http://www.gikai.city.mitaka.tokyo.jp/ Copyright 2007 Mitaka City Assembly. All rights reserved.