■みたか議会だより第285号 第7面■  ▼三鷹市議会ホームページに戻る際には、ブラウザの「戻る」ボタンでお戻りください。 ▽常任委員会管外視察  三鷹市議会では、全国の自治体で実施されている特色ある施策や先進事例を視察し、今後のまちづ くり等の参考とするため、各常任委員会で管外視察を行っています。視察の成果は、今後の委員会活 動はもとより、市行政に反映させていきます。なお、管外視察結果報告書の詳細な内容については、 市議会ホームページ「委員会の結果」ページ下部の「常任委員会管外視察結果」からご覧になれます。 ▼≪常任委員会管外視察≫ ◇総務委員会 10月9日から10月10日  盛岡市(岩手県) 盛岡市地域防災計画  宇都宮市(栃木県) 公金徴収一元化 ◇文教委員会 10月31日から11月1日  西宮市(兵庫県) 学校における防災力向上の取り組み  尾道市(広島県) 歴史文化基本構想  倉敷市(岡山県) 倉敷市立倉敷支援学校 ◇厚生委員会 10月25日から10月26日  釧路市(北海道) 生活保護自立支援プログラム  北見市(北海道) 共生型施設整備事業の取り組み ◇まちづくり環境委員会 10月18日から10月19日  倉敷市(岡山県) 倉敷市景観計画及び都市景観条例  京都府 けいはんなエコシティ推進事業 ▼総務委員会 ◇盛岡市(岩手県) ◆盛岡市地域防災計画  本市では、平成24年3月に確定した第4次三鷹市基本計画で、東日本大震災における諸課題を踏まえ た「危機管理」が緊急プロジェクトに位置付けられています。今年度は「危機管理」の取り組みとし て、防災力の一層の強化を図り首都直下地震等への備えを強化するため「三鷹市地域防災計画」の本 格改定を進めています。改定に当たっては、女性・高齢者・障がい者など多様な市民の視点を反映さ せるとともに、災害対策本部初動態勢の強化、市民への情報連絡体制の強化などが課題となっていま す。そこで、今後の地域防災計画のあり方を検討するに当たり、東日本大震災で明らかになった課題 等を踏まえた地域防災計画改定の取り組みについて視察しました。 ◇宇都宮市(栃木県) ◆公金徴収一元化  本市では、平成24年3月に確定した「行財政改革アクションプラン2022」で、市債権管理の適正化 と効率的な収納体制の確立が最重点課題に位置付けられています。市税、国民健康保険税、後期高齢 者医療保険料、介護保険料、保育所保育料等を初めとする市の債権について、債権管理の適正化を推 進するとともに、より効率的な収納体制を確立するため、庁内に「債権管理・回収検討プロジェクト チーム」を設置し、債権管理の基準整備、未収金の効果的な徴収体制、給付時の条件整備及び管理シ ステムの構築等の検討を進めています。そこで、今後の市債権管理の適正化と収納体制のあり方を検 討するに当たり、「公金徴収一元化」の取り組みについて視察しました。 ▼文教委員会 ◇西宮市(兵庫県) ◆学校における防災力向上の取り組み  本市では、災害に強いまちづくりの推進の一環として、学校活動(教育活動)の早期復旧を実現し、 児童・生徒の安全安心を確保するため、学校分野に関する事業継続計画(震災編)の策定と、そのた めの体制整備に取り組むとともに、PTAやおやじの会など小・中学校を核として活動している団体・ 組織の防災活動を推進することで、自主防災組織の活性化と地域の防災化施策の推進に努めています。 そこで、阪神・淡路大震災の経験から防災に対する取り組みを推進している西宮市を視察しました。 ◇尾道市(広島県) ◆歴史文化基本構想  本市では、芸術・文化のまちづくり推進の一環として、市民、事業者・関係団体等との協働により、 地域の文化財を管理・活用していくための仕組みづくりや児童・生徒を対象に、地域の文化財につい て学習できる体験学習や展示会等に取り組んでいます。そこで、地域文化財の保護と活用に係る効果 と課題を把握するため、尾道市の取り組みについて視察しました。 ◇倉敷市(岡山県) ◆倉敷市立倉敷支援学校  本市では、平成24年3月に三鷹市教育支援プラン2022を新たに策定し、障がいのある子もない子も 学校・家庭・地域の力を得て、次代を担う人として心豊かに育っていくための教育支援(特別支援教 育)を推進しています。そこで、教育支援(特別支援教育)の取り組みに係る効果と課題を把握する ため、倉敷市立倉敷支援学校の取り組みについて視察しました。 ▼厚生委員会 ◇釧路市(北海道) ◆生活保護自立支援プログラム  本市では、生活保護受給者に対する自立支援を総合的、組織的に実施するため、自立支援プログラ ムに基づき、就労を初め社会生活及び日常生活の自立支援を促進しています。特に、就労支援につい て、生活保護受給者の就労による経済的自立を目指し、就労支援担当地区担当員及び就労支援員とハ ローワークとの連携により、新規就労者数の増加に取り組んでいます。また、年金・資産調査を行う 自立支援員による年金受給権の確認や申請支援などを行い、生活保護の適正運用にも努めています。 そこで、生活保護自立支援事業のあり方を検討するに当たり、ボランティア活動等を通じ受給者の居 場所づくり等に取り組んでいる釧路市生活保護自立支援プログラムについて視察しました。 ◇北見市(北海道) ◆共生型施設整備事業の取り組み  本市では、障がい者の自立支援の推進を図るため、社会福祉法人が建設する日中活動の場への施設 整備補助や障がい者の自立の一つである就労について就労支援センターを設置し支援を行っています。 また、高齢者向け小規模多機能型居宅介護施設整備補助や地域サロン活動などの居場所づくり事業、 見守り・支え合いの仕組みづくり等の活動への支援にも取り組んでいます。そこで、高齢者・障がい 者等の支援のあり方を検討するに当たり、障がい者、高齢者、子どもに対し、一体的にサービスを行 う事業の拠点となる共生型施設整備事業の取り組みについて視察しました。 ▼まちづくり環境委員会 ◇倉敷市(岡山県) ◆倉敷市景観計画及び都市景観条例  本市では、景観法に基づく三鷹市景観づくり計画2022の策定に取り組み、調和のとれたまち並みの 実現、住環境の質や地域力等の向上を図り、住み続けたい、住んでみたいと思うまちづくりを目指し ています。また、本計画の内容を適切に具現化するため、三鷹市景観条例を制定し、景観に係る形態 意匠等の誘導や市民主体の景観づくりへの支援を行い、市民との協働による景観づくりを進めていま す。そこで、景観づくりを初めとする本市の地域特性を生かしたまちづくりの参考とするため、先進 事例である倉敷市の景観行政の取り組みについて視察しました。 ◇京都府 ◆けいはんなエコシティ推進事業  本市では、平成24年3月に策定された第4次三鷹市基本計画の重点プロジェクトの一つである「サス テナブル都市プロジェクト」において、次代の環境都市へとつながる新たな環境施策の展開を目指し ています。その具現化に向けた取り組みとして、平成24年度より「エコタウン新川一丁目地区」事業 による環境に配慮したまちづくり等を進めています。そこで、本市の高環境で高品質な住環境確保の 取り組みの参考とするため、先進事例である京都府のけいはんなエコシティ推進事業の実践と検討に ついて視察しました。 ※サステナブル都市:持続可能な都市のこと。「環境問題」「経済の活性化」「社会問題の解決」な ど、個別ではなく「統合的」に包含して都市の持続可能性を重視するものです。 ■三鷹市議会■ 〒181-8555 三鷹市野崎一丁目1番1号 電話 0422-44-0249 FAX 0422-45-1031 三鷹市議会ホームページ http://www.gikai.city.mitaka.tokyo.jp/ Copyright 2007 Mitaka City Assembly. All rights reserved.