■みたか議会だより第286号　第2面■
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▽第1回定例会　可決した議案
▼市長提出議案
◇条例
◆三鷹市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例
　職員の任期を定めた採用及び任期を定めて採用された職員の給与の特例に関し、必要な事項を定め
るものです。
◆三鷹市新型インフルエンザ等対策本部条例
　三鷹市新型インフルエンザ等対策本部に関し必要な事項を定めるものです。
◆三鷹市介護保険法に基づく事業及び施設の人員、設備及び運営の基準等に関する条例
　指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスの事業及び施設の人員、設備及び運
営に関する基準等を定めるものです。
◆三鷹市工場立地法に基づく緑地面積率等を定める地域準則条例
　工場立地法の一部改正に伴い、法準則に代えて適用すべき市準則を定めるものです。
◆三鷹市道における道路構造及び道路標識等に関する条例
　市道における道路構造の技術的基準、道路標識の寸法及び移動等の円滑化のために必要な構造に関
する基準を定めるとともに、市道に附属する自転車駐車場に設ける標識について必要な事項を定める
ものです。
◆三鷹市における平和施策の推進に関する条例の一部を改正する条例
　基金の処分対象を見直すとともに、規定を整備するものです。
◆三鷹市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例
　顧問弁護士の報酬月額を改めるとともに、区分を新たに設けるほか、学校医、学校歯科医及び学校
薬剤師の区分を新たに設けるものです。
◆三鷹市国際交流基金条例及び三鷹市文化基金条例を廃止する条例
　基金設置目的事業の廃止等を受けて、三鷹市国際交流基金条例及び三鷹市文化基金条例を廃止する
ものです。
◆三鷹市市税条例の一部を改正する条例
　三鷹市下水道条例の規定に基づいて、新たに設置した除害施設に係る固定資産税の課税標準の特例
割合を4分の3とするものです。
◆三鷹市手数料条例の一部を改正する条例
　低炭素建築物新築等計画認定（変更認定）事務に係る手数料、社会福祉法人に関する証明事務に係
る手数料及び道路境界確定図等の写しの交付事務に係る手数料を定めるとともに、規定を整備するも
のです。
◆三鷹市立児童遊園条例の一部を改正する条例
　調布保谷線の道路事業の進捗に伴い、東京都に用地を返還する必要が生じたので、上連雀通北児童
遊園を廃止するものです。
◆三鷹市福祉住宅条例及び三鷹市営住宅条例の一部を改正する条例
　公営住宅法の一部改正に伴い、入居収入基準額等の入居者資格及び福祉住宅、市営住宅等の整備基
準を定めるものです。
◆三鷹市立保育園設置条例の一部を改正する条例
　都営住宅の建て替えに伴う新園舎への移転のため、三鷹市立南浦西保育園の位置の変更を行うもの
です。
◆障害者自立支援法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例
　障害者自立支援法の一部改正に伴い、関係条例の用語の整理を行うものです。
◆三鷹市道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例
　電柱、電話柱等に係る占用料を改めるほか、水管、下水道管等を除く施設・物件等に係る占用料を
改めるものです。
◆三鷹市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
　「大沢三丁目環境緑地整備地区地区計画」の区域拡大に伴い、同地区地区整備計画区域について、
壁面の位置の制限の特例を定めるものです。
◆三鷹市都市公園条例の一部を改正する条例
　都市公園の配置及び規模に関する基準並びに特定公園施設の設置に関する基準を定めるものです。
◆三鷹市自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例
　「しろがね第2駐輪場」を新設するとともに、「さくら通り第3駐輪場」の名称を「しろがね第1駐
輪場」に変更するものです。
◆三鷹市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例
　普通退職の場合と定年退職等の場合の退職手当の支給率を統合し、現行、普通退職の場合50月、定
年退職等の場合59. 2月としている最高支給額を45月に引き下げるとともに、退職手当の調整額の点
数を見直すほか規定を整備するものです。

◇補正予算
◆平成24年度三鷹市一般会計補正予算（第6号）
　歳入歳出予算の総額に、それぞれ19億6千245万4千円を追加し、総額を694億9千443万4千円とする
とともに、繰越明許費の設定と地方債の補正を行うものです。主な内容は、歳出予算では、各款にお
いて、職員人件費その他の減額や基金の積立金の増額などを行うものです。
◆平成24年度三鷹市後期高齢者医療特別会計補正予算（第1号）
　歳入歳出予算の総額に、それぞれ808万8千円を追加し、総額を34億717万円とするものです。これ
は、後期高齢者の健康診査の受診者数の増に伴うものです。

◇当初予算
◆平成25年度三鷹市一般会計予算
◆平成25年度三鷹市国民健康保険事業特別会計予算
◆平成25年度三鷹市下水道事業特別会計予算
◆平成25年度三鷹市介護サービス事業特別会計予算
◆平成25年度三鷹市介護保険事業特別会計予算
◆平成25年度三鷹市後期高齢者医療特別会計予算
※以上6件の予算議案については3面に関連記事掲載

◇その他
◆しろがね第2駐輪場の指定管理者の指定について
　しろがね第2駐輪場の指定管理者に株式会社まちづくり三鷹を指定するものです。指定期間は5年間
です。
◆市道路線の認定及び変更について
　市道路線1件を認定し、4件を変更するものです。

▼議員提出議案
◇規則・条例
◆三鷹市議会会議規則の一部を改正する規則
　地方自治法の一部改正に伴い、本会議における公聴会の開催及び参考人の招致に関し必要な事項を
定めるとともに、規定を整備するものです。
◆三鷹市議会委員会条例の一部を改正する条例
　地方自治法の一部改正に伴い、常任委員の所属及び特別委員の在任期間について定めるとともに、
規定を整備するものです。
◆三鷹市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例
　地方自治法の一部改正に伴い、政務活動費を充てることができる経費の範囲等を定めるとともに、
規定を整備するものです。
◆公聴会参加者等の実費弁償条例の一部を改正する条例
　地方自治法の一部改正に伴い、規定を整備するものです。

◇意見書・決議（要旨）
◆ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症の診断・治療の推進を求める意見書
　脳脊髄液減少症とは、交通事故、スポーツ外傷等、頭頸部や全身への衝撃により、脳脊髄液が漏れ
続け、頭痛、首・背中の痛み、視力低下、思考力低下等のさまざまな症状が複合的に発症する疾病と
言われている。平成23年度の厚生労働省研究班による報告書に、「交通事故を含め外傷による脳脊髄
液の漏れは決してまれではない」と明記され、医学界の常識を覆す結果となった。さらに、脳脊髄液
減少症の一部である「脳脊髄液漏出症」の画像診断基準が定められ、昨年5月に、治療法である硬膜
外自家血注入療法（いわゆるブラッドパッチ療法）が「先進医療」として承認され、平成26年度の保
険適用を目指し、治療基準づくりが開始された。よって、本市議会は、国会及び政府に対し、左記の
事項について適切な措置を講じられるよう強く要望する。1、ブラッドパッチ療法の治療基準を速や
かに定め、平成26年度に保険適用とすること。2、「脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する研
究」を平成25年度以降も継続し、「診療ガイドライン」の早期作成とともに、子どもに特化した研究
及び周辺病態の解明を行うこと。3、脳脊髄液減少症の実態調査を実施し、患者・家族に対する相談
及び支援体制を確立すること。4、ブラッドパッチ療法に関する「先進医療」認定施設を各都道府県
に最低1カ所設けること。
◇朝鮮民主主義人民共和国の核実験に抗議する決議
　朝鮮民主主義人民共和国が3度目となる核実験を強行した。今回の挑発的行為は、1月22日に全会一
致で採択された安保理決議2087号を初めとする一連の国連安保理決議に明確に違反するものであると
ともに、日朝平壌宣言や平成17年9月の六者会合共同声明にも違反するものである。これらの状況を
踏まえ、国連安全保障理事会で、3月8日に決議第2094号が全会一致で採択された。朝鮮民主主義人民
共和国が、国際社会が繰り返し示している強い警告と非難を真摯に受けとめるよう、今後、政府は他
の国々と連携して、この安保理決議が誠実かつ完全に実施されて、実効性のあるものとすべく、さら
なる外交努力を行うことを強く求める。また拉致問題に関し、朝鮮民主主義人民共和国が、平成20年
に合意した調査のやり直しにいまだ着手していないなど、具体的行動による進展がないことなども勘
案しつつ、政府は、朝鮮民主主義人民共和国に対する我が国独自の措置の徹底を図るとともに、追加
的な措置についても検討すべきである。よって、世界連邦都市宣言及び非核都市宣言を行い、平和施
策の推進に関する条例を制定している本市議会は、朝鮮民主主義人民共和国に対し、同国が実施した
核実験に強く抗議するとともに、今後の核実験の中止と核兵器の廃絶を行うよう強く求める。同時に、
政府に対し、今回の朝鮮民主主義人民共和国の核実験及び先般のミサイル発射の状況を踏まえ、今後
とも、国家の防衛と国民・市民の安全確保のための施策の一層の充実に万全を尽くすことを強く求め
る。


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