■みたか議会だより第298号 第3面■  ▼三鷹市議会ホームページに戻る際には、ブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください。 ▽平成26年度決算審査報告の概要 ▼審査報告(要旨)  『平成26年度の本市の予算執行は、一般会計の歳入決算額は677億2千万円余で、前年度比29億7千 万円余、4.6%の増、歳出決算額は662億1千500万円余、前年度比29億1千600万円余、4.6%の増であ り、予算に対する収入率は95.3%、執行率は93.2%であった。また、歳入歳出の差し引き額は15億40 0万円余で、翌年度への繰越財源額を差し引いた実質収支は13億7千400万円余となった。一方、全会 計における歳入決算額は1千41億6千500万円余で、前年度比36億500万円余、3.6%の増、歳出決算額 は1千23億9千900万円余、前年度比35億3千200万円余、3.6%の増であり、収入率は95.5%、執行率は 93.9%となった。こうした中で、「「第4次三鷹市基本計画」の着実な推進と「協働」の継続が切り 拓く次なるステージ」、「社会経済情勢の変化に耐える自治体経営基盤の強化」を市政運営の基本的 な考え方に据え、最重点プロジェクトの「都市再生」と「コミュニティ創生」プロジェクト、緊急プ ロジェクトの「危機管理」プロジェクトとともに、「子ども・子育て支援」「健康長寿社会」「セー フティーネット」「サステナブル都市」「地域活性化」「都市交通安全」の各重点プロジェクト等を 推進し、「人間のあすへのまち」の実現に向けて、「高環境・高福祉のまちづくり」を進めたところ である。なお、当該決算年度における財政指標については、経常収支比率が86.4%となり、前年度と の比較で5.5ポイント改善し、5年ぶりに80%台となった。これは、一部法人の業績回復などによる法 人市民税の増や地方消費税率の引き上げなどの影響による地方消費税交付金の増などにより、「経常 一般財源等」の増が「経常経費充当一般財源等」の増を上回ったことに加え、行財政改革の取り組み の成果と言える。今後、第4次三鷹市基本計画の第1次改定を見据え、引き続き健全な財政運営を期待 するものである。本委員会は、このような状況を踏まえつつ、平成26年度の予算執行とその行政効果 等について審査を進めた結果、本決算議案についてはいずれも原案を認定すべきものと決定した。』  委員会は次の附帯意見を付し、市理事者に対して、それらに十分配慮した市政の執行を要望しまし た。 ▼附帯意見 ◇一般会計〔歳出〕 ◆総務費 1 社会保障・税番号制度における個人番号のセキュリティーの確保に当たっては、全国民を対象に した全くの新制度であり、また、外部への委託等を行うこともあることから、個人情報の漏えい、不 正使用等を防ぐために一層の安全性の確保に万全を期すること。 ◆民生費 1 子ども・子育て支援新制度については、施設・事業者等の意見を酌み取り、さらなる連携強化に 努めること。 2 生活保護受給者については、ケースワーカーや就労支援員の増員も視野に入れ、引き続き適切な 就労指導・自立支援等を行い、社会参加を促進させること。 ◆衛生費 1 各種がん検診や予防接種事業の実施に当たっては、生命や健康に直結する事業であることから、 関係機関の専門的知見を活用し、積極的に取り組むこと。 ◆商工費 1 都市型産業誘致促進事業については、民学産公のノウハウを駆使し、さらなる企業誘致に努める こと。 ◆土木費 1 コミュニティバス既存路線の見直しについては、交通不便地域解消のため、早急に取り組み、全 市的な利便性の向上を図ること。また、オンデマンド交通導入についても、先進市の事例等を研究・ 分析し、引き続き取り組むこと。 ◇下水道事業特別会計 1 東部水再生センターについては、施設改良事業を都市再生及び危機管理事業の最優先課題とし、 廃止を前提に早期に流域下水道へ編入するよう、引き続き東京都及び関係市に強く働きかけること。 ◇介護保険事業特別会計 1 第六期介護保険事業計画を実施する中で、要支援者に対する新しい介護予防事業をこれまでのサー ビスより低下しないよう努めること。 ◆決算審査特別委員  委員長   土屋健一   副委員長  寺井 均  加藤浩司  渥美典尚  石原 恒  嶋崎英治  栗原健治 ▼監査委員の意見  赤松監査委員(議会選出)  黒田代表監査委員  審査に付された一般会計をはじめ、各特別会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実 質収支に関する調書、財産に関する調書及び各基金の運用状況を示す書類は、法令に準拠して作成さ れており、計数に誤りはないものと認められた。  厳しい財政状況下にあって、予算の執行は概ね適正に行われており、経営努力により限られた財源 を有効に活用して、計画した諸事業が順調に実施できたことは評価するところである。今後とも、事 務・事業の実施、予算の執行に当たっては、目的、効果を明確にするとともに、常にコスト意識をも ち、最小の経費で最大限の成果を得るよう努力されたい。 ▽委員会の活動 平成27年7月から9月 ▼総務委員会 ◇8月19日  【請願】  「新川防災公園・多機能複合施設」(仮称)に設置される保育室での保育の運営は現状どおり「市 の直営」とすることについて=継続  【行政報告】  調布飛行場付近における航空機事故について  「新・三鷹市行財政改革アクションプラン2022(仮称)」の概要について ◇9月8日、9日  【議案】  新川防災公園(仮称)の公園施設等の取得に係る予定価格の変更について  平成27年度三鷹市一般会計補正予算(第2号)  三鷹市特定個人情報保護条例  三鷹市個人情報保護条例の一部を改正する条例  三鷹市手数料条例の一部を改正する条例  三鷹市常勤の特別職職員の給与及び旅費支給条例の一部を改正する条例  三鷹市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例  調停の申立て等について=以上8件、原案可決  【請願】  消費税増税の中止を求めることについて=不採択 【行政報告】  「各部の運営方針と目標」(平成27年度)について=企画部、総務部、市民部  「新・三鷹市行財政改革アクションプラン2022(仮称)」骨格案について  男女平等参画のための三鷹市行動計画2022の改定について  調布飛行場付近における航空機墜落事故に係る住民説明会開催結果について  平成27年国勢調査の概要について  社会保障・税番号制度の今後の取り組みについて  個人番号カードに係る申請受付等の特設窓口の開設について     ◇9月30日  総務委員会審査報告書の確認について ▼文教委員会 ◇8月4日  【行政報告】  平成27年度第1回三鷹市総合教育会議について  平成27年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(平成26年度分)報告書につい て  図書館システムの更新に伴う休館とサービスの充実について ◇9月10日  【行政報告】  「各部の運営方針と目標」(平成27年度)について=企画部、生活環境部、教育部  平成28年度使用小・中学校教科用図書及び小・中学校教育支援学級用教科用図書について ▼厚生委員会 ◇8月19日  【行政報告】  臨時福祉給付金について  生活困窮者自立支援制度について  三鷹市優先調達実績等について  平成28年4月開設予定保育施設  次世代育成支援行動計画(後期計画)目標事業量の達成状況 ◇9月9日  【議案】  三鷹市心身障がい者福祉手当条例の一部を改正する条例=原案可決  【行政報告】  「各部の運営方針と目標」(平成27年度)について=市民部、生活環境部、健康福祉部、子ども政 策部  三鷹市健康福祉総合計画2022の改定に向けた検討状況(中間報告)について ◇9月30日  厚生委員会審査報告書の確認について ▼まちづくり環境委員会 ◇8月3日  管外視察について ◇9月8日  【行政報告】  「各部の運営方針と目標」(平成27年度)について=生活環境部、都市整備部  「三鷹市土地利用総合計画2022」第1次改定の基本的な考え方について  「三鷹市緑と水の基本計画2022」第1次改定の基本的な考え方について  「三鷹市交通総合協働計画2022」第1次改定の基本的な考え方について  「三鷹駅前地区再開発基本計画」改定の基本的な考え方について  赤鳥居通り駐輪場の運営再開について  「三鷹市環境基本計画2022」の改定について  「三鷹市ごみ処理総合計画2022」の策定について  「三鷹市産業振興計画2022」の改定について  「三鷹市農業振興計画2022(改定)」の改定について ▼東京外郭環状道路調査対策特別委員会 ◇9月18日  【行政報告】  北野の里(仮称)まちづくり方針(素案)について  外環整備に伴う安全・安心のまちづくり連絡協議会(平成27年度第2回)について  外環事業の取り組み状況について ▽「声の議会だより」をご利用ください  三鷹市議会では、目の不自由な方を対象に、本紙の内容をカセットテープ及びデイジー版CDに録 音した「声の議会だより」を発行しています。ご希望の方に郵送でお届けしていますので、ご利用く ださい。  また、お知り合いで希望する方がいらっしゃいましたら、議会事務局をご案内ください。 ■三鷹市議会■ 〒181-8555 三鷹市野崎一丁目1番1号 電話 0422-44-0249 FAX 0422-45-1031 三鷹市議会ホームページ http://www.gikai.city.mitaka.tokyo.jp/ Copyright 2007 Mitaka City Assembly. All rights reserved.